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横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

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市長定例記者会見(令和5年7月19日)

最終更新日 2023年7月21日

令和5年7月19日(水曜日)14:00~

報告資料

会見内容

1.報告
(1)プリキュア20周年に伴うにぎわい創出について
   ゲスト:東映アニメーション株式会社
       執行役員 エグゼクティブプロデューサー 鷲尾 天 様

※敬称略

政策局報道課長 矢野:
それでは定例会見を始めます。市長、お願いします。

市長:
はい、本日まずご報告するのは、プリキュアは20周年に伴うにぎわいの創出についてです。プリキュアはですね、2004年から開始されておりまして、今年で20周年を迎えます。もう説明するまでもないですが、お子さんはもちろん保護者の方からも認知度が高い作品だと思います。現役、10歳未満のですね、現役のというか、今のお子様もそうですし、それから、これを見て育った今10代から20代の多くの世代にもですね、多く親しまれております。横浜とプリキュアの関わりなんですけれども、2012年にプリキュアの映画の舞台となって以来ですね、子育てとかあるいは観光など、様々な政策で継続的に連携をさせていただいてきております。その意味で、作品とゆかりの深い都市であるというふうに思います。この度、プリキュアは20周年ということでそれに合わせまして、東映アニメーション株式会社様、そして株式会社東急エージェンシー様、そして横浜市の3者で全プリキュアパレード実施いたします。9月24日の日曜日にですね、歴代の約80名のプリキュアに集まっていただいて、日本丸、それから日本大通り、また、中華街、この3つのエリアに分かれてですね、パレードをして最後に、関内ホールに全プリキュアに集結をいただいて、ステージイベントを行っていただくという次第で、これは全国でも横浜だけの特別な取組となります。それぞれの場所でパレードが、これですね。パレードを終えて、3か所で終えて、その後、関内ホールに集まっていただいてイベントを行うという、こういったスケジュール感で行います。それからですね、今年の冬にですね、パシフィコのほうで全プリキュア展としてですね、これまで東京、名古屋、大阪を巡ってきて、多くの方に親しまれた展示がですね、更にパワーアップをして横浜に凱旋して展示をしていただけることになりました。そして、来年の1月20日と21日にはですね、全プリキュアの20周年記念のアニバーサリーのライブを、アリーナの方で行っていただきます。このようにですね、年間を通じて横浜で20周年記念イベント開催していただきます。今後の展開なんですが、まず9月24日のプリキュアパレードの日にですね、関内ホールで行われるステージなんですが、ステージイベントなんですが、恐らく満員になろうかと思います。あるいはですね、お子様、小さいお子様連れでホールの中だと少し行きにくいと感じておられる方々もいらっしゃるかもしれませんので、市内のお子様を対象にですね、無料のですね、ライブビューイングを行いたいというふうに考えております。この様子をですね、ライブビュー、パブリックビューイングのような形でですね、市内のお住まいの親子に限定をさせていただいて行いたいというふうに考えております。また、20周年の記念映画を作成されているそうで、この中に横浜の街も登場させていただけるという次第でございます。はい、本日はですね、東映アニメーション株式会社執行役員の、執行役員エグゼクティブプロデューサーの鷲尾天様にお越しをいただいております。鷲尾様はですね、プリキュアの初代のプロデューサーの方でいらっしゃいます。それでは鷲尾様、どうぞよろしくお願いいたします。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
すみません、東映アニメーションの鷲尾と申します。今日はよろしくお願いいたします。2004年に始まりました「ふたりはプリキュア」という番組、最初2人だったんですよね。それが今や20年経つことになりまして、約80人ということになりまして、本当に皆様のご声援のおかげでここまで続けることができました。本当にありがとうございます。そして、今回横浜市様のご協力、本当にたくさんのご尽力とご協力いただいて、こうして大きなイベントを開催させていただくということになりまして、本当に感謝しております。ありがとうございます。まさか番組が、ここまで皆様にこうして取り上げていただけることになるとは、正直思ってなかったというところでございます。横浜市については、実は私、学生の頃から大変慣れ親しんだ街でございまして、どのぐらい昔かといいますと、まだ赤レンガが比較的物騒な街だった時代から大変何度も足を運ばせていただいた、こんなにいろんなところで華々しく賑やかなところになるというのは本当に、時代が変わっていくこと間近に見られて嬉しいなと思っております。 私にとっては実は横浜という街は、東洋のテイストもあり、西洋のテイストもありということで、何か本当にテーマパークのような街で、実はお住まいの皆さんが羨ましいなと思っているところでございまして、そんな街にプリキュアがこうして大挙してお邪魔するということが許されるというのは、本当に感慨無量でございます。前回2015年(※)に当時55人でございました、パレードをさせていただいた時に大変たくさんのお客様に集まっていただいて、結構の炎天下だったんですが、10月だったと思うんですけど、そんな中でもたくさんお集まりいただいたんで、今回我々の方としては万全の対策を期した上で、是非皆様に足を運んでいただきたいなと思っております。また、その後もプリキュア展示、全プリキュア展という展示会、それからイベントとライブイベントと、どちらも横浜市様でやらせていただきますので、是非皆様にもご覧いただきつつ、これからもまたご声援いただけるとありがたいなと思っております。よろしくお願いいたします。

