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4年間ありがとうございました【最終回】
最終更新日 2025年3月31日
今年も二ツ橋公園の桜が満開となり、春がやってきました。50周年記念で植樹された横浜緋桜の花を見るのも5回目となります。
令和3年4月に22番目の走者として、地域の皆さんと前任の区長の皆さんの思いのこもった「襷」を受け取りました。
4年間、いろいろな方のご支援を受けながら、少しでも前に進むよう走ってまいりましたが、4月1日からは、23番目の走者へと「襷」をつないでまいります。
着任した令和3年4月は、コロナ禍の中で、ワクチン接種が始まる直前でした。1年間、非常事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返し出され、瀬谷フェスティバルをはじめとした地域でのいろいろな活動が止まらざるを得ない状況でした。そのような状況の中で、タイミングを見て瀬谷区スポーツ協会の皆さんが名称変更に伴う新しいロゴマークを発表されたり、地域の皆さんとの会議もリモートで行ったりと、「密にならない」状態で可能な形での地域活動が試行されました。
令和4年3月に瀬谷駅直結の瀬谷区民文化センター「あじさいプラザ」が開館しました。まん延防止等重点措置期間中であったため、オープニングイベントも縮小開催となるなど、厳しい状態での開館となりましたが、その後、各種文化団体の皆さんのご尽力によって、徐々に利用者数が増加していきました。
令和4年の夏には、3年ぶりに「さとまつり」「七夕灯籠まつり」が再開しました。10月には、旧上瀬谷通信施設のはらっぱで、「瀬谷フェスティバル」も工夫しながら開催することができ、徐々に様々な地域でのイベントも再開され、現在に至っています。
この間、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の開催が正式に決定されました。瀬谷区の中でもいろいろな形で、区民の皆さんに参加いただきながら、開催テーマである「花・緑」「農」「環境」などを意識して機運醸成に取り組み、気が付けば、開催まであと2年を切ってしまいました。多くの区民の皆さんが、GREEN×EXPO 2027の開催をワクワクと楽しみにしてもらえるように、そして、開催地元区として、多くの来街者が「瀬谷って住みやすい、すてきな街だね」と感じていただければと思っております。
相鉄線とJR線、東急線との直通運転が開始され、都心とのアクセスが向上しました。その影響もあり、特に若い世代の転入が増えてきました。「幸せが実感できる瀬谷づくり」を進めていくための取組はこれからも続いていくこととなります。
この4年間、通勤時に三ツ境駅の歩道橋から富士山を臨むことができた日は、すごく得をした気分になり、そして、丹沢山系につながる「空の広さ」を感じてきました。長屋門公園をはじめとした、個性豊かな緑あふれる公園や水辺の道、そして「瀬谷八福神めぐり」など、本当に瀬谷区は素敵な場所がいっぱいです。瀬谷がこれからも自然豊かな素敵なまちであり続けるよう、引き続き、区民の皆様とご一緒に区役所も取り組んでいけるように、ここで次の走者に少し?重みを増した襷を渡します。
4年間、本当に様々なご支援、ご教示をありがとうございました。
横浜市職員として最後の職場がこの瀬谷区であったことは、本当に幸せでした。
どうぞ皆様、これからも健やかにお過ごしください。そして、2年後に開催されるGREEN×EXPO 2027の会場で、元気な皆様と再会できることを楽しみにしております。
市立保育園の年長組の皆さんからメッセージカードとたねダンゴから育てたお花など園庭で育てたお花のブーケを卒業祝いにいただきました。
小学校での生活を、お友達と仲良く元気に楽しんでください。
令和7年3月31日
瀬谷区長 植木 八千代
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