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横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

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市長定例記者会見(令和5年1月13日)

最終更新日 2023年1月17日

令和5年1月13日(金曜日)14:30~

報告資料

1.報告
  災害時の応急給水について協力関係を構築します

※敬称略
政策局報道課長 山下:
それでは市長定例会見を始めます。山中市長からよろしくお願いいたします。

市長:
はい、本日のご報告事項なのですが、災害時の応急給水に関する協力関係の構築についてお話をさせていただきます。まずですね、毎年災害への備えの充実強化を目的としまして、1月17日が防災とボランティアの日、それから、15日から21日までを防災とボランティアの週間と位置付けています。災害時に必要なことというのはたくさんあるんですけれども、まず、あまりこうパニックにならないように、市民の皆様を誘導してあげることというのは重要ですし、また、災害時に様々な物資の給付等が重要になるかと思います。その中で水のですね、確保というのが非常に重要になることの1つかと思います。今回お話しするのは、民間企業との連携によって応急給水を行う取組について、ご報告をさせていただきます、はい。まずですね、災害時における飲料水の確保に関する基本的な考え方をおまとめしております。横浜市では、1人1日3リットル。1人1日3リットル×3日分で9リットルは最低備蓄してほしいと、飲料水を備蓄してほしいとお願いしております。そういった3日分で9リットル以上の飲料水の備蓄をお願いする「自助」をまずお願いしております。それから、地域の皆様の助け合いで、給水所の運営を行う「共助」をお願いしております。そして、水道施設の耐震化や、関係機関との連携などによる「公助」を我々実施しているところでございます。災害などで断水した場合に、実際に飲料水を確保しなければいけませんので、その目的で我々はどなたでも飲料水を得られる、市民が発災時に市民の皆様が飲料水を得られる場所といたしまして、災害時の給水所を計544か所、用意してございます。この今134、22、358、30これ全部足しますと544か所になります。ご自宅から概ね500メートルぐらいが目途ですかね。ご自宅から概ね500メートル圏内で飲料水を確保できますように、地域の防災拠点や公園などに給水所を設置しているところでございます。いくつか種類がございまして、災害用の地下給水タンク、これは134基ですね。ここには目印として標識を立ててございます。そのほか、配水池、緊急の給水栓、ここにはですね、のぼりを立てております。これが370~80くらいある、80ですかね、ございます。あと耐震の給水栓として30か所用意してございます。いずれにせよですね544、給水所がございまして、本日、こちらに見本として用意しているのぼりをはじめとしてですね、標識、のぼり、標識、看板などの目印を設置して、ポンプや蛇口を、こちらのポンプやですね、蛇口を地下給水タンクなどの設備につなげて、給水できる仕組みを整えているところでございます。このように様々な方法で給水所を万が一の時に備えて準備してございます。その後は実際にですね、発災時に、災害が起こった時に給水所を開設して運営して市民の皆様に飲料水をお届けするということが必要になります。飲料水を市民の皆様に発災時にお届けするためには、市の職員、水道局を中心とする市の職員や、日頃から地域の皆様にも、関係者の皆様にもお願いをしているところなのですが、そのほかにもですね、多くの方のご協力が必要になります。これまでもですね、ちょっとすみませんスライド見にくくて申し訳ないのですが、本市といたしまして、地域住民や他の都市のお力を借りることもあると思います。