ここから本文です。

令和2年度 戸塚図書館の目標振り返り

 この目標の〔取組〕は令和2年度当初に策定したものです。 新型コロナウイルス感染症の影響により、予定していた取組の変更・中止などがありましたが、新しい生活様式を取り入れつつ、柔軟に取り組みました。各取組の〔成果と課題〕を振り返り、巻末の「総合コメント」で全体を総括しています。

最終更新日 2021年6月8日

1 誰もが利用しやすい図書館

図書館のイメージアップと利用促進のための企画・イベント等実施

取組

  1. 図書館を利用したことがない市民に向けて、他部局と連携して行うイベントを介して図書館の利用案内を実施(年5回 6月、7月、8月、10月、11月)
  2. 図書館の役割や仕事内容を知ってもらい、利用促進するための「おとなのための図書館の仕事体験」を実施(年2回 10月)
  3. 雑誌スポンサー事業を区内事業所に周知(年1回 4月)
  4. 広報よこはま戸塚区版「ブックタイム」での戸塚図書館所蔵本の紹介(毎月)
  5. 地元のラジオ局であるエフエム戸塚「とつか区役所通信」での情報発信(年1回 10月)

成果と課題

  1. 新型コロナウイルス感染症の影響で、上半期に計画したイベントは実施できなかったが、11月に区役所福祉保健課と連携して行った「おいしいおはなし会」や、区役所高齢・障害支援課と連携して行った「認知症予防講演会」でのブックリストの配付や関連本の展示、10月に南戸塚地域ケアプラザで行った「介護者のつどい」での認知症や介護に関する本の紹介などで図書館の利用促進につなげることができました。
  2. 感染防止対策をとることが難しいため中止しました。
  3. 区内企業や事業所に出向くことが難しかったため中止しました。
  4. 一般書、児童書と各月ごとに季節感や区の事業などと関連させて司書がおすすめの本を紹介することで図書の貸出、利用促進につなげることができました。
  5. 10月に読書活動推進月間の取組についてラジオを通して情報発信することで、月間イベントの周知を図ることができました。

誰もが利用しやすい図書館サービスの充実

取組

  1. 感染症対策として図書館の換気を十分に行うなど、利用者が安心して利用できるような環境づくりの実施 (通年)
  2. 図書館運営やサービス向上に向けて意見交換するための利用者懇談会を開催(年2回 5月、1月)
  3. 「利用者の声」に寄せられた市民の意見を館内で公表し、図書館サービスや運営に活用(通年)
  4. 障害の有無や年齢に関わらず誰もが読書に親しめるよう、図書館で提供しているサービスの情報をまとめたホームページを作成(年1回 12月)
  5. 利用者の安全・安心のため、緊急時等の対応について全職員で情報共有(通年)

成果と課題

  1. 感染症対策として、図書館の換気や機器等の消毒、館内が密にならないような様々な対策を講じました。(5 施設等の感染症対策に記述)
  2. 利用者懇談会を2回開催し、新型コロナウイルス感染防止対策を講じながらの図書館のさまざまな取組について紹介し、「コロナの影響を鑑みながら、オンラインでの取組や読み聞かせなど実際に触れ合う空気感のよさも大切にして両者を上手く組み合わせ、方法を工夫しながら利用者のニーズをとらえた情報発信を積極的に行ってほしい」など貴重なご意見をいただきました。
  3. 臨時休館の期間もあったことで「利用者の声」への投函は比較的少ない状況でした。手洗いの徹底や本の除菌などコロナの感染防止に関わるご意見が多かったですが、注意喚起の掲示などできることはすぐに行いました。
  4. ホームページに盛り込む内容については作成済みですが、見せ方について工夫が必要であるため現在、外部の関係者のご意見をいただくことを検討中で、今年度中の完成は難しく来年度に持ち越す予定です。
  5. 緊急地震速報対応訓練を全職員で行い、避難誘導ルートや避難場所等の確認を行いました。

人材育成の推進

取組

  1. 職員や会計年度任用職員一人一人のキャリアステージに応じ、知識やスキルをレベルアップするためのOJTと研修への参加(通年)

