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横浜市長山中 竹春
横浜市長の部屋横浜市長山中竹春

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市長定例記者会見(令和4年7月6日)

最終更新日 2022年7月13日


令和4年7月6日(水曜日)14:00~

報告資料

1. 報告
28回目となる夏の大規模フォーラム「サマーコンファレンス 2022」を開催します!
ゲスト:公益社団法人 日本青年会議所 会頭 中島 土 様
    一般社団法人 横浜青年会議所 理事長 崔 成基 様
    公益社団法人 日本青年会議所 サマーコンファレンス特別委員会 委員長 山岸 将幸 様

※敬称略。個別の案件に関する一部の記録について、非公表としています。

政策局報道課長 山下:
はい、それでは市長定例会見を始めます。本日のテーマは1件となります。山中市長からよろしくお願いします。

市長:
はい、それでは始めさせていただきます。本日はサマーコンファレンス 2022の開催についてお知らせいたします。サマーコンファレンス2022なんですが、今年もですね、全国の青年会議所のメンバーの皆様が一堂に会する大型会議、これが横浜で開催されます。サマーコンファレンス、サマコンは日本青年会議所様により政治、経済、社会など実に様々なジャンルのフォーラムあるいはセミナーが開催され、全国に積極的に情報発信をされていることでよく知られています。平成7年から横浜で開催をされており、一般市民の皆様も参加をいただけるフォーラム、特別講演などが行われております。全国から青年会議所の皆様や多くの参加者が集うことから、このサマコン、サマーコンファレンス、通称サマコンはですね、街の賑わいの創出、また全国に向けた情報発信の場になるなど、横浜をですね、広く知っていただく貴重な機会になっていると承知しております。今年の開催概要なんですが、日程は7月16日から17日の2日間、パシフィコ横浜が会場となります。来場数は1万人を予定しておりまして、大半の方が現地参加をされると伺っております。一般の方々もですね、1万円の登録料でご参加をいただけ、また、学生の皆様は無料で参加可能となっておりますので、市民の皆様、特に将来の横浜を背負っていかれる若い方々もですね、是非ご参加をご検討いただければと思います。今年のサマーコンファレンスのテーマは「しくみの数だけ、幸せがある。」です。これは幸せを生み出し続ける装置の大見本市というコンセプトのもとで、日本青年会議所やその構成団体である各地の青年会議所がですね、これまで行ってこられた地域課題を持続的に解決して幸せを生み出しつづける活動、これを装置に見立てまして、その装置の仕組みとともに発表する。それを見本市に見立てておられるそうです。本日はですね、サマーコンファレンス2022の主催者である日本青年会議所会頭の中島土様、サマーコンファレンス特別委員会委員長の山岸将幸様、開催地の青年会議所である横浜青年会議所理事長の崔成基様にお越しをいただいております。それでは、まず中島会頭からお話いただければと思います。中島会頭、よろしくお願いいたします。

公益社団法人日本青年会議所 中島会頭:
失礼いたします。ただいまご紹介にあずかりました、私は公益社団法人日本青年会議所第71代会頭を務めております中島土と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。公益社団法人日本青年会議所が毎年7月に開催をさせていただいております、地域を良くする学びの祭典、サマーコンファレンスがおかげさまをもちまして、今年もこの横浜で開催をさせていただく運びとなりました。今年は地域を良くするプロジェクトの大見本市をテーマに全国で実際に地域を活性化したプロジェクトを展示、ご紹介をいたします。全国684の地域にある青年会議所が、実際に地域を活性化したプロジェクトにメンバーが触れていただくことで、よりリアリティーのある学びとなることを期待いたしております。そのほかにも様々な分野の専門家による講演やセミナーも多数ご用意いたしております。1人でも多くの方にご参加をいただきますため、バーチャルオンライン環境もあわせてご用意をいたしておるところでございます。是非ともこの機会をお見逃しなく、よろしくお願い申し上げます。内容の詳細につきましては担当いたしております、サマーコンファレンス特別委員会委員長の山岸よりご説明を申し上げます。それでは山岸君、よろしくお願いいたします。