それから、本市としてその管工事の協同組合様と協定を締結して給水所、万が一の時の給水所の開設にご協力をいただく関係を構築しております。そのほかですね、特にこういった管工事の協同組合様や、あるいは市の職員によって開設をします。開設をした後、その後、開設した給水所をどうやって運営するのかということが、次に課題になってきます。具体的にその給水所の運営の担い手の確保が課題であります。今回ですね、こうした課題の解決に向けて、綜合警備保障株式会社ALSOK様とですね、協定を締結して、緊急時の応急の給水に関する協力関係を構築するに至ったという次第でございます。具体的にですね、協力いただく内容なんですけれども、まず、災害時、こちらの左側ですね、災害時におきまして、まず応急給水の補助をしていただきます。実際にいろいろな準備をこちらとしてもしているところですので、市民の皆様に給水をお届けするための補助をしていただきます。また、発災時の問には長い写真のようにですね、列等ができる場合もあるかと思いますので、こういった給水所の人員整理等をはじめとした運営上のサポートをしていただくという協定内容でございます。さらにですね、平時においては訓練にご参加をいただいて、いざとなった時のオペレーションがスムーズになるように、そういった訓練にも参加をしていただくという協定の内容になっております。こういった給水を、いざ運営する場合の担い手の確保という点でALSOK様にご協力をいただくという内容なのですが、実際に横浜といってもかなり広いので、特にですね、みなとみらい地区での給水所に関してご協力をいただくことにしております。なぜみなとみらい地区かなのですが、みなとみらい地区には大規模な災害時に地区内外から多くの避難者が集まることが想定されます。また、既に勤務されている方も多いですし、来街者も大変多いですし、またいろいろな公園等もございますから、地区外から多くの避難者が集まる可能性があります。そういったことが想定されるため、既に高島中央公園をはじめとして、大規模な災害用地下給水タンクを4か所整備してございます。高島中央公園、臨港パーク、カップヌードルミュージアム、それからヨーヨー広場ですね。これらでですね、50万人分の飲料水を3日分確保できる、4つの通常よりも大規模な給水の場所を設定している次第です。こういった、参考までにちょっとお見せをいたしますと、こちらがですね、平成16年、2004年当時に公園を整備していた時に、もともと、こういうふうに地下給水タンクを埋め込んでおりまして、今これ、直近のイメージなんですけれども、これ今、給水タンクが埋まっていて、この上に、ですのでコンクリートを敷いて、その上に人が立ってるっていうようなイメージですので、このコンクリートの下には、公園の下にはこういったものがもともと当時の設計によって埋め込まれております、はい。こういった高島中央公園等での給水にご尽力をいただけるという内容でございます。こういった今回の協定の締結によりまして、平時はですね、訓練にも参加していただき、それから実際の発災時には連携して応急の給水を実施するという次第でございます。これらを通じまして確実に飲料水をお届けする体制を確保することで、中期計画にも掲げてございます、災害に強い安全・安心な都市づくりにも寄与できるというふうに考えております、はい。あと、改めて本市からのお願いなんですが、まずですね、最初に申し上げました、1人1日3リットル、最低3日分で9リットル以上の飲料水の備蓄を改めて市民の皆様にお願いしたいと思います。また、お近くの給水所、災害時の給水所の場所を事前に確認していただければと思いますので、災害時の給水マップとか、あるいはホームページ等で今、検索できますが、まだまだ、周知が必ずしも行き届いてないところがありますので、こういった災害時給水所の周知に引き続き努めてまいりたいというふうに考えております、はい。本件に関する私からの説明は以上となります。

