ここから本文です。

横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

横浜市長の部屋 横浜市長山中竹春

市長定例記者会見(令和5年10月18日)

最終更新日 2023年10月20日

令和5年10月18日(水曜日)14:00~

報告資料

会見内容

1.報告
  『地球の歩き方 横浜市』制作決定
  横浜ファンとともに作る『地球の歩き方』 自治体として初めて連携協定を締結
  ゲスト: 株式会社地球の歩き方 編集長 宮田 崇 様

※敬称略

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは定例会見を始めます。市長お願いします。

市長:
はい、本日ご報告させていただくのは地球の歩き方の横浜市版の制作が決定しましたので、それに関するご報告です。地球の歩き方は1979年に創刊した、言わずと知れた海外旅行向けのガイドブックであります。観光情報のみならず、その土地の歴史、文化など豊富な情報量で、読み物自体として、ガイドブックとしての使い方もそうなんですけれども、私も学生時代に読み物として結構読んでおりました。読み物としても人気が高いシリーズであります。この中で海外旅行が制限されていた2020年に国内版のガイドブックを発行されて、大きな話題になったと思います。今回ですね、多くの読者からの希望、要請があったとのことで、地球の歩き方横浜市の制作が決定いたしました。今回制作が決まった『地球の歩き方 横浜市』の概要です。横浜市というタイトルのとおり、都心臨海部から郊外部まで18区、くまなく取り扱うガイドブックになる予定です。この市版として地球の歩き方を制作するのが、北九州市に次いで2例目となるそうです。発行はですね、来年の6月初旬を今のところは予定しております。今回の制作にあたりましては、地球の歩き方様から地元を愛する横浜市民の皆様の声を届けたいというですね、大変有難いご提案をいただきました。それを受けまして自治体と地球の歩き方社の間でですね、自治体としては初めての連携協定を締結することになりました。その上で地球の歩き方の制作上、これ初めてになるそうなんですが、市民参加型の企画を実施したいと考えております。具体的には市民の皆様にアンケートを行いまして、そのアンケートに基づいてですね、横浜市に関するおすすめ情報を収集する、それを紙面に反映するというものであります。市民、地元の人がですね、知っている、そういったことをですね、市民の声として地球の歩き方に反映させるという参加型の企画であります。またですね、この表紙自体もですね、市民のアンケートや市民の声でですね、決めたいなというふうに今、計画されているそうです。是非おすすめの場所とか、食事する場所とか、それからあとは知ってほしい歴史とか、そのほか横浜市民だから人に教えたい情報とか、そういったですね、横浜ならではのあるあるっていうような情報をですね、盛りだくさんにして、そういった確度の高いガイドブックになるといいなっていうふうに思っております。今回の横浜市版の制作にあたりましては、市民参加型の企画を地球の歩き方社さんと一緒に連携して実施をすることで、市民の皆様のシビックプライドの醸成に繋がることを期待しております。また、より深く街の魅力を市民の声で掘り起こすことでですね、この地球の歩き方という媒体を通じて都市ブランド力の周知に繋がるのではないかというふうに考えております。是非、本市と編集部、そして市民の皆様と3者でですね、魅力あふれる冊子を制作していきたいというふうに考えております、はい。本日は地球の歩き方の編集長の宮田崇様にお越しをいただいております。宮田様は横浜市のご出身で、横浜市のことを大変愛しておられるということを先ほどもおっしゃっていただいたんですけれども、そういった方が編集長をされている地球の歩き方とこれからどういう企画、制作物になるのかということを思うと、すごくわくわくしております。それでは宮田様、よろしくお願いいたします。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
皆さん、こんにちは。地球の歩き方の宮田です。根岸の日赤病院で生まれまして、その後、梅林小学校、富岡東中学校を経て、横浜緑ヶ丘を卒業して今に至ります。なので本当に横浜大好き人間の宮田でございます。本日はよろしくお願いします。まずこのような機会頂きまして、本当にありがとうございます。私としてもですね、座ってるのがプロデューサーの今井歩という女性なんですけど、彼女も同じく横浜生まれ横浜育ち、現在も横浜で子育て中。なので我々2人が横浜を盛り上げたいと、横浜市を盛り上げたいという思いで本日は参りました、はい。