公益社団法人日本青年会議所サマーコンファレンス特別委員会 山岸委員長:
はい、それでは変わりまして、ただいまご紹介いただきました、公益社団法人日本青年会議所サマーコンファレンス特別委員会委員長の山岸将幸よりご説明させていただきます。サマーコンファレンス開催中の主なプログラムといたしまして、岸田内閣総理大臣と中島会頭との対談でございます。成長と分配の好循環を生み出す新しい資本主義を実現するためには、日本の全企業の99.7%を占め、雇用の約7割を守る中小企業が変わらなくてはなりません。そこで、中小企業経営者層を代表する青年団体である日本青年会議所がその先頭に立って経済をアップデートしていこうと本年度活動してまいりました。新しい資本主義とは何なのか、中小企業の経営とどう関わってくるのか、そして、これからどうしていけばいいのかが分かるフォーラムとなっております。2つ目は、岸田内閣が推進する脱炭素社会の実現推進をテーマに、山口環境大臣による基調講演や有識者、学者らを加えたパネルディスカッションが行われます。日本の脱炭素社会実現のためには、中小企業が取り組まなくては実現できません。しかし、取り組み方が分からない、手間がかかる上にその人員がいない、取り組むことが利益の圧縮に繋がるのではないかという声が圧倒的に多く、ほとんど進んでいないのが現状です。中小企業として脱炭素社会の実現をどのように考え、行動するためにはどのような人材を育てていくべきか、国として、施策やサポート体制は今後どのようになるのかなど、脱炭素社会に取り組むためのヒントを見つけていただくセミナーとなっております。3つ目は100人100通りの経営を掲げるサイボウズ株式会社代表取締役の青野社長を講師に迎え、組織の理念に共感する人材を集めて離さぬよう、メンバーの個性が発揮され、誰もが活躍できる組織へと変わる仕組み作りについて講演、対談が開かれます。このほかにも、さいたま市長の清水勇人氏と映画監督の武内英樹氏による、地域の魅力発掘とその効果的な発信方法に関するセミナーや、福岡市長の高島宗一郎氏による産官学民が一体となった社会課題解決に対する連携のあり方のご講演をいただきます。青年会議所のメンバーをはじめ、地域の方々に日本の未来のために議論を共有できればと考えております。なお、開催形式は会場とオンラインを併用したハイブリッド開催です。会場では、参加者の皆様が安心して参加できるよう、安全、安心な横浜MICEガイドラインに基づき、万全な感染症対策を行います。私からの説明は以上となります。続いて崔理事長、よろしくお願いいたします。

一般社団法人横浜青年会議所 崔理事長:
失礼いたします。一般社団法人横浜青年会議所理事長の崔成基と申します。横浜青年会議所では全国各地からお越しいただく青年会議所のメンバーや、市民の方にもお楽しみいただけるように、セミナーやフォーラム会場に隣接している円形プラザで、サマコンナイトというイベントを主催いたします。当日は横浜や神奈川にゆかりのある食べ物をキッチンカーで揃えるほか、横浜がホームのプロスポーツ団体であるビー・コルセアーズのチアリーダー、B-ROSEさんによるパフォーマンスや、横浜発祥といわれるジャズの生バンド演奏などを用意して、横浜を感じていただけるようなイベントを作る予定でございます。また、環境に配慮したリサイクル素材を活用した装飾物の作成や、横浜開港祭で点灯したランタンの再活用や、食べられる食器など、イベントを通じてサマコンのテーマである社会課題を解決する仕組み作りを感じていただけるように工夫しております。それでは、市長にお返しいたします。ありがとうございました。

市長:
皆様ありがとうございました。サマーコンファレンスの開催によって地域課題を持続的に解決し、まさに幸せを生み出し続ける仕組みが横浜の地から発信され、また全国に広がることを期待しております。最後になりますが横浜市はMICEを成長分野として位置づけ、これまで中、大型の国際会議、また医学会議など様々な会議の誘致活動に取り組んでまいりました。今後もですね、安全、安心なMICEの開催の支援を通じまして、コロナ禍においても、市内経済の活性化に寄与できるようMICEの誘致を引き続き行ってまいりたいと考えております。今後もこういった話題性、また集客性の高いMICEの開催は市内経済の活性化に繋がると、会議自体の意義もそうなんですが、会議開催自体の意義もありますし、また、市内経済の活性化にも寄与すると思いますので、引き続き積極的に横浜のPRに努めてまいりたいと思います。私からの説明は以上でございます、はい。ありがとうございました。

政策局報道課長 山下:
はい、ありがとうございます。それではご質問をお受けする時間に移らせていただきたいと思います。いつものお願いとなりますが、ご質問についてはなるべく簡潔におまとめをいただけたらと思っております。それでは幹事社さんからよろしくお願いします。

