にしく通信！６月３日　浅間神社祭礼

　４年ぶりに浅間神社例大祭が開催され、６月３日（土）には宮神輿(みこし)巡行が行われました。
神輿は神様の乗り物とされ、神社が所有する神輿は「宮神輿」と呼ばれています。神様がお乗りになった神輿が地域を巡行することで、地域内の災厄や穢(けが)れを吸収して清め、また、人々の豊作祈願等を聞き入れるために行われると言われているそうです。
　当日は台風の影響もあり雨が降る中での巡行でしたが、無事、担ぎ手の方々が神輿を担いで地域を練り歩くことができ、威勢の良い掛け声が飛び交っていました。
　巡行するルートには神輿が休憩するいくつもの御神酒所(おみきしょ)があり、地域の方々が神前に供える食べ物やお酒をご用意されており、日本古来の伝統を大切にされていることを改めて感じました。
　午後には雨も上がり青空が見え、浅間下の参道（旧東海道）には数百の屋台が並び、多くの人で賑わっており、普段の姿が戻ってきたことを実感しました。
　今回の例大祭が、地域の方々を始め、多くの浅間神社を愛する人たちのご尽力によって、無事、開催されたことに感謝申し上げますとともに、区役所としても、西区の歴史や伝統を大切に「温故知新」の気持ちを持って、これからも取り組んでまいります。

令和５年６月12日　西区長　菊地　健次