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市長定例記者会見(令和2年9月30日)

最終更新日 2020年10月8日

令和2年9月30日(水曜日)14:00~市庁舎9階レクチャールーム

※質疑内容の要旨については、読みやすさを考慮し、政策局報道担当でとりまとめの上掲載しています。

テーマ資料

質疑要旨

1 テーマ
第69回(令和2年度)横浜文化賞 受賞者決定 贈呈式・記念コンサートに市民の皆様(200人)をご招待

記者:

今回の横浜文化賞は、世界的に有名な方も受賞されています。授与にあたり、所感を教えてください。

市長:

毎年度、横浜に大変貢献いただいた皆様が受賞されますが、本年度も本当に芸術・文化に貢献いただいた素晴らしいメンバーだと改めて感じたところです。そして、横浜という都市が、大変人材の宝庫であり、そのような方々によって、芸術文化、スポーツ振興の発展を支えていただけているのだと改めて確認しました。また、若手の方々に奨励賞を差し上げていますが、非常に皆様に愛されているというか、沖香菜子さんは、バレリーナとして大変人気を誇っていますが、幼い頃から横浜で修行されたことは嬉しいことです。また、渡辺篤さんのように現代美術家を輩出することも嬉しく、将来を期待しています。(受賞者の皆様に対し、)大変感謝と共に嬉しさを感じています。

記者:

受賞者と市長との個人的なエピソードなどがあれば教えてください。

市長:

皆様と(のエピソードはそれぞれ)ありますが、特に記憶に強烈に残るのは、逢坂恵理子さんです。私が市長に就任して早々、森美術館から横浜美術館に就任されたと思います。特に現代美術に詳しい方で、この(逢坂さんが館長を務められた)11年間に横浜美術館は本当に劇的に変化したのではないかと思います。(企画された展覧会の)集客力も素晴らしく、非常に知見豊かな方で、全国的にネットワークがあり、他の美術館との交流も素晴らしかったです。現在は、国立新美術館の館長になられました。これまでの横浜での成功も踏まえて、スカウトされたのではないかと、私も少し残念だったのですが、また新たな場所で貢献いただきたい気持ちです。あと、槇文彦先生はこの新しい市役所の(デザイン)監修に特に力をいれていただきました。冷たい建物ではなく、温かさがあって、横浜らしい爽やかさと洗練されたモノを持ちながら、人が集うときに温かい気が流れるような建物にしたい、という設計意図を話していたのですが、それを実現していただき、大変感謝しています。
もう1人挙げさせていただくと、山口宏さんです。横浜市スポーツ協会の会長として、スポーツ振興に大変ご尽力いただく一方で、経営者としての役割も担われて、こんなにもスーパーな方はいないと思っています。色々な場面でご挨拶や話合いをする場合に、いつもご一緒していますから、スポーツ振興では横浜にはなくてはならない方です。今回受賞されたことは私自身も心から嬉しいですし、おめでとうございますと申し上げたいです。他の方々も本当に感謝しています。


2 その他

記者:

令和3年度の予算編成について伺います。先般から事務的な経費がかなり増え、予算編成は非常にご苦労されている中で、国や県への要望、あるいは減収補填債の活用等も含めて、現時点での市長のお考えをお聞かせください。

市長:

すでに記者の皆様もご存知と思いますが、令和3年度の予算編成については全体で970億円の収支不足です。このようなコロナ禍にあって、どの自治体も政府自体も非常に大変だと思いますが、今ご発言のあった減収補填債は当然ながら使うべきと考えています。それ以外に全体的な予算編成にあたり、必要な事業は必ずやり遂げます。これは、市民の皆様の実際の生活に本当に大事な事です。そこは決して止めてはならないと思っています。市民の皆様への行政サービスにご不便をかけることがないようにしたいです。特に、教育分野などはしっかりと持続的に行っていかなくてはいけませんが、それ以外に、少し立ち止まっても大丈夫な状況の事業などは、かなりあると思います。また、我々が毎年身を切って、100億円近く捻出していますが、それ以上に厳しく議論しあうというか、すでに財政部門とは議論を折々ずっとしています。また、これから国に対しての要望も行っていきます。しっかりと説明できることが大切だと思います。ただ足りないということではなく、なぜかということをきちんと説明したいと思いますし、将来の横浜市のコロナ禍を踏まえなくてはいけません。そのためにも、しっかりと準備することだと思います。私自身、経営者をやっていたので、本当に厳しいことが絶えずおきました。そういう意味では、非常にこのようなことに対して、ポジティブに前向きに捉えられることだと思っています。このような困難なときだからこそ、それぞれの職員の真の力が発揮します。街が持っている様々な資産、要するに観光資源もそうですし、市民の方々のボランティア精神など様々なものが際立ってくることだと思います。ご一緒にやらせていただきたいと思います。