東京新聞 神谷:
幹事社の東京新聞、神谷です。よろしくお願いします。まず、このサマーコンファレンスについて、改めて毎年横浜でやっていることによって、何か横浜市へのメリットといいますか、与える影響とか、そういう意義について改めて伺いたいと思います。

市長:
はい、ありがとうございます。ご質問ありがとうございます。全国各地で様々な活動を行政、また、市民の方々と共に活動されている青年会議所の皆さんがですね、地域課題の解決のために横浜に集まっていただいて、熱く議論をされるということは、まさに横浜発で日本経済の活力の創出に繋がるものと考えております。また、この横浜で毎年、大型の会議を開催していただくことで、横浜の魅力を全国各地にPRできる機会であると考えております、はい。

東京新聞 神谷:
はい、ありがとうございます。ちなみにこれ、毎年、すみません、そのときの首相っていうのはけっこうお出でいらっしゃってるんですか。

公益社団法人日本青年会議所 中島会頭:
神谷様、ありがとうございます、中島土です。毎年いらっしゃるわけではございません。年によっていらっしゃる、いらっしゃらない場合があるんですが、必ずしもいらっしゃることを目的とするわけではなくてですね、1年間で青年会議所がいろんな運動、ムーブメントを起こそうと頑張るんですが、その方向性が今年はたまたま新しい資本主義という文脈の中で首相の方向性と合致する部分があったということで、今回お招きしたという形になります。

東京新聞 神谷:
分かりました。ありがとうございます。各社お願いします。

政策局報道課長 山下:
各社から本件でご質問いかがでしょうか。よろしいでしょうか。よろしければこの後フォトセッションに移らせていただきたいと思います。それでは、ご質問を終了して、フォトセッションに移らせていただきます。

2.その他

政策局報道課長 山下:
それでは続きまして、一般質問の時間に移らせていただきます。幹事社、東京新聞さんからよろしくお願いします、はい。

東京新聞 神谷:
はい、お願いします。新型コロナの関連について伺います。まず、4回目のワクチン接種、また、昨日、県からも配分が決まったっていうのがありましたけれども、本市での状況、接種のペースとかっていうのは、どうなってるのかっていうのを教えてください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まずですね、60歳以上の対象者は、本市対象者が約108万人となっております。このうちですね、5か月が経過する2週間前にお送りしているところなんですが。約52万枚を配送し終えたところでございます。この後、順次5か月が経過する2週間前に届くように郵送を予定しております。このうちですね、本市の予約システムで向こう28日間の予約件数が、約5万件入っております。ですので、この中には60歳以上の方が多く占めると思うんですが、59歳以下で基礎疾患を持たれる、有されている方ももう入っておられると思います。ちょっと内訳に関してはまだ分かりません。今後ですね、接種券を送付、進めておりますので、予約の状況についてもどんどん伸びてくるのではないかというふうに考えております、はい。ちなみにですね、3回目接種は60歳以上の方は、約9割が接種済みになっています、本市。それから12歳から64歳までの方の接種率が約6割となっているというのが現状でございます、はい。

東京新聞 神谷:
ありがとうございます。今のは、65歳の高齢者は、対象者9割が3回目を。

市長:
ごめんなさい、60歳以上ですね、はい。

東京新聞 神谷:
60歳以上は9割。

市長:
9割ですね、はい。

東京新聞 神谷:
で、12歳から。

市長:
12歳から64歳まで少し被っているんですけど、12歳から64歳までが約6割となっております。

東京新聞 神谷:
そこは、12から64までですか。

市長:
12から64ですね、はい。

東京新聞 神谷:
12から64が4割。なるほど、分かりました。ありがとうございます。

市長:
約6割。

東京新聞 神谷:
すみません、64歳が約6割が接種済みですね。分かりました。関連で現状、全国的にもそうですけども、市としても、あんまりすごく感染者が増えたとも減ってきたとも言えないかなと思うんですけど、そのあたりは市長としては感染状況というのは、どういうふうに捉えていらっしゃいますでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。市内の感染者数なんですけれども、直近1週間で約4,400人となっております。感染者数は増加傾向にあります。陽性者のほとんどがですね、軽傷または無症状の方であります。今、熱中症が増えてきてますので、そういった熱中症にも注意しながら室内の換気を含めて基本的な感染症対策の徹底をお願いしていきたいと思ってます。

