ここから本文です。
温故知新!西区てくてくスケッチ:第三十七回 野毛山不動尊
2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
最終更新日 2020年6月23日
市立中央図書館前の野毛坂交差点近くに野毛山不動尊への西参道があり、細い坂道を上るとすぐに朱色の本堂がある。他に、桜木町駅近くの音楽通りから長い急階段を上る参道もあります。
野毛山不動尊は通称で、正式には成田山横浜別院延命院。横浜開港後の1870(明治3)年に真言宗大本山成田山新勝寺の分霊を移して設立された。6年後に土地の寄進を受けて、現在の地に移った。
本尊は徳川家累代の秘仏と言われる不動明王。庶民信仰として横浜市民に愛されてきました。私は子供の頃に母に連れられて来た、懐かしい記憶があります。
現在の本堂は2015(平成27)年に完成。高台の境内からはみなとみらい地区、野毛の町並みが見渡せます。
スケッチをしていると、お護摩ご祈祷をするお経の声と大太鼓の音が重々しく聞こえてきました。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
このページへのお問合せ
ページID:746-026-197