※ゲストの説明について、以下のとおり訂正いたします。
【誤】前回2015年
【正】前回2018年


市長:
ありがとうございます。今後も横浜市とプリキュアの方で連携をしてですね、にぎわいの創出などにつなげていきたいというふうに考えております。私からの説明は以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件についてご質問をお受けします。幹事社からお願いします。

神奈川新聞 加地:
幹事社の神奈川新聞の加地です。よろしくお願いします。まず、鷲尾様にご質問させてください。1点目が、横浜市とこれまで何度も連携でいろいろやらせていただいたと思うんですが、横浜市と連携する意義というものをどのようにお考えかということと、あと2点目で、私、本当にプリキュア世代と言いますか、2004年にちょうどテレビで見てた世代でして、それまでの女児向けのアニメと違って、女の子が主人公でヒーローに変身して、アクションシーンを繰り広げるというのがすごい一線を画したアニメだなって、今考えると思うんですけど、作品に初代のプロデューサーとして関わって、どのような思いを込めてプリキュアを誕生させたかっていうところを教えていただきたいです。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
ありがとうございます。まず最初のご質問でございますが、横浜市様とご一緒させていただく意義というところで、先ほどちょっと私自分の口からテーマパークというお話をさせていただいたと思うんですが、アニメーションというのは一種、子どもたちにファンタジーを見せるものであると思っています。それは変身することであったり、活躍することだったり、いろんな意味のファンタジーがあると思いますね。で、その舞台として、どんなところがふさわしいかというと、これすごく難しいんですけど、リアルにあるところと、それからファンタジーの要素とが組み合わさっているところっていうのが非常に重要なんですね。それは作品によっていろいろ違います。ただ私の中では先ほど申しましたとおり、ふさわしいまち、モデルにすべきまちというのは実は横浜だったというのは、中にございます。なので、組ませていただいて、現実にきちんといろいろやらせていただくことも当然2012年からやっておるんですが、それ以前から、モデルとして、いわゆる架空の都市なんですけど、横浜がモデルになっているという都市については、実は何度かやらせていただいております。許諾取ってませんけども、一応ファンタジーでございますので、そういう形で進めさせていただくことがございます。私の中で、アニメーションとして子どもたちに夢を持ってもらいたいというのは実はこのまちだったというのが正直なところではございます。もう1つ番組を立ち上げた頃でございますが、なかなかあれじゃなかったですか。商品とか手に入らず苦労されたんじゃないですか。初代の頃。すみません、本当ごめんなさいね。親御さんとかにもお会いするたびにごめんなさいって謝ってるんですよね。お子さんがいろいろね、ないないって言って泣き叫んだんじゃないかみたいな話を聞きましたので。はい。当時は、20年前でございますので、女児向けのアニメーションというジャンルは当然ございまして、今の時代とは多分ずいぶん違うと思うんですけれども、やっぱり女の子というのは、陰ながらみんなを支えるんだけれども、表に出ない、しかもおしとやかであることみたいなことが推薦される作品が多かったです。だけど私の中ではいや、そんなことないな、特に小さい頃は男の子も女の子も関係なく一緒になって遊んでて、発育の良い人のほうが比較的リーダーシップをとるもんだっていうのをずっと思ってたんですね。私は比較的身体が弱い方だったものですから、尚更それを強く思っていた。当時、番組枠を持つということになったときに、まあだったら自分の中で、今までイメージしていて、きちんと女の子が主体になって活躍する番組があったっていいじゃないか、それを当時一緒に組ませていただいた西尾大介さんという監督と一緒に考えまして、じゃあ分かった、鷲尾君分かったよ、じゃあ女の子が活躍する主人公でアクションをする番組っていうのは分かった、それをやるときに、白馬の王子様はなしにしようか、っていう話をしたんです。つまり誰かが助けに来ることを期待するのではなくて、自分たちで解決する。自分たちで問題に向き合う、自分で何とか突破しようとするというのも、女の子が正面からやるんだよっていうこと、それをテーマにしようじゃないか。そういうことで始まった番組だったんです。なので、当時、徒手空拳で立ち向かう、ヒロインというにはあまりにヒーローチックな存在ということで番組が始まったということでございまして、意義としてはそういうことを当初考えてましたら、これが幸いにしてお子様方、親御さんの皆さんに受け入れてもらったものですから。こうして、その魂を引き継ぎ20年続けられることができたと、そういうことでございます。

