最終更新日 2024年6月17日
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温故知新!西区てくてくスケッチ:第六回 藤棚
2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
相鉄線西横浜駅を下車、東南方向に水道道を行くと藤棚町交差点がある。かつて、交差点近くに市電の停留所があり、乗降客でとてもにぎわった。
今も、「安いよ~!」と活気のある掛け声が聞こえ、下町のフンイ気いっぱいの五つの商店街が並ぶ。商店が立ち並ぶ道は保土ケ谷道と呼ばれ、江戸時代から、保土ケ谷宿から戸部へ行ける道として利用されてきた。明治時代の初め、交差点角に酒まんじゅう店があり、その店先に藤棚があった。四月下旬になると、その藤の花が咲き、道行く人々の目を楽しませてきた。昭和三年にこの藤棚から、地名が「藤棚町」になった。今年も復元された藤棚に美しい花を咲かせている。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
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