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浜なしのご紹介

最終更新日 2019年1月16日

浜なしとは

はまなしの写真幸水

「浜なし」とはナシの品種名ではなく、横浜市内で生産されたナシのブランド名です。
平成27年に横浜農協が商標登録しました。
一定の条件を満たした生産者が、横浜農協果樹部から認定を受けて、浜なしの生産・販売をしています。
主な品種は、「幸水」「豊水」です。
「浜なし」はスーパーや青果店では、ほとんどお買い求めになれません。
これは、市場出荷をせず、ほぼ全量を庭先などでの直売で販売しているためです。
このため、樹の上で完熟させた、収穫してすぐの新鮮でおいしい果実を味わっていただくことが可能となっています。
「浜なし」栽培農家は、講習会・巡回検討会などを地区ごとに行い、品質の向上と栽培技術の習得に努め、「浜なし」の名に恥じないよう努力しています。
また、規格や出荷容器などを統一し、「浜なし」ブランドのよりいっそうの定着に努めています。

「浜なし」の歴史

横浜でのナシづくりの歴史は、昭和20年代に青葉区(当時港北区)鉄町、港北区新吉田町、昭和23年に泉区(当時戸塚区)下飯田町などの農家が、長十郎(ちょうじゅうろう)、旭(あさひ)、菊水(きくすい)といった品種の栽培を手掛けたことに始まります。

戦前にも、川崎市の多摩川ナシ栽培地域に隣接する横浜市北部地区でナシを栽培する農家も見られましたが、戦中・戦後の食糧難のため、果樹園はイモ畑などにかえられ、ナシ園はほとんどなくなってしまいました。

その後、昭和41年から昭和43年に中里地区を中心に観光果樹園造成事業が実施され、生産者と行政が協力してナシ栽培に取り組み始めました。昭和46から昭和55年には、都市農業の育成と市民のレクリエーション緑地の確保を目的としたフルーツパーク設定事業により、横浜市内のナシ園の造成は本格化しました。この事業により、緑区・青葉区内の恩田川・谷本川の水田地帯に、現在の主流品種である豊水・幸水・新水・菊水といった品種のナシ園が約20ヘクタール造成されました。

そして昭和56年から始まった横浜市観光農業振興事業により、ナシ園づくりが市内全体に広がり現在に至っています。

また昭和60年には、かながわの名産100選に選ばれました。

ナシづくりを始めた当初は、「浜なし」としての知名度はほとんどなく、農家の方々は販売に大変苦労したようです。
看板や新聞チラシ、ビラ配りなど考えつく限りの宣伝を行い、中にはPRと集客のためナシ園にミニSLを走らせたこともあったとのことです。

現在では樹上で十分に完熟させてから収穫するという味のよさ、その日の朝に収穫した果実をその日のうちに直売するという新鮮さ、大玉で糖度も高い品質の良さが評価され、高まる需要に生産量が追いつかないほどの人気となっています。

また、「横浜市内産の果実」という珍しさもあり、贈答品として地方への発送、故郷への手土産などに使われるケースも増えてきてなかなか手に入らないナシとなっています。

「浜なし」の主な品種

幸水(こうすい)

現在の日本ナシの代表選手です。

横浜では8月中旬頃に収穫される早生(わせ)品種のナシです。

果実の色は果皮の緑を含む黄褐色です。糖度は13%前後まで上がり、甘みは強く感じます。
酸味はほとんどなく万人受けする品種です。
果肉は多汁で白っぽく、キメ細かく柔らかい肉質です。
果実の大きさは300グラム程度です。
葉は他品種に比べて弱く、葉色は薄い特徴があります。
また、7月中旬頃に果実の尻の部分を中心に裂果の発生があるなど、栽培の難しい品種です。
横浜市では豊水に次ぐ主力品種となっていますが、収量はやや少なめです(10アール当たり2.5から3.0トン)。

豊水(ほうすい)

横浜で最も多く作られています。果実の大きさと味のよさが自慢です。
8月末から9月上中旬に収穫される中生(なかて)品種。果実の色は赤褐色で、いわゆる赤ナシです。
甘さの目安である糖度は13%前後まで上がり、甘みも十分にありますが、程よい酸味も合わせもっています。
果肉は柔らかく、水分が多くあります。
果実は幸水よりも大きく、400グラム以上になります。
収量が比較的多く(10アール当たり3.5から4.0トン)、市内で最も多く生産されている品種です。
樹上で完熟させないと酸味が抜けず、また肉質が柔らかくデリケートなので直売向きの品種といえます。

このページへのお問合せ

環境創造局農政部農業振興課

電話:045-671-2637

電話:045-671-2637

ファクス:045-664-4425

メールアドレス:ks-nogyoshinko@city.yokohama.jp

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