成果と課題

  1. 新型コロナウイルスの影響で集合研修からeラーニング研修に切り替わり、自宅勤務の折にキャリアステージに応じた専門研修などを積極的に受講しました。また、人権啓発職場研修では、戸塚小学校の校長先生に「コロナ禍における学校生活と児童の日常生活」と題し、人権の視点を盛り込んだお話をしていただき、充実した研修を行うことができました。

地域と連携した読書活動の推進

取組

  1. 「第二次横浜市民読書活動推進計画」策定に伴い、「第二次戸塚区読書活動推進目標」の策定と周知(年1回 11月)
  2. 区役所と連携し、読書活動推進月間において読書講演会、読書活動パネル展を開催(年1回 11月)
  3. 区役所と連携し、区内で行われる読書活動推進月間を中心とした読書活動の取組について、学校・区役所・図書館が意見交換する読書活動推進連絡会を開催(年3回 5月、9月、3月)
  4. 区役所と連携し、区内の区民利用施設等と読書に関する情報提供や意見交換をする読書活動推進懇談会を開催(年1回 7月)
  5. 区民利用施設など読書活動拠点の本に関わるイベントの一括広報(年1回 11月)
  6. 戸塚図書館おはなしボランティア交流会を開催(年1回 12月)
  7. 区役所(高齢・障害支援課)と連携した認知症予防講演会でのブックリストの配布と関連展示の開催、及び地域ケアプラザでの認知症介護者向け本の紹介(年2回 7月、10月)
  8. 団体貸出、グループ貸出の利用促進のための周知(通年)

成果と課題

  1. 第二次戸塚区読書活動推進目標の策定に向けて、8月に区民意見募集を実施し、31通83件の意見等をいただきました。それらを参考に、10月に第二次戸塚区読書活動推進目標を策定し公表しました。
  2. 読書講演会は令和3年度に延期し、代替として、「とつか読書チャンネル」を開設し図書修理に関する動画を3本制作・配信しました。読書活動パネル展は中止しました。
  3. 読書活動推進連絡会は3回とも、一部書面での開催としました。委員である小・中・高・特別支援学校の校長には訪問して内容説明を行い、主に第二次戸塚区読書活動推進目標や読書活動推進月間の取組、来年度の向けての取組についてご意見をいただきました。
  4. 7月に書面開催し、第二次戸塚区読書活動推進目標素案について、意見等をいただきました。
  5. 11月に区役所のホームページで、区役所・図書館、区内区民利用施設での読書活動推進月間の取組を「ホントノキズナ」として発信するとともに、Twitterでの発信も行いました。
  6. 12月に懇談会を開催し、戸塚図書館で活動していただいている8グループが集まり、図書館からの新刊本や感染防止対策を講じてのおはなし会のやり方などの情報提供をするとともに、コロナ禍での各グループの活動状況などを情報交換し各グループの今後の活動の参考にすることができました。
  7. 11月に区役所(高齢・障害支援課)と連携した認知症予防講演会でのブックリストの配布と関連展示の開催、及び10月に南戸塚地域ケアプラザでの「介護者のつどい」で、認知症や介護に関する本の紹介を行いました。
  8. 出向いて周知する機会が難しく、今年度は実施できませんでした。

2 子どもの読書習慣の定着への支援

子どもの読書習慣の定着への支援

取組

  1. 保育士等を対象とした研修会を開催(年1回 5月)
  2. 幼稚園、保育所向けプログラムの周知(年1回 5月)

成果と課題

  1. 保育士向け研修会は、今年度は開催できませんでした。
  2. プログラムの内容が、司書が出向いて行うものが多いため、今年度は周知を見合わせました。

家庭での読書活動の推進

取組

  1. 区役所(こども家庭支援課)と連携し、乳幼児健診での保護者への啓発の取組を実施(4か月児健診毎月2回、1歳6か月児健診、3歳健診は毎月1回ずつ)
  2. 区役所(福祉保健課)と連携した食育おはなし会の開催(年2回 6月、11月)
  3. 司書による「おはなし会」を開催(「ちっちゃなおはなし会」(1~3歳児の親子向けおはなし会)、「定例おはなし会」(4歳~小学校低学年の児童向けおはなし会)毎月1回ずつ)
  4. ボランティアと協力して「おはなし会」を開催(「土曜ニコニコおはなし会」月1回、「夏休みドキドキおはなし会」8月に6回、「こども読書の日わくわくおはなし会」4月に3回、「読書の日キラキラおはなし会」11月に3回」)
  5. 区役所と連携し、とことこフェスタ(絵本の展示とおはなし会)への参加(年1回 8月)

