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令和4年度 旭図書館の目標振り返り

令和4年度、旭図書館は、以下の目標について特に重点的に取り組みました。この目標は「横浜市立図書館運営実行プラン」、各区の「読書活動推進目標」に基づいて策定しています。(令和5年6月)年間振り返りを公表しました。

最終更新日 2023年6月9日

※この目標は、「横浜市立図書館運営実行プラン」から各館で特に重点的に実施する項目を選択し、記載しています。

1 誰もが利用しやすい図書館

図書館のイメージアップと利用促進のための企画・イベント等実施

取組

  1. NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放送に伴い郷土史への関心が高まっています。
    これに応えて旭区ゆかりの武将「畠山重忠」の関連資料の収集・充実を図り、「畠山重忠と鎌倉武士を知る」企画展示・貸出を行います。併せて区と連携してパネル展示を行います。
  2. 中学生・高校生のビブリオバトルを開催します。(7月)
  3. 地元旭区在住のパラスポーツ写真家の講演会と写真展を開催し、障害者スポーツに対する理解を深める取組をします。(11月)
  4. 貸出レシートとして使用したロールペーパーの芯を活用し「図書館でSDGs!工作会」を開催します。(8月)

年間振り返り

  1. 「畠山重忠と鎌倉武士を知る」企画展示・貸出については、重忠関連資料のブックリストの作成、重忠出身地の埼玉県深谷市、鎌倉歴史文化交流館、県立公文書館、金沢区等と連携などにより展示等の充実を図った結果、時宜を得た取組として利用者から好評を得るとともに、郷土史への関心を高めることができました。さらに、ふるさと歴史財団との連携事業で畠山重忠を中心に横浜・中世武士に関する講演会を実施しました(2月)。
  2. 3年ぶりとなったビブリオバトルは、感染症対策を講じ、会場開催としました。熱意のこもった本紹介に会場は大変盛り上がり、参加者からはイベントに参加できる喜びの声をいただくとともに、ティーンズ向けイベント開催の要望を受け、3月にミニビブリオバトルを開催しました。
  3. 地元旭区在住のパラスポーツ写真家である清水一二氏の講演会「知ることが力になる」と写真展を開催しました。パラスポーツ写真家の草分けである講師のお話は参加者から好評を得ました。写真展を含めパラスポーツの理解に寄与できました。
  4. 「図書館でSDGs!工作会」については、小学生が貸出時に使うロール紙の芯を利用して本立てやペンスタンドを楽しく工作しました。

誰もが利用しやすい図書館サービスの充実

取組

  1. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本(3月)、
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座、
    ウ 各施設での司書による読み聞かせボランティア養成講座、
    エ 旭区おはなし会まつり(9月から11月)、
    オ 参加施設の連絡会(9月、2月)等によるネットワークの構築、
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業として、乳幼児期の読書活動を推進していきます。
  2. 乳幼児健診等様々な機会をとらえて、新規登録など図書館利用促進に努めるとともにイベントのPRをしていきます。
  3. ボランティアの方々による旭図書館の屋上庭園「あさひくんの庭」や図書館の周りの花壇やプランターの草花を利用者に楽しんでいただきます。
  4. 図書館の利用者が利用する白根公園駐車場の無料駐車時間の延長(20分→30分)が令和4年度から実現します。今後とも駅から遠い立地の図書館としてより利用しやすい環境を整えていきます。

年間振り返り

  1. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本については、16施設、446冊を配本しました。
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座は、本年度新規事業として9回開催し、参加者、施設担当者から楽しく、ためになったと好評でした。
    ウ 読み聞かせボランティア養成講座は12月に元司書によるフォローアップ講座を1施設で行ないました。
    エ 旭区おはなし会まつりは、14施設において、51回開催と過去最高の回数で実施しました。
    オ 参加施設の連絡会及び読み聞かせボランティア交流会を開催するなど、ネットワークの構築に努めました。
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業とし、乳幼児期の読書活動を推進しました。
  2. 乳幼児健診、学校訪問、図書館見学、日々の窓口対応等様々な機会をとらえて、新規登録など図書館利用促進に努めるとともにイベントのPRをしました。
  3. ボランティアの方々に手入れしていただいている旭図書館の屋上庭園「あさひくんの庭」や図書館の周りの花壇やプランターの草花を利用者に楽しんでいただきました。
  4. 図書館の利用者が利用する白根公園駐車場の無料駐車時間の延長(20分→30分)が令和4年度から実現し、利用者から感謝の言葉をいただきました。

地域と連携した読書活動の推進

取組

  1. 旭図書館のボランティアの方々のご意見を反映した館の運営を行うとともに、年度末に交流会を開催します。(3月)

