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大胡周一郎マイスター(造園)
最終更新日 2023年1月11日
大胡 周一郎
造園
平成16年度選定(第9期)
金沢区在住
- 昭和16年生まれ、横浜市出身
- 曽祖父の代から続く植周造園の4代目
- 1級造園技能士、1級造園施工管理技士、職業訓練指導員、ものづくりマイスター(厚生労働省)
- 一般社団法人神奈川県造園業協会副会長、技能検定委員などを歴任
丹念な仕事でお客様に満足していただける庭に
「仕事は丹念に繰り返すこと」、これは大胡さんの仕事への姿勢です。
「下草1本に至るまで気をぬかずに仕上げること」と、大胡さんが祖父や父親から厳しく仕込まれた時代の言葉の一つです。
「自分が良いと思った庭でも、お客様が満足してくれないと駄目なんです」と言われる大胡さんは、受注の際は、まずはお客様の意向や好みを聞くことから始めるとのこと。
材料の持ち味、特性を良く理解した上で適材を選ぶことが大切であると思い、お客様の意向を十分に作品に反映できるよう努めています。
網代編みや建仁寺垣などの伝統的な和風庭園の技法の講習を積極的に行っています。
技能検定委員や指導員を長年にわたり務め、一般社団法人神奈川県造園業協会の開催する講習会や神奈川県立東部総合技術校造園科などの講師として、若手の人材育成にも取り組んでいます。
マイスターの技
日本古来の伝統的築庭文化の技術・技能を受け継ぎ、和風庭園だけではなく現代建築に合わせた個人庭園を数多く手掛けています。
特に、石積みや石組などの石工事、竹垣や杉皮塀などの竹、木材工事に抜群の技術を有し、自然景観を庭園に再現する伝統的技法を生かしながら、新たな創意工夫をしています。
プロフィール
高校の造園科を卒業後、曾祖父の代から続く植周造園に入社し、4代目として造園業一筋に歩む。
35歳の時に、取締役に就任。
祖父が造園した旧川合玉堂別邸「二松庵」(横浜市指定名勝)の手入れや修復などに、代々携わる。
主な受賞歴
- 平成17年 神奈川県卓越技能者表彰受賞(神奈川県知事)
- 平成18年 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)受賞(国土交通大臣)
- 平成23年 「現代の名工(卓越した技能者)」表彰受賞(厚生労働大臣)
- 平成26年 黄綬褒章受章
- 令和4年 旭日双光章受章
ここでマイスターの技に出会える!
植周造園株式会社
横浜市金沢区富岡東6-3-15
電話:045-772-3034
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