神奈川新聞 加地:
ありがとうございます。続いて山中市長にも伺いしたいです。今おっしゃったように、今見ているお子様ももちろん、プリキュアを見て育った世代で今子育てをしている方たちも多いと思います。今後のプリキュアとタイアップして、市政課題、行政課題の解決に向けて連携するということですが、どういった分野でプリキュアの力を借りたいって考えることがありましたら教えてください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。プリキュアというのが、お子さんもそうですし、ファミリー層、子育て世代にも遡及する認知度が高い作品であります。こういったコンテンツとタイアップをすることで、横浜の新たな魅力、そしてにぎわいの創出につなげていきたいと思いますし、現在、実現に向けてですね、様々調整しているところでございますので、具体的な内容が決まり次第、改めてお知らせをしたいというふうに思います。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

朝日新聞 小林:
朝日新聞の小林です。来月はポケモンで、その後、秋からは今度プリキュアということなんですけれども、横浜市がこういったキャラクターだったりとか、そういう世界観とコラボすることで、一時的に人が観光で訪れたり、このライブに訪れたりパレードに訪れたりっていうことはあると思うんですけれども、これを継続して、横浜の魅力を高めるとか、市長が普段から言っている横浜に住んでもらうというところに結びつけるためにはどのようなことが必要だとお考えでしょうか。

市長:
はい、ありがとうございます。まず市民の今住んでくださっている方々にですね、先ほどいろいろ横浜のことをお褒めいただいたんですけども、やはりこの街はこういったイベントが開催される都市なんだっていうようなことを思っていただきたいなというふうに思いますし、また、そういったことで横浜に継続して住みたいって思っていただけることにもつながるかなと思います。また市外からはですね、改めて、来ていただいてプリキュアなどを見ていただいて、また赤レンガとか様々なウォーターフロントの臨海部とかですね、素敵なところがありますので、そういったところを見ていただいて、横浜への思いというのはですね、高められるといいなと思っております。そういったことの継続でですね、やはり住みたいまち住み続けたいまちを作っていけるんではないかというふうに考えております。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。具体的にこのイベントのことですけれども、このパレードっていうのは、自由に観覧できるのかですとか、ちょっと人のよく集まるということなんですけれども、そのへんはどういったことを想定されているのでしょうか。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
私からで。今回のパレードにつきましては、基本自由にご覧いただけることになっています。ただ、人があまりたくさん集まると規制を敷かなければいけないというのも当然ございますので、その規制の範囲内、安全の範囲内で皆さんにご自由にご覧いただくということになるかと思います。

東京新聞 神谷:
そして今回、入場チケットとかエリア分けとかそういうこともせずに、基本的にはもう道端で見られるっていうような形で。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
基本、そうでございます。関内ホールだけ有料ということでよろしいですね。

東京新聞 神谷:
全員集まった関内ホールでダンスステージというのは有料チケット制の、有料のイベントで、それを無料で市民の親子には、ライブビューイングをするということでよろしいですか。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
はい。

