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令和3年度 旭図書館の目標振り返り

令和3年度、旭図書館は、以下の目標について特に重点的に取り組みました。この目標は「横浜市立図書館運営実行プラン」、各区の「読書活動推進目標」に基づいて策定しています。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部予定していた取組の変更・中止などがありましたが、新しい生活様式を取り入れつつ、柔軟に取り組みました。

最終更新日 2022年5月27日

1 誰もが利用しやすい図書館

図書館のイメージアップと利用促進のための企画・イベント等実施

取組

  1. 横浜市立図書館100周年、旭図書館35周年を記念して、鼎談「青崎有吾・大崎梢・森谷明子 図書館を語りつくす!」を開催します。(2月)
  2. 障害者の社会参加等をテーマに環境哲学者・最首悟氏の講演会を開催します。同氏は県立津久井やまゆり園障害者殺傷事件の裁判に関心をよせ、被告の訪問論考の発表をしてきました。(9月)
  3. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会をオンラインで開催します。(11月)
  4. 企画事業「図書館を寄席に」を開催します。(9月)

成果と課題

  1. 横浜市立図書館100周年、旭図書館35周年を記念しての鼎談「小説家たち、 図書館を語りつくす!」は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためZoomによるリモート開催(2月26日)するとともに、3月11日から横浜市公式YouTubeでアーカイブ配信しています。
  2. 環境哲学者・最首悟氏の講演会(9月)は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため会場開催を取りやめ、県立津久井やまゆり園障害者殺傷事件をふまえ障害の有無によって命の重さは変わらないことをテーマとした講演の録画を横浜市公式YouTubeで配信(11月から12月)しました。
  3. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会(11月)は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を中止しました。
  4. 企画事業「図書館を寄席に」(9月)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催を1月に延期しましたが再度の感染拡大により中止しました。

誰もが利用しやすい図書館サービスの充実

取組

  1. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成・スキルアップするため「わらべうたと絵本の会」を開催します。(10月)
  2. 前年度、区内の子育て支援施設に図書館司書が選んだ絵本を提供しました。引き続き、それらの施設での読み聞かせ活動を支援していきます。
  3. 乳幼児健診等さまざまな機会をとらえて、新規登録など図書館利用促進に努めるとともにイベントのPRをしていきます。
  4. 旭図書館の屋上庭園「あさひくんの庭」を春と秋に開放し、ボランティアの活動による園芸の成果を利用者に楽しんでいただきます。(4月、11月)

成果と課題

  1. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成し、活動中のボランティアのスキルアップするための「わらべうたと絵本の会」(10月から11月)は、定員の倍以上の参加申し込みがあり、受講者14名で開催しました。受講者の多くは今後ボランティアとして活動します。
  2. 今年度は、当該事業を「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」として再構築、(1)区内の子育て支援施設への絵本の配本(19施設863冊)、(2)司書が出張しての読み聞かせボランティア養成(2か所17人)、(3)施設へのボランティア養成講座卒業生の斡旋(2か所7人)、参加施設の連絡会(2月)等によるネットワークの構築などの組み合わせによる事業としてスタートアップしました。次年度はさらに(4)各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座と(5)旭区おはなし会まつりも実施し事業を充実・拡大していきます。
  3. 乳幼児健診等さまざまな機会をとらえて、新規登録など図書館利用促進に努めるとともにイベントのPRをしました。
  4. 旭図書館の屋上庭園「あさひくんの庭」を開放し(4月)、ボランティアの活動による園芸の成果を利用者に楽しんでいただきました。

地域と連携した読書活動の推進

取組

  1. 区内で活動する読書活動推進団体と連携し、さまざまな区民参加のイベントにおいて、本の展示や紹介文作成などで参加し開催を支援します。
  2. 旭図書館のボランティアの方々のご意見を反映した館の運営を行うとともに、年1回の全体交流会を開催します。(3月)

成果と課題

  1. 新型コロナウイルス感染症の影響により、区内の読書活動推進団体の活動は低調でしたが、11月開催のあさひブックデイに館長も参加するなど活動を支援しています。
  2. 旭図書館のボランティアの方々の活動は、感染症対策をとりながらほぼ平常通り実施していただいています。引き続きご意見を反映した館の運営を行っていきますが、全体交流会(3月)は中止しました。

