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2023年10月号 市民の熱い想いで誕生したマラソン大会
海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。 今回は横浜隋一のスポーツイベント「横浜マラソン」についてです。
最終更新日 2023年10月1日
鶴見駅での署名活動の様子
「横浜マラソン2023」が10月29日(日曜日)に開催されます。
今では2万人を超えるランナーが横浜の名所を駆け抜ける県内最大規模の市民マラソンの一つとして定着した横浜マラソンですが、始まりは市民の署名活動だったことをご存知でしょうか。
世界的に市民マラソンブームが広がる中、横浜でもマラソン大会開催を求める多くの声が寄せられ、1980(昭和55)年に署名活動が開始されました。同年9月にはなんと、103,741人の署名が集まり、1981(昭和56)年に第1回横浜マラソン大会が開催されることとなりました。
第1回横浜マラソン大会
記念すべき第1回大会は、1981(昭和56)年11月29日(日曜日)に開催され、大会種目は20km(一般)、10km(29歳以下、30代、40代、50代、一般女子、高校男子、高校女子、60歳以上)の年齢別を重視した9種目で、山下公園前をスタートし、本牧市民公園でフィニッシュするコースを2,081人のランナーが駆け抜けました。
横浜マラソン2015
その後、コースの変更や、参加枠の拡大を行い、1987(昭和62)年の第7回大会では参加申込者が1万人を超えます。1992(平成4)年の第12回大会からはハーフマラソンが開始され、第33回まで開催されました。
フルマラソンの開催を望む多くの声を受け、2013(平成25)年から、コンセプト、大会コース等の検討が開始されました。そして新たに、2015(平成27)年、「横浜を走る、世界が変わる」をキャッチコピーに、「する、みる、ささえる」すべての人が楽しめる市民参加型のフルマラソン「横浜マラソン2015」が3月15日(日曜日)に開催されました。
並行して、各区におけるマラソン大会も盛んに開催されており、横浜マラソンと連携した参加枠も設置しています。
2020(令和2)年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、開催を断念。2021(令和3)年もオンラインマラソンのみの開催となりましたが、昨年、2022(令和4)年に3年ぶりのリアル開催となりました。
関連イベントも多数開催!横浜マラソン2023
ラッキー給食
横浜マラソン2023では、2人1組のリレー形式で42.195kmの完走を目指す「ペアリレー」、親子で楽しめる「ファンラン(ファミリー)」、中学生を対象とした「ファンラン(中学生)」の3種目が新設され、子どもから大人まで、幅広い層の方に参加していただけるようになりました。
さらに、コース上でのお楽しみ企画や、大会関連イベントも多数実施予定です。
コース上の企画としては、各給水所でチアや楽器演奏等のパフォーマンスでランナーの皆様を元気づける「給水パフォーマンス」や、横浜・神奈川を中心に決められた時間に限られた個数が提供される、食べられたらラッキーな「ラッキー給食」を実施予定です。
給水パフォーマンス
給水パフォーマンス
赤レンガ倉庫を駆け抜けるランナー
また、「大会関連イベントとして、デジタルマップ上に登録されたマラソンコース周辺のスポットを巡り、ポイントを貯めると抽選に参加できるデジタルスタンプラリーや市内の事業者様と連携したお得なデジタルクーポンサービスを10月中旬から実施予定です。
大会当日には、パシフィコ横浜臨港パークで横浜マラソンフェスタを開催します。スポーツ、健康などに関連したブースを出展予定ですので、ぜひお越しください。
横浜マラソンを通して横浜とスポーツの魅力を再発見してみませんか。
2022年大会 スタート地点
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