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第12回「市長と語ろう!」

最終更新日 2022年9月5日

開催概要

≪テーマ≫ 子育て( 地域で子どもを育む)

集合写真

≪日時≫

令和4年7月25 日(月曜日)11:00~

≪会場≫

旭北子育て広場「親子サロン メダカ」(旭区)

≪対話団体≫

旭北子育て広場「親子サロン メダカ」スタッフ及び利用者(旭区)

≪団体概要≫

平成21年、旭北地区の連合自治会や地区社会福祉協議会を中心に、『親子の孤立防止のためには「常設の」親子が集える場所が必要』と、地域の有志により「親子の居場所」として設立。現在、少子高齢化が進む旭区にあって、区内でも郊外部に位置する旭北地区で、親子が孤立することなく安心して子育てできるようにと、長年にわたり地域のボランティアが熱心に活動し、多くの親子が利用している。

対話概要

※ 文意を損なわない範囲で、重複部分や言い回しなどを整理しています。

市長挨拶

市長

私は、「子育て」にすごく力を入れたいと思っています。問題は現場で起きているということもありますので、「子育て」をテーマに皆さまのように現場で活動をされている方々とお話をさせていただく機会を持たせてもらい、役所の中に居ただけでは分からないような気づきを与えていただいて勉強になっています。
子育てというのは、一人の人間を育成するということですから、実に多様な側面があると実感しています。今日は、子育てサロンとして長年取り組まれている皆さまと意見交換をさせていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

始まりは「親子の孤立、虐待防止」のためのより良い環境づくり

掲示説明

参加者

平成12年に、この地域には行政の赤ちゃん教室が無かったため、上白根小学校の視聴覚室を借りて、養育者と地域が遊びを通して子育ての楽しさを実感して、よりよい環境づくりに向けて手を携える場所として「親子で遊ぼう会」が立ち上がりました。
平成15年には、旭北地区社会福祉協議会に、子育て支援活動を担う部門「A2ライン」が発足し、地域で子育てすることの必要性を、養育者や地域の人々に広く知ってもらい母親がほっと息を付ける場所として「竹っこクラブ」も立ち上げました。
児童数が増えたため活動の場を旭北中学校に移し、生徒さんが休み時間に小さいお子さんと触れ合ったりして、子育ての楽しさを味わっていただくように色々と携わっています。
ただ、月1回では親子さんがいろんな利用ができないということで、平成21年5月に「メダカ」が誕生しました。今は週5回開所しています。地域の主任児童委員とか、「メダカ」が開所してからの利用者さんがスタッフとして活動してくれて、40から80代までの16名がボランティアとして携わっています。チームワークが良いので、適材適所でそれぞれが主体的に動いていただいていますので助かっています。

孤立防止だけでなく地域ぐるみで子育て

市長

子育て中の親子を孤立させないということで始められた取組だとおっしゃっていましたけど、12年間活動をされてきて、子育て環境の変化はどう感じておられますか?

参加者

孤立させないことを目的に始まったことで、地域との繋がりがすごく変わってきたと思いました。「メダカ」のボランティアさんは、みんな歩いて行けるところの人たちなので、スーパーで会って声掛けをしたり、本当に孫娘のような関係が濃くなって、孤立防止だけでなく地域ぐるみで子育てしている感じがします。

高齢者と子育て世代が相互に支援

対話風景

市長

こういった活動を続けていける原動力や秘訣はなんですか?

参加者

旭北地区はボランティア精神が強いので、みんな仲がいいです。一声かければ、みんなが集まってくれて、それこそ子育て支援だけじゃなくて、先ほど申し上げたように80代までいますので、高齢者と子育て世代が相互に支援されているという感じはあります。

市長

ボランティアの皆さんは、どういうきっかけでボランティアに携わろうと?

参加者

地域の子育て支援をされている保健活動推進員とか民生委員が、役員が終わってもその流れで手伝ってくださることと、クチコミです。そして、皆さん仲が良いから長いです。

市長

みなさん、本当に仲が良いですよね。
ボランティアの方々の参加で、活動が活発に続けておられると思うのですが、今後も担い手は社会福祉協議会等の人間関係の中で見つけられていくのですか?

参加者

我々も高齢化していきますので、新しい方、それこそ今ここにいるお母さんたちにご協力いただければ繋がっていくのかなと思っております。

それぞれが大切にしていること

市長

ここで活動をしていく上で大切にしていることをお話しいただけませんか?

