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天然ゴム製品の使用による皮膚障害について

最終更新日 2020年2月26日

消費者のくらし

消費者庁からのお知らせ

天然ゴム製品の使用による皮膚障害は、ラテックスアレルギーの可能性があります!
アレルギー専門医に相談しましょう。

ラテックスアレルギーは、皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現するものですが、大きな特徴は、まれにアナフィラキシーショック(血圧低下や意識障害など)を引き起こす場合があることです。アナフィラキシーショックは最悪の場合、死に至ることもあり、非常に危険です。
天然ゴム製品を使用した際に皮膚障害を発現したことがある方は、ラテックスアレルギーの可能性がありますので、天然ゴム製品との接触は控え、アレルギー専門の医療機関に相談して、御自身がラテックスアレルギーかどうかを確認しましょう。
また、ラテックスアレルギー患者は、栗やバナナなどの果物を食べてラテックス・フルーツ症候群を発症することもありますので、果物の摂取にも注意が必要です。

1.ラテックスアレルギーについて
ラテックスアレルギーとは、天然ゴムに含まれるラテックスタンパク質がアレルゲンとなって、アレルギー症状として、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現し、まれに、呼吸困難、血圧低下や意識障害などのアナフィラキシーショックを引き起こすことが特徴です。
また、ラテックスアレルギー患者は、果物の摂取によるラテックス・フルーツ症候群を発症することがあり、特に栗、バナナ、アボカド及びキウイフルーツは、発症リスクが高く、重症化するので注意が必要です。
ゴム手袋、ゴム風船、コンドーム、医療用チューブ(カテーテル)などのゴム製品では、製品によっては天然ゴムが使用されていることがあります。
日本ラテックスアレルギー研究会(下記PDFファイル参照)によると、ラテックスアレルギーは、天然ゴム製のゴム手袋を常時着用しているなどで皮膚や粘膜とラテックスタンパク質との接触の頻度が非常に多かったり、慢性的な肌荒れなどで皮膚表面のバリア性(異物侵入を防ぐ機能)が低下している状態3で天然ゴム製品と接触していたりすると、発症リスクがあることが分かっています。特に、医療従事、製造業、清掃業や介護業などに従事していて天然ゴム製のゴム手袋を頻繁に着用している方、手術などの医療行為を何度も受けている方4、アトピー性皮膚炎などで慢性的に肌荒れを起こしている方は、発症リスクが高いので、注意が必要です。

2.ラテックスアレルギーの発症事例
日本ラテックスアレルギー研究会では、学術会議でラテックスアレルギーに関する発症事例の報告を毎年行っています。
【事例1】天然ゴム製の手袋でラテックスアレルギーを発症した事例
30歳代のアルバイト店員が、ファーストフード店で就業中に天然ゴム製のゴム手袋を装着したところ、全身にじんましんが出現し、医療機関に搬送された。検査の結果、ラテックスアレルギーと診断された。医師から、仕事中は、天然ゴムを含まない手袋(ビニール手袋)を使用することを指導された。(報告年:2014年、30歳代女性)
【事例2】手術歴がある子供がゴム風船でラテックスアレルギーを発症した事例
5歳の子供がゴム風船で遊ぶと、唇とまぶたが腫れる症状を繰り返すようになったので、医療機関を受診した。問診により、過去に当該子供が脳外科手術を2回受けていたことから、ラテックスアレルギーが疑われた。そこで検査したところ、ラテックスアレルギーと診断された。(報告年:2005年、5歳男性)

3.消費者の皆様へ
天然ゴム製のゴム手袋やゴム風船などの使用時に手や唇に皮膚障害を発現した経験があれば、ラテックスアレルギーの可能性が疑われます。このような経験がある場合には、天然ゴム製品と接触することは避け、アレルギー専門の医療機関に相談し確認しましょう。自分自身にアレルギー体質があることを認識しておくことは、皮膚障害やアナフィラキシーショックの予防策の一つです。
もし、天然ゴム製品を使用してラテックスアレルギーと疑われる皮膚障害の症状が発現した場合には、医療機関での診断・処置が必要ですので、速やかに医療機関を受診してください。アレルギー専門の医療機関は、一般社団法人日本アレルギー学会のウェブサイトから専門医の検索が可能です。
一般社団法人日本アレルギー学会ウェブサイトの専門医検索ページ
http://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/(外部サイト)

ラテックスアレルギーと診断された場合、医師の指示に従い、以下の点に注意して再発防止に努めましょう。
またアドレナリン自己注射薬の携帯の必要性についても医師と相談しておきましょう。

<再発防止に向けた注意点>
(1)天然ゴム製品との接触は避けましょう。ゴム製品を使用する場合には、当該製品に天然ゴムが含まれているかを確認しましょう。成分表示が無い場合には、販売店や事業者に確認してください。
(2)医療機関の診察や手術を受ける際には、ラテックスアレルギーであることを、あらかじめ医師や看護師に伝えましょう。
(3)果物の摂取によるラテックス・フルーツ症候群の発症のおそれがあることを理解して、摂取を控えましょう。栗、バナナ、アボカド及びキウイフルーツという特定の果物は、発症リスクが高く、重症化することが分かっていますので、特に注意が必要です。

また、子供についても、天然ゴム製の玩具で、唇やまぶたなど体の一部が腫れる症状を繰り返す場合は、ラテックスアレルギーの可能性が考えられますので、天然ゴム製品との接触を避けるとともに、医療機関を受診しましょう。

消費者庁ホームページ等お知らせの詳細

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このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部消費経済課

電話:045-671-2584

電話:045-671-2584

ファクス:045-664-9533

メールアドレス:ke-syohikeizai@city.yokohama.jp

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