政策局報道課長 山下:
はい、それでは、この件についてご質問、お受けいたします。幹事社、朝日新聞社さんからどうぞ。

朝日新聞 土居:
幹事社の朝日新聞の土居です。よろしくお願いします。本件についてなんですけれども、他都市での先行事例があるのかという点と、細かい点になって恐縮なんですが、これまでの災害時に実際の実例として、給水における課題っていうのはどういったことがあったのか教えてください。

市長:
はい、ありがとうございます。まず2点目の課題なんですけれども、本市としましても、みなとみらいを例に話しますと、こういった、開発当初から、こういった計画は、埋め込んでいたというか、こういった計画をしていざという時に備える体制はできているんですが、しかしながら、先ほど申しました、オペレーションですよね、応急給水の補助、あるいは運用上の保安措置、そういったことの担保というのが課題の1つではございました。ですので、今回の協定を通じまして、発災時における実効性を高めていけるものというふうに考えております、はい。1点目に関しては、はい。

水道局副局長 富井:
副局長の富井と申します。他都市でのALSOK様との協定の事業所数ですけれども、今現在ですね、給水活動に関するものは1件、そのほか避難所の警備や運営の支援に関するものなどを含めてですね、本社、支社15事業所で16の自治体との協定を締結しているというふうに聞いております。

朝日新聞 土居:
ありがとうございます。給水の質問から離れるんですけれども、子育て支援。

政策局報道課長 山下:
すみません。テーマについてご質問を受けてまして。

朝日新聞 土居:
あとで。すみません。

政策局報道課長 山下:
それでは、この件について、ご質問。

市長:
テーマに関して何かございますか。

政策局報道課長 山下:
よろしいでしょうか。よろしければ、テーマについては以上で終了といたします。

2.その他

政策局報道課長 山下:
それでは続いて、一般質問の方に移ります。それでは、幹事社さんからどうぞ。

朝日新聞 土居:
すみません、失礼しました。子育て支援強化の動きについて、各紙でも報道があったとおりだと思うんですが、一方で東京都は18歳まで5,000円の給付をするっていうお話も出ておりますけれども、この都の動きについての受け止めを教えてください。

市長:
はい、東京都の今回の対策に対する受け止めでよろしいですか。はい、ご質問ありがとうございます。今回の小池知事のご発表は東京都の実情を踏まえての対策というふうに承知しております。本市におきましても、子育て世代やお子さんがですね、実際どういったニーズを持たれているのか、その本質を把握した上でですね、必要な子育て支援の対策をとるということが重要になってきます。当事者の皆様のニーズがどこにあるのかっていうことをですね、これまで私の就任前までに本質的なそのニーズの把握というのが必ずしも十分ではなかったというような点もあるかと思っておりますので、今後ですね、市民の皆様からも多くご意見を頂いて、市民のニーズをしっかりと踏まえた上で必要な対策をしていきたいというふうに考えております、はい。

朝日新聞 土居:
ありがとうございます。

政策局報道課長 山下:
それでは各社、ご質問のある方からどうぞ。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。昨日、防衛省から通達があった横浜ノース・ドックの新たな米軍の部隊についてなんですけれども、コメントも昨日、出していただきましたが、改めて返還を求めている市として基地が固定化することと、あとさらに、基地機能の強化によってあるいは攻撃対象になるのではないかという懸念などもあるかと思うんですが、改めて市長の見解をお願いいたします。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず、我が国の安全保障上必要な措置であるということは理解いたしますが、基地の恒久化につながる恐れがありますので、今回の部隊の新編、今回、小型揚陸艇部隊を新たにつくるということについてはですね、ノース・ドックの早期返還を求めている本市としては、遺憾と言わざるを得ないというふうに考えております。国に対してはですね、ノース・ドックの位置づけに関して、説明を求めているところでございます。

東京新聞 神谷:
基地が返ってこなくなる、返還が遠のくという懸念というのはありますか。

市長:
ですので、早期返還を従来より求めておりますので、本市といたしましては、基地の恒久化につながるような動きに対しては遺憾と言わざるを得ないというふうなことを申し上げておきたいと思います。

東京新聞 神谷:
分かりました。ありがとうございます。

市長:
関連。

TBS 西田:
関連で質問します。TBSの西田と申します。このことに関して、直近でどこかに要望をしに行くとか、そういうご予定はございますか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。国の方から説明をしていただいたのが、つい直近のことでございますので、我々といたしまして、最近になって、国からご説明をいただきました。それを踏まえて今後ですね、ノース・ドックの位置付けに関しまして、従来、国からいただいていた説明から変更があるのかないのか、その点に関して現在、国に説明を求めているところでございます。

テレビ神奈川 冨樫:
テレビ神奈川の冨樫です。私もその関連で確認と、それから1点あります。直近で連絡を受けたとおっしゃっていましたが、これは昨日ということでよろしいでしょうかというのと、それから県とどのように連携を取られていくのかというところもお聞かせください。

