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令和2年度 「今日から始めるSDGs講座」開催報告

~ 未来のために私たちができること ~

最終更新日 2021年1月19日

開催概要

【日時】
 令和2年12月4日(金曜日)10時から12時まで
【会場】
 横浜市泉公会堂 講堂

【申込者数】
 44名 ( 当日参加人数: 34名 )

講座内容

第1部 SDGs未来都市・横浜の魅力を発信するショートフィルム「乗り遅れた旅人」(2019年製作)上映

 「乗り遅れた旅人」 (2019年製作)
監督:古波津 陽
出演:坂井悠莉 シブリ 板野友美 玉置玲央 根岸季衣
 横浜の地で客船に乗り遅れた外国人観光客を、横浜に暮らす少女が周囲の人の力を借りながら助け、その過程で地域の課題を解決していく物語。
 SDGs未来都市・横浜がコンセプトとする“つながり”そして、本作の隠れたテーマでもある「市民力」が描かれています。

 横浜市が製作したこの17分ほどの短い映画を見終わった後では、SDGsの根底にある“誰一人取り残さない”というテーマと、人々の知恵や力が集まって生み出されるパワーを身近に感じていただけたのではないかと思います。

第2部 「今日から始めるSDGs」 講演

日本JC公認SDGs アンバサダー(外務省後援)
2030 SDGsカードゲーム公認ファシリテーター

講師 嶋田 亮(しまだ りょう)氏

前半
 SDGsの掲げる17のゴールそれぞれについて説明しながら、第1部で上映したショートフィルムの中で出てきた課題はどのゴールに該当していたのか、また1つの問題の解決によって複数のゴールも同時に解決へ導かれていたということを具体的に教えていただきました。
 SDGsをテーマに製作されたショートフィルムであるということだけでは漠然としていた思いが少しずつ明確になり、17のゴールについても理解が深まりました。

次に、自分たちのまわりにある身近な問題として「スナック菓子から地球温暖化」という事例を伺いました。
  企業が大量に廉価で提供するスナック菓子を作るためには、パーム油を大量に使用します。大量のパーム油を得るために、ジャングルを焼き払って出来た広大な土地をパームヤシの畑にします。
 二酸化炭素を酸素に変えていたジャングルを失った結果、温暖化が起こり地域の気候が変わります。するとその地域で育てていた穀物が育たなくなり、家族は仕事と収入を失います。生活が困窮すると子どもたちが出稼ぎに出ることで学校へ通えなくなり学習する機会を失い、さらに栄養源だった学校給食を受けることさえできなくなります。
 安い価格で大量販売されるスナック菓子の流通の裏側で、複数のSDGsのゴールの数値を低下させていることに気づかされました。
 これはスナック菓子だけに当てはまることではありません。日本でも今年7月から開始されたエコバック普及活動はどうでしょう。一方で得策と思えることが、別の見方をすれば新たな課題を生み出すことになっているのかもしれません。
 このように問題解決は1つずつ組み合わせて完成するジグソーパズル型ではなく、すべてが連動しているルービックキューブ型として捉えていくとわかりやすいということでした。
 講座の前半では、SDGsの17あるゴール達成のため広い視野をもって考えることを学びました。

後半
  講座の後半は、SDGsの取組が社会に浸透するためにビジネスとしても成立することの重要性、そしてそれはすでに多くの企業が取り組んでいるというお話から始まりました。
 企業が製品を作り販売するその一連の流れに関わる人、モノ、地域、姿勢。私たちが商品を購入することにより、世界のどこかで誰かを不幸にしていたり、地球を破壊する連鎖に加担することになるかもしれない。1人の100歩より、100人の1歩。個人の意識が変わる事で、国や企業を変えていくことができる。それには、できるだけ多くの人がSDGsの取組を知り、学び、行動に移していくことが必要だとわかりました。

