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横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

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市長定例記者会見(令和5年6月7日)

最終更新日 2023年6月22日

令和5年6月7日(水曜日)14:00~

報告資料

会見内容

1.報告
   一般社団法人 VAMOS TOGETHER様と「YOKOHAMA & VAMOS TOGETHER
   all in One heart~Hope for Smile~協定」を締結します
   “ヨコハマからスポーツがつなぐ世界の子どもたちの明るいみらい”の実現に向けて 
   ゲスト:一般社団法人 VAMOS TOGETHER 代表理事 アレックス ラミレス 様 
                        代表理事 ラミレス 美保 様   
                             

※敬称略
※アレックス・ラミレス様の発言は、通訳者の発言で掲載

政策局報道課長 矢野:
それでは定例会見を始めます。市長、お願いします。

市長:
はい、本日ご報告するのは一般社団法人VAMOS TOGETHER様と、「YOKOHAMA & VAMOS TOGETHER all in One heart~Hope for Smile~協定」を締結したことをご報告いたします。まず横浜市は誰もが生き生きと生涯活躍できるまちづくりに向けまして、スポーツ環境の充実に関し、スポーツ環境を充実させるために様々な施策に取り組んでおります。その1つとして、スポーツを通じた共生社会の実現を目指して、年齢とか性別、国籍、障害の有無などにかかわらず誰もがスポーツに親しめる取組を推進しております。こうした本市の取組を進める中、アレックス ラミレス様とラミレス 美保様が代表を務めている一般社団法人VAMOS TOGETHERからスポーツを通じた社会貢献活動について、横浜市と連携して取組を進めたいと言う協働のご提案をいただきました。一般社団法人VAMOS TOGETHERさんのご紹介なんですけれども、障害者と健常者が共に生きる社会を目指して子どもたち全てがですね、一緒に学び、そしてまた楽しめる活動を実施しておられます。2020年の4月に設立されました。横浜市内におきましては、少年野球大会の開催、あるいはウクライナ避難民支援へのご協力など、そういった地域貢献活動をこれまでいただいております。今回のですね、VAMOS TOGETHERさんからの提案内容なんですが、横浜市のスポーツ推進計画の目標として、スポーツを通じた共生社会の実現、健康増進、にぎわいづくりの実現、そういったことに貢献するご提案でございました。スポーツが持つ魅力を生かした取組を展開してですね、誰もが生き生きと生涯活躍できるまちづくりを推進したいという思いであります。まず、誰もが一緒に学び楽しめるインクルーシブスポーツイベントの共同開催、そして、本市イベントへの出演、ラミレスさん、知名度の高いラミレスさんにですね、本市イベントに出演していただくことによって、インクルーシブスポーツの普及啓発活動の支援を担っていただく、またVAMOS TOGETHERさんが実施する社会貢献活動に市として連携あるいは協力をさせていただく。そういった提案内容でございました。本日はですね、VAMOS TOGETHERの代表理事であるアレックス ラミレス様とラミレス 美保様、奥様の美保様にお越しをいただいておりますので、お話をいただきたいと思います。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス ラミレス代表理事:
皆さん、こんにちは。今日はVAMOS TOGETHER、一般社団法人VAMOS TOGETHERの創設者として、このプロジェクトのこういった記者会見にこうした形で参加することができ、非常に嬉しく思い、非常に光栄に思っています。これは子どもたち、そしてスポーツを通じて横浜市と我々、一般社団法人VAMOS TOGETHERが協力して横浜市をより良い街へということで、横浜市と我々が1つになってスポーツを通してより魅力のある街、そしてより住みやすい街に向かう1つのプロジェクトだと思っております。横浜市民は横浜のことを皆さん、愛していると思いますし、横浜市民だという誇りを皆さん胸に持って生きてらっしゃると思いますので、だからこそ今回all in One heartというスローガンを基にそのタイトルをつけさせていただきました。スポーツを通して横浜市民が1つになる、とても素晴らしい特別なことだと思いますし、スポーツを通して皆様が幸せにこれから生きていく、そういった意味を込めてこのall in One heartというスローガンをつけさせていただきました。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER ラミレス 美保代表理事:
VAMOS TOGETHERのラミレス 美保と申します。私は2015年にダウン症の息子を出産して、とても楽しいだけじゃなくてやっぱり不安な気持ちがたくさんあった中で、主人の方から背中押してもらってダウン症であったり、スペシャルニーズ、障害のある子たちがもっと楽しく生きられる社会を作っていこうということを最初にお話いただいて設立をさせていただきました。これから横浜市からはじめ共生社会というモットーを共に、一緒にたくさんのスペシャルニーズやみんな違ってみんないいということをモットーにですね、みんなが楽しめる、そんなインクルーシブなスポーツを通していろんなイベントだったり活動していきたいなと思っております。よろしくお願いします。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス ラミレス代表理事:
我々は子どもたち、特に障害を持っているスペシャルニーズの子どもたちのウェルビーイング、ウェルネス、これに注力を注ぎたいと思っています。スポーツを通して、障害がある、スペシャルニーズがあるなしにかかわらず、みんな一緒にいろいろなことをできる可能性を、大きな可能性を秘めています。そしてスペシャルニーズの子どもたちが親や周りの手を借りることなく、独立してこれから生きていく力を養っていきたいと思います。これもこうしたプロジェクト、スポーツを通してこういった子どもたちに学んでいただけたらというふうに思っております。

