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令和4年度 金沢図書館の目標振り返り

令和4年度、金沢図書館は、以下の目標について特に重点的に取り組みました。この目標は「横浜市立図書館運営実行プラン」、各区の「読書活動推進目標」に基づいて策定しています。(令和5年6月)年間振り返りを公表しました。

最終更新日 2023年6月9日

※この目標は、「横浜市立図書館運営実行プラン」から各館で特に重点的に実施する項目を選択し、記載しています。

1 誰もが利用しやすい図書館

図書館のイメージアップと利用促進のための企画・イベント等実施

取組

  1. 地域に応じた金沢図書館独自のイベントや企画展示等実施
  2. 区内大学や研究機関等と連携した企画展示や講演会・講座などの実施
  3. 市民の学習活動・課題解決を支援する講演会や講座等の開催

年間振り返り

  1.  金沢図書館のマスコットキャラクター「『りーどくん』のぬりえを配布・展示」(3月23日から4月30日まで)では、作品を嬉しそうに持参する子どもも多く、図書館のPRとともに、長引く「おうち時間」に有効活用してもらうことができました。
     企画展示「金沢国際交流ラウンジパネル展」(3月23日から4月17日まで)では、国際情勢が悪化する中での展示となった影響か、関心を持って足を止める来館者が非常に多く、展示資料も300冊近く貸し出されました。また、展示を見た来館者から、国際教室に参加したいという問合せも複数受け、市民に国際交流ラウンジの活動を知ってもらうとともに、図書館が外国語の資料を多数所蔵していることをPRする機会となりました。
     企画展示「鎌倉殿×横浜金沢」(4月19日から5月23日まで)では、近隣地域である鎌倉を舞台としたNHK大河ドラマに関連する、金沢区と旭区のスポット(地域情報)をパネルで紹介し、関連資料の活用を図りました。関連図書貸出数は445冊となりました。自由配布を行ったパンフレットは出せばすぐに配布終了を繰り返す状態で、関心の高さが伺われました。区民の関心の高い時事的テーマに取り組むことができたとともに、横浜金沢観光協会とも連携できたことは、今後の連携につながる大きな成果となりました。
     企画展示「金沢八景 絵地図で知る開発と景観の変遷」(6月21日から7月18日まで)では、6年ぶりに金沢八景に関する貴重書をまとめて公開することができました。大河ドラマの影響などで、郷土への関心が高まっており、今回の展示が郷土への関心をより深めるきっかけとなったと思います。また貴重書の他に、江戸初期の金沢の想定地図「金澤今昔地図」を発行元に確認の上、拡大展示しました。現在と違い、大きく海が広がる金沢区の様子が目を引き、眺めながら話す人や、写真を撮る人、コピーを取る人の姿が見受けられました。金沢区の歴史を知る上で視覚的に分かりやすい資料を今回改めて紹介することができました。
     企画展示「横浜DeNAベイスターズ×横浜市立図書館」(7月20日から8月11日まで)では、横浜に根ざしたチームである横浜DeNAベイスターズと連携し、選手に本を紹介してもらうことで、図書館資料の利用を促進しました。また、雑誌のバックナンバーを展示し、図書館の保存機能をPRすることができました。親子連れの来館が多い夏休み期間に展示を実施したことで、子どもから高齢者まで、幅広い年齢層の来館者の反応を得られました。アンケートを見ると、年1、2回程度しか図書館に来ない層の回答が半分を占め、図書館に親しみを持ってもらうきっかけとなりました。用意した関連図書(選手がパネルで紹介している本、横浜DeNAベイスターズ関連図書、スポーツ小説)は180冊近く貸し出され、利用の促進につながりました。
     企画展示「金沢区の空中写真」(8月16日から9月2日まで)では、埋め立てによって海岸線が大きく変貌してきた金沢八景周辺の遍歴を知ってもらい、郷土の知識と郷土への愛情を持ってもらうことに繋げることができました。国土地理院がweb公開し、使用を許可している空中写真をダウンロード、プリントアウトして展示しました。主に図書館周辺の様子が分かる物を、終戦期から現代まで選定し、簡単なポイント説明も付与しました。
