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廃食油のSAF(持続可能な航空燃料)への利活用の取組
最終更新日 2025年1月25日
SAFとは
最新の技術を用いると、家庭や事業所で使用された食用油(廃食用油)から航空燃料をつくることができます。廃食用油より作られた航空燃料はSAF(Sustainable Aviation Fuel 持続可能な航空燃料)と呼ばれ、従来の航空燃料に比べてライフサイクルのCO₂排出量を約80%削減することができます。
Fry to Fly Projectへの参加
Fry to Fly Projectは、「揚げ物(Fry)油を燃料にして、空を飛ぶ(Fly)」世界を実現しようという設立主旨に賛同した参加企業・自治体・団体が相互に連携しつつ、家庭や店舗等から排出される廃食用油の収集を促進し、さらに自治体との連携により廃食用油の SAF への活用に関する教育活動を実施するなど、日本国内において脱炭素化に向けた資源循環の促進に積極的に参加できる機会の創出を目指す取組です。横浜市は2023年4月に参加いたしました。詳しくは、以下の特設 HP をご覧ください。
Fry to Fly Projectのシンボルマーク「エビフライト」
横浜市のFry to Fly Projectのキービジュアル
JALとの連携による家庭の廃食油のSAF化の取組
日本全国で家庭の廃食油が年間に約10万t廃棄されていると言われています。横浜市と日本航空株式会社(JAL)は、横浜市内における家庭で発生する廃食油を回収し、SAF等にリサイクルするための仕組みの構築及び社会実装の推進に関する連携協定を締結し、取組を進めています。
ご家庭用の回収ボトル
流し込み回収の様子
店頭の回収ボックス
「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトについて
JALは、取組に賛同いただいた市内のスーパーマーケットの協力を得て、店頭におけるご家庭の廃食油の回収を実施しています。ご家庭で集めた廃食油を専用の回収ボトル※で、店頭に持参いただき、専用の回収ボックスにて流し込んでいただきます。回収ボトルはお持ち帰りいただき、何度でもご利用できます。
※「すてる油で空を飛ぼう」 プロジェクトにご参加(参加費200円税抜き)いただくと、JALオリジナルUCOボトルが進呈されます。ペットボトル等でもご持参いただく事は出来ますが、油を入れたあとのペットボトルはリサイクルができないため、店頭での容器回収は行いません。便利な専用の回収ボトルをご利用ください。
市内の回収拠点
店舗で回収できる油は次のとおりです。ご確認の上、店舗にお持ちください。
【回収できる油】
常温で液体の植物性油
(例)サラダ油、ごま油、なたね油、コーン油、紅花油、米油、大豆油、ひまわり油、オリーブオイル等
【回収できない油】
1 常温で固形の植物性油 (例)マーガリン、ショートニング、パーム油、ヤシ油
2 鉱物系油 (例)灯油、エンジンオイル
3 動物性油 (例)バター、ラード、魚油、鯨油
4 食品や香辛料など混ざった油 (例)ドレッシング、ラー油、ネギ油、フレーバーオイル
5 事業系油 (例)飲食店など事業から出る油
これまでの取組
令和6年11月14日 横浜市役所の「もとまちユニオン」で家庭から出る廃食油の回収を開始します!~市内の回収場所が拡大中!~
令和6年5月31日 横浜市、JAL、ダイエーが連携し、家庭から出る廃食油の本格回収を開始します!
令和6年2月28日 横浜市とJALが廃食油を原料とした持続可能な航空燃料の製造推進に関する連携協定を締結
令和5年4月17日 国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」に参加します
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このページへのお問合せ
脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部カーボンニュートラル事業推進課
電話:045-671-4155
電話:045-671-4155
ファクス:045-550-3925
メールアドレス:da-cn@city.yokohama.lg.jp
ページID:300-722-080