市長:
はい、2点目に関しましては、先ほど今申し上げたとおり、何分にも直近のことでございますので、今後ですね、県と連携をとりながら、必要な対策、それから国への説明の要求等を行ってまいりたいと思います。

政策局基地担当理事 目黒:
政策局基地担当理事の目黒でございます。1点目、国からの説明でございますが、昨日9時から私の方で説明を受けていたところでございます。私と伊地知副市長が対応させていただきました。

テレビ神奈川 冨樫:
ありがとうございます。

フリーランス 犬飼:
ありがとうございます。フリーの犬飼です。よろしくお願いします。ごめんなさい、ちょっと話題が完全に変わってしまって、学校給食について質問させてください。市長ご自身のちょっと議会での答弁のすり合わせについて確認をしたいので、是非市長自らお答えいただければと思います。中学生保護者から冷たくて美味しくないと声が上がってしまっていて、今実に7割の中学生が選択をしていない現行のデリバリー弁当の給食について、市長ご自身は魅力を伝えることが必要なので公式インスタグラムとか、そういう広報に積極的に取り組んでいくというような趣旨の答弁を繰り返されているかと思います。しかし、温かくて美味しい学校調理方式の給食を新たに実現するのではなくて、問題だらけと言わざるを得ない現行のデリバリー弁当の給食の宣伝に注力するというのは、ちょっと言い方が悪いんですけど、本質的な問題を隠した世論誘導とも言わざるを得ないですし、これはまさにカジノと全く同じ失敗を繰り返してしまうんじゃないかと、そういう懸念があるんですけど、その点のご見解をお聞かせいただけますでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず、いずれの方式におきましても、いくつかデリバリー以外にも方式ございますが、いずれの方式を採用するに関しましてもクオリティやですね、オペレーションに関して、配膳の方法に関して、自治体として努力を続けていくということは必要かと思いますので、我々といたしましても今回デリバリー給食で、全員給食を実現するということを議会からも承認いただきまして、自治体としてもそのクオリティの改善、オペレーションの改善に努めていきたいというふうに考えております。

フリーランス 犬飼:
ごめんなさい。ちょっと言い方が悪いですけど、こうしたそのPRによってその反対意見を封じ込めるとも言わざるを得ないような考え方だと思うんですね。それって花博を推進する議員の発言からも垣間見えるんですけども。ちょっとごめんなさい、一旦給食と花博を脇に置いたとして、一般論で構いませんので、市長ご自身のお考えとして、税金を投入したPRによって問題点を隠して、半ばその市民を騙してしまうことによって世論を誘導してしまう、そういった考え方自身に市長が賛成なのか、反対なのかだけでも一言コメント頂けますか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず市で行っている給食に限らず様々な事業に関しまして、市民の皆様に的確にお伝えしていくということが必要になるかというふうに考えております。

フリーランス 犬飼:
世論誘導については、賛成なんですか、反対なんですか。

市長:
市民の皆様に的確にお伝えをしていくことが必要であろうかというふうに考えています。

フリーランス 犬飼:
賛成なんですか、反対なんですか。

政策局報道課長 山下:
同じ質問になっていますので。

フリーランス 犬飼:
さすがにこの質問には答えられるでしょう。賛成ですか、反対ですか。

市長:
市民の皆様に的確にお伝えをしていくことが必要であろうかというふうに考えております。

フリーランス 犬飼:
これにしたら回答できないとなると、やはりまさにカジノと同じような失敗を繰り返してしまう恐れがあると言わざるを得ないと思います、はい。ごめんなさい、全く別のテーマで続けてもいいですか。