参加者

私としては父が残したものを、皆さんが続けたいと言ってくれたので残したのが現実です。しかし、地域のために何かをしたいという思いは、私の中にもありますし、このまま残していかないといけないということはすごくありました。
小さい子が来ているので、ボランティアさんを募るのも「はい、募集します、来てください」とは、簡単には怖くてできないです。だから、信頼関係を築いたところでスタッフに来てもらえないかとお誘いしています。やはり、そういう関係ができないと、スタッフさんは集めることができません。
あと、小さい子は、一人で行くのが怖くて、公園デビューができない。「メダカ」に来て、そこから3,4人でご家族連なって公園に初めて行ったと聞くと、このままこの事業を続けていければいいなと思います。
やはり、安心できるところ、相談できるところがあるということが一番いいのだろうと思います。私は保育園のことにも携わっているのですが、お母さんから「助かった。」と言われることはやっぱり多いです。こういった地域で助けられるところがあればいいと思い、私は運営しています。

参加者

「メダカ」に来てくれている親御さんというのは、ほかの地域から旭区に引っ越してきて住んでいる方たちが多いです。旭区は緑も多いし、住みやすいところなので、せっかくここに引っ越して来てくれたのですから、子育ても楽しくしていただけるように手助けができたらいいなと思って続けています。お母さん同士の繋がりも作れたら、幼稚園、小学校、中学校に行ったときに「子育てしやすいかな。」「お母さん同士で悩みを相談できたり、楽しく子育てできたらいいな。」ということを考えて声掛けしたり、サポートできたらいいなと思ってボランティアをさせていただいています。

参加者

自分自身も子育てしましたし、ある程度の子育ての勉強はしてきて、経験もしてきましたので、アドバイスは少しできているのかなというのはあります。孫が幼稚園生と小学4年生ですが、その子たちが未就園児の時は、スタッフをお休みさせていただいて利用者として私もここに来ていました。ですから、私も、今のお母さんたちと一緒に子育てしていますよという意味で、「みんなで子育てしましょう、お母さんたち一人だけじゃないですよ。」とやってきました。ボランティアとして親子さんに寄り添えたらいいなというスタンスでやっています。

参加者

長女が出来た頃は、そんなに行ってはいなかったのですが、次女が生まれた時に、長女がすごくストレスが溜まってしまい、同じような状況の親子に「メダカいいよ。」と公園で聞いて通うようになりました。
私は、ここでのことをすごく感謝しているので、利用者だった時にして貰ったことをしてあげたいという気持ちでやっています。

参加者

例えば、親御さんから相談受けたりするときに、どうしても自分の体験がメインになってしまうので、変な誘導をしないように、なるべくフラットな考えを自分の中で保てるように気を付けています。自分がやってきたことが正解かどうかは人によって違うので、自分がやってきたことが正しいという伝わり方をしないようにコミュニケーション取ることを心掛けています。

参加者

来られた方を全身で「よく来てくれたね。」と、すごく喜びを表現して受け入れたいというのが一番の方針です。お母さんが親子で2人きりになり、大人と話したいとよく耳にしますので、お話をすることをモットーとしてやっています。

今後の活動への想い、そして課題

市長

ここ「メダカ」で12年活動して、今後どのように運営していかれたいですか。

参加者

この地域も子どもが少なくなっていますので、お家の中で子育てに行き詰まっているお母さんたちが、ここに来て気分を発散していただけるのであれば、このままやっていきたいと思っています。

市長

活動を続けていく上で、どういった課題がありますか?

参加者

宣伝というか、ここにこういう場所があることのPR活動ですね。今までもやってはいるのですが、これまで以上にPR活動をして、大勢の方にこちらに足を運んでいただくようにしていきたいと思っております。

市長

一度来れば雰囲気の良さが分かりますよね。

参加者

ボランティアさんが一生懸命やってくださいますので、本当に心強い感じで、みなさん長くつづけていただきたいです。

活動から感じる課題、行政に求めること

市長

こういった活動を継続していく、あるいは地域で子育てをしていく上で、行政の方から更にどのような関わり合いや支援があると良いと思われますか?

参加者

支援とかではないですが、共働き世帯がとても増えていて、皆さんすぐ復職されるので、お子さんを連れていらっしゃる期間が短すぎると思います。例えば、0歳の時だけ参加できる、1歳ぐらいまでしか参加できないみたいな。ちょっと前だと、それこそ幼稚園に入る直前ぐらいまでたくさんの方が通って下さっていたのですが、今は0歳児のうちにこういう広場を卒業されるお子さんが非常に多くなったというのが実感としてあります。
働きたいから復職している方もいらっしゃるとは思うのですが、働かなくては生活していけないような世帯が増えているかもしれない。お子さんとの時間を大事にしたいと思いながらも、働かなければ生活が立ち行かないから復職される方もいらっしゃると思うので、そういったところが課題と感じています。

参加者

こういう場所や活動を、この先も続けさせていただけるように守ってもらったら助かります。
「メダカ」は、耐震の問題で引っ越しをしていて、前はもうちょっと分かり易い所にありました。商店街の近くにあったので、飛び込みで来られる方もいたのですが、ここは分かりにくいので、もうちょっと広く貸していただけるような所を行政に探していただけると、他の施設も増えると思います。
ここも10年というお約束で借りているのですが、いつまでこの建物を残してくれるかは解りません。ほかのサロンさんでも、出て行かなくてはならなくなっても、新しい場所が無いのです。借りられないというのが現実です。地域のご理解を得られないと貸していただけない。子どもの声がうるさいという理由も多いです。
私は、介護施設も運営しているのですが、やっぱり施設を建てようとすると近所から反対されることがあります。それでもお願いして建てるしかないのですが、行政の方から、例えばコミュニティハウスの脇に建てていいとかあれば、もうちょっと運営しやすいのかなというのはあります。

利用者にとっての「メダカ」

市長

 利用者の皆さんは今日も利用されていますが、どれくらいの頻度でご利用されていますか?