     海の公園で実施された金沢まつりいきいきフェスタでの移動図書館「はまかぜ号」の出展(10月15日)では、はまかぜ号を見て足を止める人が多く、車の中もゴザの上も親子でぎっしりになる時間帯がありました。4回実施した紙芝居の参加者は合計83名となり、紙芝居を通したやりとりや物語を楽しんでもらうことがきでました。来場者約4万人のイベントで、図書館に来館したことのない市民やしばらく足が遠のいていた市民に対しても広くPRすることができました。
     金沢紙芝居の会「かなみん」による秋の紙芝居まつり(11月20日)・春の紙芝居まつり(3月26日)では、上演した紙芝居と地域の手作り紙芝居を複数冊準備して展示したところ、ご覧になる方、借りていく方がおり、図書館の資料を幅広く知ってもらい、地域の歴史を知ってもらう機会を提供することができました。
     「本の福袋」(12月24日から27日まで)では、司書のおすすめ本を2、3冊セットにして貸出し(大人向け46セット)(子ども向け69セット)、普段自分では選ばない本との出会いを提供しました。後日、内容を記載したリストとともに福袋に入っていた本の展示・貸出を行いました。(1月18日から2月12日まで)
     企画展示「直木三十五・直木賞って何だろう? 南国忌にちなんで」(1月12日から2月9日まで)では、金沢区ゆかりの作家・直木三十五と直木賞に焦点をあてた展示を行いました。
     「ストーリーテリングを楽しむ会」(2月1日)では、普段、子ども向けに行っているストーリーテリングを大人が楽しむ機会として実施し、17名の参加がありました。3年ぶりにボランティアグループ「みどりのたね」と協働で開催しました。
  2.  9月終わりから11月半ばまで、「区内大学・専門図書館リレー展示」と銘打って、関東学院大学、JAMSTEC(海洋研究開発機構)、横浜市立大学と連携した企画展示を続けて実施し、来館者に対して、区内にある図書館等のPRと利用促進を行うことができました。
     ・関東学院大学企画展示「『星の王子さま』の世界」(9月22日から10月6日まで)
      12か国語版の「星の王子さま」など、関東学院大学の特色あるコレクションを来館者に広く紹介することができました。
     ・JAMSTEC企画展示「海洋に広がるプラスチックごみを追って」(10月8日から26日まで)
      区民の興味関心が高い海洋の環境問題に関する情報提供を行うことができました。海のプラスチックごみについての絵本を中心に70冊程度貸し出されました。
     ・横浜市立大学企画展示「近現代著名人の書簡を読む」(10月29日から11月17日まで)
      与謝野晶子や南方熊楠など、展示に関連した著名人の著作や評伝を準備し、20冊程度が貸し出されました。
     また、平成27年から2大学(横浜市立大学・関東学院大学)及びJAMSTECとの4館合同企画として実施してきた各施設の図書館等をめぐる「かなざわ大人のライブラリーツアー」を開催しました。
     ・横浜市立大学(11月5日)では、金沢図書館以外にも、身近に調べものに活用できる図書館があることを知ってもらうよいきっかけとなりました。参加者の満足度が高く、ツアー後はほとんどの方が市民利用登録をされていました。
     ・金沢図書館(11月13日)では、参加者がじっくりと貴重資料を閲覧ができるよう最後に自由閲覧時間を設定しました。また、この時間がちょっとしたQAや意見交換の場となり利用者との交流を持つ機会となりました。
     ・関東学院大学(11月22日)では、キリスト教関連書をはじめとする独自のコレクションに関心を持つ方が多く、4人の参加者が市民利用登録をされました。
     ・JAMSTEC(12月8日)では、設立の関係資料など、JAMSTEC独自の資料を司書の方に熱意を持って紹介していただけ、参加者も聞き入っている様子でした。
     金沢区の読書施設全体の層の厚さを感じてもらうことができました。
  3. 横浜市八聖殿郷土資料館館長による「金沢区の埋立と海苔の養殖」(11月26日)の講演では、東京湾の地理や埋立、海苔づくりの歴史や手法、環境問題による影響など、幅広い視点から海苔づくりについて解説があり、参加者の満足度が高い講演でした。また、子どもに海苔づくりを教える区内ボランティアグループに、講演の最後に活動紹介と会員募集のPRをしてもらいました。