成果と課題

  1. 4か月児健診の待ち時間を活用して司書が行う保護者への啓発は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりました。また、読み聞かせボランティアが行う1歳6か月、3歳児健診でのおはなし会も中止になりました。
  2. 6月はコロナの影響で中止になりましたが、11月に「おいしいおはなし会」を実施しました。16名の親子の参加があり、食べ物に関連した司書の読み聞かせの後、栄養士による食べ物の話、歯科衛生士による歯磨きの話があり親子で楽しく聞いている様子が見られました。(感染防止対策を取った上で実施)
  3. 司書による「ちっちゃなおはなし会」は、事前申込制にして8月から開催しました。定員を上回る応募があり、1回の人数を少なくして2回開催に変更し実施しました。毎回定員に達する参加があり親子でわらべうたや絵本を楽しむ様子が見られました。また、「定例おはなし会」については、会場等の確保や事前申込制になることから、方法を見直し今年度は、夏と冬に特別おはなし会を行いました。8月に開催した「ちょっとこわいおはなし会」は、定員を超える応募があり、参加した子どもたちも楽しんでいました。12月には神奈川区民文化センターと連携し、閉館後に「テアトル図書館」を実施しました。26人の親子が参加し、本に囲まれたスペースで参加型の演劇と音楽の実演を楽しみました。(感染防止対策を取った上で実施)
  4. ボランティアと協力して行う「おはなし会」は、上半期の開催は難しく、11月に「読書の日キラキラおはなし会」を、事前申込制にして地区センターの会議室を借りて実施しました。読み聞かせボランティア4グループが実演し、延べ60人の参加がありました。(感染防止対策を取った上で実施)
  5. 8月の「とことこフェスタ」(絵本の展示とおはなし会)は中止になり、その代替として、「とつかおやこフェスタ0nline」に参加し、年齢に応じた絵本の選び方を伝える「おうちでいっしょに絵本を楽しもう」の動画を作制し配信しました。(方法を変更して実施)

学校教育への協力、学校図書館充実のための支援

取組

  1. 学校司書研修への支援(年1回 6月)
  2. 学校からの要請による図書館見学などを実施(通年)
  3. 学校司書をはじめとする教職員の支援のための教職員向け貸出やレファレンスを実施(通年)
  4. 学校向けプログラムの周知(通年)
  5. 学校からの要請によるブックトークや学校図書館整備などアウトリーチの取組を実施(通年)

成果と課題

  1. 学校司書研修は中止になりました。
  2. 小学校の図書館見学や中学校の職業体験等の要請はありませんでした。
  3. 教職員支援のための教職員向け貸出は129件、レファレンスは83件(2月末)実施しました。
  4. 小学校については、6月に戸塚区の小学校図書館研究会を通じて配付しました。
  5. 上半期は学校からの要請はありませんでしたが、下半期に2件依頼があり、4年生の児童向けにブックトークと図書委員会の児童向けに読み聞かせの講座を行いました。学校からの要請では学校司書との連携が課題です。

ティーンズ世代の読書活動の促進

取組

  1. 中学生の職業体験や高校生のインターンシップの受入時に、ビブリオバトルやPOPづくりを実施(年9回 7月、9月、10月、11月、1月)
  2. ビブリオバトルで使用した本の紹介(年8回)
  3. ティーンズ世代に関心のあるテーマの資料の収集(通年)

成果と課題

  1. 中学生の職業体験や高校生のインターンシップの依頼は全てキャンセルとなりました。
  2. 職業体験のプログラムの中でビブリオバトルを行っていたため実施できませんでした。
  3. ティーンズ世代に関心のある進路や生き方などに関する資料やお薦めしたい小説などを収集しました。

地域での読書活動への支援

取組

  1. 読み聞かせボランティアの育成・支援のためのステップアップ講座を開催(年2回 11月)
  2. 地区センターと連携し、子ども向け事業を実施(年2回 8月、12月)
  3. 戸塚ポンプ場(環境創造局栄第二水再生センター)と連携し、小学生向け事業を実施(年1回 7月)
  4. 「さくらプラザ(戸塚区民文化センター)」と連携し、絵本『ともだちや』シリーズの人気投票とおはなし会を開催(年1回 4~5月)

