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市長定例記者会見(令和元年7月31日)

最終更新日 2019年9月2日

令和元年7月31日(水曜日)14:00~市庁舎2階応接室

※市長記者会見における質疑内容の要旨を政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。

テーマ資料

質疑要旨

1 テーマ
第7回アフリカ開発会議(TICAD7)横浜開催 「アフリカ月間2019」が始まります

記者:

来月はイベントが多くあり、普段交流がないアフリカのことを知って、学べる機会になるかと思います。こうした盛り上げの先に期待することや意義、ねらいを教えてください。

市長:

アフリカ開発会議が横浜で行われるのは、今回で3回目です。以前から行っている一校一国、それから一駅一国の取組は大変分かりやすく、おそらく横浜市の子どもたちは、(日本で)一番アフリカに親しみを持っていてアフリカのことを分かっている子どもたちではないかと思います。アフリカンフェスタのような催しは色々な機会で定例的に行っていて、アフリカ大使が集まる会も先日行いました。困難な環境の中で暮らしている、また病気を抱えているアフリカの子どもたち、そしてこれから世界で躍進していく国の姿など様々に見聞きすることができることは、非常に意義があると思っています。政府は、これからはアフリカなのだという展望をもち、この会議を継続的に行っています。市は、アフリカに水道事業など都市開発に関する色々なスキルを提供しています。私たちが一生懸命ホストシティを務めることは、国のためにもなると思いますし、子どもたちの育ちにも(ために)なると思います。また、経済活動において、アフリカとの関係(構築)は非常に有意義だと思います。今、中国など色々な国がアフリカを支援するなどしていますが、日本はその前から行っていて、市内企業の皆様が成長著しいアフリカで、ビジネスチャンスをさらにつかむ機会にしたいと考えており、TICAD開催は大変意義があることだと思います。前回はアフリカで開催され、私はケニアのナイロビまで行き、「是非、次に日本で行う時は横浜で開催していただきたい」とお願いをしてきており、それが実って今回横浜で開催することになり大変嬉しく思います。

2 その他

記者:

夏休みはどのような予定かお聞かせください。

市長:

今年度は重要な会議や音祭り、ラグビーワールドカップと続き、定例的なイベントや指定都市市長会などの色々な大きな会議の議長も務めており大変忙しい中なので、本当に楽しみな夏休みです。家族と一緒にいたいのと、あとは、読みたい本がたくさんあって、私は明治・大正・昭和の文学が好きなのですが、最近時間がなくて読めていなかったので集中的に本を読みたいと思います。また、箱根に一泊で行こうかと思っています。できるだけ家族と一緒に、猫とも一緒にのんびりしたいと思います。

記者:

リフレッシュされる中でも、市政について頭を整理することもあるかと思います。夏休み中に整理したい課題などあれば教えてください。

市長:

やはり仕事のことを多く考えているだろうと思います。色々な政策があるので課題は常にあります。ただ、私は書類など読むのが大好きなので、予算などの(書類を)改めて隅から隅まで読むことも楽しいです。(市政のことは)考えないといけないことで、いつも考えていますが、色々な案件を整理していきたいと思います。

記者:

先日、市の昨年度一般会計決算が発表されて、ふるさと納税(の税収影響額)が97億円と増加しています。ふるさと納税の返礼品の充実についてどのような指示を出していますか。川崎市は来月、民間事業者の公募をするようですが、横浜市はどのようなタイミングを考えているか教えてください。

市長:

ふるさと納税は、一般会計決算の中で毎年こうした結果が出ていて、(税収影響額は)かなり大きな金額になってきています。返礼品の充実については、よく他の自治体がされている食べ物や特産品などの物ではなく、市外の寄付された方に横浜の魅力を実感していただけるよう、体験型・体感型の返礼品等を検討しています。来年度からの開始に向けて、文化観光などを所管する部署の若手職員が集まって、(横浜らしい)ユニークな案を出して検討を進めています。

記者:

先日、緑区にある認可外施設で男性保育士が子どもに暴力をふるっていたことが報道されましたが、その受け止めをお聞かせください。

市長:

本当に驚きました。頬を何度も殴った保育士は許せません。保育園側にもしっかり現場の状況を見ていただきたいと思います。市は年一回(定期)立入調査をしていますが、今回の事案を防ぐことができなかったことは大変残念に思っています。(定期立入調査では、)暴力的な行為やそれにつながるような事案は確認できませんでした。また、巡回訪問事業については、今回の施設は今年度中に訪問する予定でしたがまだ行っていなく、保護者様からの情報提供を受けて7月19日に特別立入調査を行いました。また、8月1日に2回目の調査を行う予定です。こうした事案をしっかり踏まえ、こうしたことがまた起きないよう、保育園とは常にきちんとコミュニケーションをとり、立入調査もして指導させていただきたいと思っています。それから、保護者の皆様が保育施設のサービスに対して不安や不満があった場合にすぐに伝えられるよう、区役所の相談窓口や第三者委員制度(認可保育所の場合)を(保護者様に)わかりやすくご案内することが、とても大事だと思います。さらに、区役所などに寄せられる匿名の苦情などもしっかり関係部署で共有し、個別対応につないでいくということを改めて行ってほしいと(所管課に)指示しました。施設数が増加する中でも、市全体で適切で質の高い保育が行われることが非常に重要なので、足りない部分をしっかり反省して、きめ細かく対応していきます。

記者:

きめ細かい対応ということでは、今回は、年一回の立入調査が7月の初めに行われていたけれども把握できなかったと聞いています。認可外ということもあって、そうした施設に対する調査や現状把握は難しいと思いますが、再発防止に向けてどのようことを具体的に行っていくお考えですか。

市長:

保護者の皆様が(苦情などを)言えないことなどが絶対にないよう、区役所の相談窓口と第三者委員制度をわかりやすく、さらにお伝えしていかなくてはいけない、早くそうした状況を発見していかなくてはならないと思っています。認可外保育施設は、保護者にとってありがたい施設だと思いますし、市が支えていかなければいけないと考えています。まずは、こうしたことがないよう、保育施設にしっかりお伝えしていきます。今はこれまでどおりの立入調査を進めていますが、認可外保育施設への立入検査の回数など、このままで良いのか検討したいと思います。

記者:

ブルーラインの事故について調査報告書が出されて、懲戒処分についても発表がありました。今回の事故の受け止めを、改めてお聞かせください。

市長:

今回のブルーラインの件は、定期的に検査している人がきちんと手順を踏まずに、うっかり忘れてしまったということで、鉄道事業に携わっている人として本当にあってはならないことだと思っていますし、交通局長ともその点について厳しく話し合いました。命をお預かりする仕事ですので、プロとしての自覚が欠如していたと思います。また、交通局も現場の作業実態を把握できていなかったのではないかということも話しました。話合いの中で、組織マネジメントが不十分であるという(調査報告を受けて)、私からも課題を伝えました。今後の安全確認をどのように行うか、新しく行うことの報告を受けました。大変申し訳ありませんでした。今後は二度とこのようなことがないように取り組んでいきます。

記者:

報告を受けた中で、安全管理や確認などが不十分であったと感じていますか。

市長:

感じています。

記者:

そのあたり指示などはしましたか。

市長:

しました。単純なミスであり、指差し呼称など鉄道の関係ではよく行われますが、そうした基本的なことが抜けており、漫然と作業していたということだと思います。それが大きなことになり市民の皆様にご迷惑をかけ、大変申し訳なかったと思います。意識が足りない、全くの怠慢であるということを厳しく言いましたし、責任者も反省しています。作業終了後の最終的な確認ができていなかったので、これからしっかり行っていき、新たにスタートする中でも注意深く見ていきます。

市長:

自分から一言、良いですか。ベイスターズについて、ジャイアンツと4.5ゲーム差の2位になりました。この夏が勝負だと思います。クライマックスシリーズに入ってもらいたいです。来場者数が多く、ほとんど満席でチケットが取れないと思います。10連敗したところから立て直し、7連勝もしました。記者の皆様にも是非応援していただきたい。夏休みは録画してでも全試合見るのではないかと思います。夏休みの楽しみでもあり、ベイスターズには頑張ってほしいと思います。

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政策経営局シティプロモーション推進室報道課

電話:045-671-3498

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ファクス:045-662-7362

メールアドレス:ss-hodo@city.yokohama.jp

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