ここから本文です。

横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋トップ

横浜市長の部屋トップ

市長定例記者会見(令和5年4月12日)

最終更新日 2023年4月17日

令和5年4月12日(水曜日)14:00~

報告資料

会見内容

1.報告
(1)いつでも、どこでもオンラインで身近に防災を学べる『よこはま防災e-パーク』
   ポケモン・ウィズ・ユー財団との連携により子どもから大人まで幅広く対応

※敬称略
政策局報道課長 矢野:
はい、それでは定例会見始めます。市長お願いします。

市長:
はい、本日まずご報告する一点目がですね、オンラインで身近に防災を学ぶことができる「よこはま防災e-パーク」についてであります。防災啓発における、現在様々な取組を行っております。防災の研修とか、防災の訓練、そのほか小学校での防災教室や、高齢者への防災保護とですね、その他、お正月には出初式等々、防災の啓発、あるいは、地域での訓練等を行ってきております。これはひとえに市民の皆様に直接いざというときに必要になる知識をですね、お伝えするという趣旨でございます。現在のこの防災の啓発に係る課題といたしまして、研修や訓練への参加者が固定化されているという課題がございます。これはですね、スライドにお示ししているのが令和3年に実施した、一昨年に実施したアンケート調査なんですが、防災研修や防災訓練に参加をしていない割合が全世代で半数弱、47.5%ございます。それに対して、子育て世代に限りますと、20代、30代に限りますと、7割近くに上昇しているというデータが得られております。これがですね全年代にしても、20代、30代にしましても、なぜ防災訓練に参加をしないのかっていう理由なんですけれども、こちらの上がですね、この、全年代の理由です。まず3割近くが、いつどこで開催されているのか分からないと。23%、4分の1ぐらいがですね、時間がないと。そういった回答でありました。子育て世代になりますと、傾向は同じなんですけれども、パーセンテージが上がっていってですね、30と26.4で6割近くがですね、こういった時間や場所、時間がない、あるいはいつどこで開催されているのか分からない、時間や場所に関する理由を挙げられております。こういった課題があるということを踏まえまして、この度ですね、時間や場所に関する課題を克服するために、いつでもどこでも、身近に防災を学んでいただけるようですね、オンライン上で防災の学習ができるウェブサイト「よこはま防災e-パーク」を制作いたしました。こちら本日から利用を開始いたします。公開開始となります。スマートフォンにも、PCにも対応しております。今回のこの政策にあたりましては、防災に係る部局がいくつかございますので、こちらの関係する部局がですね、横断的に、特に若手の職員を中心にですね、プロジェクトを立ち上げまして、様々な視点から検討を行ってもらいました。この「よこはま防災e-パーク」の特徴なんですけれども、まず60本以上の動画などですね、デジタル教材を充実させております。そして、先ほどの20代や30代に、特にいつでもどこでもというのでデマンドが強いかと思いまして、子どもから大人まで世代に応じた内容を提供いたしまして、お子さん、お子さんを含めご家族で学んでもらうという視点を盛り込んでおります。それから、災害といってもですね、火災、地震、風水害等々、いろいろ種類多岐にわたりますので、幅広い分野を学べる学習システムと幅広く防災に関して、知識、技術を習得できる内容としてございます、はい。それでは1分間のですね、紹介動画を用意しておりますのでご覧いただければと思います。

市長:
ご視聴ありがとうございます。説明を続けさせていただきます。今回はですね親子で一緒に学べるという視点を作りたいと思いまして、昨年11月に本市とポケモン・ウィズ・ユー財団様との間で連携協定結んだことは報告したとおりなんですが、この財団との連携によってポケモンを活用したオリジナルコンテンツである「ポケモンぼうさいきょうしつクイズ」をコンテンツに含めております。これはポケモンが登場するクイズを解きながら、学習をしていただいて、全問正解するとポケモンの修了証をゲットすることができますので、是非親子でですね、一緒に楽しく学んでいただく機会になればと思っています。今後の取組なんですけれども、様々な機会を捉えましてPR、これを知っていただく、市民の皆様に知っていただく機会を作りたいと思います。また出初式に、本市の出初式におきましては、8万人の方が来場いたしますので、そういった機会等の活用もしていきたいと思います。それからですね、消防職員による小学校での防災教室におきまして、教材として活用することを考えております。全ての市立の小学校を対象といたしまして、小学校と連携した啓発を実施してまいります。またさらにですね、こちらに関してはお子さんだけでなく、全世代を対象にしておりますので、その全世代をターゲットに、あらゆる世代ですね、様々な世代に遡及するような、コンテンツの拡充、それから使いやすさを含め、利便性の向上等にも一層取り組んでいきたいというふうに考えてございます、はい。こちらの「防災e-パーク」についてのご報告は以上となります。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこの件でご質問をお受けします。まず幹事社からお願いします。

