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横浜市長山中 竹春
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市長定例記者会見(令和4年12月21日)

最終更新日 2022年12月26日

令和4年12月21日(水曜日)13:30~

報告資料

1.報告
(1)2022年 市民が選ぶ 横浜10大ニュース投票結果発表

※敬称略

政策局報道課長 山下:
それでは、市長定例会見を始めます。山中市長からよろしくお願いします。

市長:
はい。本日始めにご報告するのは、今年の横浜の10大ニュースにおける投票結果であります。横浜10大ニュースですが、これは1981年から開始しています。2012年からですね、対象を市内在住の市民の皆様に拡大いたしまして、今年で42回目となります。市民の皆様に1年を振り返って市政にご関心持っていただくことや、また、市民の皆様がご関心を持っておられることを把握するために、そういったことを目的として行っております。今年はですね、投票期間を11月21日から12月12日までといたしまして、3週間設けまして、33項目の候補ニュースをピックアップしまして、おひとり最大10項目まで投票していただいて、その多い順に、結果1位・2位・3位を決めていくという手順でございます。投票人数は、今年は過去最多の8,266名となりました。たくさんのご応募をいただきまして誠にありがとうございました。なお、投票いただいた方にはですね、抽選で600名の方に横浜ゆかりの商品をプレゼントする予定でございます。それでは10大ニュースの結果発表なんですが、まずですね、10位が、ちむどんどんで鶴見区が舞台になったこと、9位が中村俊輔選手の引退発表、8位がオミクロン株対応ワクチンの接種開始、7位が敬老パスのICカードでありました。6位がですね、Fマリノス、横浜F・マリノスの3季ぶりのJ1の優勝、5位がベイスターズのですね、クライマックスシリーズの出場、そして4位が市営地下鉄開業50周年となっております。なお、11位以降につきましては、資料のですね、2ページから3ページ目に記載してございますので、後ほどご確認いただければと思います。それではトップ3であります。まず3位がですね、聘珍樓横浜本店の閉店のニュースです。138年の歴史に幕が閉じたということなんですが、日本最古の中華料理店とも言われております。中華街のメインストリートに本店を構えられていた聘珍楼さんなのですが、中華街のシンボル的な存在でありましたので、市民の皆様にとって、寂しさとそれから驚きを感じられることであったのではないかと思います。続いて第2位ですが、マリンタワーのリニューアルオープンでありました。1961年に開業しております。元々は横浜港の開港100周年の記念事業の一環でありまして、オープンしたマリンタワーなんですが、約3年半にわたる改修工事を経まして、この9月にリニューアルオープンをしたところであります。展望フロア、私も行ってみましたが、とても景色良いですし、それから、景色見ながら映像作品が楽しめるアートギャラリーにもなったりしていますし、また壁面が緑化されておりまして、新たな外観になり、そういったことで、横浜市民から愛されるシンボル的なタワーとして、それがリニューアルオープンしたというニュースが挙げられております。ちなみにですね、このマリンタワーのリニューアルについては2009年にリニューアルオープンした際も、その年の横浜10大ニュースで第4位となっていたようです。ですので、改めて横浜港のシンボルとして、大きな存在であるっていうことを実感した次第です。それでは第1位の発表です。第1位はですね、鉄道の開業150周年でありました。1872年に新橋と横浜で、鉄道が開業をいたしまして、新橋と横浜を結ぶ鉄道が開業いたしまして、今年で150周年を迎えたというニュースです。各種メディアで特集とかいろいろ組まれておりましたし、そういったこともあって、広く多くの方に周知をされたんでは、注目されたんではないかなというふうに思っています。また、市内におきましても、横浜市の歴史博物館とか、あとはみなと博物館で記念展、行いましたし、また鉄道事業者によるイベント等も多く開催されるなど、様々な催しものが行われて、大きな盛り上がりを見せたと捉えております。それからですね、これ今鉄道開業150周年なんですけど、4位に市営地下鉄の150周年※というものが入っておりました。ですので、やはり日々の生活の中で鉄道を利用する回数は当然多いわけなんですけれども、そういう意味で重要なインフラなんですけれども、やはり多くの方がですね、鉄道に対する思い出とか親しみとか、特別な思いを個々の方それぞれが持たれていると感じました。改めて、横浜がその鉄道発祥の地であるということを嬉しく、誇らしく思えるニュースであったと思います。来年は東部方面線がですね、相鉄・東急の直通線がいよいよ開業になりますので、鉄道ネットワークの拡充が市民の皆様にとって、更に横浜の魅力を上げるものになるんじゃないかというふうに期待しております。私からの説明は、本件に関する説明は以上となります。

