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尾崎正志マイスター(版画摺り師)

最終更新日 2019年3月6日

尾崎 正志(おざき まさし)
版画摺り師

平成21年度選定(第14期)
鶴見区在住

  • 昭和25年生まれ、札幌市出身
  • 昭和50年 プリントハウス・オーエム設立
  • 株式会社大日本印刷の特別技術顧問、岩手大学特設美術家非常勤講師、世田谷美術館講師などを歴任

伝統技術をベースに新たなテクノロジーを取り込んでいく

版画工房経営を行う摺り師は、自ら制作をしている場合が多いのですが、尾崎さんは、版画摺り師とは画家の裏方であるという信条から「画家の筆」となり「画家の色」に染まることを常に目指されており、多く著名な芸術家からの依頼に応えています。

「職人にとって伝統技術の習得はあくまで基本。新しいテクノロジーを使いこなして芸術家に提供する事こそが、現代の職人摺り師に求められる責務である」と考え、たゆまぬ研鑽をされています。

銅版画インクの自家製造・銅版画印刷使用の羅紗の仕立て方・印刷用紙の準備及び取り扱いなど、多数の美術館や美術大学で講師を務め、「摺り師の技」を伝承しています。

また、社員教育のほか、一般の方向けのワークショップのスタジオを運営し、自身の技術と摺りの世界を広く一般に広めるように努めています。

マイスターの技

欧米や日本においては、木版画・銅版画・石版画などの版種別に摺り師が分かれて存在するのが一般的です。

しかしながら、尾崎さんは、幼少時から習得した木版画の技術だけでなく、15歳から石版画と銅版画の技術を習得し、さらに印刷所に通ってオフセット製版・印刷技術ならびにグラビア印刷技術を習得しました。

そのため、尾崎さんは、木・銅・石・シルクさらにはデジタル技法までと全ての版種における版素材や使用材料について深い知識と経験を有し、総合的な摺りが可能な摺り師として世界的にも特異な技能を持っています。

プロフィール

幼少の頃から木版画家の父親に木版画の彫りや摺りの技法を学ぶ。

小学6年の時に出会った利根山光人画伯の石版画に魅せられ、高校在学中に印刷工の見習いとして石版印刷を学ぶ。

高校卒業後、社団法人日本美術家連盟に入職。23歳の時に文化庁芸術在外研修員に合格し、フランスにてヨーロッパを代表する画家の版画製作に従事。

帰国後、25歳で都内に版画工房を設立し、幾つかの移転を経て、47歳の時に横浜に工房を移転。

長谷川潔画伯、高山辰雄画伯、利根山光人画伯など多くの画家の版画制作や、黒沢明版画集「乱」の制作に携わる。

また、特種製紙株式会社の委嘱を受け版画用紙の開発・改良を行う。

ここでマイスターの技に出会える!

尾崎正志版画工房(旧社名:プリントハウス・オーエム)
横浜市鶴見区駒岡5-10-20
電話:045-716-6647

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-2341

電話:045-671-2341

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-koyo@city.yokohama.jp

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