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港湾業務用語集-ほ-
最終更新日 2024年8月5日
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-あ- -か- -さ- -た- -な- -は- -ま- -や- -ら- -わ-
-ほ-
- ポートセールス(port sales)
- 船舶・貨物を誘致し、港湾の利用促進を図るためのPR活動。港間競争の激化により各港ともこの種の活動に力を入れつつあり、横浜港でも昭和54年に海外へミッションを派遣して以来、国内外で積極的な活動を行っている。
- ポートチャージ(port charge)
- 港費のこと。入港、停泊、出港等、本船が港を利用することによって発生する費用。
- 貿易外収支(invisible trade balance)
- 商品貿易以外のサービスの取引の収支。見えざる(無形)貿易収支ともいう。内容は貨物運賃など商品貿易にともなって生ずるサービス代金の受払い、資本取引にともなう資本収益の受払い、旅行など取引とは独立的に生じたサービス代金の受払いに大別できる。
- 貿易収支(trade balance)
- 輸出入によって生ずる外国との代金の受払い勘定。商品貿易とか有形貿易(visible trade)の収支ともいう。
- 防舷材(fender)
- 船の舷側の接触衝撃を防ぐために、岸壁などに取り付けられるもの。通常の岸壁ではゴム製のものが使用される。
- 法線
- 防波堤、岸壁、護岸等の構造物の平面的配置を示す線。
- 邦船3社
- 海運大手の日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社。昭和39年に過当競争の防止、企業経営力の強化を図るため、邦船社の集約統合が行われ日本郵船、大阪商船三井船舶、川崎汽船、山下新日本汽船、ジャパンライン、昭和海運の6グループに再編されたが、その後の海運業界の競争激化、規制緩和により3社に集約された。平成元年6月にはジャパンラインと山下新日本汽船が合併し、ナビックスラインと日本ライナーシステムが設立された。平成3年10月に日本郵船と日本ライナーシステムが合併し、平成10年10月には日本郵船と昭和海運が合併した。平成11年4月には大阪商船三井船舶とナビックスラインが合併し、商号を「株式会社商船三井」に変更した。
- 包装
- 物品の保管、運送又は使用などにあたって、その価値及び状態を保護するために適切な材料、容器などを施す技術及び施した状態をいう。これを外装、中装、個装と貨物の種類に大別している。
- 防潮堤(seawall)
- 海水が陸へ侵入するのを防ぐための堤防、護岸などをいう。
- 防波堤
- 台風時や季節風などにより発生する波浪から港内を保護し、港内の静穏を保ち荷役の円滑化、船舶の航行、停泊の安全及び港内施設の保安を図るため設けられている。
- ホギング(hogging)
- 荒天時に、船が波の上に来ると、浮力と重力の作用で、船体の前後を下に折り曲げようとする力が働くこと。(反)サギング
- 保税運送
- 保税制度の一形態。保税地域の利用を補充し、又は促進するために、税関の承認を受けた場合には、外国貨物を保税状態のまま保税地域等相互間を運送することができる。(参)OLT
- 保税蔵置場
- 平成6年の関税法の改正で、従来の保税上屋と保税倉庫が統合されてできた保税地域の一種。施設の所有者等が自らの事業のために利用するもので、外国貨物の積み卸し、運搬、蔵置ができる場所として、政令で定めるところにより税関長が許可したもの。(参)総合保税地域
- 保税工場
- 保税地域の一種。施設の所有者が自らの事業として、外国貨物を関税未納のまま加工、製造できる場所。
- 保税地域(bonded area)
- 輸出入貨物の通関手続をとる場合に、貨物を一時税関の監督下に置く必要から設置された地域で、同時にまた、外国貨物を課税保留、輸出入手続未済のまま蔵置できる地域でもある。保税地域には、関税法の定めるところにより、「指定保税地域」「保税蔵置場」「保税工場」「保税展示場」「総合保税地域」の5種類がある。
- 保税展示場
- 保税地域の一種。国際的な博覧会、見本市などにおいて、外国貨物である展示物品を関税未納のまま展示、使用できる場所。
- ボックスカルバート
- 鉄筋コンクリート製の箱型内空の躯体。下水用や地下通路、共同溝に利用される。
- ボックスレート(box rate)
- 貨物の内容量に関係なく、コンテナ単位で決められた運賃をいう。CBR(Comodity Box Rate)とFAK(Freight on All Kind)の2種類がある。
- ホットデリバリーサービス(HDS)
- 定曜日・定時でスケジュールを固定し、通関業務なども最優先で行い、本船荷役開始後2~3時間で貨物の引渡しを可能にするサービス。主に、需要変動が激しいアパレル貨物や鮮度が求められる生鮮食品などが取り扱われている。
- ボラード(bollard)
- 船のもやいをつなぎとめるため、甲板上に設けられた2本の柱。
※さまざまな解釈があり、定義の一例を掲載しています。 - 本船
- はしけ、引船その他の業務船等に対比して航洋船を指す。
- 本船受領書(M/R)
- B/Lを発行する前の段階で、船会社が荷主からS/Oとともに貨物を受け取り、積み込み完了した時点で証票として作成するもの。在来船の場合これをM/R(Mate’s Receipt)という。コンテナ船の場合のD/R(Dock Receipt)に相当する。
- 本船渡し
- →FOB(Free On Board)
- ポンツーン(pontoon,ponton)
- 浮さん橋を構成する直方体の形をした浮体で、木製、鋼製、鉄筋コンクリート製がある。また浮さん橋そのものを指すこともある。
- 本牧建材ふ頭運営会
- 昭和43年5月、本牧建材ふ頭の運営母体として設立された団体。砂利、砂等建材の取扱い業者や荷役業者を会員に持つ。現在は、本牧建材ふ頭をはじめ、本牧建材バースや金沢木材港物揚場の運営業務も行っている。(所管:南部管理課)
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