2 子どもの読書習慣の定着への支援

家庭での読書活動の推進

取組

  1. こどもおはなし会を原則月1回、親子で楽しむおはなし会を原則月3回開催します。
  2. 「旭子育て保育園ひろば」に参加し、絵本の読み聞かせと本の展示を行います。
  3. 区内の市民利用施設と合同で、「旭区おはなし会まつり」を開催します。(9~11月)
  4. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成・スキルアップするため「わらべうたと絵本の会」を開催します。(10月)(再掲)
  5. 前年度、区内の子育て支援施設に図書館司書が選んだ絵本を提供しました。引き続き、それらの施設での読み聞かせ活動を支援していきます。(再掲)

成果と課題

  1. こどもおはなし会を原則月1回、親子で楽しむおはなし会を原則月3回開催していますが、9月は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け中止し、10月から再開しました。ただし10月及び2月から3月は「いちばんちいさなおはなし会」(子どもと保護者1組で行なう当日申し込みのおはなし会)を職員のみで実施しました。
  2. 「旭子育て保育園ひろば」に参加しての絵本の読み聞かせと本の展示は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。
  3. 区内の市民利用施設と合同で、「旭区おはなし会まつり」(9月から11月)は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け中止となりました。
  4. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成し、活動中のボランティアのスキルアップするための「わらべうたと絵本の会」(10月から11月)は、定員の倍以上の参加申し込みがあり、受講者14名で開催しました。受講者の多くは今後ボランティアとして活動します。(再掲)
  5. 今年度は、当該事業を「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」として再構築、(1)区内の子育て支援施設への絵本の配本(19施設863冊)、(2)司書が出張しての読み聞かせボランティア養成(2か所17人)、(3)施設へのボランティア養成講座卒業生の斡旋(2か所7人)、参加施設の連絡会(2月)等によるネットワークの構築などの組み合わせによる事業としてスタートアップしました。次年度はさらに(4)各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座と(5)旭区おはなし会まつりも実施し事業を充実・拡大していきます。(再掲)

学校教育への協力、学校図書館充実のための支援

取組

  1. 司書が区内小学校を訪問し、読み聞かせ活動を行います。
  2. 小学生の図書館見学を受け入れます。
  3. 区内中学生の職業体験を受け入れます。
  4. 学校図書館の整備相談を随時受け付けます。

成果と課題

  1. 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日程の先送りなどしながらできる範囲で、司書が区内小学校を訪問し、読み聞かせ活動を28回行ないました。
  2. 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、図書館見学に来館できない小学校に出張図書館ガイダンスを28回行いました。
  3. 区内中学生の職業体験を受け入れました。(計3名)
  4. 学校図書館の整備相談を随時受け付け対応しました。
  5. 区外の高校2校と大学から実習生を受け入れました。(計4名)

ティーンズ世代の読書活動の促進

取組

  1. 文庫本コーナーを新設するなどティーンズコーナーを充実します。(6月)
  2. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会をオンラインで開催します。(11月)(再掲)

成果と課題

  1. 新書本コーナーを新設し、書架を整理することでティーンズコーナーの資料数を増やしました。
  2. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会(11月)は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を中止しました。(再掲)

地域での読書活動への支援

取組

  1. ボランティアグループとの協働による朗読会、紙芝居の会をそれぞれ年2回開催するとともに、ボランティアとの協働によるおはなし会を毎月開催します。
  2. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成・スキルアップするため「わらべうたと絵本の会」を開催します。(10月)(再掲)
  3. 前年度、区内の子育て支援施設に図書館司書が選んだ絵本を提供しました。引き続き、それらの施設での読み聞かせ活動を支援していきます。(再掲)

成果と課題

  1. 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ボランティアグループとの協働による朗読会は中止となりましたが、紙芝居の会は4月、11月に開催しました。ボランティアとの協働によるおはなし会は新型コロナウイルス感染症拡大を受け9・10月及び2・3月は休止しましたが、休止期間は代替として「いちばんちいさなおはなし会」(子どもと保護者1組で行なう当日申し込みのおはなし会)を職員により実施しました。
  2. 読み聞かせ活動を担うボランティアを養成し、活動中のボランティアのスキルアップするための「わらべうたと絵本の会」(10月から11月)は、定員の倍以上の参加申し込みがあり、受講者14名で開催しました。受講者の多くは今後ボランティアとして活動します。
  3. 今年度は、当該事業を「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」として再構築、(1)区内の子育て支援施設への絵本の配本(19施設863冊)、(2)司書が出張しての読み聞かせボランティア養成(2か所17人)、(3)施設へのボランティア養成講座卒業生の斡旋(2か所7人)、参加施設の連絡会(2月)等によるネットワークの構築などの組み合わせによる事業としてスタートアップしました。次年度はさらに(4)各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座と(5)旭区おはなし会まつりも実施し事業を充実・拡大していきます。(再掲)