テレビ神奈川 冨樫:
はい、幹事社のテレビ神奈川の冨樫です。よろしくお願いいたします。まず、スライドの中に垣根を越えた若手プロジェクトとありまして、その中にも落ち着いたデザインがいいなとか親しみやすいネーミングにしたいね、なんていうそのときのアイデア、いろんな出たのを再現されているんだと思うんですけれども、あえてその部局横断にして、その若手のプロジェクトを立ち上げたことにはどんな狙いがあったのかというあたりから教えてください。

市長:
はい、ありがとうございます。まず今回の取組に関しては、参加者が、訓練や研修の参加者が固定化されていることで、割合が20代、30代で特に高いことということが発端にございました。20代、30代の方々がどうやって防災っていうものに関心を持っていただくかということに関しては、その世代に直接聞いた方がいいと。なかなか部局もいくつかにわたっておりますので、その部局横断的にですね、かつ、実際の当事者の世代である方々に柔軟な発想で自由に議論してくださいよ、ということをお願いして、今回のプロジェクトができた、自然発生的にできた、湧きあがったっていうことになります、はい。

テレビ神奈川 冨樫:
ありがとうございます。ではもう1つ、去年の11月からポケモン・ウィズ・ユー財団との連携の発表があってというお話が先ほどありまして、実際に子ども食堂を訪問したりだとかっていうのもありましたけれども、今後ポケモン・ウィズ・ユー財団との連携の中でこういったアイデアがまた出てくるんではないかという期待ですとか、あるいは今後の展開で、もっとこんなことをやってみたい、あんなことをやってみたいというのがありましたら教えてください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。現時点では、ポケモン・ウィズ・ユー財団さんとですね、プログラミング教材の活用をどんどん今、推し進めていっているところです。また子ども食堂もですね、とも連携いたしまして、子ども食堂への支援キットの提供等も今、進めているところです。今後、何を進めていくのかっていうのは、アイデアベースではいくつかありますので、是非ですね、今後も子どもたちが大好きなポケモンですから、そのポケモンを軸にした各種の企画っていうものをスピーディーに作っていきたいなというふうに思っています。

テレビ神奈川 冨樫:
ありがとうございます。幹事社からは以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社いかがでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、この件はこちらで終了します。テーマが移りますので事務局を入れ替えます。少々お待ちください。

(2)若手職員発案!市役所アトリウムがこどもの遊びの場に変身
   ~GWは穴場!?家族で楽しめるイベントが盛りだくさん~

政策局報道課長 矢野:
はい、それではお願いします。

市長:
はい、ご報告する、2点目がですね、ゴールデンウィーク中の企画についてご報告、ご紹介したいと思います。この企画もですね、若手職員の人たちにですね、部局は違えど、横断的、横断的というか部局関係なく、どういう視点から、子育て世代のご家族がですね、市役所のアトリウムで楽しめるか、そういったことを作ろうじゃないかということで今、立ち上がっている企画でございます。まずワーキングチームではですね、市庁舎の低層階、市庁舎のこの低層階ありますけど、これをですね子育て世代にも優しい空間をつくる、そういうゴールのもと、議論を進めてもらっています。これ、やはり当事者である人たちに自由にアイデアを、意見出ししてもらってとかく、こう、部局横断になると調整、調整の話になっちゃうので、部局を一旦取っ払って、当事者っていう観点で自由に議論をしてもらって、いいアイデアであったらどんどん、どんどん実現しようじゃないかという視点で活発に今、議論を進めていってくれています。まずですね、子育て世代の皆様に来ていただくこと、子育て世代の皆様に市庁舎のアトリウム、低層階の活用をしていただくことっていうことをテーマにですね、第1弾の企画といたしまして、ゴールデンウィーク中にイベントを開催するという次第です。イベント名は「わくわく!こどもデー」といたしまして、開催期間は4月29日から5月5日までとなっております。参加費無料で事前申し込みは不要としております。こどもの日に合わせて巨大な鯉のぼりをですね、鯉のぼりにですねアトリウムで泳いでもらったりですね、あるいはスポーツインストラクターによる親子体操の無料体験とか、あるいはエアー滑り台、それからダンボールで迷路を作ったりとか、あるいは白バイの試乗体験等、そういった用意をしております。こういったものは、例えば白バイの試乗体験なんかも、例えば区民祭りなんかに行くと結構こういったものを御用意してくださっていて、地元の方がですね、子どもたちを家族連れで結構、列を成しているぐらいの人気ですので、こういったことをですね、コンテンツを用意して親子で楽しむ、楽しんでいただくという企画でございます。こちら、詳細については、市のウェブサイトやTwitter等でも、お知らせいたしますとともに、市内の保育園はじめ、子育て関連施設に個別にご案内をしていって、市内の子育て世代の方々にですね、情報が届くようにしたいというふうに考えております。ゴールデンウィークは是非今、市庁舎に行こう、遊びに来てもらうっていうようなコンセプトで今進めているところです。今後もアトリウムや水辺のエリア等を活用して、様々な企画を、第2弾、第3弾を考えていってくれると思います、はい。こちらに関する説明は以上となります。