市長:
以上となります。今後の取組なんですが、まずですね、本市イベントでのインクルーシブスポーツの普及活動としてですね、スペシャルニーズの子どもたちによるパフォーマンスや団体代表としてのご挨拶などをいただきたいなというふうに思ってます。直近ですと、本牧市民プールの開業が7月に予定されておりますので、こちらの方に子どもたちと一緒にご参加をいただく予定となっております。また、インクルーシブスポーツイベントなどの共催等も考えておりまして、今年のまず12月頃にですね、エンジョイスポーツDAYとして共生社会への理解を更に広げる場をですね、一緒にVAMOS TOGETHERさんと作っていきたいというふうに考えております。横浜からスポーツがつなぐ世界の子どもたちの明るい未来の実現に向けて、今後ですねVAMOS TOGETHER様と一緒に取組を進めていきたいと考えております。説明は以上となります。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件についてご質問をお受けします。幹事社からお願いします。

神奈川新聞 武田:
幹事社の神奈川新聞です。よろしくお願いします。まずラミレスさんご夫妻にVAMOSを設立した経緯を改めて伺えればと思います。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス ラミレス代表理事:
1つの創設した大きな理由は、まず我々の長男剣侍がダウン症であることが一番大きいんですけども、結構前、かなり前になるんですが、以前ダウン症、スペシャルニーズの子どもたちのイベントに参加したことがあるんですが、そのイベントがダウン症、スペシャルニーズのある子どもたちだけが参加できるイベントで、例えば他に兄弟姉妹がいらっしゃる方、あとはその親御さん、そのスペシャルニーズ、障害がない方は後方、分かれてその子どもたちだけのイベントというのがありまして、それを見たときに、その障害のある子どもたちも、スペシャルニーズのある子どもたちも健常の子どもたちも、そして親御さんも一緒に参加できるものはないか、一緒に参加するものが必要だというふうに強く思って、家族が1つになっていろんなものを楽しみ、そしていろいろなものを学ぶという団体が必要だというふうに思ってVAMOS TOGETHERを創設しました。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。もう一点、改めて今回の協定を締結した横浜市さんとそれからラミレスさんご夫妻、VAMOSさんとしての狙いというか、今後こういうことを期待していくというものをお一言ずついただければと思います。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス ラミレス代表理事:
こうして横浜市様と締結、パートナーシップを締結させていただいて、この我々の行うインクルーシブスポーツを含めて、そしてスペシャルニーズの子どもたちに、このスポーツの素晴らしさ、そしてみんなで分け隔てなくいろいろなものを楽しんだり学ぶという場の提供をよりしていきたいなと思っております。横浜市様とはより密な関係を築かせていただきまして、横浜市様と我々VAMOS TOGETHERで、我々の持っている愛、そして我々の持っている力で横浜市を1つにして、どんな方々でも分け隔てなくスポーツを通してより明るい未来の実現、そして子どもたちのためにそういった活動をしていけたらと思っております。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今回の締結を通じまして、横浜市としてですね、スポーツを通じて共生社会への理解を更に促していける機会になると考えております。またですね、スポーツを通じて子どもたち一人一人の才能、個性、これをこう表現する場作りも進めることにつながると期待しております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。幹事社以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。具体的に今後の進め方なんですけど、例えば市のスポーツの所管課と一緒に人的にも一緒のプロジェクトをやっていくのかとか、あとは資金面ではどうするのかとちょっと具体的なその辺の進め方を教えてください。

にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興部長 熊坂:
スポーツ振興部長、熊坂でございます。ご質問いただいた今後の取り組みでございますが、先ほど例を挙げさせていただきました共催事業などにつきましては既に事務局の方と今後どのように進めていくか、どの場所でやろうかという企画をさせていただいてます。また、今後、横浜市のスポーツイベント、例えば横浜マラソン、体育の日なんかでやらせていただいてるスポーツレクリエーションフェスティバル、こうした多くの市民の方が集まる場、そういった場にもですね、この連携協定をもとにインクルーシブスポーツであったりとか、スペシャルニーズの子たちの活躍の場を、ご出演いただけないかということを都度打診させていただきながら進めていこうかなと思っています。費用負担につきましては、当然その出演に必要な部分について実費相当というんですか、これについても、その都度、必要に応じて協議をしていくということで、今全体で何かフォーマットとして決まっているというものではなく、これから1つ1つ議論していくというものになります。

東京新聞 神谷:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

朝日新聞 堅島:
朝日新聞の堅島です。インクルーシブスポーツというとボッチャやダンスとかいろんなものがあると思うんですけれども、具体的に何かこういったスポーツというのを取り入れたいとかっていうのがあったら教えていただけますか。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
今、実際に2023年からVAMOSのチアリーディングチームを週に1回、練習の場所とさせていただいていて、いろんなところにイベント活動をさせていただきたいと思います。プラス、クロスフィットジムを経営もしているんですけれども、そちらの方でも週に1回スペシャルニーズ向けの健康な運動ということでさせていただいております。それ以外のスポーツに関しては今後いろいろイベントだったりとか、今度ラミちゃんカップっていう野球もあるんですが、どこまでできるかっていうのはこれから探り探りになってくると思うんですが、より多くのスポーツをインクルーシブスポーツとして取り入れていきたいなというふうには考えております。

政策局報道課長 矢野:
その他はいかがでしょうか。

共同通信 岡田:
共同通信の岡田と申します。ラミレスご夫妻に伺いたいんですけども、VAMOS TOGETHERのこの名前の由来っていうのはどういう意味があるんでしょうか。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
ロゴににちょっと赤いマークがあってこれは何か日本の国旗を象徴してるんですけど、VAMOSというのはやっぱりスペイン語、彼の第一言語のスペイン語で、TOGETHERっていうのは英語なんですけど、そこの中にも日本の国旗がちょっと見え隠れするような、どんな国籍だろうが、みんな違って、みんなよくて、みんなで楽しくスポーツを取り入れていこうっていう、そんなお気持ちを込めて作った名前になります。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス ラミレス代表理事:
基本的にVAMOSはスペイン語でレッツゴーという意味で、TOGETHERは一緒ということで、みんなで一緒に行こう、誰も残されることなく、障害の有無、スペシャルニーズの有無も関係なく、一緒に行こうという意味でつけました。私自身がベネズエラ出身で、ベネズエラの公用語はスペイン語なので、あえてこのVAMOSスペイン語圏ではよく使う言葉なんですけども、それをつけて基本的にはレッツゴーTOGETHER。VAMOS TOGETHERというネーミングにさせていただきました。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞の武田です。先ほどお話があった、チアとかクロスフィットジムっていうのは基本的にはお子さん向けのイメージなんですかね。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
今チアの方では7歳から高校生まで、クロスフィットに関しては7歳から、何歳まででもという形で子どものクラスと大人のクラスを分けさせていただいて、誰でも参加していただけます。

