にしく通信！2月23日　俳優山本學さんと主治医から学ぶ「認知症との向き合い方」講演会

　2月23日（金曜日・祝日）、西公会堂で、俳優の山本學さん、山本さんの主治医であり認知症予防の専門家として著名な朝田隆先生をお招きし、「認知症との向き合い方」をテーマとした講演会を開催しました。
　当日は寒い小雨が降る中、公会堂の定員を大きく超える577名の方がご来場くださいました。山本學さんからは、軽度認知障害の診断を受けてからどのように向き合ってこられたか、前向きに「生ききる」ことを大切にされているという、大変深いお話を伺いました。朝田隆先生からは、認知症の重症化予防について、ご自身のクリニックでの取組をはじめ、日常生活でも取り入れやすい、具体的で分かりやすいお話を伺いました。
　ナビゲーターを務めた江口桃子さんがお二人の素晴らしいお話を引き出してくださり、最後には山本學さんによる詩の朗読が披露され、あっという間の90分が終わりました。
　参加者の皆さまから、「認知症を前向きにとらえ、絶望ではないことが理解できた」「今日を生ききる、という言葉に感動した」「朝田先生の予防のお話を実践したい」といった前向きなご感想を数多くいただきました。主催者として感謝申し上げます。
　西区では、「認知症にやさしい街、西区」を目指し、今後も認知症に関わる様々な普及啓発事業を実施してまいります。

令和6年2月23日　西区長　菊地 健次