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福田 喬史(木製楽器製造(弦楽器))
最終更新日 2026年1月30日
福田 喬史
令和7年度選定 第30期
青葉区在住
- 昭和51年 川崎市出身
- 平成29年 fumi's VIOLIN SHOP開業
- 日本弦楽器製作者協会理事
製作なくして修理なし、修理なくして製作なし
弦楽器専門店勤務時代より現在に至るまで数々の銘器の修理調整を担当しました。プロアマ問わず全国より数多くの奏者に指名をいただき、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ等の調整、弓の毛替えなどを手掛けました。
修理の技術が製作時に活きることや、その逆も然りなので「製作なくして修理なし、修理なくして製作なし」が持論です。
また、「自分の音、自分を表現することが大事で、音が相手の心に届かなければいけない。相手の心に届くために、音だけではなく、別の要素、感動の要素を生み出すためには、精密に作ってるだけではなく、自分の中の感性、美術とか美しいものとかの捉え方の感覚が大事で、それがないと人を感動させる楽器が出来ない。」と福田さんは語ります。
ヴァイオリンは誕生から500年が経つ歴史ある楽器です。この長い歴史が今後も受け継がれていくことを願い、福田さんは次の世代へ技術を伝えていきたいと考えています。
マイスターの技
福田さんは、製作する弦楽器の表板等の板の厚みに関して、独自のタップトーンを駆使した技法を確立しました。このタップトーンとは、板の厚みを削る際に、適切な厚みを数値だけでなく板を指で叩いた際の音を聴き分けて判断する技法のことです。これにより1本1本個性が違う木材の性能を最大限に引き出し、美しい音の弦楽器製作が可能となりました。薄く削り過ぎると当初は響いても10年後に美しい音が鳴らなくなることもあるため、美しい音を長く奏でられるよう絶妙な厚さに仕上げています。
弓の毛替えは、国内では珍しいドライ方式を取り入れています。ドライ方式では、毛替えの際に通常行う、馬毛を水で湿らして揃える工程を、水を使わずに作業します。これにより、毛替え直後より最高のパフォーマンスを引き出すことができます。
プロフィール
子どもの頃から楽器に親しむ中で、ヴァイオリンの造形と音色に魅了され、製作に興味を持つ。高校卒業後、日本のヴァイオリン製作界の礎を築いた無量塔 蔵六氏が教える東京ヴァイオリン製作学校にて学ぶ。渡独し弦楽器専門店(Jens Peter Schade)で職人として働いた後に帰国、Music Plaza Ltd. 勤務を経て2017年に独立し、fumi's VIOLIN SHOP を開業。
主な受賞歴
- 2002年 チャイコフスキー国際コンクール製作者部門(チェロ)総合第3位、音響第1位受賞
ここでマイスターの技に出会える!
fumi's VIOLIN SHOP (フミズヴァイオリンショップ)
神奈川区西神奈川1-8-21 アトリエClara101
電話:045-534-8524
出演番組情報
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