市長:
はい、ありがとうございます。こちらご紹介にありますとおり、2002年から地球の歩き方に携わられておられまして、100以上の旅に関する書籍を手がけられている方であります。2017年から地球の歩き方の編集長となられて、様々なプロジェクトを立ち上げてご活躍をされている編集長の方であります、はい。これ、こちら最後のスライドなんですけれども、今日の18日、本日10月18日から先ほどご説明をした市民参加型のアンケートを実施いたします。地球の歩き方社のホームページでこのアンケートを実施いたします。市民の皆様にはですねLINE、それからX、ツイッター、そういった媒体をはじめですね、多くの方に、市民の方にご参加いただけるようですね、こういったアンケート実施しておりますということをお伝えしていく予定です。市民の皆様に是非、地元横浜の魅力をお伝えできるような地球の歩き方を一緒に作っていければというふうに思っております。アンケートは11月15日まで実施をする予定ですので、是非、多くの市民の方のご意見をお待ちしております。私からの説明は以上となります。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件についてご質問をお受けします。いつものお願いになりますけれども、ご発言の際はお手元のマイクのスイッチのご確認をお願いします。では、まず幹事社からお願いします。

共同通信 岡田:
共同通信の岡田と申します。今日よろしくお願いします。まず、市長にご質問なんですけれども、初の自治体との連携協定先として横浜市が選ばれたことに対する、改めての所感と、あと、横浜市のどのような点がこう、評価されたというふうに考えておられますでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。有名なブランドである地球の歩き方に本市の情報が満載されることによって、横浜の魅力を多くの方にお伝えできるというふうに思っております。今回の協定に基づいてですね、市としても積極的に制作協力を行うことで、また市民の皆様から生の声をお届けいただくことで、より深みのある横浜の魅力をお伝えできる。そういう地球の歩き方になるというふうに期待しております。また地球の歩き方だからこそですね、できるような構成もあると思いますので、是非、編集部と本市、市民の皆様で一緒になって良い制作になるといいなというふうに期待しております。

共同通信 岡田:
次に、宮田編集長に何点かお願いします。今回初の試みとして、市民のアイデアを募集して、掲載内容に生かすということなんですけども、これまでの他都市版では実施せずに今回実施しようと思ったのはなぜでしょうか。また、今後このような自治体と連携協定を結んで市民アンケート実施するというような方式はほかの、他都市版でも考えておられますでしょうか。もう1点が独自企画のところで横浜市内の民間企業とのコラボっていうのがあるんですけれども、これはどのようなことを考えておられるのでしょうか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
ありがとうございます。1点目なんですけども、初めて行うのは、地球の歩き方というガイドブックは常に進化しておりまして、前回やったことの中で成功したこと、失敗したこと、やってみたかったことというのを常にメンバーで共有してます。その中でもっと地球の歩き方のガイドブック国内版は地元で売れるっていうのが分かったので、地元の人ともっと密にコミュニケーションを取って、地元の人からも認められる1冊を目指そうというところで、今回初めての試みをやってみようと思いました。2つ目なんですけれども、横浜発祥の企業さんたくさんあるので、そういうところと何か組めたら面白いなというところかな。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
そうですね、はい。

共同通信 岡田:
このモデルはほかのところでも。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
全くないです。

共同通信 岡田:
まだ考えてないですか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
はい。

共同通信 岡田:
はい、分かりました。ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社いかがでしょうか。朝日さん。