年間振り返り

  1. 随時、おはなし会の進行や各種ボランティア活動の日程についてなど、ボランティアの方々と意見交換を行い館の運営に反映させてきました。コロナ渦のため、年度末交流会(各種ボランティア合同)は中止しましたが、読み聞かせボランティアの交流会など人数を絞ったかたちでの個別の交流会を行いました。

2 子どもの読書習慣の定着への支援

家庭での読書活動の推進

取組

  1. こどもおはなし会を原則月1回、親子で楽しむおはなし会を原則月3回開催します。
  2. 「あさひ子育て保育園ひろば」に参加し、絵本の読み聞かせと本の展示(100冊)を行います。(10月)
  3. 旭区読み聞かせボランティア交流会を開催し、養成後間もないボランティア同士の交流を図ります。(11月)
  4. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本(3月)、
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座、
    ウ 各施設での司書による読み聞かせボランティア養成講座、
    エ 旭区おはなし会まつり(9月から11月)、
    オ 参加施設の連絡会(9月、2月)等によるネットワークの構築、
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業として、乳幼児期の読書活動を推進していきます。(再掲)

年間振り返り

  1. こどもおはなし会を月1回、親子で楽しむおはなし会を月3回開催しました。
  2. 「あさひ子育て保育園ひろば」は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け動画配信での開催となり、図書館の参加は見送りとなりました。
  3. 旭区読み聞かせボランティア交流会を開催し、養成後間もないボランティア同士の交流を図りました(11月)。
  4. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本については、16施設、446冊を配本しました。
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座は、本年度新規事業として9回開催し、参加者、施設担当者から楽しく、ためになったと好評でした。
    ウ 読み聞かせボランティア養成講座は12月に元司書によるフォローアップ講座を1施設で行ないました。
    エ 旭区おはなし会まつりは、14施設において、51回開催と過去最高の回数で実施しました。
    オ 参加施設の連絡会及び読み聞かせボランティア交流会を開催するなど、ネットワークの構築に努めました。
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業とし、乳幼児期の読書活動を推進しました。(再掲)

学校教育への協力、学校図書館充実のための支援

取組

  1. 司書が区内小学校を訪問し、読み聞かせ活動を行います。
  2. 小学生の図書館見学を受け入れます。
  3. 中学生の職業体験を受け入れます。
  4. 学校図書館の整備相談を随時受け付けます。

年間振り返り

  1. 司書が区内小学校を訪問し、読み聞かせ活動を行いました(26回)。
  2. 小学生の図書館見学を受け入れました(6回221人)。
  3. 中学生の職業体験を受け入れました(2回5人)。
  4. 学校図書館の整備相談を随時受け付けました。

ティーンズ世代の読書活動の促進

取組

  1. 中学生・高校生のビブリオバトルを開催します。(7月)(再掲)

年間振り返り

  1. 3年ぶりとなったビブリオバトルは、感染症対策を講じ、会場開催としました。熱意のこもった本紹介に会場は大変盛り上がり、参加者からはイベントに参加できる喜びの声をいただくとともに、ティーンズ向けイベント開催の要望を受け、3月にミニビブリオバトルを開催しました(再掲)。

地域での読書活動への支援

取組

  1. ボランティアグループとの協働による朗読会、紙芝居の会をそれぞれ年2回開催するとともに、ボランティアとの協働によるおはなし会を毎月4回開催します。
  2. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本(3月)、
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座、
    ウ 各施設での司書による読み聞かせボランティア養成講座、
    エ 旭区おはなし会まつり(9月から11月)、
    オ 参加施設の連絡会(9月、2月)等によるネットワークの構築、
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業として、乳幼児期の読書活動を推進していきます。(再掲)

年間振り返り

  1. ボランティアグループとの協働による朗読会、紙芝居の会をそれぞれ年2回開催するとともに、ボランティアとの協働によるおはなし会を毎月4回開催しました。
  2. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本については、16施設、446冊を配本しました。
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座は、本年度新規事業として9回開催し、参加者、施設担当者から楽しく、ためになったと好評でした。
    ウ 読み聞かせボランティア養成講座は12月に元司書によるフォローアップ講座を1施設で行ないました。
    エ 旭区おはなし会まつりは、14施設において、51回開催と過去最高の回数で実施しました。
    オ 参加施設の連絡会及び読み聞かせボランティア交流会を開催するなど、ネットワークの構築に努めました。
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業とし、乳幼児期の読書活動を推進しました。(再掲)

3 蔵書とレファレンスの充実

地域の情報拠点としての蔵書の充実

取組

  1. 地域情報(学校誌等)を収集します。
  2. NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、旭区ゆかりの武将「畠山重忠」の関連資料の収集・充実を図ります。(再掲)

年間振り返り

  1. 地域情報(学校誌等)を収集しました。
  2. NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、旭区ゆかりの武将「畠山重忠」の関連資料の収集・充実を図るとともに、重忠関連資料のブックリストを作成しました(再掲)。

