にしく通信！５月５日　御所五郎丸墓前祭

　御所五郎丸は、建久4年（1193年）５月に源頼朝が富士の巻狩をした夜、曽我兄弟が父の仇である工藤(くどう)佑経(すけつね)を打ちとった際に、曽我兄弟を佑経の館に導き本望を遂げさせた後、弟の五郎時宗を捕らえて頼朝に差し出したとされ、勇と情を備えた武士の鑑(かがみ)として伝わっています。
　墓前祭当日は天候にも恵まれ、子どもたちを始め多くの方々が参加され、また、お神輿(みこし)や山車(だし)も登場するなど、大いににぎわっていました。
　こうして毎年、墓前祭が無事執り行うことができるのも、御所山町会の皆さまがお墓や周辺のお掃除など、日ごろから、由緒あるお墓を守っていただいているからだと思います。改めてお礼申し上げます。
　私たちも西区の伝統や歴史を大切にして、しっかりと次の世代に引き継いでいきたいと思います。

令和５年５月５日　西区長　菊地　健次

当日の山車の様子

子どもたちも元気にお神輿を担いで練り歩いていました