朝日新聞 小林:
朝日新聞の小林と申します。あの、お二人にお伺いしたいんですけれども、まず宮田編集長にお伺いしたいのが、先ほどちょっとおっしゃっていた地元で売れるというのが、恐らく愛知とかでそういうところは実証できたかなと思うんですけれども、横浜に関してもやっぱり地元で売れることが中心なのか、それとも横浜の外の人にたくさん読んでもらうものにしたいのかっていうところがちょっと1点目としてお伺いしたいなと思います。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
ありがとうございます。1点目なんですけども、まず地球の歩き方どのエリアでも、東京版も多摩地域も埼玉も千葉も、最初の1年は8割方地元で売れます。地元で売れた後に何が起きるかっていうと、長く売れたっていうことで、地方の書店さんが置き始めてくれるので、最初のシェアは大体8割、それが2年目になると6割ぐらいになって、平常の人口の順番になっていくんですけれども、最初の1年はなので、地元で売れます。

朝日新聞 小林:
ありがとうございます。あともう1点が、今回神奈川ではなく、横浜市というふうにした理由みたいなところを教えていただければと思います。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
それは、横浜市出身なので、私が。

朝日新聞 小林:
先ほどなんかそういう声が多かったみたいな話があったんですけど、横浜作ってくれっていう声が多かったというところだったり、出身だったりとかということですか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
そうですね。頂く声の中でやっぱりかなり横浜市というものを出してくれっていう要望はあったので、そこをどこかで答えなきゃいけなかったんですけど、申し上げたとおり、私が横浜市の出身なので、あまりその前の方で、さあ横浜市作ろうというと、いや地元だからじゃないのって言われちゃうんで、それを避けるためにも、ちょっと我慢して、はい。

朝日新聞 小林:
ありがとうございます。市長にお伺いしたいんですけど、先程読み物として学生時代読んでらっしゃったっておっしゃってましたけど、例えばどこの国とか、どこのものを読んでたとかって。

市長:
アメリカやヨーロッパの諸都市です。

朝日新聞 小林:
それはどうして、それを読もうと。

市長:
そういうのを見てると行った気分になるじゃないですか。インターネットなんてなかったんで、行って、いろいろここに行きたい、あれも行きたいと、結局あまり行けなかったんですけれども、そうやって夢を膨らませてました。

朝日新聞 小林:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞の武田と言います。宮田編集長にお伺いしたいんですが、1点目がそもそも地球の歩き方社として国内版を出す経緯というか、コロナ禍でいろいろ大変だったところがあるかと思うんですが、ちょっとそのあたりを伺えればと思います。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
はい、まず地球の歩き方が40周年を迎えたのが2020年なんですけども、そこで何かやりたいなということが1点。あともう1つが、ちょうどそのとき、異動してきた子がいて、外国人の方向けに、インバウンドビジネスをやっていて、東京の良さを再発見している編集者がいたんですね。その子がたまたま地球の歩き方の部署に異動してきたので、これはパーツが揃ったということで40周年企画で地球の歩き方の東京を五輪合わせて真面目に作ろうと、セルフパロディ的に作ろう、というところがスタートです。なので、真面目に作ってたら、五輪が流れてしまって。だけどもう作っちゃってるんで、東京版を出さざるを得なく、仕方なく出したところ、哀れみもあって買っていただいて、西口の有隣堂さんでも、本当にもう村上春樹さんを超えるぐらいの100冊以上、鬼積みしてくれたんですよ。そういうことで、地球の歩き方の国内版が始まりました。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。2点目なんですが、制作期間だったり制作体制みたいなものを伺えればと思います。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
そのへんどう。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
私の方からお答えさせていただきます、はい。今制作を進めておりまして、6月の開港記念日を目指して制作を進めております。スタッフは私ども含めまして約10名前後になるかと思います、はい。各地を取材してから作っていくところです。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。制作はもう始められてるということでよろしいですかね。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
そうですね、まだページは出来上がってないんですけれども、どういう内容入れようとか、ページ数の限られた中でこれをいれようということで、横浜市、コンテンツもたくさんあるので、ページの中にどれを入れて、どれを外すかっていうことが、すごく大変な作業を今やっているところです。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。ちなみに何月にスタートされたとかありますか。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
そうですね、だいたい今年の6月末ぐらいから打ち合わせは始めてまして、そこから各掲載物件といいますか、お店とかをどうするかということを1つ1つ洗い出して、ここから取材に入るという段階です。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。ごめんなさい、最後に宮田編集長に改めて、横浜のご出身で横浜を愛してらっしゃるということで、改めてご自身で感じられる横浜の魅力と、こういう情報を編集長としては詰め込みたいというものを一言頂ければと思います。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
あんまりあの、中間管理職の私が横浜ラブを言ってしまうとプロデューサーの今井のメンツを潰してしまうので、避けようかなと思いたいところなんですけども。地球の歩き方っていうガイドブックはかなり特殊な書籍になってまして、その歴史だったり文化も載っけていて、最近20代のアルバイトの女の子が、地球の歩き方めっちゃ使えますと。自分でSNSで調べるよりもすごい短時間で、最短で欲しい情報にたどり着く。良質な検索結果の集合体ですという言い方をしてくれて、言われてみれば我々もそうだな、今インターネットとかだとどうしても検索エンジン対策でトップページに来るものの中で本当に必要な情報に辿り着いているのかというと、なかなかできない中で、我々は最短で良質な情報を提供するところに価値があるだろうということで、国内版も作ってます。その中で横浜の情報の中でも、きっと皆さんからすると実際読むとその情報知ってるよとか、そのネタ知ってるってものがあると思うんですけど、それが1年後地方で売れ始めた時に、横浜ってナポリタンだけじゃなかったんだ、という話に必ずなるはずなんですね。そういう皆さんの地元では当たり前のことでも、他所の人から見ると、改めて初めて知る話って出てくるはずなので。そういう情報をきちんと盛り込んで、横浜市民の人が納得できる一冊にしたいなと思ってます。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。ごめんなさい最後に。横浜のご出身で今も横浜ご在住でいらっしゃるんですか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
残念ながら、妻がですね、栃木出身でして、2人で話し合った結果、栃木と横浜を線で結んだ真ん中に住んでます。