東京新聞 神谷:
分かりました。5年前、2018年のときをちょっと直接知らないんですけれども、この時も同様の形で開催をしたっていうことですか。

市長:
グランモール公園で、1か所でパレードを行ってですね、その時は約1万人の方々にお集まりをいただいたというふうに聞いております。

東京新聞 神谷:
すみません、鷲尾さんにお聞きします。2018年の時は55人でいいですか。単位は。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
55人です。

東京新聞 神谷:
現在、すみません約80人、正式には80ですかね。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
今、77名です。

東京新聞 神谷:
77。今の放映中のシリーズで77人が登場してて、それが今度全員来る。それが全員集まる。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
はい。

東京新聞 神谷:
じゃあ、正確には77ということでいいですか。ちょっとまた。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
いろいろな、これなんというんですかね。放送上の都合とか、いろいろございましてですね、約80名というのは、含めて80名、約80名ということになってまして、現在放送中77名ということでお察しいただけると助かるのでございますが。

東京新聞 神谷:
分かりました。じゃあ、約80人が、全部が集まるという言い方で。

東映アニメーション株式会社 鷲尾エグゼクティブプロデューサー:
申し訳ございません。

東京新聞 神谷:
はい、分かりました。はい、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。はい。それでは一旦質疑終了しまして、このままフォトセッションに移ります。今日はですね、ゲストで初代のキュアブラックと今放送中のキュアスカイにお越しいただいてますので、皆さんでフォトセッションしたいと思います。どうぞお入りください。

政策局報道課長 矢野:
ありがとうございました。それでは事務局、入れ替わりますので少々お待ちください。

(2)横浜駅周辺地区の防災対策について   
   ~駅周辺施設と連携したデジタルサイネージを活用した災害時の情報発信を開始~

政策局報道課長 矢野:
それでは続けてよろしくお願いします。

市長:
続いてご報告するのが、デジタルサイネージを活用した横浜駅周辺地区の防災対策についてです。今年は関東大震災から100年という節目の年であります。大規模な地震に対して安全安心を実感できるまち作りが一層求められるところです。今回のこのサイネージの取組の発端はですね、東日本大震災です。当時、横浜駅周辺には、公共交通機関が止まってしまったことで、帰宅困難者の方で多くあふれました。災害時に移動手段を失ったことで、横浜駅周辺で多くの方がお困りになられたという経緯がございます。そこでですね、本市はこの震災を契機にですね、大規模商業施設事業者様、駅周辺の商業施設の事業者様、そして鉄道事業者様、そして地元の自治会の皆さま、そして本市の間で協力をして、横浜駅周辺の帰宅困難者の対策にこれまで弾力的に取り組んでまいりました。特にですね、これまで帰宅困難者を減らすための対策、それから困難者が安心して過ごすためにどうすればいいか、また避難先や避難経路を周知するための方法などを検討してまいりましたが、今回ですね、新たな取組として発災後の行動を支援する情報の提供の仕方として、デジタルサイネージを活用した情報発信を行いたいというふうに考えております。サイネージの運用方法なんですが、まずですね、横浜駅周辺の142箇所のデジタルサイネージを活用いたします。計142箇所のサイネージを活用いたしまして、発信場所の状況に合わせて随時情報を発信いたします。計13枚のサイネージを組み合わせたいというふうに考えております。4か国語に対応をいたします。具体的なイメージなんですが、13枚というのはこちらのスライドにある計13枚ですね。発災時の情報発信のイメージなんですが、まず市内に震度5強以上の地震が発生した際に、まずフェーズ0として、緊急地震速報の周知を行います。そして、フェーズ1として、発災から30分の間にかけてですね、身の周りの危険からの安全確保についてメッセージを送ったり、あるいは横浜市の防災情報を発信したいというふうに考えております。いずれもQRコードでですね、市民と行政がつながるようにしたいというふうに考えております。QRコードなどを使って情報発信をしてまいります。それからフェーズ2の災害発生30分後から翌朝まではですね、一斉帰宅抑制に関するメッセージや、一時滞在施設の周知などについて発信を行いたいと考えております。また、津波に対してもサイネージを活用したいと思っておりまして、具体的にはですね、こちらにございますとおり、東京湾内に津波注意報、それから警報等がですね、発令された場合にですね、3つのフェーズにこちらも分けて情報発信を行いたいというふうに考えております。まずフェーズ0は先ほどの緊急地震速報ですね。それからフェーズ1として、津波避難場所への避難に関するメッセージをお送りしたいと思ってます。フェーズ2では一斉帰宅抑制に関するメッセージのほか、安否確認手段の周知などについて、こちらもQRコード等を使ってですね、情報発信を行いたいと考えております。サイネージに関しては、9つの事業者さまにご協力をいただいて、こちらにお示しをしている計142箇所に設置してあるサイネージで情報発信をしていく予定となっております。具体的にはですねこちら一例なんですけれども、ポルタとか、ジョイナスそれから、NEWoManとかですね、こういったところはですね、前回の大震災の時にも多くの方がお困りになられて、多くの方がお集まりになられましたので、こういった場所を使ってですね、的確に情報発信をしていきたいというふうに考えております。また、これ最後のスライドですが、災害時以降こういったサイネージを使った災害時における情報発信の取組とあわせまして、平時における防災啓発の動画も作成いたしまして、こちらはですね、7月3日からサイネージの方で放映をしていただいております。引き続きですね、安全安心を実感できる、災害に強いまちづくりに取り組んでまいりたいというふうに考えております。こちらに関する説明は以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件についてご質問をお受けします。幹事社さんからお願いします。

