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横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

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市長定例記者会見(令和5年7月5日)

最終更新日 2023年7月7日

令和5年7月5日(水曜日)14:00~

報告資料

会見内容

1.報告
(1)夏の大規模フォーラム「サマーコンファレンス2023」を開催します
   ゲスト:公益社団法人 日本青年会議所  会頭  麻生 将豊 様
       サマーコンファレンス特別委員会 委員長 戸嶋 一将 様
       一般社団法人 横浜青年会議所  理事長 中村 晃大 様

※敬称略

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは定例会見を始めます。市長お願いします。

市長:
はい、本日ですね、ご報告するのは、「サマーコンファレンス2023」の開催についてです。今年も全国の青年会議所のメンバーの皆様が一堂に会する大型会議である「サマーコンファレンス2023」を、横浜で開催いただきます。サマーコンファレンス、皆さんよくご存じだと思うんですが、日本青年会議所様によって、政治とか経済、社会、そういった様々なジャンルのフォーラムあるいはセミナーを開催していただいて、そこでの情報、知見を全国に向けて発信していただくものです。平成7年からですね、毎年横浜で開催されており、一般市民の皆様もですね、参加いただけるようなフォーラムや特別講演なども用意いただいております。横浜の夏を代表する大型会議となっています。今年の開催概要ですが、7月22日の土曜日と23日の日曜日、22、23の土日ですね、場所はパシフィコ横浜、予定来場者数、来場者数の見込みが19,000人と、これだけで非常に大型の会議であるということがお分かりいただけると思います。一般の方々にもですね、また一般の方々も1万円の登録料でフォーラムやセミナーを受講していただくことができますし、学生の皆様にとっては無料ですので、是非ですね、将来の横浜を担う、横浜の学生さんにも多くご参加いただきたいなというふうに思ってます。今年はですね、テーマとして「GROWTH EXPO」、GROWTH、成長のEXPO、展覧会、そういったテーマを挙げていただいております。この心というか、その「GROWTH EXPO」にされた理由なんですけども、本年度のサマコンでは、フォーラムセミナーを通じて各地域やあるいは様々なケースにおける成功事例、実現した夢のモデルを発信していただけるそうです。そのエピソードに触れていただいて、夢は実際に実現可能であるというふうにしていただいて、そういった経緯を通じて今後ですね、できなかったことをできるようにしてもらう、成長、GROWTHを成し遂げてもらう、そういった思いが込められているということであります。また、今回はですね、サマコンにあわせまして、臨港パークで「GROWTH PARK」を開催していただきます。これは様々な体験型のコンテンツを通じまして、世代、組織を超えて、参加された人全てが成長、GROWTHできるためのきっかけ作りを行っていただけるとのことであります。本日はですね、「サマーコンファレンス2023」の主催者である公益社団法人日本青年会議所、会頭の麻生将豊様、サマーコンファレンス特別委員会委員長の戸嶋一将様、開催地の青年会議所である一般社団法人横浜青年会議所、理事長の中村晃大様の3名の皆様方にお越しをいただいております。それでは初めに麻生会頭からお話をいただければと思います。よろしくお願いします。

公益社団法人日本青年会議所 麻生会頭:
失礼いたします。ただいまご紹介にあずかりました、公益社団法人日本青年会議所の本年度、会頭を務めております麻生将豊と申します。山中市長におかれましては、こういった貴重な場をまず、いただきまして、ありがとうございます。サマーコンファレンスですけれども、横浜の地で毎年開催のほうをさせていただきまして、本年も開催をさせていただく運びとなりました。詳細につきましては後ほど委員長の戸嶋の方から詳しくさせていただきますけれども、と言っても市長からかなりかねがね、ほとんど話していただきましたので、私のほうからすることと言えば、皆さん是非ご参加をいただきたいという旨ぐらいしか残っておりません。是非、我々自身も久しぶりにフルでできるサマーコンファレンスで、楽しみにしておりますけれども、是非市民の方、そして学生の方にご興味を持っていただける内容もご用意しております。是非ご参加を賜れればというふうに思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。詳細につきましては委員長の戸嶋の方からさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