神奈川新聞 武田:
なるほど。ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。東京さんからごめんなさい。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。宮田編集長に伺うんですけど、ちょっと先ほどの質問にもちょっとあったんですけど、敢えてその神奈川全体とか、例えば湘南とかも合わせる、鎌倉とかも合わせるのではなく横浜にしたっていうのは、横浜だけでそれだけの需要というかページ数も保てるという判断をしたっていうことでしょうか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
私は作る時に担当の今井に、日本編が1,000ページなんですけど、1,200ページでいいんじゃないかって話をしたぐらい。やっぱりやるなら徹底的にやった方がいいので。ただほかとのバランスもあるので仕方なく500ページ。足りないです。

東京新聞 神谷:
横浜も500ページは足りないぐらいだという。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
かなりあの、台割と言って、どういう物件を紹介するかというのも、この間も共有されているんですけど、相当情報落としたよね。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
その作業がとにかく大変でした。

東京新聞 神谷:
できるだけ絞って、そのコアな情報を載せていこうっていうのが主旨っていうことでしょうか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
あくまでも満遍なくは紹介するんですけれども、地元の人にしか知られていない、例えば杉田駅のバーグ、スタミナカレーのバーグ、これはもう横浜市民しか分からないキーワードが出てきても、何でここでスタミナカレーは載ってるんだろうっていう横浜市民がクスっとなるようなネタまで拾いたいなと。

東京新聞 神谷:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他はいかがでしょうか。では日経さん。

日本経済新聞 二村:
日本経済新聞の二村です。今回連携協定ということですけども、この1冊作り終えた後っていうのは、その協定どうなっていくのか。何かしたいこととかあれば教えてください。

政策局報道課長 矢野:
事務局から。

政策局シティプロモーション推進室長 貝田:
シティプロモーション推進室長の貝田でございます。作り終えた後もですね、お互い協定を結んでおりますので、横浜の魅力を地球の歩き方を通じて発信するということで、例えばですね、いろんなパネル展のような物であるとか、そういったキャンペーン的な物とか、これから検討していくんですけども、お互いに協力し合いながらのプロモーションというのをやっていきたいなという風に考えております。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。どうぞ。

