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市長定例記者会見(平成31年4月2日)

最終更新日 2019年4月10日

平成31年4月2日(火曜日)14:00~市庁舎2階応接室

※市長記者会見における質疑内容の要旨を政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。

情報提供

質疑要旨

1 情報提供
健康・医療関連ベンチャー支援拠点をみなとみらいに設置します ~WeWorkにライフサイエンスの支援拠点を開設~

(2 その他にて質問あり)

2 その他

記者:

情報提供の件について、一番期待することをお聞かせください。また、昨日発表された新しい元号「令和」について、コメントを改めてお聞かせください。

市長:

健康・医療関連ベンチャー支援拠点をみなとみらいに設置することについて、(この取組は)今年1月に行った「イノベーション都市・横浜」宣言の具体化(の一つ)です。支援拠点の設置場所は、アメリカを中心に事業展開しているWeWork様が運営するスペースで、多くの異なる分野の皆様がイベントや共有スペースで自然に交流できるコミュニケーションをとりやすい仕組みを備えたワーキングスペースです。このような環境は、オープンイノベーションによる成果創出を目指すLIP.横浜との親和性も大変高く、これまでにない相乗効果が生み出されると考えています。また、「WeWorkみなとみらい」はパシフィコ横浜の隣に位置しています。パシフィコ横浜ではライフサイエンス系の展示会や学会が多く行われており、こうした点からも、利用する中小・ベンチャー企業の皆様にとって馴染みが深く、便利で利用しやすい拠点になると考えています。今後、拠点の特性や立地上の強みを生かし、積極的にセミナーや交流会などを開催することでオープンイノベーションによる取組が多く生まれ、横浜からライフサイエンス分野でのビジネス創出が活発になることを期待しています。
それから(改元については)、昨日私はちょうど秘書部の前で、副市長など秘書部にいた人と一緒に、新元号の発表を結構ドキドキしながら待っていました。「令和」と聞いた時は、非常に清々しく柔らかく優しい雰囲気の中に凛とした雰囲気が伝わって、非常に感激しました。文字も響きも素晴らしいと、非常に嬉しく思っています。万葉集が典拠であるということで、新聞などでも改めて深く読み直しました。日本が持っている伝統文化、かぐわしさというか品格のある、そうした私が持っている日本のイメージを端的に表現しているように感じて、とても嬉しく思いました。コメントも出しましたが、日本が友愛に満ちあふれて、豊かな国になるよう願いが込められた新しい時代にふさわしい元号だと感じています。市は着実に政策を積み重ねてきて、市民の皆様の安全・安心な暮らしをお支えしたいと職員皆で頑張ってきました。心の豊かさを求めていく「令和」の時代に、さらにしっかり市政を推進していかねばならないと、改めて身が引き締まる思いです。天皇陛下は優しく力強く国民の幸せを祈り続けてくださっており、天皇皇后両陛下に心から敬意を捧げます。そして皇太子殿下がご即位をなされる改元という時代の節目に居合わせたことに幸福を感じています。

記者:

いじめの重大事態にあたる小学校の件について、被害児童の求めていた再調査をしない結論を3月28日に出したと思います。再調査をしても新たな事実の判明につながる可能性が低いことを理由に挙げていますが、再調査をしないと判断した理由を改めて教えてください。

市長:

平成31年3月25日に横浜市いじめ問題調査委員会より「再調査の必要性はないものと考える」との意見具申をいただきました。その結果を受け、横浜市として再調査を行わないと判断をしました。調査委員会では5回の委員会を開催するとともに、当該小学校の専任教諭など関係者へのヒアリングを実施し、丁寧に議論を進めたと報告を受けており、今回の意見具申の内容は今後の参考にするよう、すでに教育委員会に伝えています。(今回の判断は)この調査委員会での意見具申を受け止めたものです。今回の問題はしっかり検証しているので、今後市が一丸となって子どもを育てる環境をしっかり整え、いじめの未然防止や早期発見、早期対応に取り組んでいくことを改めて決意しています。

記者:

教育委員会の第三者委員会が加害児童に対して結果的にヒアリングできず、2回要請をしたが断られた。そして2回は任意の調査協力の依頼としては適切な回数と(意見具申に)書いているのですが、被害児童の代理人の弁護士に聞くと、2回目の要請は代理人の弁護士が教育委員会に依頼して、第三者委員会の結論がまとまって説明に行くのであれば、せめてついでに要請してほしいということで2回目をされたと聞きました。そうであれば、2回調査の要請をしたと言っても、ほぼ実質は一回要請したようなものではないかと思います。また、アンケート調査も、行ってみれば新たな事実が出てくる可能性も高いとは言えませんがゼロではないと思います。一番大事なのは被害児童が再調査をしないという結果に納得していないということですが、その点も含めて、このいじめ問題調査委員会の調査やその結論についてお聞かせください。

市長:

横浜市いじめ問題調査委員会の意見具申を尊重しており、5回の委員会(の中)でヒアリング(を行い、)丁寧に議論を進めたという報告を受けているので、その答申を受け止めたということです。

記者:

最終のいじめ問題調査委員会からの意見具申の前に、被害者の代理人から要望、お手紙のようなものは、市長は読みましたか。

事務局:

保護者からの要望は事前に私たちが説明して、それも踏まえて総合的に市長に判断していただきました。

記者:

要望というのは代理人の弁護士からの手紙のことですか。それは市長ではなくて担当部局で拝見したということですか。

事務局:

調査委員会からの意見具申と、代理人の弁護士からの要望書の両方の説明を市長にして、それを踏まえて総合的に判断していただきました。

記者:

市議選について、神奈川区が戦後初めて無投票になったことについての受け止めと、市議選に期待している点などあればお聞かせください。

市長:

神奈川区は定数どおりで結果的には(無投票という)結果になっていますが、その他(の選挙区)は結構大変で激戦の区もあり、驚きました。立候補者の考えを聞くチャンスなので、できるだけ市民の方に色々な機会で意見や公約などを吟味していただき、多くの方が足を運んで投票率が上がることを期待しています。

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