政策局報道課長 山下:
ほか、ご質問頂いておりますので。

フリーランス 犬飼:
じゃあいったん終わります。すみません。

フリーランス 寺澤:
ジャーナリストの寺澤有です。今年は統一地方選挙が行われます。先月ですけど、東京都の中野区長、世田谷区長、杉並区長、小金井市長、多摩市長。こういう方たちが、新たに地方から住民主導の政治をするっていうことで、統一地方選挙で候補を擁立するとかそういう話が出てます。あとそれと、その更に前にですね、明石市長が、明石市長は以前この会見で山中さんがエールを送っていただいているというふうに表現したこともありましたけど、明石市長も地域政党を作って、候補を擁立するということを言ってます。こうしてですね、統一地方選挙を目指して市長の間から、それに積極的に関わっていこうという動きがあるんですけれども、山中さんはこの統一地方選挙に向けてですね、積極的に関わっていくという何か話とか考えとかがあるのかということと、もしそういうのが無いとしたらですね、無いとしてもですね、そういった動きに関してはどのような思いを持っているか、感想でもいいですけど。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。4月に統一地方選が予定されておりまして、首長選やあるいは各議員のですね、選挙が予定されております。特に神奈川県におきましてはですね、神奈川県知事やあるいは市町村の議員の選挙が行われますので、是非ですね、神奈川県民やあるいは各自治体の生活を守り、それぞれの場所を元気にしていくために、分かりやすく、活発な議論が行われるということを期待しております。最終的には、いろいろなところで有権者の方々が、それぞれの選挙における有権者の方々が判断されていくことになろうかと思います。私自身はですね、今後そういったいくつか都市において、首長がそれぞれのお考えに基づいて行動されているということに関しては、各首長のご判断ですから、特に申し上げることはございません。

フリーランス 寺澤:
そうしますと、この神奈川県内でも、横浜市でも選挙が行われると思うんですが、それになんか山中さんが関わっていくってことはないってことなんですかね。

市長:
横浜市内の選挙というのは議員の。特に市会議員の。

フリーランス 寺澤:
はい。

市長:
特に私自身は、特定の候補を応援する予定はございません。

政策局報道課長 山下:
その他。それでは、挙手してる方。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞の武田です。よろしくお願いします。2023年の最初の会見ということで、今年1年間の横浜市政の最大の課題と捉えているところは何かという点と、それに向かってどう取り組んでいかれるかというのを一言頂ければと思います。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。昨年の年末に、議会で中期計画を議決していただきました。今年、2023年は子育て支援を最優先に、また中期計画に盛り込まれている様々な政策を着実に進めていく年になろうかというふうに思います。ですので、中期計画でお示しした、様々な政策を着実に進めていく、そういう重要な年となるようにですね、市庁舎あげて、市役所全体でしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。

毎日新聞 池田:
毎日新聞の池田です。政令市だったりで、特別市のことについてお聞きしたいんですけれども、先日、川崎市の福田市長は会見の方で、特別市構想に、推進を考えている候補の応援に入るというようなご発言もあったかと思うんですけれども、今選挙に関わっていく予定はないというお話もありまして、こういったところの争点化、特別市が争点化していくことについて、市長としてはどういうようなお考えをお持ちかというところをお聞きしたいんですけれども。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。特別市のテーマも大変重要であります。また特別市以外にも重要なテーマが、県政ございます。ですので、しっかりと、先ほど申し上げましたが、県民の生活を守り、元気にしていくために、活発に議論が展開されていくことを期待しております。

毎日新聞 池田:
ちょっとだけお願いします。1つ、知事がそこの特別市に関して、あまり前向きではないというようなところもあるかと見受けするんですけれども、知事選でこれがテーマになるということは、1つ、市としても推進につながる可能性というところはあるかと思うんですね。争点になっていくことについて、良いと考えていらっしゃるか、そこまでそんなに前につながることはないと考えていらっしゃるか、そういう意味合いで捉えると、どのように考えていらっしゃいますか。

市長:
ありがとうございます。特別市も含めて様々なテーマに関して、活発に是非、議論を行っていただきたいなというふうに思っています。特に特別市に関しては、本市としてもですね、重点的に議会と私とで、一体的に進めている重要なテーマでございますので、是非活発な議論が行われることを期待しております。