共同通信 岡田:
編集長にお伺いしたいんですけども、アンケートのところで、市民から寄せられたいろんなおすすめスポットとかっていうのは、例えば、件数が多かったものを載せるのか、それとも、これはっていうのがあったらそれを評価して取材して生かすのか、何かどういうふうに。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
両方あると思っていまして、我々も元々下調べはしているので、9割方の情報は把握してると思ってるんですよ。9割方の情報を把握している中でも、そこの商店街はヒキがあったのですとか、という横浜市の方の声によって、ページ数が変わったりですとか、ということが起きるんじゃないかと。あとは本当に地元の知られていない楠が、実はずっと守り神として地場で有名だったりするので、そういう情報が寄せられたら、取材に行ってみて、掲載してみようと思います。

共同通信 岡田:
必ず何らかに生かされるいっていう理解でよろしいでしょうか。

株式会社地球の歩き方 宮田編集長:
はい、極力何か。それが今回のメインなので。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

神奈川新聞 武田:
すみません。神奈川新聞の武田です。さきほど制作、6月末から打合せが始まったというふうに伺ったところだと思うんですが、取材っていうのはどれぐらいかけたとかありますか。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
そうですね、市民の方から寄せられた意見で追加取材とかも出てくるとは思うんですけども、取材自体は3か月、4か月ぐらいと考えています。

神奈川新聞 武田:
先ほどの10名ぐらいの方たちが。

株式会社地球の歩き方 今井編集プロデューサー:
そうですね、デザイナーなども含めて10名なので、実際に動くのは5名前後になるかと思います。

神奈川新聞 武田:
なるほど、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、この件の質疑終了しまして、このままフォトセッションに移りますので、どうぞ前の方にお願いします。

政策局報道課長 矢野:
はい、以上で終わります。それでは事務局が入れ替わりますので、少々お待ちください。

2.その他

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは続けて一般質問に移ります。ではまず、幹事社からお願いします。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社いかがでしょうか。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞、武田です。先日、中学校給食のほうで、たばこの混入というものが見つかったということで、全体で3万食ですかね今、作っているところで、そういう混入があると一気に影響が大きく及ぶなというのを実感したところですが、市長の受け止めを改めて伺えればと思います。

市長:
はい、今後はですね、再発防止のために事業者への聞き取り、それから保健所の立ち入り調査等を通じまして、あらゆる視点から、起こりうるリスクの洗い出しっていうのを行ったところでございます。起こりうるリスクの洗い出しを行いまして、対策を講じたところですので、今後この対策を講じることでですね、安全性の確保を徹底してまいりたいというふうに考えています。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。市教委さんの方で、調査の結果、原因が分からなかったというところだと思うんですが、これは基本的にもう調査は終えたという形でよろしいでしょうか。

市長:
今、再発防止に向けてですね、様々な対策を行いたいと、対策を確実に実施していきたいと思いますので、それを踏まえて安全性の確保を徹底していく所存です。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

神奈川新聞 加地:
すみません、神奈川新聞、加地です。中学校給食について、ちょっと追加で質問させてください。当日、9時半ですかね、粉ふき芋の提供を中止することを決めたということですが、やはりその子どものもとには届いてしまいますよね。その際に、異物が混入したという情報だけでタバコということには触れられずに学校に周知したことで、やはりこう、口にしてしまった子どもも出てしまったと聞いています。タバコっていうことをちゃんと子どもに伝えなかったことに対しては適切だったとお考えでしょうか。

政策局報道課長 矢野:
事務局から。

教育委員会事務局中学校給食推進担当部長 田中:
ありがとうございます、ご質問。中学校給食の推進担当部長の田中と申します。まず、この件で、この度ですね、生徒、保護者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫びいたします。その上で、今のご質問でございますけれども、今回ですね、一番最初にまず情報を工場のほうから私どもが受け取りまして、もう盛り付けが終了しているというような状況でしたので、まずは提供を止めるということで学校のほうに、連絡のほうを急ぎました。その後、これをどういう形で公表させていただき、対応していくかっていうことを内部で検討いたしまして、当日のうちにですね、学校の方には連絡をしたというところでございます。