政策局報道課長 矢野:
はい、それではこちらの件でご質問をお受けいたします。幹事社お願いします。

テレビ神奈川 冨樫:
はい、では、幹事社テレビ神奈川の冨樫からご質問させていただきます。今回はゴールデンウィーク向けということで、しかも、先ほど市長から、今後更にまた新たなアイデアも出てくるんじゃないかという話もありました。ということは、通年通してその時期に合わせたイベントをこの若手プロジェクトのメンバーが考えてまた提案してくるということでいいんでしょうか。

市長:
うん、そうです。随時、1回考えて、解散ではなくて、こういったイベントをですね、どんどん、どんどん継続的にアイデア出してもらって、それをどういうふうに実現していくのかっていうことを若手の職員と一緒に考えていきたい、そういう趣旨です。

テレビ神奈川 冨樫:
1つの提案について、様々な調整が必要で、それで実現されるものだと思いますし、中にはちょっと面白いんだけど、これちょっと突拍子もなくてできなかったとかですね、セキュリティー上の問題があってとか。課題にぶつかってできないものだったとかっていうのもあるんじゃないかなと思うんですけど。そういう残念ながらボツアイデアとかっていうのはなかったですか。

市長:
ボツアイデア、かなりアイデア出しをしていただいている状況で、今、もう今、アイデアが結構あるんですけれども、それどういうふうに私自身から見てもこれ面白いなっていうのがあるので、市役所のアトリウムでやるっていう公共性に則さないと、一方でいけませんので、そういった観点からいろいろなアイデアを迅速に作っていきたいというふうに思います。実現していきたいというふうに思います。

テレビ神奈川 冨樫:
あともう1つ、全長9mの鯉のぼり、これ単純な興味で、泳がせるのは風が必要ではないかと思うんですけど、屋内でこれどういうふうにするんですか。

総務局管理課担当課長 半浦:
アトリウムのですね南プラザ側のですね、窓エリアにですね、吊る感じになります。室内なので、確かにおっしゃるとおり風が入らないんですけれども、泳いでいるように掲出したいなと思っております。

テレビ神奈川 冨樫:
ありがとうございます。私からは以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社からいかがでしょうか。

市長:
はい。

時事通信 真木:
すみません、時事通信の真木と言います。アトリウムというと、いろいろ面白いことやっていて。先日土曜か日曜、イベントで民間の方がプロレスとかもやってて、ちょっと見に行ったりしたんですけども、ああいうふうに民間の方が利用料を払って、多分、利用料を払ってやる行事と、市の施策としてこういうふうにやっていくものをどう挟み込んでいくのかなあと思うんですけど。