地域と連携した読書活動の推進

取組

  1. 他局・区内関連施設と連携した展示の実施
  2. 金沢区読書フェスティバル期間(10月中旬から12月中旬)の区内読書関連施設での特色ある取組の情報発信

年間振り返り

  1.  横浜市信用保証協会と連携した展示「図書館で起業・創業を考える」(6月2日から15日まで)と「図書館で事業承継を考える」(6月16日から29日まで)では、専門家と連携したことで、経営についてより実践に即した展示を行うことができました。期間中に事業承継の本10冊、起業・創業の本40冊が貸し出され、市民の興味関心の高さもうかがえました。
     ユニセフ写真展「危機下の子どもたちの平和の詩」(6月1日から19日まで)と展示解説(6月16日)では、ユニセフから展示協力依頼を受け、授業用キット“箱の中の学校”など、見ごたえのある現物をディスプレイしてくださり、世界情勢への関心が高まる中でのタイムリーな展示となりました。年配の方から親子連れまで、幅広い年齢層の来館者が足をとめていました。また、POPをつけて紹介した4タイトル(各10冊から15冊貸出)を含め、関連図書160冊の貸出があり、関心の高さがうかがえました。展示解説については、ウクライナを中心に、子どもたちの置かれた状況やユニセフの支援を分かりやすく説明していただきました。
     昨年に引き続き、「世界アルツハイマー月間」に合わせ、認知症に関する多種のパンフレットを展示し、高齢者支援の施策をPR(9月7日から19日まで)しました。金沢区高齢・障害支援課高齢者支援担当の協力で、図書館所蔵の認知症関連の資料も幅広く集めて展示・貸出しし、パンフレットと合わせて利用の相乗効果を狙いました。昨年の内容に加え、新たに軽度認知障害についてのパネル、大人向けのブックリストを加えました。特に高齢者の関心が高く、配布物をお持ちになる方が多くいました。展示期間が短かったのに対し、本は65冊近く借りられ、高齢者が多い地域としての需要を感じられました。
     横浜市八聖殿郷土資料館と連携した企画展示「金沢区の埋立と海苔の養殖」(11月19日から12月6日まで)を、11月26日の同テーマの講演会と合わせて実施しました。実際に金沢区で使われていた民具には独特の風合いがあり、幅広い年代の方が立ち止まってご覧になっていました。海苔や郷土についての展示資料は約40冊貸出されました。また、講演会に参加した小学校の教職員が、自分のクラスの児童を連れて、展示の見学及び図書館見学のため来館されました。子どもたちの郷土学習の一助となることができました。
  2.  「金沢区読書フェスティバル2022」(10月中旬から12月中旬まで)のチラシを3,500部配布(ホームページにも掲載)し、区内の読書関連施設での特色ある取組を情報発信しました。
  3.  柳町コミュニティハウスが実施した講座「初めての図書修理」(2月15日)の講師を務め、コミュニティハウスに図書修理ボランティアを導入するための支援を行いました。

2 子どもの読書習慣の定着への支援

子どもの読書習慣の定着への支援

取組

  1. 「初めて出会う絵本コーナー」の資料(100冊)、長く読み継がれてきた基本的な絵本と紙芝居(40冊)の拡充
  2. 金沢国際交流ラウンジと連携し、多文化理解を広げる契機として、多文化プログラムの開催

年間振り返り

  1. 「初めて出会う絵本コーナー」(120冊)の配置場所を拡充しました。
    また、長く読み継がれてきた基本的な絵本と紙芝居(61冊)を拡充しました。
  2. 地域ボランティア「みんなのライブラリー」と連携した「いろいろな国のことばでおはなし会」(11月23日)は、「横浜金沢国際交流の会」の協力を得て、移動図書館巡回時に八景西公園で開催しました。

家庭での読書活動の推進

取組

  1. 乳幼児と保護者、小学生等を対象にしたおはなし会(月2回)等の実施
  2. 子育て支援者・保護者向けに、子育て支援拠点等と連携したわらべうた・絵本についての講座を実施(2回)
  3. 福祉保健センターと連携した乳幼児健診会場(4か月児健診で月2回)での読書案内の実施