フリーランス 犬飼:
フリーの犬飼です。度々すみません。感染症対策について、ちょっと質問させてください。これは、コロナの専門家としての市長のご見解をお聞きしたいので、是非、自らお答えください。今月に、つい最近、横浜市は各学校にCO2モニターの設置、見える化する活動を始めたかと思います。ただ文科省は昨年10月に、各自治体への事務連絡の中で、窓は開けなくとも換気ができる高機能換気設備の有効性を示した上で、導入を推奨していました。こうした高機能換気設備は、導入はしないんでしょうか。

市長:
まずはCO2モニターを配置いたしまして、有効に活用していきたいというふうに考えております。

フリーランス 犬飼:
はい、分かりました。無駄ではないと思うんですけど、CO2モニターで二酸化炭素濃度が高いと分かっても、結局それって、どんなに寒い日であっても窓開けて換気するしかないわけですよね。やっぱ根本的な対策としては窓を開けずに室内換気ができるような、高機能換気設備の方が有効のように、素人の私は思うんですけど、コロナの専門家としてのご見解はいかがですか。

市長:
まずはCO2モニター等も活用しながら、生徒たちにもですね、換気に関する意識付け等にもなりますし、ご家庭での換気やそのほか、様々な施設における換気等にもつながるかと思いますので、今回のCO2モニターを、そういった換気に関する意識付けにもつなげていきたいなというふうに思っています。

フリーランス 犬飼:
すみません、最後に1点だけ。結局のところ、これってあの、文科省の方からの案内には、学校施設環境改善交付金というところで支援対象にもなってるので、是非有効活用してくださいというような文言もあったんですけど、結局横浜市では、高機能換気設備の導入を検討しないということですか。

市長:
今回まず、先ほど申し上げましたとおり、CO2モニターを配置したところであります。

フリーランス 犬飼:
検討するんですか。

市長:
CO2モニターを配置して。

フリーランス 犬飼:
高機能換気設備だと思うんですけど、検討するんですか。

市長:
CO2モニターを配置したところでございます。

フリーランス 犬飼:
分かりました。一旦終わります。

政策局報道課長 山下:
それでは、ほかに。じゃあ、あと挙手いただいている方で終わりにさせていただきます。

市長:
あと、何かあります。じゃあ、1番目、2番目。

フリーランス 寺澤:
すみません、私も手挙げてます。

市長:
じゃあ。1回指したんで。

神奈川新聞 加地:
はい、ごめんなさい神奈川新聞の加地です。話題が戻って申し訳ないんですけど、横浜ノース・ドックに関して、国から従来受けてた説明と変更があるのかどうかって気にされてたと思うんですけど、従来の説明というものがどういうものか教えていただけますか。

政策局基地担当理事 目黒:
はい、担当理事の目黒でございます。従来の説明、ノース・ドック、今回の件に関してでございますが、特に、船舶に関してでございます。従来の船舶につきましては、32艇ございますが、これらについてはノース・ドックに保管する、というような説明がございます。ただ、今回、国から示された結果によりますと配備ということで、そのあたりが従来の説明とは食い違っているなというふうに我々も認識しているところでございます。

神奈川新聞 加地:
すみません、関連で、春頃から新しい部隊が新編され、配備されるということで、このことに関する市民への影響、その基地の機能が強化されることへの市民の影響を、市長はどのようにお考えなのか教えてください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まだ、今回皆様とシェアしている、共有している以上の情報はございません。ですので、今後ですね、注視しながら、市民の安全、安心な生活が守れるようですね、尽力していきたいと考えてます。

共同通信 岡田:
共同通信の岡田と申します。関連で、ノース・ドックの関連なんですけれども、市長のコメントを出していただいて、安全保障上必要であることは理解するけども、遺憾だというとこが、ご自身でどう整理されているのかちょっと分かりにくいところがありまして、必要なのは理解するけども、恒久化する恐れがあるので、最終的にはその部隊を再編とか撤退とかそういったところも含めて求めていく可能性というのはあるんでしょうか。