資料の管理・保存

取組

  1. 旭図書館で図書修理及び書架整理に取り組むボランティアの協力を得て、資料の修理と保存、整理を進めます。

年間振り返り

  1. 旭図書館で図書修理及び書架整理に取り組むボランティアの協力を得て、資料の修理と保存、整理を進めています。今年度は新たに4名のボランティアが加わり、ベテランのボランティアから技術が継承されています。また、昨年度に比べ修理冊数が826冊から980冊に増加しました。

レファレンスの充実

取組

  1. 新規登録の際や貸出時などに、資料探索のニーズを汲み取り、レファレンスサービス提供に結び付けます。職員間でレファレンス事例に関する情報共有を図り、利用者が求める資料・サービスを、的確かつ迅速に提供できるようにします。

年間振り返り

  1. 職員間で事例の共有を行いました。システムでのレファレンス記録の取り方についても、無駄なく有効に事例の蓄積ができるよう努めました。

資料の活用と情報発信

取組

  1. 月ごとに児童、成人それぞれ図書のテーマ展示を行い利用者に情報を発信していきます。

年間振り返り

  1. 月ごとに児童は「乗り物」や「宮沢賢治の本」、成人は「環境問題」や「認知症」など、それぞれ図書のテーマ展示を行い利用者に情報を発信しました。

4 旭図書館の独自目標

 

取組

  1. 中学生・高校生のビブリオバトルを開催します。(7月)(再掲)
  2. 旭図書館のボランティアの方々のご意見を反映した館の運営を行うとともに、年度末に交流会を開催します。(3月)(再掲)
  3. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本(3月)、
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座、
    ウ 各施設での司書による読み聞かせボランティア養成講座、
    エ 旭区おはなし会まつり(9月から11月)、
    オ 参加施設の連絡会(9月、2月)等によるネットワークの構築
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業として、乳幼児期の読書活動を推進していきます。(再掲)

年間振り返り

  1. 3年ぶりとなったビブリオバトルは、感染症対策を講じ、会場開催としました。熱意のこもった本紹介に会場は大変盛り上がり、参加者からはイベントに参加できる喜びの声をいただくとともに、ティーンズ向けイベント開催の要望を受け、3月にミニビブリオバトルを開催しました。(再掲)
  2. 随時、おはなし会の進行や各種ボランティア活動の日程についてなど、ボランティアの方々と意見交換を行い館の運営に反映させてきました。コロナ渦のため、年度末交流会(各種ボランティア合同)は中止しましたが、読み聞かせボランティアの交流会など人数を絞ったかたちでの個別の交流会を行いました。(再掲)
  3. ア 区内の子育て支援施設への絵本の配本については、16施設、446冊を配本しました。
    イ 各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座は、本年度新規事業として9回開催し、参加者、施設担当者から楽しく、ためになったと好評でした。
    ウ 読み聞かせボランティア養成講座は12月に元司書によるフォローアップ講座を1施設で行ないました。
    エ 旭区おはなし会まつりは、14施設において、51回開催と過去最高の回数で実施しました。
    オ 参加施設の連絡会及び読み聞かせボランティア交流会を開催するなど、ネットワークの構築に努めました。
    これらの5本柱からなる「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」を当館の重点事業とし、乳幼児期の読書活動を推進しました。(再掲)

5 総合コメント

令和4年度の成果と課題

 コロナ禍3年目での館運営となりましたが、利用者の皆様のご協力もあり、概ね円滑な館運営ができました。3年ぶりとなったビブリオバトルは、感染症対策を講じ、会場開催としました。熱意のこもった本紹介に会場は大変盛り上がり、参加者からはイベントに参加できる喜びの声をいただきました。
 当館の重点事業である「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」では、絵本を配本した地区センター、地域ケアプラザ等、地域の読書関連施設でのボランティアによる読み聞かせ活動が着実に広がり、令和4年度末で20を超える施設でおはなし会が行われました。今後、乳幼児だけでなく大人向けの朗読会・おはなし会等、同様の展開を計画しています。
 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、旭区ゆかりの武将「畠山重忠」について関連資料の収集・充実ブックリストの作成、企画展示、講演会等積極的に取り組んだ結果、時宜を得た取組として利用者から好評を得るとともに、郷土史への関心を高めることができました。

令和5年度に向けて

 コロナ対応の新たなステージにはいり、基本的な感染対策は引き続き講じつつ、対面でのイベントなどをより積極的に展開していきます。
 地域の読書関連施設でのボランティアによる読み聞かせ活動については、従来の乳幼児向けと併せ、新規に大人向けの朗読会・おはなし会の実施に向けて、ボランティア養成等に取り組んでいきます。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局旭図書館

電話:045-953-1166

電話:045-953-1166

ファクス:045-953-1179

メールアドレス:ky-libkocho08@city.yokohama.jp

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