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令和5年度「もしも今、大震災が起こったら」開催報告
~知識と行動と地域の力で守る命~
最終更新日 2023年12月26日
開催内容
第一部
「もしも今、大震災が起こったら」
講師:江尻 哲二氏
泉区災害ボランティア連絡会、かながわ災害情報連絡会、泉区ボランティアネットワーク
第二部
「防災クロスロードゲームをやってみよう!」
究極の二択!防災についての質問に回答しながら、ゲーム感覚で問題解決の方法などを楽しく学びます。
司会進行 泉区役所総務課防災担当
日時
令和5年12月8日 (金曜日) 10時~12時
場所
泉区役所 4階 4AB会議室
受講料
無料
講座内容
講師の江尻 哲二氏
第一部 講座の様子
【第一部】「もしも今、大震災が起こったら」
突然訪れる震災に対して、どんなに備蓄を整えていたとしても、最初に命を落としてしまっては何もならない。だから、まず命を守る事、生き残ることが大切、と最初に教えて頂きました。そのために災害を「避ける」「耐える」「逃げる」「しのぐ」それぞれについて学び、自分の住居と照らし合わせて考えるきっかけになりました。
また、新しい耐震基準、在宅避難の長所短所、被災者支援の仕組みについてなど、有益な情報をたくさん得ることができ、講座後のアンケートでも「家庭での備えや、地域・近所のつながりなども大切にしたい。」「地域の防災訓練などに積極的に参加していきたい。」などの声が多くありました。
司会進行 泉区役所総務課防災担当
第二部 クロスロードゲームをやってみよう!
【第二部】「防災クロスロードゲームをやってみよう!」
5人ずつのグループに分かれてゲームを実施しました。
防災クロスロードゲームは、大震災の真っただ中で「もしも自分にこんなことが起こったらどうする?」「その時私が決断する答えはYesまたはNo?」という問いに答えていくゲームです。
ただし、簡単な質問ではありません。どちらを選んでも、痛みを伴うような現実を含んでいます。
各自が回答を出した後は、グループ内でそれぞれの意見を聞き、グループとしての答えを出します。
反対の意見に納得し、自分の意見を変えたくなることもあります。何問か挑戦していくうちに、グループ内での会話も増え、相互理解も深まっていくのを感じました。
また、ゲームではすぐに出せなかった回答も、今のうちに準備や心構えを整えていくことで解決できることも見えてきました。
いずみ区民活動支援センターより
関東大震災から100年の節目を迎え、今年はTV番組やイベントなどでも「震災」の文字を見ることが多かった一年でした。それでも、いざ自分の住む地区では、どのような対策がとられ、どのくらいの規模の災害が予想され、ライフラインの復旧までどのくらいが想定されているのか、避難所はどんな状態になるのか。意外と知らないことが多いのも事実です。
そのため今回の講座の前半は、泉区にポイントをおいた震災や防災の講座を企画しました。そして後半は、実際に震災に直面した状況を少しでも身近に感じられるように、「防災クロスロードゲーム」を行いました。ゲームに参加して二者択一に悩んだことにより、自分が想定していた防災知識や意識の足りなかった点が見えてくるというのも、このゲームの効果だと思います。
ご参加された皆様が、防災についてまた新たな視点から見直すきっかけとなり、さらには、お住まいの自治会町内会でも今回の講座を話題にしていただき、地域ぐるみで震災に立ち向かう力に少しでも役立てていただければ幸いです。
いずみ区民活動支援センターでは、今後も講座や人財バンクを通して、地域活動や泉区の「人財」を支援するために活動していきます。たくさんのご参加・お問合せをお待ちしています。
講座のチラシはこちらからご覧にただけます。
「もしも今、大震災が起こったら」チラシ
「もしも今、大震災が起こったら」講座チラシ(PDF:2,483KB)
お問合せ先
いずみ区民活動支援センター(泉区役所1階104窓口)
電話番号:045-800-2393 ファクス:045-800-2518
メールアドレス:iz-kuminkatsudou@city.yokohama.jp
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