神奈川新聞 加地:
学校に対して、第一報で食べないでって言うときに、タバコって情報はいらないとご判断されたということですかね。

教育委員会事務局中学校給食推進担当部長 田中:
いらないとかっていうことの判断の前に、まずは今日提供している粉ふき芋を止めるということを、まずは急ぎまして、情報を正確に学校にお届けしたいということで、調査をした上で、市の正確な情報を学校に伝える、というようなことで、この度のような対応をいたしました。

神奈川新聞 加地:
その不完全なと言いますか、たばこということは、教育委員会さんも把握していて、それ以上に正確な情報が必要だったということでしょうか。

教育委員会事務局中学校給食推進担当部長 田中:
はい、そうですね。たばこだろうということは、確認は、聞いてですね、確認をしているんですけれども、どういう形でそれが入ったのかですとか、どういう状況だったのかっていうところの確認までは、まだできておりませんでしたので、一概にですね、不安を与えるということよりも、まずは提供を止めるということに全力を挙げたというところでございます。

神奈川新聞 加地:
ごめんなさい、しつこくて申し訳ないんですけど、一概に不安を与える、与えないようにっていうこともあると思うんですけど、実際に口に、大丈夫だろうと口にしてしまった子たちが出てきてしまっていて、結果論から言うと、持ってる情報は伝えたほうがよかったのかなと思うんですけど、そこはそういう判断ではなかったということでしょうか。

教育委員会事務局中学校給食推進担当部長 田中:
そうですね、一概にたばこが入っていたという情報だけを伝えてしまいますと、非常に心配されるというようなこともあるかと思いますので、そのへんは整理をした上でお伝えをしたほうがいいという判断で、最初の一報の情報の中では、たばこというワードは使わずに、ただし、しっかりと対応ができるように連絡をいたしました。直接、学校のほうに電話で連絡をし、対応したというところでございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。東京さんから。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。レシ活事業についてなんですけれども、ご報告がまとまったものがいつになるのかというのと、あと国の交付金が使えるかどうかっていうのが、市議会のほうでも指摘があって、調査されてると思うんですが、状況について教えてください。

経済局副局長 立石:
ご質問ありがとうございます。経済局の副局長、立石といいます。レシ活の振り返りにつきましては、議会の先生方も含めまして、ご意見頂いておりまして、10月中を目標にですね、公表をしていきたいというふうに考えております。臨時交付金についてはちょっとお待ちください。

政策局政策課長 木野知:
政策課長の木野知でございます。臨時交付金の活用に関しましても、併せて対応については整理中でございますけれども、実際にレシ活の事業に関しては、多くの皆様にご活用いただいている事業でございますので、そちらについて交付金を活用しているということの前提に関しては変わらないかなと思っております。

東京新聞 神谷:
すみません、なんか交付金に当てはまらないんじゃないかという額を調べているというようなことが市議会であったと思うんですけど、そのあたりの状況はいかがでしょうか。

政策局政策課長 木野知:
言葉足らずで失礼しました。今回、事業者のほうから返納される金額、そちらのほうも含めてですね、国への返還というものについて整理をしている、というところでございます。

東京新聞 神谷:
まだ、これから。分からない。

政策局政策課長 木野知:
それも合わせて整理をしているというところでございます。

東京新聞 神谷:
それもまとめて10月中に何か報告が頂けるっていうことでしょうか。

政策局政策課長 木野知:
そうですね。振り返りに関して、それから例えば返還ということになればですね、補正議案という形になりますので、その中で整理をしていくという状況になると思います。

東京新聞 神谷:
分かりました。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。はい、それでは以上で会見終了します。ありがとうございました。


PDF形式のファイルを開くには、別途PDFリーダーが必要な場合があります。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

政策経営局シティプロモーション推進室報道課

電話:045-671-3498

電話:045-671-3498

ファクス:045-662-7362

メールアドレス:ss-hodo@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:938-919-728