年間振り返り

  1.  感染症対策を十分にとったうえで、「定例おはなし会」「おひざにだっこのおはなし会」(それぞれ月1回)を4月から継続して実施しました。また、普段は見られない図書館の裏側の見学や仕事体験を通し、図書館をより身近に感じてもらう「夏休みとしょかん探検隊(小学生 1・2年生、3・4年生、5・6年生)」(7月21日・22日・29日)や「中学生・高校生のための夏の図書館ボランティア体験」(7月27日)は新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮しながら募集人数を減らし、実施しました。
     「ペットボトルでソーラーランタン作り 海のプラスチックごみについてのおはなしと工作」(7月28日)では、温暖化対策統括本部の推進するヨコハマ・エコ・スクール(YES)の一環である“図書館deYES”事業として、局事業と連携しつつ夏休みの図書館利用を促しました。
     「こわいおはなし会」(8月19日)は、既存の飛沫防止シートの利用や、カウンター前のスペースを広く取るなど、様々な対策を取り、内容を工夫して実施しました。3年ぶりにボランティアグループ“みどりのたね”と協働で行いました。
  2.  金沢さくら保育園で行った育児講座「親子で楽しむ絵本&ふれあい遊び」(9月15日)では、区の保育所と連携して、乳幼児親子に身近な会場で、絵本とわらべうたを紹介し、図書館の案内をすることで、利用促進につなげました。また、子育てに有用なわらべうたと絵本を紹介することにより、子育て世代の課題解決に役立ててもらうことができました。
     地域子育て支援拠点“とことこ”・能見台地域ケアプラザ主催の「ファーストブックの選び方」(11月4日)では、金沢図書館の司書が講師として絵本の楽しさを伝えました。今後もやってみたいという意見が多く、絵本を子育てに役立てるきっかけを作ることができました。
     金沢区保育ボランティアクラブ研修会「子どもたちと絵本を楽しむ」(2月10日)では、アンケートで、受講者全員に満足と答えていただき、子どもたちと絵本をつなぐ担い手を増やすことができました。
  3.  区福祉保健センターと連携した乳幼児健診会場での読書案内は、本に親しむことの大切さや意義を広く伝える取組として、月1、2回、4か月児健診で行うことができました。

学校教育への協力、学校図書館充実のための支援

取組

  1. 教職員(学校司書を含む)に向けて、レファレンス等の支援の充実(レファレンス件数40件、貸出件数150件)
  2. 学校ボランティア・保護者を対象とした講座及び交流会の開催
  3. 図書館見学や職業体験等の受入れ

年間振り返り

  1.  教職員(学校司書を含む)に向けたレファレンス等の件数は55件・貸出件数は122件となりました。授業に役立つ本の情報提供や日常的な個別相談に応じることができました。
  2.  読書活動を支える学校ボランティアや保護者へのきっかけづくりとスキルアップの一助となる、「読み聞かせ講座」(6月29日)や「図書修理講座」(6月30日)を実施しました。
     また、区内小中学校で読み聞かせボランティアを対象とした「学校図書館ボランティア交流会」(3月2日)を実施し、5校14人の参加がありました。満足度が高く、今後の交流希望もあったため、希望者だけのOG会を4月7日に開催する予定です。
  3. 図書館見学6校、職業体験5校、職業講話1校、高校のインターシップ2校を受け入れました。また、おはなし会のため1校へ訪問しました。感染症の影響はあるものの、学校との連携も戻りつつあります。

ティーンズ世代の読書活動の促進

取組

  1. ティーンズコーナーの活性化を図るため、「中学生によるおすすめ本のPOP展示」の実施

年間振り返り

  1.  「中学生によるおすすめ本のPOP展示」(1月から2月まで)では、区内中学校7校の参加があり、地域の中学生が書いたPOPと本を展示することで、利用者に本の魅力を知ってもらい、図書館の利用につなげることができました。