東京新聞 神谷:
そうしますと今、学校とかでもマスクを着けるべきか、外すべきかとかもあると思うんですけど、市民へのこれから猛暑をさらに迎えるにあたって、呼びかけとしてはどういうふうな注意事項を改めて呼びかけられますでしょうか。

市長:
マスクについて。

東京新聞 神谷:
マスクについても含めてですね。

市長:
はい、今申し上げたとおりなんですけど。熱中症にも是非注意しなければいけませんし、密になるところでは、マスクの着用は必要なのではないかと思っております、はい。

東京新聞 神谷:
最後に、前回の発表で特に高齢者施設でクラスターが出たところで医療体制が不十分のところに関しては、市としてもサポート、医師会とも連携してサポートするということですけれども、そのサポート状況というのは今どういう状況でしょうか。

市長:
ご質問ありがとうございます。高齢者施設におきまして、新規クラスターが発生してしまっているところがあるんですが、これまでクラスターを報告された医療施設についてはいずれもですね、既に医療機関と連携がとれる施設でありました。先日発表したのはですね、約4分の1の施設が、コロナ感染者が出た場合にですね、医療的な対応にアクセスしにくいか、できない施設に対して、医師会や薬剤師会と連携をとりながら、行政としてそういったサポートいたしますというような協力体制を作りました、というご報告だったんですが、現在のところですね、この仕組みを適用する案件っていうのは、まだ現在のところは発生しておりません。

東京新聞 神谷:
はい、ありがとうございます。各社、お願いします。

日経新聞 近藤:
日経新聞の近藤といいます。コロナに関連してなんですけど、さっき市長がおっしゃったように感染者がちょっと足元でちょっと増えてきてるっていう感覚がある中で、今後の対応として、行動制限の緩和を少しずつ、どんどん進んでるって感じなんですけど、改めてきつくするとか、あるいはその県民割とかそういった経済政策の継続とかについて、それらについてどういうふうに今後また、路線変更じゃないですけど、変えるとかそういった考えはありますかね。

市長:
本市でやってる経済対策、例えばFind Your YOKOHAMAとか、そういったものについて、というご質問でしょうか。はい、現在ですね、もう少し感染者数の推移を注視しなければいけないと考えております。今後ですね、夏場になってきて熱中症の患者さんが増えてきているので、救急搬送が困難な状況に陥らないようにしなければなりませんので、きちんとですね、そういった対策を講じるっていうこと、それから地域の医療機関と連携して健康観察等の仕組みをさらに強化していくこと、こういったことをまず粛々とやって、その上で感染動向を見極めたいというふうに考えております。

日経新聞 近藤:
基本的にはそういった、まだその県民割とかそういったものを廃止するみたいなのは、まだ特に考えてない。

市長:
いえ、Find Your YOKOHAMAに関しては、今、まだ継続しておりますが、今後動向を見て、速やかに判断したいと思います。

日経新聞 近藤:
ありがとうございます。

テレビ神奈川 藤坂:
テレビ神奈川の藤坂と申します。よろしくお願いします。改めてなんですけれども、この横浜市の感染状況を市長としてどういうふうに見ているか、改めて伺ってもよろしいでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。現在、増加傾向にありますが、陽性患者のほとんどが無症状ないし軽症という状況であります。しかしながら、感染者数が多くなれば中等症の患者さんも増えてまいりますし、また、そこに熱中症の患者さんが加わりますと、救急困難の事例等も増えかねませんので、引き続き注視しながら、感染症への取組を進めていきたいと思ってます。

テレビ神奈川 藤坂:
ありがとうございます。あと、もう一点なんですけど、昨日リリースで頂いて、ノババックスの接種会場を増やすというリリースを頂いたんですけれども、今のところ、12歳から64歳がおよそ6割が3回接種終わってるっていうことなんですけれども。ノババックス製ワクチンの接種会場を増やすことで、この接種率とか、今の感染状況にどういう効果があるか、期待感などがあれば教えてください。

市長:
はい、ノババックスに関してはですね、従来のmRNAワクチンが打てない方に対しても、接種が可能な方がいらっしゃいますので、そういった方がですね1人でも多く接種していただける機会を担保するという意味で、非常に重要であるというふうに思っております。今後もですね、接種状況、それからワクチン供給量等を踏まえながら、国や県と調整をして必要な体制を作っていきたいと思ってます。