神奈川新聞 武田:
幹事社、神奈川新聞の武田です。すみません、細かいところでまず、4か国語っていうのは、日本語と英語と、ごめんなさい、ほかに2か国語はどちらになりますか。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
韓国語と中国語です。

神奈川新聞 武田:
韓国と中国ですね。ありがとうございます。それとですね、最後にご案内いただいた平時におけるこの防災啓発動画なんですが、これも7月3日から既に放映しているっていう形なんですかね。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい。

神奈川新聞 武田:
分かりました。これは、細かいところで恐縮なんですが、横浜市さんが主体になって、無料で流してる形、協力を得て、無料で流しているような形ですか。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、ここに書いてありますステークホルダーの先ほど画面があったかと思うんですが、そこの集まっている方からのアンケート調査をいたしまして、その中で協力していただいてくれる事業者のサイネージを無料で使わせていただいております。

神奈川新聞 武田:
なるほど。具体的に言うと何か所位とかってありますかね。この平時から流してるところっていうのは。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
ただ今、平時で流しているところはですね、ポルタとYCATが流れておりまして、ジョイナスにつきましては、これからの9月1日ですとか、1月17日、また3月11日といった震災があった時にですね、集中的に流したいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
分かりました、ありがとうございます。平時はそういった形で啓発をされて、発災した際は、基本的には地震は震度5強を想定した形ですかね。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい。

神奈川新聞 武田:
分かりました。津波が発生するような、津波の注意が必要である場合には、また別の内容でお伝えする。

市長:
その発令が出た場合ですね。

神奈川新聞 武田:
分かりました、ありがとうございます。市長に冒頭おっしゃっていただいたかと思うんですが、関東大震災の100年の節目ということで、改めて機運というか、報道も増えたり、いろいろ注意喚起が増える機会かなと思いますので、改めてそういう呼び掛けの一言をいただければなと思います。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。大規模な地震はいつ起こるか分かりません。従いまして実際にですね、地震が起こった時を想定して、日ごろからの準備、そして実際に地震が起こってしまった場合のですね、その後の市民の皆様の行動をですね、どう誘導していくのか、そういった観点が重要になるというふうに考えております。今後もですね、地震が起こった場合には多くの方が混乱されますけれども、そういった発災直後の混乱防止、それから発災から暫くの間のですね、混乱の解消に向けて、いろいろ取組を進めていきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。それとごめんないもう2点。1点が、これもし数字が分かればなんですが、東日本大震災の時はおおよそどれ位の方が滞留されたという、もし数字があれば伺えればと思います。それともう1点、今後、横浜駅で、今一番人が滞留する想定される場所かと思いますが、他のエリアとかへの広がりとかそういったもの、もし想定あれば伺えればと思います。