神奈川新聞 武田:
分かりました。これは参加者の方も、そのスペシャルニーズがある方もいれば、ない方もいるというか。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
今、基本的に始めたばかりなので、今の段階ではスペシャルニーズのクラスということで、ベーシックな動きをまず取り入れていますが、ジムの中でイベントを先週行ったんですが、その際には全員で一般のメンバーさんの方からスペシャルニーズの方からみんなで声を出しながら一緒にイベントとして、ワークアウトさせていただきました。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。最後に、チアは今年立ち上げられて、クロスフィットジムも今年からですかね。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
はい。

神奈川新聞 武田:
分かりました。具体的に何月ぐらいからとかありますか。

一般社団法人 VAMOS TOGETHER アレックス 美保代表理事:
チアは1月から。2023年1月から。クロスフィットも同じく1月から始めさせていただいています。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。よろしいでしょうか。それでは質疑を終了し、このままフォトセッションに移りますので、どうぞ前にお越しください。

政策局報道課長 矢野:
はい、ありがとうございました。それではですね、一旦事務局が入れ替わります。少々お待ちください。


2.その他

政策局報道課長 矢野:
それではこれより一般質問に移ります。質問はまとめて簡潔に、できればお願いしたいと思います。まず幹事社からお願いします。

神奈川新聞 武田:
はい、幹事社神奈川新聞です。よろしくお願いします。先日、定例会の方で敬老パスの半年間の実証データが出てきて、バスが16回とかですかね、地下鉄の方も利用回数が出てきたと、改めて市長選で掲げられた75歳以上の無償化という部分に向けて受け止めと今後の進め方というか、どんなふうな形、どの時期ぐらいを目途に、こう判断していくかっていうものを伺えればと思います。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今回の敬老パスの利用実績データを拝見させていただいて、半年間で延べ4,800万回ものご利用があって、敬老パスがですね、市内の多くの高齢者の方の外出をお支えしているというふうに改めて実感をしております。今後ですね、今年度はまず、今、1年間の利用実態を踏まえて、その制度の検討を進めております。併せてですね、敬老パスの75歳以上の無償化の件も含めまして、地域の総合的な移動サービスの検討を進めてまいりたいと思っております。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。今回、一旦まず半年間、昨年の10月から出て、もう後半年位を待って1年間の利用データを踏まえてっていうような判断になりそうですか。

市長:
そこはですね、どのくらい、今コロナから明けて、今かなり戻ってきておりますので、その追加データとしての、追加の部分を見極めながら、検討を早く進めていきたいというふうに思っています。

神奈川新聞 武田:
分かりました。必ずしもその無償化にこだわらないとか、あるいは基本的にはその方向で進めていくっていうそのあたりはいかがでしょうか。

市長:
はい、そちらに関しましても従来から申し上げているとおりですね、地域の総合的な移動サービスの検討を進めて、その中でですね、この敬老パスの75歳以上の件も含めてですね、総合的な移動サービスのより良いあり方を考えていくというスタンスでございます。この点は従来から申し上げているとおりです。

神奈川新聞 武田:
分かりました。ありがとうございます。

神奈川新聞 加地:
すみません、続けて神奈川新聞の加地です。みなとみらい地区にある、みなとみらい本町小の件でお伺いしたいです。10年間の暫定設置で設立された経緯がありまして、今年の4月に折り返し、あと5年というタイミングになりました。今1年生で入った子が6年生で卒業できないっていうことになると思うんですけど、今のところ、現時点で今後の方針、10年間を延ばすのかなど、決まっていること、検討していることがあれば教えてください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。みなとみらい本町小学校のですね、今後のあり方につきましては、設置の経緯及び児童数の推移などを踏まえて、現在課題の整理と検討を進めているところであります、はい。

神奈川新聞 加地:
もう一点、いつ頃までに方針を示そうとか、そういったスケジュール感はどうなってますでしょうか。

市長:
ありがとうございます。今、現在入学しているですね、お子さんそして保護者の方々に、不要な心配等を与えてはいけませんので、早期にですね、そういった検討を進めていきたいというふうに考えているところです。

