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ダクト火災を防止しましょう
最終更新日 2023年12月12日
飲食店舗内にあるちゅう房設備の下引きダクト(いわゆる無煙ロースター等)から出火した火災が発生しています。清掃の不備などにより、ダクト内に付着した油かすに着火し、火災となったものと推定されます。
ダクト内に油かす等が付着していると、出火の原因となるばかりか、いったん火が入るとダクトの内部を火炎が走り、他の場所に延焼したり、高熱の煙が噴出する危険性もあり、消火は、相当の時間を要するケースも少なくありません。
火災を起こすと、後片付けや再開準備のため、しばらくの間営業ができなくなることもありますので、フード等の定期な点検及び清掃を心掛けましょう。
区分 | 点検 | 清掃 |
---|---|---|
フード | 1週間に1回以上 | 3か月に1回以上 |
グリスフィルター | 1週間に1回以上 | 1か月に1回以上 |
グリスエクストラクター | 1か月に1回以上 | 3か月に1回以上 |
自動消火装置 | 6か月に1回以上 | 6か月に1回以上 |
防火ダンパー | 1か月に1回以上 | 3か月に1回以上 |
排気ダクト | 3か月に1回以上 | 1年に1回以上 |
ちゅう房設備に附属するフード及び排気用ダクトの基準(平成6年4月消防指第1号)による
上の基準は、消防用設備等設置規制事務審査基準でも御覧いただけます。
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