※以下のとおり訂正いたします。
 【訂正前】4位に市営地下鉄の150周年
 【訂正後】4位に市営地下鉄の50周年

政策局報道課長 山下:
それでは本件について質問をお受けいたします。幹事社さんからお願いします。

時事通信 真木:
時事通信の真木といいます。ご説明ありがとうございました。33項目の中には、横浜発祥のものですとか、おめでたい話ですとか、市政に絡むものですとか入っております。市長にとって最も印象深かったものがあればお伺いしたいです。

市長:
はい、ご質問いただいてありがとうございます。その項目の中にも、今回の投票の項目にも入っているんですが、戦後初の横浜市の推計人口減というニュースを挙げたいと思います。増加傾向にあった横浜市がいよいよ減少局面を迎えて、生産年齢人口の減少、そして少子高齢化が更に進んでいくという想定されておりますけれども、これがいよいよですね、現実、真正面から捉えて横浜市としても、新たに政策を様々進めていかなければならないというふうな思いを新たにしたニュースであったと思います。

政策局報道課長 山下:
それでは各社からどうぞ。この件ではよろしいでしょうか。それでは、以上で終了させていただきます。

(2)フォロワー10万人超え 横浜市公式インスタグラム 写真展を開催します

政策局報道課長 山下:
それでは、次のテーマについて、山中市長からよろしくお願いいたします。

市長:
はい。引き続きまして、インスタグラム、横浜市の公式インスタグラムの写真展の開催について、ご報告したいと思います。今年度で3回目を迎えます。まず、横浜市ではインスタグラムを活用して、横浜ファンの皆さんが、投稿していただく写真・動画をですね、英語の文章をつけて毎日投稿しております。そういったことを通じて、横浜の魅力を発信しているところであります。アカウントはですね、国内自治体としては、最大規模、最大級の規模となっておりまして、フォロワー10万人を超えております。また、海外のフォロワー率もですね、26.1%となっておりまして、海外からのフォロワーも多いという状況であります。この度ですね、インスタグラムなので、ネット上の作品なんですけれども、それを、その作品をより多くの方に楽しんでいただけるようですね、市庁舎の2階で写真展を開催する予定です。展示期間は来年の1月5日から3月24日までとなっております。期間中は3回に分けて、その3回ごとに異なるテーマでいろいろな作品を展示してまいります。また、今年度はですね、写真だけではなくて、インスタに投稿されたものの、動画作品等もですね、放映したいというふうに考えております。こちらはですね、昨年、昨年度の作品例の一部であります。いろいろな横浜のスナップショットが、美しい写真がですね、スナップショットとして投稿されておりまして、こういったものも、昨年の写真展で公開させていただきました。本年度におきましても、多くの方のご来場お待ちしております。また、今回のですね、写真展だけでは、今回、開催予定の写真展だけでは、紹介しきれない様々な魅力的な写真や動画等も、たくさん公式のインスタの方にはありますので、是非一度ご覧いただければと思います。はい、こちらに関する説明は以上となります。

政策局報道課長 山下:
それでは、こちらについてご質問、幹事社さんからよろしくお願いします。

時事通信 真木:
時事通信です。1点お願いします。海外のフォロワーさんが多いということで26%、これは横浜に来たいだとか、関心があるっていう方が、わりかしいるっていうようなことかなと思うんですけども、この7年間続けてきて、フォロワー数は10万人に達したっていうことで、インスタの効果についてどう考えておられるか、お聞きしたいです。

市長:
はい、ありがとうございます。SNSはいくつか種類がございまして、SNSの種類ごとに年齢層が若干異なっていると思います。インスタグラムを多く使っている年齢層の方にですね、年齢層の方を中心に、横浜の魅力は様々あるんですけども、やはり、その景色とか風景そういったものも多く魅力の一つでございますので、そういったものを効果的にお伝えできるツールであるというふうに考えております。海外のフォロワー数が多いというのもですね、やはり臨海部から郊外部まで様々な魅力があふれた都市ですので、そういったものが画像というものを通じて、海外の方に評価されていただいているのではないかと思ってます。