成果と課題

  1. 11月に読み聞かせボランティア向けステップアップ講座「ようこそ紙芝居の世界へ 野坂悦子さんの紙芝居講座~」を実施しました。当初、講義と実技の2日間を計画していましたが、新型コロナウイルスの影響で講義だけとし、なるべく多くの方に参加いただくために同じ講義を午前午後2回行いました。延べ33人の参加があり、「紙芝居の魅力や演じ方などが聞けてとても参考になった」など大変好評でした。
  2. 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
  3. 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
  4. 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。

3 蔵書とレファレンスの充実

地域の情報拠点としての蔵書の充実

取組

  1. 区政方針の一つである区民の教養と文化生活の充実を支えるため古典やロングセラー図書の買替・補充(50冊)
  2. 高齢者の関心の高い医療及び健康づくりに関する資料の収集(50冊)
  3. 地域での読書活動を支援するための読み聞かせに向く絵本や紙芝居等の買替・補充(150冊)
  4. 調べ物に向く新しい情報が掲載された児童書の収集(200冊)
  5. 寄贈の受入と郷土に関する資料の収集(2,000冊)
  6. ふるさと納税による大型絵本の受入と活用(8冊)

成果と課題

  1. 長く読み継がれている古典やロングセラーの文庫本の買替・補充を行いました。また、収集した資料を中心に1月に「今年こそ挑戦!名著・古典」と題し、館内で展示を行ったところ、多く利用されました。 (71冊)
  2. 認知症に関する資料を中心に、医療・健康づくりの本を収集しました。今後も高齢者の関心が高いテーマの資料を収集していきます。(53冊)
  3. ボランティア向けステップアップ講座の開催に伴い、古くなった紙芝居の買い替えや、講師作成のリストを元に買い足しを行いました。また、読み聞かせ絵本コーナーの絵本も補充し、読書ボランティアに活用されています。(150冊)
  4. 新しく採択された小学校の教科書に掲載されている本を中心に購入し、教職員向け貸出によって学校での調べ学習等に役立ててもらいました。(206冊)
  5. 利用の見込める新刊本や文庫本を中心に受け入れしました。今後も戸塚区内の資料にも留意しながら受入を進めていきます。(2,332冊)
  6. 学校や地域等で読み聞かせに使われる大型絵本を受入れ、おはなし会等で活用されています。(8冊)

レファレンスの充実

取組

市民の課題解決を支援するための、専用窓口でのレファレンスを実施(通年)

成果と課題

  1. 臨時休館期間もありましたが、再開後多くのレファレンスがあり、1,472件(2月末)実施しました。

資料の活用と情報発信

取組

  1. 身近な生活や社会の話題などに応じた一般書と児童書の展示(毎月)
  2. 戸塚区ホームページ、図書館ホームページ、広報よこはま戸塚区版等での情報発信(通年)
  3. 区役所や他局等と連携したテーマ展示を実施(年9回)

成果と課題

  1. 臨時休館の期間を除いて、一般書では「新しいことを始めてみよう」「家の中で楽しもう」「本で観る芸術」「図書館動物園」「音を楽しもう」など、児童書では「ヘンテコ本大集合」「身近な不思議を見つけよう」「空を見上げて」「本で世界を旅しよう」などの展示を行いました。
  2. 広報よこはま戸塚区版「ブックタイム~暮らしの中に本のひととき~」に季節感や区の取組などと関連した一般書、児童書を取り上げ紹介しました。図書館ホームページも最新の情報が伝わるように頻繁に更新しました。
  3. 4月~5月に予定していたテーマ展示は、臨時休館のため、中止になりました。9月に区役所と連携した「自殺予防啓発パネル展」、「認知症を知るパネル展」、市民局と連携した「性的少数者を知るパネル展」、環境創造局と連携した「二十四節気パネル展」を実施しました。