サマーコンファレンス特別委員会 戸嶋委員長:
それでは変わりまして、ただいまご紹介いただきました、公益社団法人日本青年会議所、サマーコンファレンス特別委員会の委員長をお預かりしております戸嶋一将がご説明をさせていただきます。本日はですね、サマコンの開催期間中の注目ファンクションを3点に絞ってご紹介をさせていただきます。まず1件目でございますが、元プロ野球選手でもあり、WBC日本代表監督の栗山氏に講師として、ご登場いただきまして、5つのテーマに基づいて、世界と日本の視点を持ち合わせる栗山監督だからこそ聞かせていただける、いろんな視点からのお話を是非お伝えをいただきたいなというふうに考えております。そして、講演の中ではですね、お互いを思いやる精神性、そして、この精神性が生み出す地域コミュニティの重要性について説いていただきまして、地域の課題ですとか、課題解決に向けた取組、子どもたちの教育について、つなげられる一助というふうにさせていただければなというふうに思っております。2件目に、デジタル大臣でございます河野大臣、河野太郎氏をお招きして、このたびは選挙のデジタル化にスポットを当ててお話をいただきたいなというふうに思っております。昨今のデジタル化が日本でですね、進んでいく中で、どうしても地理的な状況ですとか、身体的な状況によって選挙に行きたくても行けないという状況が発生をしております。この事実に基づき、ここ15年ほど議論を繰り広げられておりますけれども、その点について、インターネット投票をはじめとした選挙のデジタル化についてお話をいただきたいなというふうに思っております。これによりまして、全国、特に地方で、この場において参画のしやすい選挙を目指す機運を醸成してまいりたいというふうに考えております。3点目でございます、日本に限らず、北米ですとか、全世界で愛されております本田技研工業株式会社の代表取締役会長、倉石氏に講師としてお招きをさせていただきまして、世界的な成功を支える背景ですとか、使命感、またはビジョンというところに触れていただきまして、常に進化ですとか改善を続けていらっしゃるコンテンツを、常にコンテンツを新しくしていくということのマインドの重要性などを解いていただきます。これによりまして日本企業の成功の一助というふうに、一助となるようにお話をいただきたいなというふうに考えております。このほかにもですね、社会的マイノリティを含めた、全ての人が活躍できる社会の必要性とその実現に向けて、中小企業が担うことのできる重要な内容につきまして、ryuchell氏をはじめ、LGBTQの当事者の方に是非お話をいただいてですね、ご講演をいただく予定でございます。以上、青年会議所のメンバーをはじめ、地域の方々に日本の未来のための議論を共有できればなというふうに考えております。私からは以上でございます。引き続き、中村理事長より、お話をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

一般社団法人横浜青年会議所 中村理事長:
失礼いたします。私は一般社団法人横浜青年会議所の理事長の中村晃大と申します。私からは7月22日、23日の両日で臨港パークで開催される「GROWTH PARK」についてお話しさせていただきます。「GROWTH PARK」は青年会議所としても今後向き合っていかなくてはならない課題の1つである、子どもをテーマにした企画の1つでございます。家族みんなが夢中になれる場所をコンセプトに、全国各地から集まる青年会議所のメンバーのみならず、家族連れの方にも「サマーコンファレンス2023」をお楽しみいただきたいと思っております。臨港パーク内で「まなんで」「あそんで」「たべて」の3つのグロースゾーンを展開し、各グロースゾーンでいろいろな体験を行うことができます。まずは「まなんで」グロースゾーンでは、医者や自動車整備、VRによる建築や起震車による防災体験ができます。また、「あそんで」グロースゾーンでは万華鏡や楽器を作ったり、大道芸の技を習得できるコンテンツもご用意させていただきます。そして「たべて」グロースゾーンでは「サマコンうまいもんフェスinご当地」と題し、キッチンカーを用意し、様々な食事を体験できる形となっております。22日は10時から17時まで、23日は10時から15時まで開催しますので、ご家族連れで是非お越しいただきたいと思います。それでは市長にお返しいたします。