時事通信 真木:
すみません、インバウンドだとか、そういうところで効果が現れるっていうふうにお考えでしょうか。

市長:
はい、今、インバウンドの獲得に向けてですね、本市も様々対策を講じているところですが、こういったツールがインバウンドの獲得に寄与すると、貢献するというふうに考えております。

政策局報道課長 山下:
それでは、各社からご質問いかがでしょうか。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。これってそもそも、横浜ファンが撮影しってあるんですけど、このインスタって誰が投稿してるんですか。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
政策局の林と申します。これは横浜市民とは限らないんですけども、横浜ファンという、横浜の写真を撮っていただいている方が、#myyokohama(ハッシュタグ マイヨコハマ)というものをつけて投稿していただいたものの中から選んでいるということになります。

東京新聞 神谷:
ちょっと私も、すみません。ちゃんとインスタ見てないんですけど、これ、インスタの公式アカウント自体は市が管理していて、投稿自体はハッシュタグでつけてもらったものを全部。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
それぞれの方がですね。自分の投稿、自分のアカウントで投稿するときにmyyokohamaって書いてあって、投稿してもらうと我々分かりますので、その中から魅力的なものを選んで投稿、リポストっていうんですけれども、それを再投稿してるっていうことです。

東京新聞 神谷:
なるほど。なので、市側が作品を、写真を投稿しているわけではないっていうことですね。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
そうですね。いろいろ、横浜をいろんな角度からいろんな方が切り取っていただいてますので、それをこう、集めているというところでございます。

東京新聞 神谷:
インスタのアカウント持ってる人なら、誰でもこのハッシュタグを付ければこれに採用される可能性があるっていうことですか。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
そのとおりでございます。

東京新聞 神谷:
分かりました。そうすると、これってこの写真展とか、細かいとこですけど、著作権みたいなのは、これはそれぞれ本人ってことなんですかね。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
展示するものについては全て、投稿者のご了承をいただいているということになります。

東京新聞 神谷:
あくまで、個人の作品っていうこと。

政策局広報戦略・プロモーション課担当課長 林:
そうなります。はい。

東京新聞 神谷:
分かりました。ありがとうございます。

政策局報道課長 山下:
そのほかにはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、本件については、以上で終了いたします。

2.その他

政策局報道課長 山下:
それでは、続いて一般質問に移ります。幹事社からお願いいたします。

時事通信 真木:
第4回定例会の関係で1問お願いします。市長就任以来初めての作成になる中期計画が議案として、原案が議案となって昨日までの委員会分科会で様々議論があったと思います。給食だとか温暖化だとか議論されたと思います。採決は明日。明後日、明日なんですけれども、ちょっとこれまでの議論を1回踏まえて、振り返ってどのように思われているかお願いします。

市長:はい、ご質問ありがとうございます。議案関連質疑が6日ですかね。6日。それから14日に中期計画の特別委員会の方で議案審査していただきました。私も様々な観点からの質問があったと思いますが、私もできる限りの説明をし尽くした上で、先生方と議会、議員の方々と様々な議論ができたというふうに捉えております。また、15日から20日までの各分科会においては、各局の政策施策に関して、非常に熱心にご審議いただいたというふうに報告を受けております。今後ですね、委員会としての採決、その後の議会における議決を待ちたいと思いますが、頂いた様々なご意見も踏まえながら、今後もですね、あらゆる施策に全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。はい。以上です。

時事通信 真木:
ありがとうございました。中期計画に関して、ある程度理解は得られたのかなっていうような手応えなんでしょうか。手応え一言お願いします

市長:
はい、ありがとうございます。いろいろな観点からのご質問ありまして、当方としましてもそれらに答えをしてまいりました。その上でですね、いろいろなまだ課題も残って、様々な政策に関して課題等もありますので、それらに関しても今後、引き続き丁寧に対応していきたいというふうに考えてます。

