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港湾業務用語集-り-
最終更新日 2020年10月13日
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-あ- -か- -さ- -た- -な- -は- -ま- -や- -ら- -わ-
-り-
- リードタイム
- 企画されてから製品化されるまでの時間。又は、製品を発注してから配達されるまで等、調達時間のことをいう。港湾においては、入港の場合、入港から引取りまでに要する日数を指す。
- リーファー・カーゴ
- 冷凍貨物。品質鮮度を維持するため、輸送中に常温以下の一定温度を保つことが要求される貨物(肉、魚介類、野菜、果物など)。輸送コストがかかるため、運賃は割高に設定されている。在来船時代は、冷凍・冷蔵艙を利用。現在は、リーファーコンテナ(冷凍コンテナ)を利用したコンテナ船や専用船輸送が多くなった。
- リーファー・コンテナ
- 冷蔵輸送、冷凍輸送などのためのコンテナ。断熱材を使ったコンテナの端壁部分に機械式冷却装置を内蔵し、貨物の温度を一定に保つタイプと、ドライアイス、水、液化ガス等の冷却材によるタイプがある。日本では機械式冷却装置内臓型が主流。
- 陸揚代理店(ランディング・エゼント)
- 船会社・荷主からの委託を受けて到着貨物を本船から荷卸しして荷受人に引き渡すまでの一切の作業を行う者をいう。船積みの場合とは逆の作業となり、船積代理店が兼ねている。
- リクレーマー船
- 揚土船ともいう。ベルトコンベアを有し埋立地内に土砂を均等に撒きだす事ができる。
- リサイクルポート
- 平成15年3月に閣議決定された循環型社会形成推進基本計画に基づき、国土交通省が推進している「港湾を核とした総合的な静脈物流システムの構築」の事業化に向けた取り組みの中で、港湾における「静脈物流」(人の血管に例えて、動脈物流である製品系の輸送に対し、生産や消費活動で排出したものの輸送を表現)の拠点化や低コストで環境負荷の小さい海上輸送を活用したネットワークの形成を図るべく、広域的なリサイクル施設の立地等に対応した静脈物流の拠点となる港湾として、国土交通省より「リサイクルポート(総合静脈物流拠点港)」の指定を受けた港湾。平成23年1月までに全国22港が指定されている。
- 履帯式クレーン
- →クローラー・クレーン
- リフトオン・リフトオフ
- →LO/LO
- 流通
- 商品が供給者から需要者にもたらされる過程では、取引、売買、荷造り、保管、荷役、輸送など複雑な諸活動を伴うこととなる。このように生産と消費を結ぶ経済的、社会的諸活動を総括的にとらえてこれを流通という。
- 流通加工
- 製品を消費者に引き渡すまでの流通段階で注文に応じて加工したり、半製品の簡単な組み立てをするほか、包装、ラベルの貼付けなどを施すことをいう。これら業務は、保管、配送機能を持つ拠点(流通センター、物流センター)で行われる。
従来、卸・小売業が行っていたが、流通のスピード化のなかで、物流業者のサービスとしての需要が増え、倉庫における流通加工機能の確保が求められている。 - 利用航空運送事業(contracting air carrier,indirect air carrier)
- 他人の需要に応じ、有償で航空運送事業を経営する者の行う運送を利用して貨物を運送する事業。航空法に基づき運輸大臣の免許を要する。
- 旅客船
- 法規では、12名以上の旅客を搭載する船舶。一般的にいうと旅客を主体に輸送する船舶。法規上、客船であっても貨物と旅客の両方を搭載する船舶は、貨客船という。
- リンク
- →ノード
- 臨港地区
- 港湾機能の保持、活用を図るため指定するもので、水域たる港湾区域とともに、港湾行政上の基礎的地区。指定は都市計画法上の地域地区の一つとして、港湾管理者の申し出により都市計画決定される。臨港地区は、
1. 港湾管理者業務、港湾施設、環境整備負担金徴収についての地域的範囲を画するもの
であり、また
2. 地域内構築物の規制や、行為の届出等の規制行政の対象範囲
でもある。 - 臨港道路
- 港湾施設の一つ。ふ頭内やふ頭間連絡用に整備される道路。専ら港湾物流における利用が前提であるが、一般車の利用が想定される路線は道路法や道路交通法が適用されている場合もある。
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