 そして舞台には、 詩人 キャシー・ジェトニル=キジナーさんが2014年の国連気候変動サミットの開会式で行った詩の朗読の様子が映像で映し出されました。
マーシャル諸島の美しい小さな島で暮らすキジナーさんが、ご自身の娘さんである赤ちゃんに語り掛ける詩です。故郷の島が地球温暖化のために水没の危機にあること、世界がそれに真剣に向き合ってこなかったこと、そして眠りにつく我が子に、あらゆる手段を使って故郷を守る強い決意を母親が誓い、朗読が終わりました。
 最後は、嶋田さんから現在の日本の子どもたちが置かれている虐待や貧困数の紹介や「あなたは、未来の子ども達の為に 未来のこのまちの為に 何から始めますか?」という問いかけとともに、講演が締めくくられました。


 

受講者の主な声(受講後のアンケートより)

「SDGs」について理解できた点、または良くわからなかった点

  • 地球上にあるあらゆる課題を表現するツールであること。そのツールを世界中で共有することで解決を導きだそうとしていく目標であること。一人ひとりが、身近にある事柄の後ろに何があるかSDGsを通して想像力をきたえていく必要があることを感じました。
  • よく聞く言葉でしたが、改めて学ぶことが出来ました。「何か」はまだわかりませんが、個々が「何か」を始めなければという事が理解できました。
  • 気候変動の問題1つとっても、企業だけではない。それを利用する私にも責任があるということ。大きな問題は、ほんの少しずつの意識で変えることができるということ。キジナーさんのスピーチが心に残った。
  • SDGsで日本が遅れている目標や企業などの取組状況などがよく分かり、まずは一人ひとりが行動することが大切であると気づかされました。
  • 17のゴールは相互に関連しており、単一の目標を達成すればOKという単純な話しではない。常にトレードオフやフェアトレードの関係を考慮し、トータルでの達成による持続可能な(誰も取り残さない)社会の実現を考える必要がある。

講座に参加してSDGsへの取組みをやってみようと思いましたか?

  • まずは自分で取り組めることは何かを考え、1つずつ行動が変わると思います。
  • 食品ロスの削減、ごみ分別の徹底、差別との闘い。
  • 最後の女性の詩の朗読は印象深かった。小さなことでも何かもやっていきたいと思う。
  • SDGsを皆さんに知らせていきたいと思います。
  • 17項目をもう一度自宅で見直し、できる事から意識してやっていきたいと思う。
  • 自分が属している団体での有り方を考えてみようと思いました。まわりを良く見る大きな視野をもつ努力をしてみようと思います。

今後の開催講座についてのご意見・ご感想(自由記入)

  • 分かりやすい構成で理解しやすかったです。ビジネスの視点からのご説明も大変参考になりました。
  • とても分かりやすい話し方で好感のもてる講師でした。心が救われる様な気がしました。
  • 分かりやすく説明していただき、理解が進みました。
  • とても良い講座でした。嶋田さんの話とてもよかったです。多くの人に聞いてもらいたい講義でした。
  • 受付時に講師の方から一人ひとりにごあいさつや名刺をいただける講演会は初めてでした。

いずみ区民活動支援センターから

 今回の講座では、横浜市がSDGsへの取組の中で製作されたショートフィルムの上映と、SDGsとは何か、自分たちにどう関係するものなのかを嶋田亮氏に講演していただきました。
 持続可能な社会や未来を作るためには、困難な課題がたくさんあります。それでも、今を生きる一人ひとりの意識が変わり行動に繋げていくことが、世界を変えていく最善の方法なのだと感じました。参加した皆様が、講座を通じて感じ考えたことを、今後広く伝えさらに学んで行くきっかけとなればと願っております。
 いずみ区民活動支援センターでは、今後も講座を通して皆様の「学び」を支援するために活動していきます。たくさんのご参加・お問合せをお待ちしております。

お問合せ

いずみ区民活動支援センター(泉区役所1階104窓口)
電話番号:045-800-2393 ファクス:045-800-2518
メールアドレス: iz-kuminkatsudou@city.yokohama.jp

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電話:045-800-2391

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