政策局報道課長 山下:
それでは各社からご質問どうぞ。

神奈川新聞 石川:
神奈川新聞の石川です。今年、最後の定例会見なのでちょっと伺いたいと思います。先ほどのちょっと質問と被るところもあるんですけれども、今年、市長が中期計画でですね、中学校給食の原則実施とかですね、小児医療費の無償化、こういった公約に関わるところの方針を示されました。この1年振り返ってですね、市長、この1年はどういった年だったというふうに振り返られますでしょうか。またですね、もう1点ありまして。もしかしたらご用意されているのかもしれないんですけど、今年を漢字1つで表すのだったら、どういった年だったのかっていうのも、是非お聞かせください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今年ももう12月のもう20、今日21日ですか。もう下旬に入り、長かったような短かったような、そういう1年だったんですけども。今年ですね、昨年就任いたしまして、今年に入り私の信念である市民の皆様の声を大切にするという考えのもとですね、様々な皆様方と対話をしてまいりました。積極的に地域に足を運んで、多くの方とお話することができ、いろいろな課題に関しても、いろいろ教えていただきました。その一つひとつが大変勉強になるものでありましたし、こういった意見をですね、いろいろ市政に生かしていかなければならないというふうに思いました。今後もこういった市民の声を聞くべく、様々地域に足を運んで、いろいろな方々からご意見は伺って、引き続き伺っていきたいと思います。また今年はですね、中期計画の今、原案を策定し、それからあとは、行政運営の基本方針や財政ビジョンを策定して、それらはいずれも新しい横浜を創っていくための土台として策定したものであります。そのほかですね、来年以降に結びつく新しい組織づくりも検討いたしましたし、着手いたしましたし、またあと、職員のですね、働きやすさ、若い人たちのモチベーションのアップ、そういったことを可能にするような仕組みづくりにも着手をしております。ですので、今年1年で様々な準備をしてきたというふうに捉えております。はい、以上です。そうか、1文字ですね。すみません。昨年も聞かれたので今年も用意してきたんですが、今年の私の考える漢字1文字なんですけれども、「歩」というふうにさせていただきました。この「歩」に選んだ理由なんですけども、先ほど申し上げたとおり、3つの方針、中期計画、行政運営の基本方針、それから財政ビジョンですね、そういったものを策定して、未来に向けた大きな歩みを踏み出したという意味を込めております。

政策局報道課長 山下:
はい。それでは、各社さんほかにご質問おありでしょうか。

毎日新聞 池田:
毎日新聞の池田です。今回の4定だったり、各委員会の中でも上瀬谷通信施設の国際園芸博覧会についての話の中で、有料入場者の1,000万人のことを、目標と言うのか目安と言うのかというところで、目安という表現にするということが説明としてあったかと思うんですけれども。それでも委員会の中でちょっと表現が、こうちょっと揺れているようなところがあるように見受けられまして、目標というように言葉の中で使っていることも多々あったかなと思うんですけれども。改めて、これは目安なのか目標なのかというところをちょっと市長の口から明言をいただきたくてですね。

市長:
その委員会の中で、目安と目標をどういうふうに使い分けているのかっていうことに関して、すみません。

都市整備局国際園芸博覧会推進課長 三浦:
都市整備局の国際博覧会推進課長しております、三浦でございます。よろしくお願いいたします。昨日の常任委員会の中で、私どもの答弁でですね、今までもですね、ご質問としてお受けした時には、達成目標というような言い方でご質問を受けてお答えはしてきたんですけども、私どもの方からですね、そこの部分について、達成目標だという言い方はしてきておりませんで、あくまでも目安として考えてますというのを改めてお伝えさせていただいた次第でございます。

市長:
あまりよく分かりませんでした。ごめんなさい。

都市整備局国際園芸博覧会推進課長 三浦:
すみません。達成目標として今まで市側の方から発表させていただいていなくて、先生方の方からご質問を受けるときに達成目標ですという言い方で、お聞きになられたことに対してお答えはしてきたことはあるんですけども、市側の方からですね、達成目標としてお答えはしてきてなくて、そこの部分について、改めまして目安ですという言い方を昨日させていただいた次第でございます。

市長:
すみません。またちょっと何か同じ回答になってますけど。この1,000万人は、私の所感なんですけども、首都圏の後背人口や過去の博覧会等を参考にですね、多くの博覧会の集客予測を行っている実績のあるコンサルタントとも一緒にですね、様々な分析と、あと、数理モデルを組んで予測をしております。ですので、後背人口とかいろいろな諸条件があるんですけれども、それらを基に組んだモデルによる予測であります。ですので、それで1,000万という数値を出しておりますので、それが目標なのか目安なのかは、ちょっとその言葉の区別がやっぱりちょっと僕も。ごめんなさい、どういうふうな。

