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令和2年度「テレビマンに学ぶ!伝え方講座」開催報告

最終更新日 2020年8月7日

開催概要

【日時】
 令和2年6月26日(金曜日)10時から12時まで
【会場】
 泉区役所4階4AB会議室

【募集人数】
 20名 
【申込者数】
 24名 ( 当日参加人数: 17名 )

講座内容

人をひきつける!情報発信の極意!


講師 小林 正氏

【講師】テレビ朝日 広報局お客様フロント部
  小林 正(こばやし ただし)氏

講座風景
テレビの裏側DVDを視聴

ア 「テレビ番組の制作」について
 まず始めに、テレビ番組を制作するために細かく仕事を分担された大勢のスタッフが各自の役割にそって仕事をしている様子をDVDを見ながら学びました。
 その後、番組制作で活躍されている担当者の方がプロフェッショナルとしてのこだわりを持って番組を制作していることを、事例をあげて具体的に教えていただきました。

講座風景
講師から伝え方のスキルを伝授

イ 「伝え方」
 伝えるということは、伝えたい人を巻き込むことと誰にどんな風に伝えたいのかということが重要で、以前と現在では報道番組でも手法が変化していることなどを学びました。


昔:5W1H で順番に伝える
今:トピックスとなることを最初に提示し、その後その解説をする。


そのため、伝えることを厳選し1つか2つに的を絞る。


 よい伝え方のコツとは:

  1. 発見(へー!)、驚き(ええ?)、納得(なるほど!)、共感(あるある!)を与えること
  2. なるべく簡潔で具体的であること
  3. 伝え方も時代によって変わってきていること

さらにテレビ番組ならではの手法についても教えていただきました。

講座風景
多くの質問が飛び交いました!

ウ 「質疑応答」(抜粋)
Q. テレビ番組の放送中にコマーシャル直前で結論を出さず、コマーシャル後にまた同じことを遡って繰り返すのはなぜか
A. コマーシャル中に視聴者がチャンネルを変えず、視聴率が下がらないようにする工夫。
視聴率は1本の番組の中で細かく集計して分析ができるようになっている。

Q. ワイドショーのコメンテーターには善玉悪玉と役割があり、それぞれ打ち合わせのもとに台本にそって話しているのか
A. 意見の違いを引き出しているという構成があるのかもしれないが、台本や打ち合わせが事前にあるわけではない。

Q. 今よりもっと短く倍速のような形でのニュースの伝え方があるのではないか
A. それは若い人には有効だが、視聴者の年齢層は幅広いので一般的にはその手法は難しい。

受講者の主な声

テレビの裏側について:

  • 裏方さん(スタッフ)が思いのほか大勢いること、それに伴うご苦労をお察ししました。
  • (TV局で働くひとたちは)プロの集団。私たちが考えている、思っている以上にこだわっている。そのこだわりを感じました。

「伝え方」について:

  • 5W1Hではなく、一番伝えたいことを短くというのは参考になった。
  • 「伝える」ということは「誰が」「何のために」ということが大きいのですね。
  • 当たり前すぎて考えていなかったことを改めて意識することで「伝える」ことが楽しめるようになると感じた。
  • 「一番伝えたい事を短く、結論から先に」ということを考えながら話すよう心がけていきたいと思いました。
  • 昔のニュースと今のニュースの例で、今の若い人達と話す時の参考にしたいと思いました。

区民活動支援センターから

  本講座は、テレビ番組の制作等テレビ局の裏側を知ることによりテレビ放送に興味関心をもってさらに親しんでいただくことと、テレビ局では「伝える」ということにおいてどのような手法を使っているのかを学び日常生活にも活用しようということを目的としています。

 講座後のアンケートでの「講座の満足度」は、「満足」と答えた方が6割、「ほぼ満足」と答えた方が4割と、多くの方にご満足していただくことができました。
質疑応答ではテレビ放送や番組に関しての質問が多数あり、また受講のきっかけもテレビ局について知りたいという方が多く、テレビという媒体がとても身近で私たちの生活に溶け込んでいることを改めて感じました。日常の中で慣れ親しんでいるテレビが題材であったことも、知らなかったことや知りたかったことへの理解を助け、新たな気づきの機会となったのではないでしょうか。

 本講座を受講された方々が、今後テレビを見る際にその裏側の仕事を想像しながらより楽しく視聴し、誰かに何かを「伝える」ときの意識付けとなっていただけることを心より期待しております。
 
  最後になりますが、本講座では入室時の手指消毒、マスクの着用など受講の皆様を始め、講師の小林さんにもご協力をいただき無事に開催することができました。
 本当にありがとうございました。

  また、いずみ区民活動支援センターでは、今後も地域活動を支援するためのきっかけづくりになるような講座をこれからも開催していきますので、よろしくお願いいします。

お問合せ

いずみ区民活動支援センター(泉区役所1階104窓口)
電話番号:045-800-2393 ファクス:045-800-2518
メールアドレス: iz-kuminkatsudou@city.yokohama.jp

このページへのお問合せ

泉区総務部地域振興課

電話:045-800-2391

電話:045-800-2391

ファクス:045-800-2507

メールアドレス:iz-chishin@city.yokohama.jp

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