神奈川新聞 加地:
すみません、コロナに関連してお伺いします。先ほど熱中症が増えてきてるっていう話もあって、救急搬送困難事案を防ぐ対策を講じるということだったんですが、何か具体的にどういった対策を行うなど、決まっていましたら教えてください。

市長:
ご質問ありがとうございます。救急搬送を、熱中症にまずならないように、個々人で注意していただけるよう注意喚起を行う、改めて行うということは必要だと思います。また、この熱中症になられた方がですね、多くなってしまった場合、救急搬送困難事案が増えないように、あらかじめですね、調整をしておくということも必要だろうと思っております。まず、救急搬送困難な事例が、熱中症に、コロナの患者さんがさらに中等症、重症増えますと、救急搬送困難になりかねませんので、市民の皆様にですね、感染症対策と熱中症予防の取組を、両立していただけるよう、啓発を進めてまいりたいと思っています。

神奈川新聞 加地:
もう一点いいですか。検査体制についてなんですけど、今後も急激に感染が拡大した際に対応できるような検査体制っていうのは、今構築されているんでしょうか。

市長:
はい、ありがとうございます。検査キットの事前の配布と、高齢者施設等へのですね、検査キットの事前の配布等に関しては既に指示を出したところでございます。ですので、感染状況を見極めながらですね、検査キットの事前の配布等も適宜進めていきたいと思っています。

フリーランス 寺澤:
ジャーナリストの寺澤有です。昨年10月に市立○○小学校の男性が。

市長:
あ、ちょっと待って。ごめんなさい、コロナの話かと思ってました。すみません。

フリーランス 寺澤:
今、一般質問になってましたんで、すみません。じゃあ、もう一回やり直しますけど、昨年10月に市立○○小学校男性教諭が児童に対する性暴力で懲戒免職になっていながら、横浜市が隠蔽している問題について質問します。この男性教諭は6年生の担任でした。○○小学校は、男性教諭は病気で療養すると児童、保護者に説明し、結局、男性教諭不在のまま、今年3月の卒業式を迎えました。先日、卒業アルバムが児童、保護者に送られてきましたが、男性教諭は担任として名前と写真が掲載されていました。現在でも、卒業生のほとんどが男性教諭は病気で学校に来なくなったと信じてますと。で、質問なんですが。男性教諭は児童に対する性暴力という、批判の上にも批判されなければならない理由で懲戒免職になったにもかかわらず、○○小学校の児童、卒業生、保護者は、男性教諭が病気で学校に来られなくなったということで同情している現状です。山中市長はこの現状が異常だとは思わないのかっていうことをお聞きしたいです。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。個々の事案になりますので、少しご説明をいただけますか、教育委員会の方から。

教育委員会事務局東部学校教育事務所教育総務課長 奥江:
教育委員会事務局東部学校教育事務所教育総務課長の奥江と申します。ただいまご質問を頂きましたけれども、個別の案件ということですので、お答えについては控えさせていただきたいと思います。

フリーランス 寺澤:
山中市長は異常と思わないんですか。山中市長は異常と思っているか、異常と思ってないか知りたいんですけどね、この現状を。懲戒免職になった教諭のことを、児童、保護者らは知らずに、病気で来られなくなってかわいそうって、逆に同情しちゃってるような状況なんですが、これはこのままでいいんですか。山中さんの意見を聞いてんですけど。

市長:
ありがとうございます。状況については、個別具体の内容になりますので、私の方からですね、これはプライバシーの問題等もありますし、また事実確認が必要なこともありますし、回答は控えさせていただきます。

フリーランス 寺澤:
山中さんが昨年8月に市長になられて10か月ぐらい経ってますけど、この間、市立小学校・中学校の教諭で児童に対する性暴力で懲戒免職になった人が4人もいるんですけど。発表しているものだけですよ。ほかに隠蔽してんのもあるんですけど、これ多いと思わないですか。

市長:
ご質問ありがとうございます。隠蔽をしているということはないと考えております。ですので、個々の事案について、発表形式や発表の時期等に関して、教育委員会の方から個別にこの会見終わった後でもご説明を差し上げますので、そちらの方で。

