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山﨑隆（表装（壁装））

最終更新日 2023年9月6日

やまさきたかしマイスター顔写真

山﨑　隆(やまさき　たかし)
表装（壁装）

令和4年度選定（第27期）
港北区在住

昭和42年　千葉県出身
令和３年　株式会社サンユウ設立
表装（壁装作業）１級表装技能士、登録内装仕上工事基幹技能者、職業訓練指導員（インテリア科／表具科）、第２種電気工事士、ものづくりマイスター（厚生労働省）

いろいろな人と関わって、1つのものが出来る

　「壁紙、貼り、奥が凄い深くて、まだまだ知らないことが、きっとある。そういった技術の向上はもちろん、それと同時に現場のマネジメント管理も大切だと思っています」と語る山﨑さん。

　新しい素材の使用感、壁紙の組み合わせ、近年増えているパテや接着剤の原料などの相談にも常にお客様の立場に立って対応しており、迷っているお客様に対しては、描いている部屋のイメージを崩さないように提案しています。

　また、後進の育成においても熱心に取り組んでおり、弟子には自らの監修のもとやりがいを感じる作業を積極的に作業してもらうことで定着率向上の工夫をしているほか、横浜市建設労働組合連合会では近隣の小学校で親子工作教室、高校で職業体験教室を行うなど、壁紙を貼る仕事の魅力を伝える活動にも力を入れています。

マイスターの技

やまさきマイスター作業風景

　輸入壁紙、珪藻土壁紙、デジタルプリント壁紙など特殊な材料の貼りが高く評価されています。ビニル、紙、織物など多様な材料の壁紙に対して、柄の配置、糊の濃さやオープンタイム（糊を材料に塗布してから壁に貼るまでの待ち時間）の調整、材料の伸び具合を見極めることで、美しい状態が長く維持できるよう仕上げています。
　また、壁紙の継ぎ目、際の切り付けの処理及び高所作業が必要となる吹き抜けや勾配がある場所でミリ単位の調整が必要な箇所でも柄の位置がずれないように貼る技術など、きめ細かな作業も得意としています。