市長:
はい、ありがとうございました。「GROWTH PARK」はですね、無料で楽しむことができるようにしていただいています。横浜市、子育てに力を入れているところでありますが、子どもたちをですね、育む取組を青年会議所の皆様方にしていただけることに感謝をしております。また、この臨港パークというですね、横浜市の大変美しいウォーターフロントでの開催となりますので、屋外も大々的に活用したサマーコンファレンスという初の試みにチャレンジをしてくださっております。多くの方に来場いただいて、臨海部、ウォーターフロントでのにぎわいの創出につながることを心から期待しております。また、横浜市内の小中学校の多くがですね、7月21日から夏休みが始まります。最初の週末になる7月22日、23日ですので、是非ご家族で、臨港パークにお越しいただければというふうに思います。私からの説明は以上となります。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件でご質問をお受けします。幹事社からお願いします。

日経新聞 二村:
幹事社の日本経済新聞の二村です。まず日本青年会議所の麻生会頭にお伺いさせてください。今回のサマーコンファレンス、コロナ5類移行後、本格的にリアルの場での開催となりました。まず意気込みのほどと、今回のテーマを含めて、どんなことを発信する場としたいか教えていただけますでしょうか。

公益社団法人日本青年会議所 麻生会頭:
はい、ありがとうございます。先ほどご説明したとおり、テーマどおり「GROWTH EXPO」という形で成功体験の場というものを、様々な形で擬似的に体験していただくことで、より皆さんに何かしらの夢を持ってこれからも前進する必要があるんだということを、学んでいただける場としていただければというふうに思っております。また、コロナ5類移行ということなんですけれども、やっと我々としても、できるなという気持ちで、頑張っていけるなっていう形を持っております。なかなかどうして5類になったとはいえ、まだまだ難しいところはあるかと存じておりますけれども、法に沿った上で、適宜やった上で全力で開催できればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと存じます。

日経新聞 二村:
ありがとうございます。山中市長にお伺いさせていただきます。今回のサマーコンファレンス、どんな方にご来場いただいて、どんな場にしたいというふうに思っておいででしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。お越しいただきたい方は市民の多くの世代の方々にお越しいただければというふうに思います。また、先ほど説明しましたとおりですね、学生さんには大変貴重な場になりますので、ご自身の将来の可能性を見つけられる場所でもあるかというふうに思います。また、新しい試みとしての「GROWTH PARK」がですね、親子で楽しめるコンテンツが数多く用意されていると聞いておりますので、是非ご家族でたくさんの方に来場いただけると大変嬉しく思います。

日経新聞 二村:
ありがとうございます。関連して、MICE誘致に関してコロナ5類移行で本格化してくると思うんですけれども、それについて何か意気込みをお伺いさせていただきますでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず会場でもあるですね、パシフィコ横浜なんですけれども、令和4年度の利用件数がですね、コロナ禍前の約9割にまで戻ってきております。今、日本における代表的なMICE施設として位置付けられているパシフィコ横浜ですが、9割までようやく戻ってきたなという思いです。そういった回復基調にあるという点がありますので、今後もですね、経済効果の高い大型の会議をですね、誘致して多くのMICEを横浜に呼び込んでいきたいと考えております。またですね、こういった会議をパシフィコ等で行っていただいて、その後ですねアフターコンベンション、これを充実していく必要があるというふうに考えてます。その思いからも本年ですね、新しい局を新設したわけでありますが、現在、その局を中心にですね、アフターコンベンションをどうやって充実させていくのか、また、MICE参加者のアフターコンベンションとしての市内回遊をどう促進するのか、こういったことを今、鋭意検討しているところでございます。

日経新聞 二村:
ありがとうございます。各社の方、どうぞ。

政策局報道課長 矢野:
各社、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。それではこれで質疑終了します。このままフォトセッションに移ります。どうぞ前に。