フリーランス 寺澤:
え、だって、私が今言ってる4件って、全部懲戒免職になって、即日発表してますよ。

政策局報道課長 山下:
個別の事案のことになりますので、所管のほうからご案内しますので。

フリーランス 寺澤:
だから、そのとにかく4件について、4件も山中さんが市長になってから、4人も懲戒免職になってるんですよ、児童に対する性暴力で、10か月の間に。これ、多いと思わないんですか、山中さんは。何か手を打ってますか。

市長:
教育委員会の方で対応をしていると考えております。ですので、任命権者である教育委員会の方でですね、適切に対応するべき問題だと思っております。

フリーランス 寺澤:
前回の記者会見でも言いましたけれども、横浜市の教育委員会は6人のうち3人が横浜市から天下りしてるんですよ。これを、だから任命権者である山中市長は変えないといけないんじゃないですか。だって、これは前回、文部省のホームページや、川崎市のことなどでも説明しましたけど、これはだからレイマンコントロールをしなきゃいけないです。市民、レイマンって市民ですけど、市民がコントロールするのが教育委員会だって、そういう制度上、そういうふうに成り立っているのに、半分は天下ってんですよ。だから、こういう問題が起きるんじゃないんですか。だから、任命権者として責任があるんじゃないんですか。

市長:
はい、ありがとうございます。その点に関してなんですけれども、委員の任命に関しては、委員の年齢、性別、職業などに著しい偏りがないように配慮しなければならないと考えております。本市のですね、教育委員の構成なんですが、教育委員会の制度の趣旨を適切に踏まえたものであるというふうに認識をしておりますし、特段ですね、他の政令市と比べて、あるいは他の都市とも比べて著しく偏っているということではないかと考えております。

フリーランス 寺澤:
それから、山中さん、今、横浜。

政策局報道課長 山下:
すみません、寺澤さん。

フリーランス 寺澤:
最後ですけど。先ほど、山中さん、教育委員会の方に個別でっていうふうに聞きましたけど、我々フリーランス、横浜市教育委員会の記者会見から排除されてるんですよ。だからこういうことになってるじゃないですか。だから、次からちゃんと横浜市教育委員会の記者会見からも排除しないで、教育委員会の記者会見に呼ぶようにしてくださいよ。何回も言ってるでしょ。

市長:
はい。教育委員会の方からコメントを頂けますか。

フリーランス 寺澤:
自分たちで排除しといて。本当に、教育委員会に聞けとか、そんなのもう欺瞞もいいとこでしょう。

市長:
こういった会議が終わった後でも個別に丁寧に対応はしておりますし、また情報を隠蔽するとか、公表しないとかそういったことも行っておりません。ですので、こちらに関してはいずれの記者さんでも、ご照会いただければお伝えをいたしますし、そういった対応を引き続き行ってまいります。

フリーランス 寺澤:
全く納得できないんで、次回以降も必ず追及しますから。

政策局報道課長 山下:
その他、ご質問ありますでしょうか。

読売新聞 村松:
すみません、読売新聞です。ウクライナの浄水器を以前、お送りしますと話があったと思うんですけども、あれ今どのようなふうになってますでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。まず状況についてご説明いたします。移動式浄水装置計33台を6月27日にですね、成田空港近くの倉庫に搬入いたしました。その後ですねJICAと協力をいたしまして、まさに今日、7月6日にですね、成田空港からフランクフルトまで空輸する予定でございます。フランクフルトに着きましたらその後はですね、陸路でオデーサ市まで搬入をするということを予定しております。詳細が決まりましたら改めてご案内を差し上げたいと思います。

政策局報道課長 山下:
それでは、そのほかよろしいでしょうか。それでは、以上で定例会見終了いたしま。

市長:
今、手挙げて。

時事通信 真木:
コロナ関連で1問、お願いしたいと思います。時事通信の真木と言います。政府の観光喚起策、全国旅行支援というのを計画しているらしいんですけども、ちょっとコロナの感染状況が変化したということで、7月を開始予定だったのが少し延期になるのではないかっていう可能性が出てるようなんですけども、これについて把握してましたら受け止めと、市内経済への影響をどのように考えていらっしゃるか、お願いします。

市長:
はい、ありがとうございます。まだ、その件に関しては、そういった発表があったということは承知しておりますが、まだいつの時期になるのかっていうのは決定しておりません。7月前半から9月にかけて、いずれの時期に発表するのかを政府内の方で検討している状況というふうに伺っております、はい。

政策局報道課長 山下:
それではよろしいでしょうか。それでは以上で終了いたします。ありがとうございました。


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