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宮崎輝生マイスター(漆器工芸師)

最終更新日 2019年3月1日

宮崎 輝生(みやざき てるお)
漆器工芸師

平成8年度選定(第1期)
南区在住

  • 昭和11年生まれ、横浜市出身
  • 平成9年 寒川神社遷宮に伴い、御帳台の螺鈿を調製
  • 平成11年 国宝中尊寺金色堂内陣巻柱及び螺鈿八角須弥壇の復元に伴う螺鈿の調製

様々なパーツを漆に組み合わせていく芝山漆器の美しさを後世に

「日本の伝統工芸の中でも、芝山ほどいろんな材料を使い作品の美しさを生み出していくものはない」、「絵画にはない立体感、漆との絶妙の取り合わせ、本来、別個に存在する分野を一つにしたのが、芝山漆器の魅力です。これに取り憑(つ)かれたら、苦しくてもやめられません。この技能だけは、何としても残します」と宮崎さん。

「芝山漆器は、開港以来の歴史をもつ工芸品で、外国にも認められている日本の宝。先人の優れた技術を残し伝えていくために、伝統を大切にする気持ちを持ってもらいたい」と呼びかけます。

国宝級の骨董品を手がける傍ら、「横浜芝山漆器研究会」で展示会や講習会を開催するなど、技能の伝承に努めています。

マイスターの技

木地製作以外の工程を一人でこなし、芝山(漆器にレリーフ状にはめ込む貝や象牙の細工)を製作する技能だけでなく、きゅう漆(しつ)螺鈿(らでん)平文(ひょうもん)、蒔絵(まきえ)などの加飾技術を得意としています。

また、下絵師に日本画の技法を学び、古美術品の模写、デッサン、写生に努め、塗師と下絵師の技法を駆使し、精巧な模様を漆器に作り上げます。

プロフィール

横浜生まれ。

祖父の代からの芝山師の家に育ち、15歳の時から芝山漆器の道に入り、父から象嵌技術を修得する。

さらに、芝山師の杉山新平氏と平田松五郎氏に師事し、芝山彫刻を修得する。

以来、周囲の職人が転業する中、社寺仏閣などの古美術品の修理などを手掛けながらこの道にこだわり、仕事を続けてきた。

主な受賞歴

  • 平成15年 経済産業省製造産業局長賞受賞(第7回日本象牙工芸展)
  • 平成15年 奨励賞受賞(第15回日本象牙彫刻記念展根付の部)
  • 平成22年 横浜文化賞受賞
  • 平成22年 ゴールデン・ドラゴン受賞(キンゼイ国際芸術財団:米国)

ここでマイスターの技に出会える!

宮崎漆器
南区堀ノ内町2-263
電話:045-715-1548

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-2341

電話:045-671-2341

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-koyo@city.yokohama.jp

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