地域での読書活動への支援

取組

  1. グループ貸出等を通じた読書活動の支援
  2. 子育て支援拠点と連携した絵本の選び方講座や公私合同保育園長会での図書館利用案内などの読書活動支援

年間振り返り

  1.  グループ貸出は29グループに対し、2,187冊を貸出ししました。また、団体貸出は3団体に対し、290冊を貸出ししました。
  2.  金沢さくら保育園で行った育児講座「親子で楽しむ絵本&ふれあい遊び」(9月15日)では、区の保育所と連携して、乳幼児親子に身近な会場で、絵本とわらべうたを紹介し、図書館の案内をすることで、利用促進につなげました。また、子育てに有用なわらべうたと絵本を紹介することにより、子育て世代の課題解決に役立ててもらうことができました。(再掲)
     地域子育て支援拠点“とことこ”・能見台地域ケアプラザ主催の「ファーストブックの選び方」(11月4日)では、金沢図書館の司書が講師として絵本の楽しさを伝えました。今後もやってみたいという意見が多く、絵本を子育てに役立てるきっかけを作ることができました。(再掲)
     金沢区保育ボランティアクラブ研修会「子どもたちと絵本を楽しむ」(2月10日)では、アンケートで、受講者全員に満足と答えていただき、子どもたちと絵本をつなぐ担い手を増やすことができました。(再掲)
     また、公私合同保育園長会では、グループ貸出と団体貸出について情報提供し、今後の連携につなげることができました。

3 蔵書とレファレンスの充実

地域の情報拠点としての蔵書の充実

取組

  1. 文庫本(古典や基本書)の更新(100冊)
  2. 英語多読資料の収集(130冊)
  3. 資格取得、就職支援資料の収集(30冊)
  4. ホームページ等で広報し、寄贈資料等の受入れの推進(3,000冊)
  5. 区内の学校等・施設・企業・団体に対して、刊行物の寄贈の依頼

年間振り返り

  1.  文庫本(古典や基本書)の更新を行いました(146冊)。
     開館40周年を過ぎ、古くなり、利用されていない文庫本を廃棄し、基本書、新訳及び改訳本に留意し、買い替えました。想定よりも多く買い替えることができ、文庫本の棚も拡充し、市民がより利用しやすい図書館になりました。
  2.  英語多読資料を収集しました(144冊)。
  3.  資格取得、就職支援資料を収集しました(42冊)。
  4.  寄贈資料等を受け入れました(3,289冊)。
  5.  区内小中学校長会にて、6月に刊行物の寄贈の依頼を行いました。

4 金沢図書館の独自目標

 

取組

  1. 図書館関係団体・施設との懇談会の開催(3月)
  2. 図書修理・書架整理ボランティアとの交流会の開催(3月)

年間振り返り

  1.  新型コロナウイルス感染症の影響で、図書館関係者(13団体)との金沢図書館懇談会(3月)は中止としました。
  2.  図書修理ボランティア懇談会(3月)では、ボランティア及び職員による懇談を行い、1年間の活動を振り返りました。書架整理ボランティア懇談会は中止し、図書館からは日ごろの感謝をお伝えするとともに、次年度の協力依頼を行いました。

5 総合コメント

令和4年度の成果と課題

 新型コロナウイルス感染症拡大防止に柔軟に対応しながら、図書館運営に取り組んできました。感染予防を徹底し、色々なイベントや企画展示を実施することができました。特に、企画展示では、他局や関係団体と連携し、常に展示が行われており、利用者に様々な情報提供ができたと思います。また、おはなし会は、コロナ禍であっても中止することなく、3密にならないよう工夫し継続実施することができました。
 また、海の公園で実施された金沢まつりいきいきフェスタに、移動図書館「はまかぜ号」の出展(10月15日)を初めて行ったことや平成27年から2大学(横浜市立大学・関東学院大学)及びJAMSTECとの4館合同企画として実施してきた「かなざわ大人のライブラリーツアー」を3年ぶりに実施することができたなど、未曽有の状況下でも、あきらめずに積み重ねてきたことが、成果につながりました。

令和5年度に向けて

 今後、「図書館ビジョン(仮称)」で、図書館のあり方や図書館運営に新たな方向性が示されますが、この3年間、コロナ禍であっても、工夫し、努力してきた取組を継続しながら、新たな図書館を築いていきたいと思います。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局金沢図書館

電話:045-784-5861

電話:045-784-5861

ファクス:045-781-2521

メールアドレス:ky-libkocho10@city.yokohama.jp

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