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早坂良行マイスター(和竿師)

最終更新日 2023年1月11日

早坂良行マイスター顔写真

早坂 良行(はやさか よしゆき)
汐よし
和竿師

平成27年度選定(第20期)
南区在住

  • 昭和25年生まれ、川崎市出身
  • 昭和52年 横浜竿の汐よし設立
  • 江戸和竿協同組合会員として、経済産業省指定伝統工芸品、東京都知事指定伝統工芸品の和竿の製作を手掛ける

良く釣れ、耐久性に優れている良い竿を日々研究

「良い竿とは良く釣れ、耐久性に優れているもの」を信条に、納めた作品の仕様を細かに記録し、お客様からの信用を得て、繰り返しの注文にも応えられるように努力されています。

「竿師には材料になる竹を見極める目が大切」、「良い材料がなければ、良い竿は作れない」と早坂さん。

竹林業を営む方が少なくなっている中、早坂さんは、竹林を訪ね歩き、竹の切り出しと乾燥を自ら行い、良い竹を選別し適性を見極め、その熟練した火入れの技で竹をまっすぐにして焼きを入れ、曲がりの出にくい釣り竿を製作されてきました。

また、江戸和竿協同組合の会員として、国際フィッシングショーなどの展示会に参加するほか、自身の店舗で横浜竿製作教室を開講し、技能の普及に取り組まれています。

マイスターの技

早坂良行マイスターの作業の様子

横浜ならではの海釣り用の和竿(横浜竿)の製作を手掛けてきました。

特に、滑り止めのため手元部分に糸と籐を交互に巻く「籐巻き」や螺鈿を取り入れた漆の「変り塗り」は、実用性と意匠を兼ね備えた独自の装飾です。

また、自身の釣りの経験を活かして、グラスファイバーなどの新しい材料を取り入れながら和竿を改良し、現代の釣り方に合った和竿作りを探求してきました。

プロフィール

早坂良行マイスターの作業の様子

幼年時代に横浜市保土ケ谷区に移り住み、中学生時代には自分で釣竿を作るほどの釣り好き少年であった。

竿作り道具を扱っている釣具店で師匠に出会い、19歳の時に釣具店の社員として働きながら、和竿師の修行を始める。

24歳で師匠から「汐よし」の焼き判をもらい、26歳で独立。

主な受賞歴

  • 令和元年 横浜市技能功労者表彰受賞(横浜市長)

ここでマイスターの技に出会える!

横浜竿の汐よし
横浜市南区六ツ川2-121-6
電話:045-715-1291

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-4098

電話:045-671-4098

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-ginou@city.yokohama.jp

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