2.その他

政策局報道課長 矢野:
それではこれから一般質問を始めます。まず、始めに幹事社からお願いします

日経新聞 二村:
日経新聞、二村です。先日、富士通Japanが全自治体に向けてマイナカードのコンビニ交付サービス停止を打ち出しましたけれども、これについて、市長の今の現状とですね、市長のご見解、ありましたらお聞かせください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。他都市におきまして、富士通Japanの提供するシステムによって証明書の誤発行が確認され、事業者から緊急の停止要請がありました。この要請を本市としても重く受けとめまして、サービスを停止したところでございます。再稼働に向けて事業者内で検討がなされているというふうに承知しておりますが、横浜市からはですね、事業者に対して改めて再発防止を強く求めるとともに、サービスの安定稼働に向けてもですね、しっかりと対応していきたいというふうに考えております。

日経新聞 二村:
一度点検してから、これで大丈夫だということで再開されたということだったと思うんですけれども、そのあたりについて、この点検について、どうだったのかっていうことはありますでしょうか。

市長:
はい、ありがとうございます。点検の詳細については所管の方にお尋ねをください。

日経新聞 二村:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
それでは各社いかがでしょうか。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞、武田です。2点ありまして、1つが山下ふ頭の再開発の検討委員会のほうで、今、横浜市さんとして人選を進められているところかと思いますが、一部その、藤木幸夫さん、横浜港のハーバーリゾート協会のほうで会長として、今後の再開発事業に携わっていくという方向を示していらっしゃる方が、検討委員のメンバーに入るかもしれないというふうな話を聞いておりまして、これ市長としてはこの判断に携わっていらっしゃったのかというのが1つと、その受け止めというか、どうお感じになられるかというのをご説明いただければと思います。

市長:
既にご報告しているとおり委員会を開催いたしますので、その委員会の開催に向けて現在準備を進めているという報告を所管部局からは受けております。それ以上のことは、詳細は。

政策局報道課長 矢野:
じゃあ、所管局の方。

市長:
お願いできますか。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
山下ふ頭再開発調整室長、新保と申します。どうぞよろしくお願いいたします。今、委員の選定についてなんですけれども、やはり委員会の中ではですね、しっかりと地元の方の声、これを聞いていくのが大変大事だというふうには思っております。現在、適切な方に対してですね、就任依頼をしていこうというふうに考えておりますけれども、今、委員の具体的な案についてはですね、ちょっと今、検討中というところでございます。

神奈川新聞 武田:
続いてまた別の質問なんですが、レシ活の関係で、問題が大きく騒がれてから2、3週間が経とうとしていますが、現状の横浜市さんとして把握されているところ、特にどう対処されるのか、何らか対応されるのかというところと、失効したそのポイントの総額っていうのは市民の関心事かなというふうに思っておりまして、そのあたりいかがでしょうか。

市長:
はい、まず、今回ポイントを失効した市民の方からお声が多く寄せられていることにつきまして、皆様に大変ご心配おかけしております。現在も協議を進めております。市民の皆様の声に応えていくためにですね、引き続き、ポイント失効への対応について協議を続けてまいります。以上です。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。現状だとポイントの総額とか、あるいはこういう方向で対応していこうというようなものっていうのは、全て協議中という形で変わらないっていうところでしょうか。

市長:
今、協議にですね、時間を要しておりますが、市民の声に沿った対応を粘り強く行っているところであります。協議の内容につきましてはですね、確認が取れ次第、後日お知らせいたします。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。ごめんなさい長くなってしまって、最後に1個戻ってしまうんですけれども、市長の一般論として、山下ふ頭の部分なんですが、今後、再開発の方向性を定めてこうという会議の中に、当然その、地元の声が大事っていう部分も非常に個人的にも思うところなんですが、一方で選ばれる側になる可能性が高い方がその場にいるっていうことは、あんまり自然でないのかなというふうに私個人は感じるんですが、市長の一般的な受け止めというか、どうお感じになられるかというのを一言いただければなと。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。市民の皆様のお声をですね、多く反映をできる、そういう体制が必要であるというふうに考えております。また、議論の過程に関してですね、インターネット配信を行うアイデア等もですね、既にお示ししているかと思いますが、透明性を担保できる視点は重要であろうというふうに思います。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょう。