市長:
ご質問ありがとうございます。民間の方がですね、いろいろな展示会とかそういったものもやっていただいております。それから、市としてどう、あそこは公共スペースですから、市民の財産、市民のスペースとしてどういうふうに活用していただくかということに関しては、私が入庁したときからですね、これどうやって効果的に市民の皆様に活用してもらうかっていうことは議論してきたんですね。民間の方が各種のイベントを今後更にやっていただくこと、これも必要だと思いますし、また市として様々な各種の企画をして、それを市民の皆様と共有すること、これも必要だと思います。いろいろな企画があってですね、平日休日関わらず、それから朝とかもできる、何かできるといいなと思ってますし。様々な企画を活用して、市民の皆様に市役所のこの本庁舎のことをですね、いろいろ知っていただける、来ていただけるような機会をどんどん作っていきたいなというふうに思ってます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。今の質問にも関連して、ゴールデンウイーク、特に今年みたいな連休の並びだと民間とかも結構いろんなイベントの集客っていうのは見込めるんじゃないかと思うんですけど。あえてこの市役所の主催で、無料のイベントでしたということ。ということと、あと結構予約も埋まっているんじゃないかと思うんですけど、民間の施設利用なんかも。そこは民間の希望があった場合に営利性というか、その市の稼ぐっていう意味を考えて、どっちを、市がやることを利用者の優先性するのか、どういった使い方、アトリウムの、考えていらっしゃるんですか。

総務局副局長 近藤:
はい、今回の企画に際しまして、ゴールデンウィーク期間中、民間の方で利用したいというような申込みがございませんでした。この新市庁舎できてからですね、コロナ禍の中で、なかなかこの立派な素晴らしいアトリウムの方をご覧いただける機会等も限られている中でですね、是非このゴールデンウィーク期間中に来ていただいて、また商業施設とかにぎわいのものもございますので、ご利用していただければという思いの中で、このイベントを企画させていただいています。お子さんたちと一緒に、親御さんも一緒に来ていただくというような形でやっております。

東京新聞 神谷:
そうすると今後はそのどういった、市が使うこと、公共性の方が優先されるんですか。

総務局管理課担当課長 半浦:
総務局管理課でございます。今も現在もですね、今後もなんですけれども。基本的に市の事務事業に関連するものということで、先ほど話もありましたけど、民間の団体独自でっていうのではですね、今現在、使うことできませんでして、例えば市の主催、共催はもちろんなんですけども、市が後援しているものとかで今使っております。

東京新聞 神谷:
ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。それではこの件は以上で終了します。事務局を入れ替えます。少々お待ちください。

2.その他

政策局報道課長 矢野:
それではこれより一般質問を始めます。まず幹事社からお願いします。

テレビ神奈川 冨樫:
はい、ではテレビ神奈川の冨樫です。よろしくお願いします。9日に投開票が行われました。市議選に関しまして、維新の躍進、それから立民と共産の議席減という勢力図の変化がありました。この件に関しての市長ご自身の結果の受け止めと、また新しい議会構成となった中で、どう関係性を築いていくのか、というあたりをお聞かせください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。どのような立場の方が市議になられたとしても、二元代表制のもとですね、私も市民の皆様からの負託を頂いている、議員の方々も同様に市民の皆様の負託を受けていると。そこの二元代表制のそれぞれの立場で役割を果たすっていうことが本質だと思いますので、今後とも議員の方々とよりより良い議論をですね、進めていきたいと、これまでどおり、様々な議論を進めていきたいというふうに考えております。そのことが横浜市の発展につながっていくものと考えております。

テレビ神奈川 冨樫:
幹事社としてすみません、1つ、2つ、3つと続けて聞かせてください。次がですね、今月24日に発送が開始されるワクチン接種券についてなんですが、これの開始に向けてのですね、市の考え方、また発送されたことで、こういったことがメッセージとして市民に向けて発したいというのがありましたらお願いします。

市長:
ワクチン接種のスケジュール感ですよね、はい、ありがとうございます。まず、接種券は4月24日から発送を開始いたします。接種の開始日は、国における開始日と同日の5月8日から接種できるよう、準備を進めているところです。今回は医療機関による個別接種による方法で、場所がですね、個別接種として実施を行います。特には重症化リスクの高い方、高齢者の方を含め、重症化リスクの高い方には引き続きワクチン接種をご検討いただけるようですね、お伝えしていきたいというふうに考えています。

テレビ神奈川 冨樫:
では、新型コロナの関連で、来月8日にはいよいよ5類への移行というスケジュールが迫ってきてると思うんですが、またそれで医療機関への政府の補助というのが、病床の確保に対しての補助が半減されたりだとかっていう方向性が示されて、公立病院の逼迫を懸念する声というのも聞くんですけれども、それについては、もし市長が何か懸念されていることなどがあればお聞かせいただけますでしょうか。

