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温故知新!西区てくてくスケッチ:第三十八回 汽車道
2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
最終更新日 2020年6月23日
桜木町駅からみなとみらい地区側に出て、桜木町駅前交差点、日本丸交差点を渡ると汽車道の入口。1997(平成9)年に鉄道の廃線が散策路として生まれ変わった。
元の鉄道線路は1911(明治44)年に初代横浜駅から新港埠頭(しんこうふとう)まで開通し、蒸気機関車が走り回った臨港線の一部。時には乗船客を運んだ事もあったと言う。
1989(平成元)年開催の横浜博覧会では、山下公園までレトロ調の列車が走って人気を博した。
私は高校生時代に、冒険気分で廃線だった線路を歩いて行った思い出がある。その線路跡が散策路に残されている。
汽車道は鈑桁橋(ばんけたきょう)とトラス橋の港一号橋梁(きょうりょう)の途中までが西区。いつ行っても橋の上からのみなとみらいの景観は素晴らしい。汽車道は中区に入り、港二号、港三号橋梁を渡って赤レンガ倉庫へと続く。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
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