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港湾業務用語集-C-
最終更新日 2024年8月5日
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-あ- -か- -さ- -た- -な- -は- -ま- -や- -ら- -わ-
-C-
- C&F(Cost and Freight)
- CIFの変形として海上保険(insurance)を買い手自らが手配し、保険料を省いた貿易取引の基本条件。(参)CIF、FOB
- cabotage
- カボタージュ
- CAF(Currency Adjustment Factor)
- 海上運賃の構成要素。通貨変動による船社の損失をhedgeするためのもので、積み地国別にその都度変動がある。
- CAJEA(Coucil of All Japan Exporter’s Association)
- 全日本輸出組合協議会。31の業種別輸出組合からなる団体。メンバーの共通利益にかかる問題についての意見調整や情報交換を行う。
- Call Sign
- コール・サイン
- cancel
- キャンセル、取消し
- canvasser
- キャンバザー(船会社などの集荷係)
- CAPTAIN(Character And Pattern Telephone Access Information Network System)
- 文字図形情報ネットワークシステム。中央の記憶装置に集められた情報から必要なものを、電話で呼び出して文字と図形でテレビに映す方式。
- captain
- 船長、master、skipperなどとも呼ぶ
- care mark
- 注意マーク(貨物の容器に書く荷印しの一種)
- cargo
- 貨物
- cargo board
- 貨物を載せる板
- cargo capacity plan
- 載貨容積図(本船各船艙の貨物用の容積を記載した図面で、積荷計画に用いる)
- cargo clause
- 積荷保険約款
- cargo damage survey
- 貨物損害鑑定
- cargo handling equipment
- 荷役装置
- cargo insurance
- 貨物保険
- cargo light(lamp)
- カーゴ・ライト(荷役用照明灯)
- cargo net
- save allとも言う。(貨物の海没防止のため、舷側と岸壁の間に張る網)
- cargo operation
- 荷役作業
- cargo policy
- 積荷保険証券
- cargo sling
- カーゴ・スリング(荷役用の各種吊具)
- carpenter
- カーペンター、大工
- carrier
- 運送業者
- carton box
- カートン(ボール紙の箱で、雑貨など軽いものを入れる)
- casing
- 包装、(機械などの)囲い、又はわく
- cast
- 鋳物
- cat walk
- キャット・ワーク(甲板積み貨物の上に通行の安全のため仮設する通路)
- C/B(Charter Base)
- 船の運航損益の指標。本船1航海における運賃収入より運航経費を差し引いた運航損益を、30日、1載貨重量トンあたりに表現したもの。
- CBR(Commodity Box Rate)
- 品目別ボックスレートのこと。1本のコンテナに単一商品が入っている場合、品目別に設定されたボックスレートのこと。(参)FAK
- CBU(Complete Built Up)
- 完成品。通常、完成車のことを指す。
- CD(Cash Dispenser)
- 現金支払機。
- CD(Negotiatable Certificate of Deposit)
- 譲渡性(定期)預金。Cash Dispenserと区分するため、銀行関係者は、NCDと呼ぶこともある。
- CDIT(Coastal Development Institute of Technology)
- (財)沿岸技術研究センターの英文名。昭和58年9月に設立された国土交通省所管の財団法人。
- CDS(Construction Differential Subsidy)
- 建造差額補助。1936年の米商船法に定められ、以来、ODSと並び米国海事産業助成の重要な柱の一つであったが、1982年予算から休止状態にある。
- certificate
- 証明書
- certificate of origin
- 原産地証明書
- CFS(Container Freight Station)
- LCL貨物の受渡し、保管、コンテナへの積み込み及び取り出し作業を行う施設をいう。
- charter party
- 傭船契約書(他の船会社から船を借りるときに、条件を決めて取り交わす契約書)
- chassis
- シャーシ(コンテナを運搬する被けん引用の台車)
- CHC
- オフドックを中心としてからコンテナにかかるLO/LO、蔵置、横もち等の費用の一部を補填するため、船社又は同盟・協定が課徴しているチャージ。コンテナ貨物の取扱増により、オフドックコンテナのハンドリングが増え、運賃でカバーできないコストがふくれあがり、国内でのコンテナ回送費もふくれあがり船社の採算圧迫要因の一つになっている。これをカバーするため東南アジア関係の同盟・協定が1992年から導入した。
- checker
- 検数員(主として米国式名称)
- chilled cargo
- 冷気貨物(通常1℃以上) (参)frozen cargo
- chipping
- チッピング(本船などのさびをたたき落とすこと。かき落とすのはscalingという)
- chock
- チョック(貨物の移動防止のため、車輪の下などに入れる三角形の木片など)
- chute
- シュート(貨物を滑らし落とすとい状のもの)
- CIF(Cost,Insurance and Freight)
- 貿易取引の基本条件として、今日最も多く用いられる運賃、保険料込み渡しのこと。売り手は、輸送港の本船に約定品を積み込むまでの危険と費用を負担するほか、任向地までの運賃と保険料を負担しなくてはならない。約定品の所有権は、船積書類を売り手が整え、これを買い手に引き渡し正式に移転する。たとえば横浜からオークランドへ輸出する場合は、CIF Oaklandと付記する。(参)C&F、FOB
- CIQ(Customs,Immigration,Quarantine)
- 税関、出入国管理、検疫の略。開港(海・空港)の基本要件で日本の主要港のほとんどはCIQ体制が整備されている。
- CKD(Complete Knock Down)
- 半完成品。通常海外現地工場向け自動車部品のことをいう。
- claim