4 戸塚図書館の独自目標

取組

  1. 円滑な図書館運営のため、司書補助業務委託事業者と定例会等での情報共有(通年)
  2. 0歳からの読書活動推進事業の一環として、区民利用施設等で「0歳から絵本に親しむ講座」を開催(年3回 5月、9月、12月)
  3. いじめ、児童虐待、犯罪防止、貧困等をテーマにした資料の収集と、区役所、学校と連携した資料の周知・活用(通年)

成果と課題

  1. 新型コロナウイルス感染拡大防止対策を含め、円滑な図書館運営を図るために司書と司書補助業務委託事業者との連絡会を週1回、中央図書館を交えた定例会を月1回実施しました。
  2. 新型コロナウイルスの影響で5月の講座は延期に、9月の講座は名瀬地域ケアプラザで赤ちゃんサロンに参加している乳幼児とその保護者を対象に実施しました。3月に踊場地区センターで実施予定です。また、区役所と連携し0歳の赤ちゃんとその保護者が身近な場所で本に親しめるように区内29施設に「はじめて出会う絵本コーナー」を設置し、その施設で司書が講師となり「0歳からの絵本に親しむ講座」を開催する「0歳からの読書活動推進ネットワークプロジェクト」を立ち上げ環境整備を進めました。「はじめて出会う絵本コーナー」紹介動画やポスターも作成し、今後、周知に活用していきます。
  3. いじめ、児童虐待、犯罪防止、貧困等をテーマにした資料を新たに50冊収集しました。それを活用した展示を、こども家庭支援課と連携して11月の児童虐待防止月間、人権教育児童生徒課と連携して12月のいじめ防止啓発月間に行いました。「SOSの本」のセット貸出については作成済みで、来年度運用を開始する予定です。

5 施設等の感染症対策

  1. カウンターに飛沫感染防止のシートを取り付け、閲覧席は密にならないよう間隔を空け飛沫防止のパネルを設置しました。
  2. 図書館カードの受け渡しも直接手が触れないようビニールケースを作成し、そこに図書館カードを挿せるようにしました。
  3. カウンターに間隔をとって並ぶことができるよう床にマークを付け、記載台、お荷物整理台もエントランスに出し館内が密にならないようにしました。
  4. 窓や入口のドアなど換気にも気を付け、手指の消毒やマスク着用の協力を呼びかける館内放送も定期的に行っています。
  5. カウンターや検索機など機器の消毒も定期的に行うとともに、LINEコロナお知らせシステムに登録の上、館内で周知し、感染防止対策取組書を掲出しています。

総合コメント

新型コロナウイルス感染症の影響で予定していた取組の変更・中止などが多々ありましたが、逆にこのような状況下でできることを柔軟に考え、区役所と連携して、10月に策定した第二次戸塚区読書活動推進目標に沿って読書活動を推進することができました。
特に、広報面ではホームページやTwitterの活用に加えて「とつか読書チャンネル」を開設することで、区民や活動ボランティアの方々の利便性を高めることができました。今後も、引き続き、区民や活動ボランティアのニーズをとらえたコンテンツを工夫し発信していきます。
また、0歳からの読書活動推進事業においても、「0歳からの読書活動推進ネットワークプロジェクト」を立ち上げ、区内29施設に「はじめて出会う絵本コーナー」を設置し、0歳児と保護者が身近な施設で絵本を介して親子のコミュニケーションを楽しめる機会を提供することができました。「はじめて出会う絵本コーナー」の紹介動画も制作し「とつか読書チャンネル」にアップしました。今後は、コーナーの活用に向けて、さまざまな機会をとらえて周知を図っていくとともに、設置施設で司書による「0歳からの絵本に親しむ講座」も順次展開していきます。
資料収集については、特に認知症関連資料や「こどもSOSの本」などの資料を中心に収集し、区役所と連携したテーマ展示やブックリストの配付などを行うことで、内容が難し目の資料が借りられるなど新たな利用に結び付き、図書館の利用促進につなげることができました。
今後も、区役所をはじめさまざまな関係機関との連携・協働を視野に入れ、区の読書活動推進目標に即した地域性を活かした読書活動の取組を進めるとともに、地域の情報拠点としての図書館の機能を発揮できるような取組も工夫していきます。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局中央図書館企画運営課

電話:045-262-7334

電話:045-262-7334

ファクス:045-262-0052

メールアドレス:ky-libkocho-k@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:270-988-201

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • SmartNews