毎日新聞 池田:
つまり目安という言葉を使う場合は、基本的には達成できるものだと思うんですけれども、目標というのを掲げる場合、そのために準備をするという印象を与えますよね。なので市議の方から出る目標というのはそのために準備するということだと思うんですけれども、目安との立ち位置であれば、市は1,000万は確実に達成できるという立ち位置に立っていらっしゃるという理解でよろしいのかなと思いまして。

市長:
1,000万人前後を予測しているっていう意味合いでございます。

毎日新聞 池田:
いろいろとそこに対しての疑問がいろいろと出ている中での目安という言葉と、ちょっと委員会の中で、答弁の中で目標という言葉と目安という言葉がちょっと混ざってたような印象を受けたんですよ。ちょっと目標というふうにお答えしてるとこもあったかなと、ちょっと私が聞いてる中で思った部分があってですね。混ざっているのであれば、何か、どうなんだろうなというちょっと疑問で聞きましたので、目安と目標と言葉として違うのでどうなんだろなという。

市長:
すみません。1,000万人を予測しておりまして、そこに関するその輸送力等の担保も、今こういった4つの主要駅からこのぐらいバスで輸送し、自動車でこのぐらい来られて、そういったことを組み合わせることで1,000万人という予測来場者数の交通量を担保できているという見込みでございます。

朝日新聞 足立:
すみません、朝日新聞の足立と言います。よろしくお願いします。静岡県の裾野市で起きた不適切保育に関係してちょっと質問したいんですけれども、国の方は保育所だったり自治体の対応について調査をする考えを示していますけれども、市として何か不適切保育の、実際あったかどうかということと、横浜市の対応はどうだったのかとか、そういったところについて、市で調査をする考えがあるかどうかまず教えてください。

市長:
はい、ありがとうございます。国の方でまず、実態把握のための調査を行うというふうに承知しております。しかしながら、現時点で国から詳細なことは特に、まだこれから制度設計されるのだと思いますが、特に国から何か通達が来ているわけではございません。それから横浜市としてこれまでですね、不適切保育の疑いがあった事案なんですが、本市におきましてもお子さんの腕を強く引っ張る、あるいはお子さんに対するその掛け声が強かったりする、そういったことで不適切保育の可能性がある事案に関して報告、通報等はございます。そういったですね、通報等を受けまして、不適切保育の疑いがある場合には、速やかに市として施設に立ち入り調査を行うという体制はできております。

朝日新聞 足立:
ありがとうございます。立ち入り調査も含めて、市はより良い保育のためのチェックリスト作られてると思うんですけれども、それで結局、何て言うんでしょう、良くないと考えられる行為があった場合の対応というのは、立ち入り調査のほかにどういった対応されてますでしょうか。

政策局報道課長 山下:
所管局からお願いします。

こども青少年局保育・教育運営課長 真舘:
こども青少年局保育・教育運営課の真舘です。よろしくお願いします。立ち入り調査以外ということですかね。防止に向けた取組ということでよろしいですかね。

朝日新聞 足立:
その訴えがあった場合。

こども青少年局保育・教育運営課長 真舘:
まず訴えがあった場合には、まず通報者の方から詳細を具体的に丁寧に聞き取りまして、速やかに局と区役所の職員で立ち入りに入ります。現地の方でですね、当事者なり園長、ほかの同僚職員とか、関係者から丁寧に聞き取りを行って事実確認を行います。事実が確認されましたら、施設の方に指導を行って改善を求めていくと。改善についても、報告書等を求めますが、また随時現地に入って状況を確認していくということになります。

朝日新聞 足立:
ありがとうございます。

市長:
そのほかは。

フリーランス 寺澤:
ジャーナリストの寺澤有です。政府が唐突に敵基地攻撃能力の保有やそれを実現するための防衛増税の方針を打ち出し、国民的議論が起こっています。敵基地攻撃能力と防衛増税に対する山中さんのご見解をお聞かせください。

