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天神坂の土取場跡

最終更新日 2019年1月21日

ここで紹介している内容は、現在とは異なる場合がありますのでご注意ください。

15.天神坂の土取場跡(東ケ丘7付近)

天神坂の土取場跡


京急日ノ出町駅の裏手、表通りの喧噪が嘘のような一画がある。ここから野毛山に至るいちばんの近道、天神坂の石段が始まる。下から数えて94段(2回確かめたから間違いない)、幅広のや不揃いの石段は、さほど急ではないが、一息に登ろうとすれば結構こたえる。

この石段が刻む山の名は天神山、高さはわずか45メートルほどだが、その昔、万治2(1659)年当時材木商で財をなした初代吉田勘兵衛が新田を開発するにあたり、石川中村の大丸山と洲干島と、ここ天神山の土砂を採って埋め立てた。巨費と8年の年月を費やした野毛新田、のちに吉田新田とされたが、今のヨコハマの中心である。登り口にその記念碑が建っている。

文・絵 長谷川 泰(西区文化協会 騎虎の会主宰)

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