- クレーム(貨物のダメージに対し損害賠償の要求をすること)
- classification
- 分類、(船舶の)等級
- CLB(China Land Bridge)
- チャイナランドブリッジ。中国大陸を経由して中央アジア、中東、欧州を結ぶコンテナによる複合一貫輸送ルート。1992年12月に中国鉄道部が仕立てた1番列車が出発、営業運転を開始。日本では、(株)日新が輸送第一号になったが、現状は、カザフまでの輸送にとどまっている。
- clean ballast
- クリーン・バラスト(油などで汚れていないバラスト)
- cleaning
- クリーニング(船艙などの掃除)
- cleat
- クリート、索止め、(甲板、マストなどに取り付けた主としてT字型の設備で索具をからめて留めるもの)すべり止め(ショアリングなどで支柱のすべり止めのため固定された木片)、
- CLP(Container Load Plan)
- バンニングされた貨物のコンテナ内積付表のことをいい、コンテナごとに作成され、ヤードに搬入する際にオペレーターに提出され本船積付プランや、揚げ地において輸送手続き、デバンニング作業などに広く利用されている。
- CNR(Canadian National Railways)
- カナダ国有鉄道。輸送、通信、ホテル、不動産などを傘下に持つ公営企業体CN(Canadian National)の中核企業。営業路線は3万2,000マイルにおよぶ北米最大の鉄道。
- COA(Contract of Affreightment)
- 数量運送契約。一定期間に、一定数量の特定貨物を特定の積み地または地域から、特定の揚げ地または地域に一定の運賃率で輸送する契約。
- coaming
- コーミング、縁材、(船の甲板間口へ水などが入らないよう、取り巻かれた機材で、補強を兼ねたもの)
- COD(Change of Destination)
- 揚変。揚げ地変更、仕向け地変更をいう。
- COD(Chemical Oxygen Demand)
- 化学的酸素要求量。BODと同じく河川などの汚れ具合を示す数値。水中の有機物など汚染源となる物質を酸化剤(過マンガン酸カリや重クロム酸カリ等)で酸化するのに消費される酸素の量をPPMで表したもの。
- COD(Continued On Docket)
- 継続審議。たとえば会議で審議された案件が、次回会議に審議持ち越しになった場合、「本件はCODにします」というように使われる。
- COE(Center Of Excellence)
- 米国衛生研究所、スタンフォード大学、仏パストゥール研究所など、最先端の研究設備、世界に誇る頭脳を集めた中核的研究拠点のこと。
- COFC(Container On Flat Car)
- コンテナを直接貨車積みする方式。(参)TOFC
- combustibles
- 可燃物
- compensation
- 補償
- competent person
- 適任者
- complaint
- 不平、抗議、告訴
- concentration
- (有害物などの)濃度
- condition report
- 積荷事故報告書(積荷において作成、揚地に送る)
- consignee
- コンサイニー、荷主(受荷主)
- consolidator
- コンソリデーター(小口貨物を集めてコンテナに詰める業者)
- container
- コンテナ
- container load
- コンテナ・ロード(コンテナに一杯になるだけの貨物量)
- contract stevedore
- 契約船内荷役業者(特定の船会社に専属せず、契約に従って作業を行う船内荷役業者)
- control
- 管制
- conventional ship
- 在来船
- cooper
- クーパー(貨物の包装の修理をする労務者)
- corner fitting
- コーナー・フィッティング、すみ金具(コンテナを吊り上げ、又は車上に固定するなどのため、コンテナの隅に設けた穴)
- counter-mark
- カウンター・マーク、副荷印(主荷印で出荷主を示し、副荷印で受荷主を示すなど種々に使われる)
- country damage
- 元地損害(貨物が船側に到着する前に、すでに元地で生じた損害)
- course
- (教育などの)教程、航路
- CPP(Controllable Pitch Propeller)
- →可変ピッチプロペラ
- C.Q.D.(Customary Quick Despatch)
- その港の習慣による荷役能力で、できるだけ荷役を迅速に行うこと
- CR(Commodity Rate)
- 品目別運賃。同盟に採用されている在来船用の品目別に設定されているもの。(参)CBR
- crate
- クレート、透し箱(密閉しないで中が見えるようになった包装箱)
- crow bar
- クロー・バー、(重い貨物を動かすに用いる金てこ)
- CS(Customer Satisfaction)
- 顧客満足
- CSC(international Convention for Safe Containers)
- コンテナ安全条約。1972年11月に開催された国際コンテナ輸送会議において採択されたコンテナの安全に関する条約。1977年9月に発行された。(ただし、航空機用のコンテナは除かれる。)
- CSG(Consultative Shipping Group)
- 先進国海運担当官会議。海運閣僚会議(Meeting of Ministers of Shipping)の下部組織で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、オランダ、ベルギー、英、仏、独、伊、スペイン、ギリシャ、日本の13カ国で構成。
- CTI(Container Transport International,Inc.)
- 1956年設立。1968年Leasco Corp.に買収された世界最大の米国コンテナリース会社。日本代理店はCTI World Trade Corp.。
- customs
- 税関 (参)C.I.Q.
- custom house broker
- 通関業者
- customs duties
- 関税
- customs formalities
- 通関手続き
- customs officer
- 税官吏
- customs procedure
- customs formalities と同じ
- customs tariff
- 関税表
- CY(Container Yard)
- コンテナヤード。FCL貨物の集荷、保管、蔵置や、空コンテナを受け渡しする場所。
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