3 蔵書とレファレンスの充実

地域の情報拠点としての蔵書の充実

取組

  1. 地域情報(学校誌等)を収集します。
  2. 令和4年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、旭区ゆかりの武将「畠山重忠」についての資料をまとめたコーナーを整理・充実します。

成果と課題

  1. 今年度はコロナ渦の学校等状況を踏まえ地域情報(学校誌等)の収集を見送りました。
  2. 令和4年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、旭区ゆかりの武将「畠山重忠」の関連図書・資料を収集・充実を図るとともに、区との連携によるパネル展示と合わせ。「畠山重忠と鎌倉武士を知るコーナー」を設置し(12月)、利用者から好評を得ています。

資料の管理・保存

取組

  1. 旭図書館で図書修理及び書架整理に取り組むボランティアの協力を得て、資料の修理と保存、整理を進めます。

成果と課題

  1. 旭図書館で図書修理及び書架整理に取り組むボランティアの協力を得て、資料の修理と保存、整理を進めました。

レファレンスの充実

取組

  1. 新規登録の際や貸出時などに、資料探索のニーズを汲み取り、レファレンスサービス提供に結び付けます。職員間でレファレンス事例に関する情報共有を図り、利用者が求める資料・サービスを、的確かつ迅速に提供できるようにします。

成果と課題

  1. 新規登録の際や貸出時などに、資料探索のニーズを汲み取り、レファレンスサービス提供に結び付けるとともに、職員間でレファレンス事例に関する情報共有を図り、利用者が求める資料・サービスを、的確かつ迅速に提供できるよう努めました。

資料の活用と情報発信

取組

  1. 県立津久井やまゆり園障害者殺傷事件の裁判を追う環境哲学者最首悟氏の講演会開催に合わせ、障害者の社会参加に関する図書の展示、図書リストの作成・配布を行います。(9月)(再掲)

成果と課題

  1. 環境哲学者・最首悟氏の講演会(9月)は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け会場開催を取りやめ、県立津久井やまゆり園障害者殺傷事件をふまえ障害の有無によって命の重さは変わらないことをテーマとした講演の録画を横浜市公式YouTubeで配信(11月から12月)しました。(再掲)

4 旭図書館の独自目標

取組

  1. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会をオンラインで開催します。(11月)(再掲)
  2. 区内で活動する読書活動推進団体と連携し、さまざまな区民参加のイベントにおいて本の展示や紹介文作成など開催を支援します。(再掲)
  3. 旭図書館のボランティアの方々のご意見を反映した館の運営を行うとともに、年1回の全体交流会を開催します。(3月)(再掲)
  4. 前年度、区内の子育て支援施設に図書館司書が選んだ絵本を提供しました。引き続き、それらの施設での読み聞かせ活動を支援していきます。(再掲)

成果と課題

  1. 第2回旭区中学生ビブリオバトル大会(11月)は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を中止しました。(再掲)
  2. 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため区内の読書活動推進団体の活動は低調でしたが、11月開催のあさひブックデイに館長も参加するなど活動を支援しました。(再掲)
  3. 旭図書館のボランティアの方々の活動は、感染症対策をとりながらほぼ平常通り実施していただいています。引き続きご意見を反映した館の運営を行っていきますが、全体交流会(3月)は中止しました。(再掲)
  4. 今年度は、当該事業を「絵本でふれあい読書活動推進ネットワークプロジェクト」として再構築、(1)区内の子育て支援施設への絵本の配本(19施設863冊)、(2)司書が出張しての読み聞かせボランティア養成(2か所17人)、(3)施設へのボランティア養成講座卒業生の斡旋(2か所7人)、参加施設の連絡会(2月)等によるネットワークの構築などの組み合わせによる事業としてスタートアップしました。次年度はさらに(4)各施設での0歳児とその保護者向けの司書による絵本講座と(5)旭区おはなし会まつりも実施し事業を充実・拡大していきます。(再掲)

このページへのお問合せ

教育委員会事務局中央図書館企画運営課

電話:045-262-7334

電話:045-262-7334

ファクス:045-262-0052

メールアドレス:ky-libkocho-k@city.yokohama.jp

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