市長:
ご質問ありがとうございます。我々といたしましては、返還を求めてまいりました。ですので、今回の恒久化につながるような点に関しては、大変遺憾に思っているというふうに申し上げたところでございます。

共同通信 岡田:
今後の具体的な国などへの要請の内容というのはもっと情報が来てから、検討していくんですか。

市長:
そうですね。しっかり内容を精査いたしまして、昨日説明をいただいたばかりのところでございますから、我々といたしましては、市民の皆様が不安にならないようにするということが最優先でありますので、しっかりと情報を精査しながら、県とも連携をしつつ、国に必要な対策をお願いしたいというふうに考えてます。

政策局報道課長 山下:
それでは、ちょっと先ほどご質問頂いたので。

フリーランス 寺澤:
いいですか。

政策局報道課長 山下:
最後に。

フリーランス 寺澤:
無視しないでくださいよ。ジャーナリストの寺澤有ですけど、今日の記者会見が始まる前に私、入ってきたところですね。

市長:
ここに。

フリーランス 寺澤:
ここに私が入った時に、山下和宏報道課長とフリーランスの犬飼淳さんが何か口論してるんで。どうしたのかなっていうふうに聞いたところですね、この犬飼さんが使ってる、この360度カメラですかね、これ何か使用禁止だというようなことを山下さんが、課長が仰られてたそうで、この犬飼さんの使ってるこの360度カメラ、非常に会場全体の様子がよく分かるということで、犬飼さんほかの会見でも使ってて、私も一緒に出た、昨年ですけど、世田谷区長の会見でもですね、非常に会見場全体の様子が分かって良かったって言う声を、私の書いた記事でもそういう反響があったぐらいなので、これを禁止するっていうのは、ちょっと、やはり国民とか市民の知る権利をかなり制限するものになると思うんですね、この記者会見場全体の。山中さんどういうふうにお考えになりますか。

市長:
ちょっとどういうやりとりをされたのか知りませんので、またそれも踏まえて考えたいと思います。

フリーランス 寺澤:
山中さん自身はそういうのは何か。

政策局報道課長 山下:
すみません、直前のことで、私、山下から伝えさせていただいたことになりますので、この会見では終了とさせていただきたいと思います。

フリーランス 寺澤:
山中さんはそれに対して何か支障を感じてはないんですよね。

市長:
まず、どういうやりとりをしたのかというのが。

フリーランス 寺澤:
今現在、これ、今も犬飼さん撮影してますけど。これに関して何か特に山中さんご自身が問題を感じているということではないんですよね、って聞いてるんですよ。

市長:
これ、市政クラブに関する、市政の動きに関する会見ですので、特にコメントすることもないと思いますけど。

フリーランス 寺澤:
大前提として、取材、報道の自由があって、この会見がある訳だから。だから、この会見、記者会見の撮影するなんていうのは当たり前の話ですよ。記者会見の撮影を禁止するなんて、そんなのちょっと世界中に笑われるからやめてくださいと。

市長:
ですので、記者会見の撮影は当然ながら禁止してませんので。

フリーランス 寺澤:
ですよね。

市長:
それも含めまして、これ、市政クラブ。市政記者。ごめんなさい、市政の動きに関する市政クラブやフリーランスの皆様とのやりとりですので、それを、その目的を踏まえて、彼がちょっとどういったことを言ったのかっていうのを含めて検討したいというふうに思います。

フリーランス 寺澤:
だから、その大前提となる撮影禁止とか、あほなことやめてくださいよっていうことですよ。

フリーランス 犬飼:
管理者として、1点、補足させていただいていいですか。

市長:
だから、すみません、撮影は認めてますので。

政策局報道課長 山下:
すみません、ちょっと補足とかじゃなくて、ちょっと会見のテーマとは関係がない話なので、ちょっと一旦終了させていただきます。

フリーランス 犬飼:
これも会見テーマです。

政策局報道課長 山下:
それでは市長定例会見、以上で終了いたします。


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