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港湾業務用語集-お-
最終更新日 2020年10月13日
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-あ- -か- -さ- -た- -な- -は- -ま- -や- -ら- -わ-
-お-
- OD調査(Origin and Destination Survey)
- 交通行動に関する起終点調査。1つの交通行動(トリップ)に対し、そのトリップの出発点(起点;Origin)と到着地点(終点;Destination)を調査するもので、自動車交通については車種、運行目的、乗車人員、積載貨物等と合わせて交通流動を把握することで、ある交通計画が交通行動に与える影響を分析する上での基礎資料として用いる。
- オーバーキャリー
- 貨物を予定した港に揚げないで、次の港まで持ち越すこと。
- オーバーストウ
- 他港揚げの貨物が上積みされているため、揚げ荷ができない状態。
- オーバーパナマックス
- パナマ運河を通過することのできる船の最大船型(全長・幅・吃水)を超えた船型のこと。コンテナ船ではAPLのC-10型が最初。ポストパナマックスとも呼ばれる。(参)パナマックス
- オーバーブック
- 船会社など貨物を積載能力以上に予約を受け付けること。
- OBO船(Ore/Bulk/Oil Carrier)
- 鉱石、ばら荷、油兼用船。
- オープン・トップ・コンテナ(open top container)
- 屋根が取り外し可能のキャンバスで覆われているコンテナ。(参)フラット・ラック・コンテナ
- オールナイト(all night)
- 深夜荷役。港湾荷役は、昼間荷役と夜間荷役に区分され、昼をDay Shift、夜はNight Shiftと称される。このNight Shift(通常午後7時から翌朝午前4時)のうち午後9時30分以降をオールナイトという。(参)ハーフナイト
- オイルフェンス(oil fence)
- 水面に流出した油が拡散するのを防ぐための囲い。
- 沖荷役
- 港内で、さん橋及び係船岸壁等に接岸せず、ブイ・泊地等に停・係船する本船にはしけから貨物の積み込みをし、又、はしけに貨物を卸すことをいう。
- 沖待ち
- 船舶が船混みその他の理由で入港できず港外に停泊し入港の機会を待っている状態。
- 乙仲(おつなか)
- 海運貨物取扱業者(海貨業者)のこと。戦前、傭船ブローカーである甲種海運仲介業を「甲仲」と略称したのに対して、個品運送の仲介業である乙種海運仲介業を「乙仲」と略称したが、これが今日でも海貨業者の俗称として使用されている。(参)海貨業
- オフ・ドック(off dock)
- 荷主サービスや他船社との競合上、コンテナ貨物の揚げ積み港以外にCY又はCFSを設け、そこを荷主との間のコンテナ受け渡し地に指定する場合がある。このCY又はCFSを、本船着岸岸壁から離れたところにあるものとして、オフ・ドックCY、CFSと呼んでいる。(反)オン・ドック
- 面舵(おもかじ:starboad)
- 船の前進中、船首を右へ向ける舵のとり方。(反)取舵
- オン・シャーシ(on chassis)
- シャーシにコンテナを積載した状態をいう。また、コンテナ・ターミナル等において、このオン・シャーシの状態で荷役、保管を行うことも指す。
- オン・ドック(on dock)
- CY又はCFSの立地、性格を示すのに使われる用語。CY又はCFSは、コンテナ・ターミナルの一部として、本船着岸岸壁に接したところにあるのが通例で、この意味で、これらをオン・ドックのCY又はCFSと呼んでいる。(反)オフ・ドック
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