時事通信 真木:
時事通信社の真木と言います。マイナ関係でちょっと戻らせていただいて、政府が総点検、本部を作ってマイナポータルに載っている情報の総点検をするということのようなんですけども、横浜市に対してはどういうことを点検しろっていうような指示なり、通知なりがあるかどうかお尋ねしたいんですが。

市長:
はい、国の総点検本部の動きについてのご質問だと思います。先日ですね総務省に配置されたリエゾンとですね、本市の担当者の間で、事務レベルでのコミュニケーションを開始したところであるというふうに報告を受けております。本市としては、今後、国が自治体に通知する点検内容等をですね、速やかに確認をして体制を整えていくことが必要であるという、そういう段階であります。

時事通信 真木:
そうするとまだ点検内容は固まっていないというか、正式には来ていないということなんでしょうか。

市長:
はい、正式にはいただいておりません。

時事通信 真木:
はい、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょう。

フリーランス 犬飼:
フリーの犬飼です。よろしくお願いします。この市長記者会見の中継映像ですね、インターネットで視聴できるように配信しているという業務委託で、今もこの会見に同席されている報道課の職員たちの皆さんが、実態より2倍も多い実施回数による過剰な発注を4年連続で続けていたということが、私から横浜市への開示請求で発覚しましたので、その件を質問します。なお、所管の報道課の認識は既に十分に確認済みですので、市長ご自身の認識をご存じの範囲で教えてください。また、この件の責任は全て報道課の職員にあって、市長は知らなくて当然の内容を含んでますので、知らなければ正直に知らないとお答えいただいて構いません。まず2年前、市長の就任以降、この会見の開催頻度は月2回で綺麗に固定化しています。しかし、この映像配信の業務委託契約は、昨年度も今年度も月4回開催の見積もりで過剰に発注されています。この過剰発注について、やはり細かいことなので市長は何もご存じなかったということでよろしいですか。

市長:
詳細に関しては把握しておりません。

フリーランス 犬飼:
当然そうかと思います。月2回開催は、固定化して2年近く経過してるんですけど、先ほど言ったとおり実態の2倍にあたる月4回の見積で過剰発注を続けていたのが、今こちらに同席している報道課の皆さんです。この手法で彼らは毎年70万円前後の予算を余分に確保していました。この一件だけで。当然、同様の手法で同じことをしている可能性があります。横浜市は市民に対して税収が足りないと表向きは説明していますので、本来、予算管理の精度を上げる必要がある中で、報道課の予算管理は極めて杜撰。非常に問題がある。まずこの点を理解はしていただけますか。

市長:
会見の運営についてのご質問だと思いますので、報道課にお伺いしていただければというふうに思いますが。

フリーランス 犬飼:
報道課の認識を聞いた上で、今の説明で、普通市長職であればこれが問題だということは理解できると思うんですけど、問題であるということはまず理解していただけました。

