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今年も小菊盆栽展示会にお邪魔しました(令和6年12月20日)
最終更新日 2024年12月20日
瀬谷菊友会の皆様が主催される「小菊盆栽展示会」に先月、伺ってきました。
11月の長屋門公園は、紅葉が始まりかけていて、会場内に菊の薫りが漂い、秋の気配を満喫できる雰囲気でした。
菊は8月下旬の夜間の最低気温が20℃以下の日が3日間ほど続くと、11月の展示会のシーズンにたくさんの花をつけるとのことですが、今年の夏はご存じのとおりの猛暑で、作品を仕上げるのに大変苦労をされたそうです。また、展示会の日程に開花を合わせるのが大変であったというお話も伺いました。
作品を拝見して思うのは、1年という限られた時間の中で作られた「菊」がいろいろな表情を見せることへの驚きです。古木を感じさせる「枝ぶり」など、1年でこんな表情の「盆栽」となることを不思議に感じています。
素敵な展示会を毎年開催されている瀬谷菊友会の皆様に心より感謝を申し上げます。
今年の会場には、GREEN×EXPO 2027に向けた「花せやまるをつくろう!プロジェクト」にご参加いただいた皆様の作品も展示されました。
「花せやまるをつくろう!プロジェクト」では、菊友会の皆様による講習会に参加された受講者が、4月から「ドーム菊」づくりに挑戦されました。菊友会の皆様のサポートを受けながら、猛暑の夏を乗り切った作品が並びました。「初めて菊を育てる方も多かったと思うが、とりわけ厳しい夏の条件下で、ここまでの作品を創り上げたことは素晴らしい」との菊友会の皆様からお褒めの言葉をいただきました。
私も、チャレンジしていたのですが、途中で葉が白くなりかけてしまった時点で、地域振興課の担当者にお預けしてしまうことになり、育成の難しさを実感しました。素晴らしい見頃の菊が並んだのを楽しく拝見させていただきました。ちなみに、私が途中まで育てていた菊は、その後の適切なケアを受けて、しっかりと満開となっていました。
次回のプロジェクトは、3月にドーム菊育成に関する講座を開催予定です。広報よこはま2月号でお知らせしますので、どうぞ皆様ご参加ください。
長屋門公園は、一部改修工事をしていましたが、年内にはまた素敵な姿を現します。例年12月はドウダンツツジ、1月はツワブキが素敵な時期になりますので、どうぞお散歩がてらいらしてください。
令和6年12月20日
瀬谷区長 植木 八千代
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