市長:
はい、今回の5類への変更による、公立病院の協議会である全国自治体病院協議会様の会長がですね、そういったご懸念を述べられたということに関しては承知しております。我々といたしまして、いま公立病院、自治体病院ということですと、市立の3病院がございます。それから独法ですけども、横浜市大の2病院がございます。それからあとは地域の中核病院ですね、ございます。こういった自治体の病院があり、それから地域の中核病院があり、それから広く民間病院があって、様々な民間病院、自治体における民間病院があるんですけども、我々といたしましては、各病院様とこれまで信頼関係を築きながら、コロナ対応にあたってきました。そういった点があるんですけども、今後横浜市におきましては、入院に関しては引き続きですね、幅広い医療機関で、入院に関しては幅広い医療機関で受け入れができるように促進していきますし、またY-CERTによる入院調整に関しても引き続き、チーム体制を残して、そういった病院間の受入れを促進させるよう役割を担っていきたいというふうに思います。それから、外来診療に関してはですね、今後クリニックでの診療が中心になるんだと思うんですけども、全国で新型コロナの検査や診療にあたっていただいているクリニックっていうのは、本市は全体の75、6%のですね、3/4のクリニックで、市内のクリニックで検査や診療にあたっていただいています、コロナの。(※)これが全国的には65%ぐらいの数字、65、6%の数字ですので、本市は全国平均から比べてもクリニックでですね、コロナの診療や検査等を担っていただいているという実態がございます。ですので、引き続き、本市として病院の役割、クリニックで担っていただく役割、こういったものを尊重しながら、市内医療機関においてクリニック、病院含め、市内の医療機関において、コロナ診療がしっかりと行えるよう、検査と診療をしっかり行えるよう、市としてもしっかり取り組んでいきたいと考えています。

※市長の発言について、以下のとおり補足いたします。
【補足内容】
コロナの検査や診療にあたっていただいているクリニックは、本市でインフルエンザの診療実績があるクリニックの75%です。

テレビ神奈川 冨樫:
ありがとうございます。幹事社からは以上です。

政策局報道課長 矢野:
はい、それでは各社いかがでしょうか。

毎日新聞 池田:
毎日新聞の池田です。2点お願いします。まず1点目に、ノース・ドックのことについてなんですけれども、先般から今春というふうに春という時期が示されておりまして、これについて今、市として把握している情報についてお聞かせください。

市長:
所管局はいらっしゃいますか、うん。はい、現在の動きなんですけども、現在での特段の動きという、新たな情報や動きに関してはございません、はい。現在は引き続き、必要な情報提供を国に求めているところです、はい。

毎日新聞 池田:
特段新しく。

市長:
新しくアップデートはございません。

毎日新聞 池田:
新しく求めるということも特段しない。

市長:
はい、今現在、これまでの内容で情報提供を求めているところであります。

毎日新聞 池田:
その関連で、現状、春というのが示されたまま、このような状況になっていて、もう春も迎えという状況だと思うんですけれども、現状、市長として、もう少し早く教えてほしいなというふうに思っていらっしゃるとか、その受け止めとして、何か所感を伺ってもいいですか。

市長:
はい、ありがとうございます。現在、在日米軍との交渉や連絡調整に関しては、防衛省の責務として、していただいております。防衛省から、国からですね、米軍に対して今、情報を求めてもらっております。今後ですね、アメリカサイドの方から十分な余裕を持ってですね、様々な情報を頂きたいと思いますし、我々といたしましては、市民の皆様の不安を増加させないこと、これに尽きますので、とにかく情報提供ですね、求める次第です。

毎日新聞 池田:
3月末にあったマイナンバーカードの流出の件なんですけれども、最初の発表時点では住民票が誤っていたというところで、追加の発表でマイナンバー入りの状態で交付されてた例もあったというふうにありました。改めて、まず所感をお聞かせください。

市長:
はい、コンビニ交付サービスで生じた不具合に関してなんですけれども、今回ですね、コンビニで証明書の交付サービスをご利用になられた市民の皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを重く受け止めております。今回の原因は、報告されているとおり、富士通Japan株式会社が開発したプログラムのミスにより、障害が発生したものと承知しておりますので、事業者に対して、徹底した原因究明と再発の防止を求めております。本市として、これまでですね、誤交付により個人情報が漏えいしてしまった方々に対して、個別にご自宅にご訪問させていただいて、経過をご説明し、謝罪をさせていただいたところでございます。