市長:
詳細に関して承知しておりませんので、所管部局の方にお尋ねいただければというふうに思いますが。

フリーランス 犬飼:
はい、分かりました。まあいいですよ。

政策局報道課長 矢野:
犬飼さん、よろしいですか。

フリーランス 犬飼:
はい、なんでしょう。

政策局報道課長 矢野:
会見の事務手続き上の話になりますので、報道課にお問い合わせがあれば、後日改めてお問い合わせいただければと思います。

フリーランス 犬飼:
もうとっくに済ませてます。その上で、当事者である市長の認識を確認してるんです。

政策局報道課長 矢野:
今、お答えしたとおりです

フリーランス 犬飼:
矢野課長、ご自分がこのでたらめな契約を承認し続けた当事者、共犯者ですよね。だからと言って分かりやすく妨害しないでください。

政策局報道課長 矢野:
我々としては定められた手続きに則って事務を進めているという認識を持っております。

フリーランス 犬飼:
その手続きは問題であると、予算管理の観点で大問題であるということを指摘しているんです。

政策局報道課長 矢野:
私どもへのご質問でしたら、改めて。

フリーランス 犬飼:
いえ、市長への質問です。明らかに市長に質問してるじゃないですか。分かるでしょう。

政策局報道課長 矢野:
先ほど詳細は分かりませんというコメントをさせていただきました。

フリーランス 犬飼:
はい、その上で市長の認識を、簡単な認識を聞いているんですよ。日本語のやりとり分かるでしょ、あなた。

政策局報道課長 矢野:
分かります。

フリーランス 犬飼:
はい、市長、ちなみに前任の林市長時代ですね、2018年度頃までは実際月4回ペースでこの会見を開いてたんですけれども、山中市長の就任後、月2回ペースに落ちています。この会見の開催頻度を下げるということは、ないとは思うんですけど、なんか山中市長から報道課に会見の頻度を下げて欲しいみたいなことを、当然そんな要望はしていないですよね。

市長:
しておりません。

フリーランス 犬飼:
ですよね。ですので、この件はやはり改めて全て報道課の責任です。報道課がデタラメな契約を続けて、市の予算管理を杜撰に進めていた。そして、今年度もそれが続いている。矢野課長、承認した当事者ですね。これが問題ってことはあなた分かりますね、まず。

政策局報道課長 矢野:
これは私へのご質問ということですか。

フリーランス 犬飼:
まず、そうですね。せっかくなんで。これだけ邪魔したんだから。

政策局報道課長 矢野:
それでしたら、こちら市長会見の場ですので、改めてお問い合わせください。

フリーランス 犬飼:
これだけ邪魔しながら、回答しないんですね。

政策局報道課長 矢野:
ご質問がなければ、次に移りますので。

フリーランス 犬飼:
はい、じゃあ、一旦、この件はこれで終わります。全く別の件で質問を続けてよろしいですか。これだけ司会に邪魔されてしまったので。電通の指名停止期間について質問します。今年2月、横浜市は電通の指名停止を発表しましたけれども、その期間、わずか半年でしたので、もう来月に指名停止は解除されてしまうかと思います。この会見で私は電通と横浜市の癒着の実態について、横浜市が開示した行政文書に基づいて具体的に指摘しましたけれども、これまで2回の会見で山中市長は、全て問題ないの一点張りでした。しかし、問題ないと判断された根拠は何一つ、何一つ説明されませんでした。この様なデタラメがまかり通っている状況のままで、指名を再開すれば、再び電通との癒着が悪化していくのは、もうこれ明らかです。最低でも東京都と大阪市と同様に1年以上の指名停止にすべきというのが普通の感覚ですけども、市長ご自身のお考えはいかがでしょうか。

市長:
前回、申し上げたとおりです。

フリーランス 犬飼:
はい、問題ないということであれば、せめて問題ないと判断できる根拠を示してください。この中継を見てる横浜市民が納得できるように。

政策局報道課長 矢野:
所管局がおりますので。

フリーランス 犬飼:
市長の認識を確認しているんです。

政策局報道課長 矢野:
もう、お答えしているとおりです。

フリーランス 犬飼:
その問題ないと判断した市長の根拠を確認しているんです。

政策局政策課長 木野知:
政策局政策課長の木野知でございます。事務手続きについては、適切に行われております。それから指名停止につきましては、契約部のほうで別途お答えを差し上げます。

フリーランス 犬飼:
はい、聞いてもいないゼロ回答、ありがとうございました。最後に市長に確認、どうですか。同じですか。同じ感覚ですか。

市長:
私の認識は前回申し上げたとおりです。

フリーランス 犬飼:
何も分かっていないということでした。はい、ありがとうございました。終わります。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

読売新聞 村松:
読売新聞の村松です。県がチャットGPTを試験導入してから、だいたい1か月ぐらい経ったんですけれども、このタイミングで横浜市さんの、改めてチャットGPTへの見解、今後導入するかなど伺えればと思います。

