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中丸正通マイスター(調理師(寿司料理))
最終更新日 2021年2月1日
中丸 正通
調理師(寿司料理)
平成14年度選定(第7期)
港北区在住
- 昭和14年生まれ、横浜市出身
- 正乃寿司を継ぐ
- 専門調理師、調理技能士、ふぐ包丁師
- 全国すし商生活衛生同業組合連合会監事、横浜市寿司商組合副会長、港北寿司商組合長、神奈川県鮨商環境衛生同業組合副理事長、神奈川県ふぐ協会副理事長などを歴任
昔ながらの寿司屋の風情を伝えたい
お客様においしく食べていただけるよう、口の中でごはんがとろけるように握っています。
「毎日が勉強で、決して満足することはありません」と語る中丸さんは、旬の魚だけでなく、マツタケなどのキノコを使った寿司も出すなど、お客様に喜ばれる寿司づくりを目指しています。
「最近は、回転ずしなどに押されて古くからの寿司屋が減少しています。しかし、寿司屋には他では味わえない良さがたくさんあります」、「子供たちに、昔ながらの寿司屋の風情を伝えたい」と中丸さん。
横浜市寿司商組合などで後進の指導育成をされてきました。
また、社団法人神奈川県調理師会が主催する神奈川県料理品評会などに積極的に出展し、技能を広く市民に伝え、地域文化の振興に寄与しています。
マイスターの技
寿司のおいしさはネタで決まります。そして、シャリ、ワサビの加減、雰囲気も大事です。
中丸さんは、旬の素材を大切にした寿司づくりを心がけ、お客様の年齢や性別、健康状態などに配慮して、シャリの量を加減したり、コレステロール値を考えたりしてネタを選んでいます。
プロフィール
横浜生まれ横浜育ち。
高校卒業後、父親が昭和8年に創業した「正乃寿司」ですしを握り始める。
他店で2年間の修業を積み、24歳の時に店を継ぐ。
主な受賞歴
- 昭和62年 横浜市長表彰受賞(横浜市食品衛生協会)
- 昭和62年 厚生省保健医療局長表彰受賞(社団法人日本調理師会)
- 平成2年 厚生大臣表彰受賞(社団法人日本調理師会)
- 平成3年 第10回すし技術コンテスト 仕込みの部金賞(神奈川県鮨商環境衛生同業組合)
- 令和2年 旭日単光章受賞
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