市長:
ありがとうございます。横浜駅の乗降客がですね。今、一日200万人に満たない位なんですね。190万人位という膨大な数の方にご利用いただいております。この国内でもですね、有数のターミナル駅である横浜駅における取組をまずしっかりと取り組んでいく所存です。併せて、その他の駅への展開につきましては、横浜駅での取組の検証、他の駅におけるサイネージの設置状況や、あるいはどの位の方に普段からご利用いただいているのか、そういった数字等の状況を見ながら、検討を進めていきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。ごめんなさい長くなってしまって、最後に、今、防災啓発こういった動画で流されていて、ほかにこう、展開というか、こんなこともやっていこうというのがあれば伺えればと思います。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、前々からポスター掲示ですとか、避難マップというものは配付させていただいております。その他ですね、この西口、東口の、先ほどステークホルダーにありました事業者が集まったですね、避難訓練というものをですね、これまでに20回ほど、年2回、20回ほど開催しておりまして、こういう行動につきましては、今後も続けていきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
分かりました、ありがとうございます。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
それから先ほどのですね、東日本大震災の時の横浜駅の周辺の滞留者の人数でございますが、ちょっと集計がありませんでしたので、申し訳ございません。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではその他、いかがでしょうか。

フリーランス 及川:
France10の及川と申します。この減災、防災に関する、対策に係る予算、だいたいどれ位なのか教えてください。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、今回のですね、このガイドラインとか、サイネージですとかを作成した費用はですね、約470万円でございます。

政策局報道課長 矢野:
よろしいですか。

フリーランス 及川:
はい。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。これ平時におけるサイネージっていうのは、それぞれポルタさんやYCATさんが、普段自分たちで流しているサイネージの中で随時流していくってことなんでしょうか。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、ありがとうございます。おっしゃるとおりで、ポルタさんのサイクル、YCATさんのサイクルで、ちょっと先程申し遅れたんですけど、あと神奈川防災センターですとか、西区役所、神奈川区役所の方でも、そのスケジュールに合わせて流しているということになっております。すみません、横浜市民防災センターでございます。失礼しました。

東京新聞 神谷:
そうするとだいたい、毎日、どれ位のサイクルみたいなのって言えるんですかね。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、それぞれのですね、広告したいものもございますので、それぞれのサイクルで流れておりますので、定期的というか、一定性は無いものというふうに考えております。

東京新聞 神谷:
あと、その震度5以上の地震の時は、もうこれは13個、フェーズに合わせて、それはいつまで流すかみたいなのは市の方でお願いをするんですか。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、大体、ここに書いてありますけど、翌朝までというフェーズで書かせていただいてますので、一応そこまでの対応というふうに考えております。

東京新聞 神谷:
これはなんか、順次、こうフェーズの、この4枚は順番に流れるような形で、システム化されているんですか。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
ポルタですとかジョイナスの避難状況っていうんですか、滞留者の状況というのがですね個々違うというふうに判断しておりまして、その場合、そこのポルタの防災管理者、ジョイナスの防災管理者がその状況を見てですね、サイネージを選択して流すという形をとりたいと思ってます。

東京新聞 神谷:
なるほど。ちなみに、ここのエリアは全部、一時避難場所は沢渡中央公園で同じということですよね。なんでこのサイネージも同じっていうことで。

都市整備局都心再生部長 渡邊:
はい、そのとおりです(※)。

※横浜市回答について、以下のとおり訂正いたします。
正しくは、一時避難場所は、沢渡中央公園、岡野公園及びみなとみらい21地区の3か所であり、デジタルサイネージでの表示内容も同じく3種類となります。


東京新聞 神谷:
分かりました、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

共同通信 岡田:
共同通信の岡田です。そもそもなんですけど、デジタルサイネージが地震で壊れたりすると、その情報発信もできなくなるかなと思うんですけど、ある程度、デジタルサイネージは地震に耐えられる構造になっているんでしょうか。

市長:
停電時に関しては、確かに、そこがもう建物ごとですね、破壊されてしまった場合、それは御指摘のような状況になりますけれども、多くの場合、停電とか、建物自体は、比較的耐震構造等もあるかと思いますので、電力が課題になろうかと思いますが、各こういった商業施設ではバックアップの電力を用意しておりますので、そういった点からもですね、こういった多くの方がお集まりになる商業施設でのサイネージの活用が有効であろうかというふうに思います。