毎日新聞 池田:
現状、不具合が起きた部分については、もう改善が認められてるということで説明がありました。これまでも、数年間、問題がないまま活用がされてきて、今回こういうことが起きたと。問題が起きた部分に関しては改修が終わっているので大丈夫だということを確認されていると思うんですけれども、システム全体として一度点検をしたりだとか、確認をしたりっていう作業っていうのは、当然必要になってくるかと思うんですけれども、それが終わるまで、例えばサービスを一度停止したりだとか、一度、安全が確認されるまで休止されるだとか、そういったことっていうのは特段、考えていらっしゃらないんですかね。

市長:
ご質問ありがとうございます。今回の状況に、キューイングの間ですね、負荷に対して、プログラム上の設計ミスがあったということで、今回障害が起きたところでして、そういったバグを取るというか、プログラム上の今、改良をしたところと承知しています。個人情報のプログラム上のミスというのは、今後もですね、起きないように、富士通Japanの方に強く求めていく所存です。

毎日新聞 池田:
利用は続けながら求めていくと。

市長:
はい。

毎日新聞 池田:
分かりました。

政策局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。

神奈川新聞 加地:
神奈川新聞の加地です。先ほどのマイナンバーカードを使ったコンビニのサービスについてもなんですけど、やっぱりシステムから納品されて検収を市がやると思うんですけど、その際に気付けなかったということで、システムが納品されて、検収、発注者が横浜市なので、検収といいますか、そのチェックをすると思うんですけど、その時は気づけなかった不具合ということで、今、横浜市全体としても様々な行政手続きがデジタル化していく最中だと思います。個人情報が流出してしまっているので、こういったことを防ぐために、システムを発注したり、納品された時に、市としてどう取り組んでいくのか、お考えがあれば教えてください。

市長:
はい、ありがとうございます。発注段階で、仕様と、きちんとですね、様々な状況を設定した確認が必要だと思います。こちらに関しましては、第一義的にはですね、開発機関の方が責を負うべきだと思うんですけれども、もちろん我々といたしまして、市民の皆様の個人情報をお預かりして、その個人情報を、開発されたシステム、プログラムを通じて活用するということですので、そこの間に入ってるシステム、プログラムのバグや不具合に関しては、今後も、その仕様の徹底、それから先ほどおっしゃられた納入時の確認等ですね、一層徹底していきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 加地:
今回の一件を受けて、新たにこういう取組をしますみたいなことは。

市長:
先程申し上げたとおり、しっかりと今後もですね、開発元と連携をしながら、こういったミスが起こらないようですね、対応していきたいというふうに考えております。

神奈川新聞 加地:
関連。関連じゃない、ごめんなさい。ノース・ドックの件についても教えてください。情報がまだ提供されていないということだと思うんですけど、小型揚陸艇が入る前に、市として情報を受けれることにはなってるんでしょうか。

市長:
所管の方にちょっとお尋ねいただけますか。

政策局報道課長 矢野:
すみません、後ほど所管の方をご案内します。

フリーランス 寺澤:
ジャーナリストの寺澤有です。一昨年の市長選挙で山中さんはカジノ反対を掲げて当選しました。本日、大阪府、大阪市のカジノ申請を政府が認める方針だということが報道されています。一昨年の市長選挙のときから現在まででですね、山中さんの、このカジノに対する何か、認識で変わったところとか、そういうのはあるんでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。市長選時から現在に至るまでカジノに対する私の考えに変化はございません。

フリーランス 寺澤:
この間のことですけど、そうしますとこの間ですね、横浜市役所の中でやっぱりカジノやってもいいんじゃないかとか、やったほうがよかったんじゃないかとか、今回の政府の方針を受けてでもいいですけど、何かそういう声っていうのは、何かこの間、あったんですかね。

市長:
大阪のことに関してはですね、大阪の自治体のご判断ですので、特に私から申し上げることはございませんし、市長選時の民意を含め、私の考えも変わっていません。

フリーランス 寺澤:
山中さんの考えは分かりますけど、市役所の中で改めてカジノっていう声がこの間、出てこなかったんですか。

市長:
市役所の中でほかの方に聞いていただけませんか。私は存じ上げません。

フリーランス 寺澤:
もう一つお伺いしますけど、一昨年のカジノが争点になった、是非が争点になったわけですけど、市長選をテーマにした映画「ハマのドン」、これが来月に公開されますけど、これは山中さんは試写会かオンライン試写でご覧になったんですかね。