神奈川新聞 加地:
おしりは決めてないっていうことでいいんですかね。

市長:
不要な心配をですね、与えないように、きちんと早期に進めていきたいというふうに思っております。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。それでは各社、いかがでしょうか。

フリーランス 犬飼:
フリーの犬飼です。よろしくお願いします。中計計画策定の電通への業務委託で、横浜市が正当な理由もなく随意契約を4回連続で繰り返して、関係者から私宛てに内部告発が届いた件について、引き続き質問をします。前回3月の会見で私がこの問題を指摘してから2か月半が経過しましたけれども、市長ご自身は当時癒着のキーパーソンであると私がお伝えした伊地知英弘副市長に問題の詳細を確認したんでしょうか。

市長:
その件に関して問題が、特段の、前回申し上げましたが、特に問題となるようなことは発生していないという認識であります。

フリーランス 犬飼:
はい、その認識が間違っています。問題があるということは横浜市が開示した行政文書が全てもう証明しています。そもそも問題がなければ内部告発などあるはずもありません。市長ご自身が参加した、2021年11月の電通とのセッションとの記録を新たに入手しました。当日の写真を見ると副市長を含む10名ほどが参加されて、市長の姿も右端にはっきりと映っております。当時、就任のわずか3か月後であった市長がこういった業者選定の進め方について、ベテランの職員たちもいる中で異議を唱えるのは難しかったというのは理解するんですけれども、今、就任からもう2年弱が経過しておりますので、このように初めから電通1社しか参加できない形で、入札をせずに随契を繰り返した。これが自治体の業者選定のプロセスとして大変に問題である。今現在、市長はその問題を理解しているということでよろしいですか。

市長:
個別の契約の件に関しては所管までお尋ねください。

フリーランス 犬飼:
個別の契約の件であるとありますけども、市長自身が参加しているセッションです。

政策局報道課長 矢野:
犬飼さん、お答えしたとおりです。

フリーランス 犬飼:
意味が分かりません。続けます。

政策局報道課長 矢野:
お答えしたとおりですので。

フリーランス 犬飼:
答えになってないですよ。あなた分かるでしょ、矢野さん。

政策局報道課長 矢野:
いや、お答えしたとおりです。

フリーランス 犬飼:
いや、答えになってないですよ。

政策局報道課長 矢野:
詳細、細かいことであれば後ほど所管局をご案内しますので。

フリーランス 犬飼:
詳細はもう散々政策課に確認して、その上で市長の認識を確認しているんです。意味分かるでしょ。

政策局報道課長 矢野:
次の質問に移りますけど、よろしいですか。

フリーランス 犬飼:
全く納得できないので続けます。

政策局報道課長 矢野:
今、問題はないという認識を示しましたけれども。

フリーランス 犬飼:
だから問題だらけであることを、横浜市が開示した行政文書が証明しているでしょう。ではなぜ問題がないのかあなた説明できますか。

政策局報道課長 矢野:
こちらの見解は示しましたので、これ以上のご質問があれば、後ほど所管局をご案内します。

フリーランス 犬飼:
政策課は全く答えませんよ、詳細。

政策局報道課長 矢野:
ご案内します。

フリーランス 犬飼:
いや、案内しても時間稼ぎするだけで一切答えないんですよ、彼らは。

政策局報道課長 矢野:
繰り返しになってますので、次の質問に移ります。他の質問なければ。

フリーランス 犬飼:
あり得ないでしょ。続けますよ。

フリーランス 寺澤:
違う質問ですけど、いいですか。ジャーナリストの寺澤有ですけど。6月2日に、横浜市教育委員会は市立中学校の男性教諭が女子生徒とわいせつ行為をしたとして昨年度に懲戒免職にしていたと発表しました。横浜市教育委員会には懲戒処分をすぐに発表しないで翌年度に発表してもいいとする基準があるそうです。こういう場合なんですが、山中市長にはリアルタイムで懲戒処分の報告があるのでしょうか。

市長:
個別の案件に関してはケースバイケースだと思いますので、所管等にお尋ねいただければというふうに思います。

フリーランス 寺澤:
では、報告がある場合もあるんでしょうからお伺いしますけど。

市長:
ケースバイケースです。

フリーランス 寺澤:
ケースバイケースですよね。はい、分かりました。報告があった場合、山中市長がこれはすぐに発表した方がいいなどと意見を言うことはできるんですか。

