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村上塁(靴修理・製造)

最終更新日 2022年3月23日

村上塁マイスター顔写真

村上 塁(むらかみ るい)
靴修理・製造

令和3年度選定(第26期)
神奈川区在住

  • 昭和57年 横浜市出身
  • 平成23年 ハドソン靴店代表

糸一本釘一本にこだわり、靴底を交換

「お客様が何十年、ずっと付き合っていきたいと思っている靴を、お客様の大切な思い出を大事にしながらお客様が納得いくまで相談にのり、ファッションの一部として履いていただける靴修理を行っていきたい」と語る村上さん。同じ品番の靴が修理に出されてもお客様によって希望する修理方法は異なりますが、その希望に応えられた時のお客様の笑顔を糧に仕事をされています。


「横浜はかつて製靴文化について日本で一番盛んだった場所。横浜の製靴文化の再興を図っていきたい」と語る村上さんは、商品開発を行っていくことも技能職の振興につながっていくと考えており、靴修理の技能の継承を正しく行いながら、自らブランディングしたカーボン材入りの革製シューズを開発。靴業界でも異例の1モデルにつき、152サイズのフィッティングサンプルを用意し、セミオーダーで展開する店舗もオープンされました。

マイスターの技

村上塁マイスターの作業の様子

店には海外で製造された高級紳士靴を中心に、全国の靴修理店やブランド販売店で修理を断られた靴、戦時中の靴など、修理不可能と思われる状態の靴が持ち込まれますが、お客様の希望を丁寧にヒアリングしたうえで詳細な修理方針を決め、対応しています。


様々な靴修理に対応するため、数多くのパーツを揃えているほか、販売することで同業者のクオリティが上がることにつながると考え、インクや釘など修理に必要なものを独自に開発し商品化するなど、工夫を凝らしています。

プロフィール

村上塁マイスターの道具1

横浜生まれ横浜育ち。高校卒業後、靴専門学校を経て、「靴の神様」と呼ばれた横浜マイスター(第2期)である佐藤正利氏、日本最高峰の靴職人と言われた関信義氏に師事し、底付けの技術を習得。浅草の靴メーカーを経て、平成23年に師である佐藤氏のハドソン靴店を継ぐ。

ここでマイスターの技に出会える!

ハドソン靴店
横浜市神奈川区松本町3-26-3
電話:045-294-3162

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-4098

電話:045-671-4098

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-ginou@city.yokohama.jp

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ページID:829-817-219

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