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ベンジャミン観音のこと

最終更新日 2019年1月21日

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52.ベンジャミン観音のこと(宮崎町32)

ベンジャミン観音のこと


今年の干支に因んで午(うま)の話をひとつ。伊勢山の成田山別院のとなりに、万徳寺という曹洞宗の禅刹(ぜんさつ)がある。その境内に一風かわった馬頭観音をみつけた。さほど大きくはないが馬頭を直接頭(かしら)としたこの観音様、なんと十字架をかけていて台石に「ベンジャミン号に捧ぐ」と刻まれている。

傍らの立札に、優秀な競技馬で多くの人々を乗せ、そして愛されたが、人間の不注意により非業の最期をとげたベンジャミンを悼んでこれを建立した旨がある。彼をこよなく愛した飼い主の御婦人によって、行間に限りない哀惜と憤りを滲ませて書かれているが、幸い当寺のご住職の理解ある計らいで、ここに建立されたのだという。ここまで愛されたら、ベンジャミン君、もって瞑すべし、といえよう。

文・絵 長谷川 泰 (西区文化協会 騎虎の会主宰)

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