政策局報道課長 矢野:

その他はいかがでしょう。よろしいでしょうか。それではこの件の質疑は一旦終了します。事務局入れ替わります。少々お待ちください。


2.その他

政策局報道課長 矢野:
それでは、引き続き一般質問に移ります。ご質問は簡潔にお願いできればと思います。まず幹事社からお願いします。

神奈川新聞 武田:
幹事社、神奈川新聞です。私からすみません、まず3問で、1点が昨日までドイツ訪問があったかと思いますが、率直な感想と手応えといいますか、こんなことが得られたとか、こんなことを生かしていこうというのを一言いただければと。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。ドイツの3都市におきまして、トップ同士の会談、それから有識者との意見交換、ヒアリング、視察等を行いました。経済をはじめとした各分野での今後の連携に関してですね、横浜の施策についてアピールをしてきたところであります。今回の出張を通じてですね、横浜市の中期計画の推進に資する、国際連携の進展につながることを期待しております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。続いてですね、前回の市長会見後に、レシ活のほうの動きがあった、失効額のおよそ9割が復活する見込みであるという点で、その受け止めと、残る1割の対応というのを改めて伺えれば。併せて、今回の事態を招いてしまった、契約段階ないし、その後に一定程度予見できたところがあったのかなというふうに見受けているんですが、そういった検証というものはいかがなさるお考えでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず戻ってくるということになってる9割の分に関しては、具体的にどういう方法で、いつ戻すのかという協議をですね、事業者と粘り強く進めております。協議した内容を、できる限り早期にお示ししたいと考えております。あと1割、残りの1割ですかね。1割に関しても、こちらも引き続き、粘り強く協議をしているところであります、はい。3点目が今後の検証ですかね。検証に関してはですね、しっかりしていきたいというふうに考えております。以上です。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。これ現時点でまだそういう段ではないかもしれないですけれども、もう少しやりようがあったというか、こういう事態を招かない方策が、もしかするとあったんじゃないかっていう意味での検証が、今後はやっていく形ですか。

市長:
いろいろな角度からもですね、検証を進めていきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
分かりました。続いて、私から最後で、山下ふ頭の検討委員会の関係なんですが、前回、すみません、お伺いして重複するところで恐縮ですが、改めて今、事業を進めていこうというところで、その土台を作っていくというか、全体の絵を描いていく検討委員会のところで、そこに事業者として参画しようとしている方が、もしかするとメンバーに就くかもしれないという情報が入っておりまして、一般論的にはあんまり受け入れられないのかなというふうに私個人としては思うんですが、市長としては、そもそもそういうものは望ましくないのか、あるいはそれも含めて入ることも想定の内なのかという部分、お考えを伺えればと思います。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず委員の選定に関して、私は承知をしておりませんので、詳細に関しては、お願いできますか。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
山下ふ頭再開発調整室長、新保と申します。委員の選定につきましては、前回の時もお答えさせていただきましたが、地域の方につきましてはですね、現在、まだ検討中というところであります。ただやはり、その地元の声をですね、しっかりと検討委員会に生かしていくことが大事だというふうに考えておりますので、それについては、引き続きしっかり検討していきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。市長個人としては、一定程度利害関係が今後生じるかもしれない方がそのテーブルに着くっていうことは、どうお考えですかね。

市長:
まだ委員の就任を、打診をしていないと承知してますので。というふうには報告を受けてませんので、それ以上お答えすることはないという段階です。

神奈川新聞 武田:
分かりました。ありがとうございます。

神奈川新聞 加地:
すみません、ごめんなさい。幹事社、神奈川新聞の加地です。1点、お伺いします。今年の上半期の救急搬送件数、過去最多を記録してまして、中でも突出しているのが7歳未満のRSウイルスだったり、ウイルスに感染して発熱して運ばれる子どもたちが増えているということでした。今後厳しい暑さで、熱中症もどんどん増えると思われるんですけど、市長として注意の呼び掛けがあればお願いいたします。