市長:
ケースバイケースだと思います。

フリーランス 寺澤:
それもケースバイケース。で、もう一つお伺いしますが、こういう基準がありますと不祥事を隠蔽して発覚した場合だけ実は翌年度に発表するつもりでしたと言い訳できてしまうので、コンプライアンス上問題があるのではないでしょうか。

市長:
そういったコンプライアンス上問題があるようなことは本市として行っていないというふうに認識しております。

政策局報道課長 矢野:
はい。それではその他、いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。山下ふ頭の再開発に関して、先日2回目、追加で行った内容も発表になりましたが、検討委員会を立ち上げて協議していくというふうに伺っていて、まだそれが検討中、いつ立ち上げるかとか、まだ詳細決まってないようなんですけど、いつごろ、例えば有識者も何名程度とか、どういったところから呼ぶのかとか、目途などがあれば教えてください。

山下ふ頭再開発調整室長 新保:
山下ふ頭再開発調整室長、新保と申します。検討委員会につきましては、今準備を進めているというところでございますので、可能な限り早めに委員会を開催できればということで進めているというところでございます。

東京新聞 神谷:
まだ、いつ頃、何月とか、そういうのも含めて。

山下ふ頭再開発調整室長 新保:
今、一生懸命に準備しているということでございます。

東京新聞 神谷:
検討委員会は人数が割と多めに。

山下ふ頭再開発調整室長 新保:
そうですね、今年の1月の定例会で条例を議決いただきましたけど、上限20名ということになっておりますので、その範囲の中でですね、いろんな専門家の方に検討委員会の委員になっていただくというふうに考えております。

東京新聞 神谷:
市民にもオンラインで公表するみたいなことも聞いてますけど、そういうのも全部考えてらっしゃるんですか。

山下ふ頭再開発調整室長 新保:
やはり市民の方にですね、なるべくご理解いただくということがやはり大事だというふうに認識しておりますので、なるべく会議の模様なんかもですね、リアルタイムで公表したり、リアルタイムで見れない方がいらっしゃいましたら録画でも見れるようにということでですね、考えておりまして、またそういった委員会を見ていただいた方から、またご意見を頂けるようなですね、そういった仕組み作りもしながら、市民の皆さんの意見を踏まえた形での検討委員会、こういったものを進めていきたいというふうに考えております。

東京新聞 神谷:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。犬飼さん、先ほどご指名してますので、追加のご質問があれば、後ほど所管局をご案内します。その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか、以上で定例会見、終了します。

フリーランス 犬飼:
いや、意味が分からないです。誰も挙手してないから、質問受け付けていいでしょ。ふざけないでください、矢野さん。

政策局報道課長 矢野:
同じ質問ですか。

フリーランス 犬飼:
じゃあ、別の質問にしますよ。優しい質問にしますので。誰も挙手してないんだから、あり得ないでしょ。ふざけないでください、矢野さん。

政策局報道課長 矢野:
後ほど所管局をご案内します。

フリーランス 犬飼:
市長、どうですか。さすがにふざけてると思うでしょ。質問を受け付けていただけますか。

市長:
電通の件に関してはお答えしているとおりです。

フリーランス 犬飼:
じゃあ、別の優しい質問するんでいかがですか。

市長:
どうぞ。

フリーランス 犬飼:
市長ご自身、じゃあ、本当に優しい質問しますね。伊地知副市長、ごめんなさいね、ちょっと電通への業務委託の真っ最中であった昨年4月に、政策局長から副市長に昇格しているわけなんですけれども、山中市長として伊地知氏の起用にあたって、どういった点が副市長に。伊地知氏を副市長に昇格させるにあたって、どういった点が相応しいと思ったのか、評価したのか、そういったところを参考までに教えていただけますか。

市長:
個別の人事なんで、お答えする必要はないと思います。

フリーランス 犬飼:
はい、残念なお答えでした。はい、大丈夫です。

政策局報道課長 矢野:
以上で会見を終了します。ありがとうございました。


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