記者:

小柴貯油施設跡地での転落事故について、一部の報道機関や市議会での質問では、地図上に穴の位置を特定していなかったと指摘されています。そのことについて、市長の見解を教えてください。

市長:

私も後で確認させていただきました。ただし、説明をしているとのことでしたので、そのことも含めて報告を受けたときは、もっと配慮が必要だったのかもしれません。横浜市の担当者がしっかりやってきたという認識です。

事務局:

先日の市会でも答弁しましたが、もちろん図面を用いて、現地で横浜市の下水道担当と公園担当の職員と請負業者の3者で立ち会い、かつ口頭並び指差し等で確認をしているとのことです。ただし、例えば、どのような言い方や伝わり方をしたのかについては、まさに今、警察で捜査をしている段階ですので、私どもとしては、しっかりと全面的に協力をしていく中で、原因究明に努めていきたいと思っています。

記者:

来年度の予算編成が厳しいとのことですが、市長ご自身の給与を削減することなどは今後考えられていますか。

市長:

今のところ考えていません。

記者:

小柴貯油施設跡地の工事事故について、市長は、共同企業体(以下、「JV」)側に穴の位置を説明していたと報告を受けている認識ですか。

市長:

穴の位置を説明したことは、報告を受けています。しっかり認識していると報告を受けています。

記者:

認識というのは、JV側が認識しているということですか。

市長:

私が担当者から報告を受けたときは、JV側という言葉ではなく、しっかり相手方に報告しているという意味です。それは、イコールJV側です。

事務局:

現場で立ち会った際にはその図面を用い、仮置き場の位置などをしっかり示しています。ただし、タンクの位置について、例えば、どのような言い方や、伝え方をしたのかは大変申し訳ありませんが、警察が捜査をしているため、回答については控えさせていただきます。

記者:

警察が捜査中のため、回答を控えるとの対応が、議会や会見で非常に多いです。警察側から明示的に穴の位置をどう伝えたのかを説明、公にするなと言われているのか、それとも市として独自の判断で説明しないのか。市の判断であるならば、その判断は正しいのか市長の認識を伺います。

市長:

警察側から捜査中であるので、そのようなことを発表しないように言われていると認識しています。

記者:

分かりました。ありがとうございます。

記者:

来年度の予算編成で、先だって聖火リレーの日程が決まるなど、来年の東京五輪に向けて、いよいよ再始動という時期にもあると思いますが、五輪関連の予算は、今回減額されましたが、来年度予算についても、今年度の当初予算と比べて、やはり減額する方向で見直されるのですか。

市長:

いわゆるイベントなど色々ありますが、それをどうするのかという問題だと思います。現状は、まだはっきり決めていません。どのような形で実施していくかということなので、その中で出来るところは減額していくと思います。

記者:

市立小学校の通学路のブロック塀について伺います。横浜市が2018年に行った調査では、建築基準法違反の可能性がある市立小学校の通学路のブロック塀が2,100ケ所あることが分かりました。市は改善に向けて、所有者に働きかけをするとのことでしたが、9月現在で約1割の218ケ所しか改善していません。この現状について、市長の受けとめをお聞かせください。

市長:

当然、所有者に話合いをし続けていると思いますが、まだご協力を得られないことは非常に残念です。引き続き、お願いをし続けるということです。

記者:

2018年に横浜市が創設したブロック塀の補助制度ですが、申請件数も予算件数に大幅に届かない状況が続いています。手続きが難しいなどの指摘もあります。市として今後どのような対策を取るのか、市長の考えをお聞かせください。

市長:

現在、進捗していない状況を検証し、また、できるだけ早く、更に整えるよう話合いをしていきます。



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政策経営局シティプロモーション推進室報道課

電話:045-671-3498

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ファクス:045-662-7362

メールアドレス:ss-hodo@city.yokohama.jp

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