市長:
はい、ありがとうございます。市政に関する話ではないですね。

フリーランス 寺澤:
いえ、次の質問にも関係してくるんで聞いてるんですけど、別に答えたくなければ答えなくてもいいですけど。

市長:
すみません、市政に関する記者会見の場だというふうに承知しておりますので、市政に関する質問をお願いします。

フリーランス 寺澤:
答えたくないんだったらいいですけど、次の問題ですが、その増税ということが言われていて、昨日、東京電力が電気料金の値上げの方針を打ち出しました。今年は円安やウクライナ戦争などの影響で値上げラッシュですよね。今回、またこの防衛増税という話が出ています。そうすると、もう市民生活とりわけ低所得者層には深刻な打撃となるんですけれども、これに対して山中さんの何か頭の中で考えているような対策とかというのはおありなんでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今、様々な条件が重なって、低所得者層の方には特に厳しい状況になっているというふうに承知しております。ですので、そういった低所得者層の方にですね、どういった支援ができるのか、経済的な支援、またお子さんがいらっしゃる方に対しては、そういった方々向けの支援、様々なそういった支援策をですね、来年度の予算案も含めて、あるいはすぐにできることも含めて検討しているところであります。

フリーランス 寺澤:
この記者会見を見ているそういう人たちもいると思うんで、もうちょっと具体的に何かこう、今考えていることってあるんですか。すぐにできることって今おっしゃいましたけど、例えばどういうことがあるんでしょうか。

市長:
はい、経済的な支援ででき得ることに関して、議会の先生方、審議もいただいた上でですね、様々、経済的な支援を行っていきたいと思っております。はい。いろいろ、生活必需品の値上げ等も相次いでおりますので、そういった市内の低所得者の方向けの経済的な支援も、これまでレシ活という事業を通じて行ってまいりましたし、また、その他国の補助金、それから市として追加できること、そういったことも踏まえて、速やか、スピーディーな対応をもって、きちんと対応していきたいというふうに考えております。

政策局報道課長 山下:
その他、いかがでしょうか。

神奈川新聞 加地:
神奈川新聞の加地です。よろしくお願いします。ちょっと花博に関連して質問させてください。先日ですね、来年12月から予定してたヨコハマトリエンナーレが会期を、世界的な半導体不足で会期を変更するという発表がなされています。花博2027年にやられる、開催されますが、工事が終わらないですとか、ほかの外的要因、物価高で工事費、事業費が上振れするとか、そういった想定をされているのかということと、回避するためにどのようなマネジメント、対応していくのかっていうお考えがあれば教えてください。

市長:
はい、ご質問いただいてありがとうございます。そういった資材の価格上昇によって混乱をきたさないようにですね、そういった工事が延期するとかっていうことは、もちろんあってはならないことですし、2027年のしかるべき会期に向けてですね、着実に準備を進めていかなければならないと思っております。

テレビ神奈川 冨樫:
テレビ神奈川の冨樫です。昨日の常任委員会で、上瀬谷通信施設から砲弾2発が見つかったということが報告されたということを受けまして、今の花博についてのお答え、回答ですと、スケジュールに影響がないというお考えなのかなと思うんですけれども、この砲弾2発が何か与える影響、懸念、それから不安を感じている市民の皆さんにどうやって寄り添っていくかという辺りをお聞かせください。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今回の旧上瀬谷通信施設地区において、埋蔵文化財の調査で、砲弾が発見されました。所管課の方で、防災計画に従い、見つかった砲弾に対しては適切に対応しているというふうに承知しております。今後ですね、本格的に工事が進んでいくわけなんですけれども、その時に、近隣住民の方、それから道路ありますので、道路の利用者、そういった方々の安全を確保するということは大変重要であるというふうに思いますし、またあわせて、工事に従事されている方々の安全も確保するということ、重要だと思っています。今後ですね、砲弾が発見されないことを祈りますが、砲弾がもし発見されたとしても、速やかにですね、発見された場合は速やかに磁気探査調査等も行いながらですね、安全性に十分配慮した上で進めていきたいというふうに考えております。あわせて、近隣住民の方々のご心配が増さないようですね、適切に情報提供を行いながら、進めていきたいというふうに考えております。

テレビ神奈川 冨樫:
では、その関連でもう一つ。今後、その砲弾が見つかった場合に備えての何か対策ですとか、それから処置の仕方だとかで、国に対して要望するという考えはありますか。

策局報道課長 山下:
所管局からお願いします。

都市整備局上瀬谷整備推進部長 飯島:
都市整備局の飯島でございます。よろしくお願いします。調査の方なんですけども、これから旧日本海軍があったところですとか、掘るところについて、磁気探査調査やってくような形になるかと思いますけれども、この辺のかかる費用等につきましては、これから国等とも調整しながらやっていきたいと、対応をしていきたいというふうに思っております。

政策局報道課長 山下:
その他、よろしいでしょうか。それでは、以上で定例会見終了いたします。ありがとうございました。


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