市長:
存じ上げません。見ておりません。

フリーランス 寺澤:
これからご覧になるんですか。

市長:
見てません。

フリーランス 寺澤:
じゃあ、公開されてから。

市長:
予定もございません。

フリーランス 寺澤:
もし見るとしたら、公開されてからってことですか。

市長:
見る予定は特に。公開がいつかも知りませんし、内容等についても存じ上げておりません。

フリーランス 寺澤:
そうですか、はい、分かりました。

政策局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょうか。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞、武田です。統一選の関係なんですが、2年前の、2021年の市長選のときに山中さんの誕生を支援した立憲さん、あるいは共産さんが今回目立って現職の落選があったということで、あくまでも市議選という形とはいえ、市長の誕生を支えた現職の方たちがある意味、民意としてはノーを突きつけられた格好になっているということで、市長が就任されてから今に至るまでで、立憲さんの内部なんかでも県幹部の方からもっと山中カラーを出してほしいというような声も上がっているんですが、そういう立憲さんと共産さんの現職が落選したことの受け止めを一言頂ければと思います。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。どのような立場の方がですね、選ばれたとしても、それは民意の表れですから、我々といたしましては先ほど申し上げたとおり、私といたしましては先ほど申し上げたとおり二元代表制のもと、議会としっかりと議論をさせていただきながら、横浜市政を前に進めていきたいというふうな決意です。

政策局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。

神奈川新聞 武田:
ごめんなさい、今の部分で、立憲さんと共産さんの現職の方々が、特に共産さんなんかも、ほかの議会だと比較的首長さんの意見に反対するということで、プレゼンスを示してきたっていうところが一定程度、市長与党と言ったらあれですけれども、市長の意見に賛同するような部分もあったりっていうところで、そういうプレゼンスを示せなかったみたいなところも一つ要因だっていうような指摘もあったんですが、その点、何かの受け止めというか、まあちょっと、重ねてのところになりますけれど。

市長:
各党のご判断に関しては、私の立場でどうこうを申し上げるものではありませんので、各党がそれぞれ議案に関して検討された結果だというふうに承知しております。

政策局報道課長 矢野:
はい、その他。じゃあ、最後に。

タウンニュース 門馬:
タウンニュースの門馬です、よろしくお願いします。年度が変わって新しい人事の中で、女性の登用というのが今、社会的な課題にもなってますけども、今年度の人事で特に局長だったり、区長の幹部で女性を登用した、あるいは、この先どういう方針で女性の登用を進めていきたい考えがあるでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。多様な視点や発想を生かすということが組織の力を向上させると思います。その観点でですね、多様な人材が必要であると思います。女性の割合に関してはですね、今回課長級以上に占める女性の割合はですね、過去最高、これまでで最も高くなっております。今後もですね、その多様性の観点からも、組織力を高めるという観点からも積極的に女性の登用を進めていく所存です。

タウンニュース 門馬:
はい、ありがとうございます。関連して最後に、今回の人事の中で区長の中で、昨年就任して1年で区長を退任された方が何人かいらっしゃった。地域の中からは区長とのいろいろな関係を築くには数年、年月が必要で、なかなか1年で交代というのは、そういった関係が築きづらいという声があったり、市としては最近は区長の任期を少し長めにとってきたということもある中で、市長自身は区長の地域との関係や任期のあり方、どの程度というのは何かお考えはあるのでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。ご指摘いただいたケースにつきましては、定年ということがあります。まず定年という境目があるということ、一方で今後ですね、定年の延長になりますので、今ご指摘いただいたような観点も重要だと思いますので、そういった点も踏まえながら、区長だけではないですけれども、区長、局長、幹部職員の人事、検討していきたいというふうに思います、はい。

タウンニュース 門馬:
はい、ありがとうございます。

政策局報道課長 矢野:
はい、ありがとうございます。以上で会見終了します。ありがとうございました。


PDF形式のファイルを開くには、別途PDFリーダーが必要な場合があります。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

政策経営局シティプロモーション推進室報道課

電話:045-671-3498

電話:045-671-3498

ファクス:045-662-7362

メールアドレス:ss-hodo@city.yokohama.lg.jp

前のページに戻る

ページID:317-570-306