市長:
はい、ありがとうございます。これから8月に向けて更に暑さが増していくことが予想されます。市民の皆様におかれましてはですね、暑さに関する情報、こまめに情報をご確認いただきたいと思いますし、また、こまめな水分補給などですね、熱中症予防の対策を徹底していただくことをお願いしたいと思います。

神奈川新聞 加地:
ごめんなさい、子どもでウイルス性の感染症が増えているということで、今もうコロナが5類に移行されましたけど感染症の対策って、どの程度やっていくべきなのか、市長の考え方があれば。

市長:
その、おっしゃっている感染症というのは、コロナに関してですか。

神奈川新聞 加地:
コロナも増えてて、RSウイルスも増えてて、というお話をいただいてまして。

市長:
様々、ヘルパンギーナやですね、RSウイルス、コロナ、その他、熱中症等々でですね、様々な要因で救急出場件数が子どもも大人も多くなっているというのが現状かと思いますので、ウイルスに関しては保護者の皆様にお子様の体調には十分ご留意いただきたいと思いますし、また、あの熱中症予防については先ほど申し上げたとおりですね。予防への対策を徹底していただきたいなというふうに思っています。

神奈川新聞 加地:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではその他、いかがでしょうか。

フリーランス 及川:
France10の及川と申します。ちょっとデータがやや古いんですが、平成30年、財政調整基金は大阪市が1,604億円。横浜市が127億円でした。大阪市の場合は2年後に花博、万博1,604億円の財政調整基金を使いながらやるというので、それでもお金が足りないと言ってんですが、127億円という財政調整基金で果たして4年後に横浜で花博が、うまく開催することができるのでしょうか。

市長:
よろしいですか。はい、今、財政ビジョン等の指針に従ってですね、創造と転換を通じた取組を鋭意進めているところでございます。ご指摘の博覧会の開催も含めてですね。様々な政策を今後、市のほうで展開していかなければなりませんので、取組に関してはしっかりと進めていきたいというふうに考えております。

フリーランス 及川:
1990年大阪の花博、これが来場者数、そしてお金でも、一番過去最高でしたけれども、私、現地行きましたが、鶴見緑地記念公園というのになっていて、はこものでなく、そのままバラ園や緑が残って、はこものが一切ありませんでしたけれども、横浜では花博の後、そこにテーマパークというはこものを作ろうというおつもりでしょうか。

市長:
跡地利用に関してはですね、これまでご報告している点もございますし、また様々な事項ををですね、加味しながら検討を進めているところでございます。

フリーランス 及川:
では、テーマパークは撤回する可能性もあり得るということでしょうか。

市長:
テーマパークについては既にご報告しているとおりです。

フリーランス 及川:
はい。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。

フリーランス 及川:
はい。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

神奈川新聞 武田:
すみません、改めて武田です。今の関連して、万博ですが、大阪・関西万博、今、連日の報道でパビリオンの建設が遅れていたりとか、費用がどうしても、人件費、建設費もかなり高まってくるのかなというところで、今現在、横浜市のほうで試算を出している会場の建設費だったり諸々で300数十億ずつっていうものが見込まれているものが、恐らく今の現状を考えると上がってくるのかなというところで、早目早目の手を打っていくというのが非常に大事になってくるかなと思うんですが、今、現時点でどんなふうにお考えでしょうかというのを伺えればと思います。

市長:
はい、ありがとうございます。今年の1月にですね、博覧会協会の方で基本計画を策定いたしました。それを前提といたしまして、一方でコロナや物価高騰など社会経済情勢の変化等も、影響もございますので、そういったことを考慮しながら、コスト抑制策も含め資金計画を今、精査しているところでございます。引き続き関係者と連携しながら、着実に準備を進めてまいります。

政策局報道課長 矢野:
はい、よろしいでしょうか。

フリーランス 及川:
France10の及川と申します。万博について、伺います。世界の50数か国が名乗り出ていたんですけれども、諸事情があり、一番はお金がないということでパビリオンは今のところゼロ、着工ゼロという状況です。それでも横浜市はパビリオン出すのでしょうか。

市長:
よろしいですか、はい。大阪の状況に関してはコメントする立場にありませんので、控えさせていただきます。27年の万博、国際園芸博覧会の開催に向けて鋭意準備を進めてまいりたいと考えています。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。はい、それでは以上で会見終了します。ありがとうございました。


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