市長:
はい、ありがとうございます。横浜市としての考え方や検討姿勢は既にご説明しているとおりであります。チャットGPTが今後ですね、どんどん利用が広がっていくっていうことは、もうどのぐらいのタイムスパンか分かりませんけれども、そういう利用が広がっていくんだと思います。開発、利用、規制、トータルに進めていくことが重要だというふうに思います。今後もですね、様々な要因を踏まえ、市としての活用の可能性について整理をしていきたいと思っておりますし、また、開発は今後、AIのアルゴリズム等が更に進化してくるでしょうし、規制のほうに関しても、今、国家レベルで議論が始まっているところですので、それらをバランスよく進めていくべきであろうというふうに考えています。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

フリーランス 寺澤:
ジャーナリストの寺澤有です。本日、厚生労働省が、4月の生活保護の申請件数が前年同月比で10%増だったことを発表しました。4か月連続で前年同月より増加しているそうです。横浜市も同様の状況だと思います。私は、山中横浜市長の記者会見で生活困窮者に対する施策について、何回か質問していますが、具体的な回答をいただいたことがありません。そろそろ何か山中さんが考えていることがあるのではないかと思って質問するのですが、いかがでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。生活保護世帯に対するですね、様々な施策を本市行っておりますので、詳細に関しては所管のほうに確認していただければというふうに思います。

フリーランス 寺澤:
もう1つお伺いしますけど、生活保護の申請にあたり、本人が申請した場合と、議員が同行して申請した場合とで対応が違うという問題があります。これについて山中市長はどう考えているのかお聞かせください。

市長:
はい、そういった、実態等に関しては承知しておりませんので、コメントは差し控えさせていただきます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

毎日新聞 岡:
毎日新聞の岡です。すみません、山下ふ頭の再開発についてですが、藤木さんに検討委員の委員を打診して内諾を得たっていうのは、これは事実なんでしょうか。

政策局報道課長 矢野:
所管から。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
山下ふ頭の新保と申しますが、地域の関係者に関してですね、まだ、委員の要請というのはしておりません。

毎日新聞 岡:
もう1つ、すみません。検討委員会の初会合の開催時期の見通しと、メンバーはいつ決まるかっていうのは。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
そうですね、今メンバーについて、いろいろ検討していることでございまして、できるだけ早期に会議のほうは開催できるように準備を進めているというところでございます。

毎日新聞 岡:
秋ごろとか。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
できるだけ早く開催できるように努めております。

毎日新聞 岡:
分かりました、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他。

東京新聞 神谷:
すみません、東京新聞の神谷です。今の質問の関連で検討委員会のメンバーを20人ぐらいを招集するというふうに条例でも出てると思うんですけれども、地域の代表、地域の関係者、あるいはどういったメンバー構成を考えていらっしゃるのかっていうのを教えていただけるでしょうか。

港湾局山下ふ頭再開発調整室長 新保:
いろんな観点からですね、ご議論をいただきたいというふうに思っておりまして、例えば学識者などであればですね、都市計画ですとか、環境ですとか、あと経営とかですね、あと観光、こういった幅広い知見をお持ちの方からご意見をいただきたいというふうに考えております。あとは先ほどの質問と重複してしまいますけれども、やはり地元の方のご意見というのは大変大事だというふうに思っておりますので、そういったことを踏まえながら、今、検討委員会のメンバーについて検討を進めているというところでございます。

政策局報道課長 矢野:
その他。

テレビ神奈川 冨樫:
テレビ神奈川の冨樫です。先月の29日に鶴見区で女子大学生が殺害されるという事件が起きまして、この事件に関してデートDVがあったんではないかということが報道されています。横浜市はデートDVの防止ということに関しても、これまで市の施策として、Yちゃっかるであったりだとかという取組をしておりますが、これに関してこの事件を受けての改めての必要性をお感じになったとか、またあるいは、市にそういうデートDVの相談が来ていたかとかっていうあたりもですね、お聞かせいただければと思うんですが。

市長:
詳細に関しては、相談件数等々ですね、詳細に関しては所管の方にお尋ねいただければと思います、はい。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。はい。では以上で会見終了します。ありがとうございました。


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