参加者

今ちょっと減ってしまいましたが、以前は毎日来ていて、今は多くて週2日です。上の子が1歳の時から来ていて、旭区に引っ越してきてからなのでもう4年目です。ここがあったからお友達ができたという感じです。引っ越した時に一応こういう場所があるか調べてはいましたが、一人で来るのは、緊張してしまうので来られませんでした。ただ、同じ町内会にここのスタッフさんが居て、声をかけていただいて、それで来たのがきっかけです。

参加者

頻度は減ってしまったのですが、前は週2~3回は来ていました。午前中はここで遊んで、午後はお家でお昼寝してみたいな感じで、来られるときは結構頻繁に来ていました。

私も子どもが産まれる直前に引っ越してきたので、知り合いが誰もいなので、そのまま仕事だけという感じでした。赤ちゃん教室でここに来たのですが、それで初めて支援センターみたいなものがあることを知りました。1歳くらいからですけど、広くて走り回れて、おもちゃも家にあるのと全然違う。子育ての相談もお母さんたちでできるし、スタッフさんもいらっしゃるので聞きやすいし頼りになるなと。

参加者

子どもが2か月の時から、コロナ禍前はお昼をここで食べて夕方までずっといるという感じでした。

参加者

今は状況が状況なので、昼食は無しにしています。また、人数についても、増やしたい気持ちと、でも、ここで新型コロナウイルスの感染者を出すわけにはいかないので。

市長

おっしゃるとおりですね。それでお子さんの安全が守られていると思います。

参加者

行政が赤ちゃん教室をここでして下さっているので、赤ちゃん教室から広場をそのまま利用してくださっています。保健師さんとの連携がすごくスムーズにできて、会議にも参加していただいています。

子育て世帯が横浜市に求めること

対話風景

市長

今、お子さんたちを見て本当に可愛いなと思います。ああいう顔を見ていると幸せになりますよね。私も今後更に、子育てに力を入れていこうと思います。お母さん方から見て、横浜市の子育てで、どういったところに支援があると良いと感じられていますか?

参加者

私の実家は市外で子どもが少ないのもあるのですが、生まれてからの補助金とか、ミルクの支援金とか子育て支援がたくさんありますが、横浜市は何もないという印象で、コロナ禍で赤ちゃんの訪問も一切無かったので、色々教えてもらえば、本当はあるのかもしれないのですが、何もない。

参加者

こういう場所が、たまたま引っ越してきた場所の近くにあったから、こうやって仲間もできるし、子どもたちも同じ年代の子たちと遊べるのですが、もしちょっと離れたところで、このコロナ禍だったら行くのもどうしようかなとなるので、もっと増えてもいいかなと思います。この辺りは、公園に行っても同じくらいの年齢の子があまりいなくて、最初はお友達もできるかすごく不安だったのですが、この場所があったから仲良くなれました。

参加者

もう大きくなってきて必要なくなるものもあるのですが、赤ちゃんの時からおむつだったりミルクとか援助があったら良かったと思います。他の市と比べて「何であっちの市にはあってこっちはないの?」と感じてしまいます。あとはコロナ禍になってイベントとかが無くなって、上の子の時は盆踊りとか、屋台が出てお祭りとかやっていたのに。多分もう覚えていないです。ちょっと可哀そうですね。地域に根付いていたイベントを復活してほしいと思います。

市長コメント

市長

本日は「メダカ」の皆さんやお母さん方とお話する機会をいただいて、本当にありがとうございます。
皆さんの子どもを思う気持ちは、本当に素晴らしいと思いますし、何よりもボランティアの気持ちで取り組んでいただいていることを、行政としても支援をしていかなければならないと改めて思いました。
コロナ禍が長引いて、活動も制限されている中ではあります。しかしながら、今後日常が戻ってくると思いますし、行政としても日常が戻ってくることの後押しをしていかなければいけないと思っています。
子どもを持つご家庭の経済的な支援も含めて、できることをやっていきたいと思います。私の中では、子どもに関することのプライオリティが高いので、強化をしていきたいと思います。
本日はお忙しい中お時間いただきまして、ありがとうございました。

夏の飾り

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市民局総務部広聴相談課

電話:045-671-2335

電話:045-671-2335

ファクス:045-212-0911

メールアドレス:sh-shukai@city.yokohama.jp

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