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横浜市長山中 竹春
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市長定例記者会見(令和7年10月9日)

最終更新日 2025年10月14日

令和7年10月9日(木曜日)11:00~

報告資料

会見内容

  1. 報告
    日本港湾として初受賞!横浜市が最優秀賞を獲得
    ~2025 国際港湾協会サステナビリティアワード~

※敬称略

政策経営局報道課長 矢野:
はい、それでは定例会見始めます。市長、お願いします。

市長:
はい、それでは始めさせていただきます。今日は1件、まず報告させていただきます。横浜港が国際的な賞を受賞したというご報告です。国際港湾協会がサステナビリティアワードを出しておりまして、これを日本の港として初めて受賞することができました。まずですね、今回受賞したアワードについてのご説明をさせていただきますと、国際港湾協会という団体が主催する賞であります。世界各地の港湾から脱炭素とかインフラとか健康安全とか6つカテゴリーがあるんですけれども、それぞれのカテゴリーで受賞を行っております。今回で7回目の開催となるアワードであります。国際港湾協会というのはですね、国連の中に総会とか、安保理事会とか、経済社会理事会とか、そういったものがあるのは、ご承知のとおりなんですけれども、そこの中のこの機関、UNEPとか、あるいはUNCTADとか、そういったところの、諮問機関になっているという、位置づけであります。あとILOとか、あるいは国際海事機関、IMOってあるんですけれども、そういったところの諮問機関にも位置づけられています。したがいまして、国連と非常に関係が深い港湾に関する団体であります。港湾管理者、すなわち例えば横浜市とか、そういった行政を含めですね、約190の港がこの港湾協会に参加しているということであります。今回サステナビリティアワードに関しては、このいろんな国や組織、世界の国や組織の専門家15名からなる選考体制で、これまでにハンブルク港とか、あるいはバルセロナとかアムステルダムとか、そういったところが受賞されていると聞いております。今回、気候変動とエネルギー部門、Climate and Energy部門で最優秀賞を受賞しました。今回ですね、横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて、今、官民連携を通じた様々な取組を行っておりますので、それらを包括的なプロジェクトとして申請を、こういったことを今、目指しています。こういった今、実績があります。そういったことをプロジェクトとしてご報告をしたんですね。具体的には、このスライド以前にお見せしたことがあるかもしれませんが、今、本市が様々な民間団体と協議をして、カーボンニュートラルポート、港における脱炭素化を推し進めるために多様な取組を行っております。この中には進んでいるものや、一定程度実績があったりするものや、それから、これから今計画段階であるものとか、いろいろなステータスのプロジェクトがこの中に入っているんですけども、こういったものを、重層的に推し進めることによって、力強い港湾の脱炭素化の姿勢を世界に示そうとしております。関係者ネットワークの協力を経まして、42の主体、121の事業の港湾における脱炭素化の促進を進めているところで、こういったところを評価していただいたと承知しております。日本の港湾として初めてこういった最優秀賞を受賞させていただいて、それがClimate and Energyの部門で受賞することができましたので、非常に嬉しく思っております。動画をご覧ください。イントロの動画だったんですけども、こういったものをお出しして、その後、説明をしてですね、今回受賞することができました。審査員からは大規模な、ステークホルダーによるネットワークが存在することや、資金調達の仕組が取組をですね加速させているといったお声をいただきました。グローバルに活躍している専門家委員からこういったコメントをいただきましたので、これを励みにして、またさらに、横浜港の脱炭素化並びに国際化を推し進めていきたいというふうに考えております。こちらに関する説明以上となります。

政策経営局報道課長 矢野:
はい、それではこの件についてご質問をお受けします。いつものお願いになりますが、ご発言の際はお手元のマイクのスイッチのご確認をお願いいたします。では、まず幹事社からお願いします。

朝日新聞 関:
幹事社の朝日新聞です。今回、日本の港湾としては初の受賞ということで、改めて市長が受賞をどう受け止められているかというところをお伺いします。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。今、気候変動対策を積極的に推し進めている港湾都市横浜として非常に名誉ある受賞だと考えています。本市が掲げておりますグローバル都市戦略の一翼、一端を担う取組でありますので、引き続き港湾局中心に、庁内一丸となって多様なステークホルダーとともに、港湾都市横浜の世界における存在感を高めていきたいと考えています。

朝日新聞 関:
ありがとうございます。

政策経営局報道課長 矢野:
それでは各社いかがでしょうか。よろしいでしょうか。日経さん。

日経新聞 竹内:
日経新聞の竹内です。すみません。確認なんですけれども、この初受賞っていうのは、この6部門の中の気候変動とエネルギーが初受賞ということなのか、そもそもこの港湾協会の受賞が初めてということなのか。

港湾局政策調整部長 林:
港湾局の政策調整部長、林です。このアワード自体初めてです。部門も超えてアワードで初受賞になります。

日経新聞 竹内:
ありがとうございます。ちなみにこの日本国内でほかに加盟している港湾はどのくらいあるんでしょうか。

港湾局政策調整部長 林:
日本の国内で21港ございます。

政策経営局報道課長 矢野:
よろしいでしょうか。その他いかがでしょうか。産経さん。

産経新聞 橋本:
産経新聞の橋本です。この受賞理由というか、42主体121事業っていうところなんですけれども、これがどこかにあるんですかね。具体的なこと、ホームページかどこかに出てるんでしょうか。

港湾局政策調整部長 林:
港湾局のですね、ホームページにこの取組が載ってございますので、後ほどホームページのURLをお送りしますので、ご覧いただければと思います。

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。神奈川新聞さん。

神奈川新聞 市川:
神奈川新聞の市川です。よろしくお願いします。今回が7回目の開催ということですが、横浜は1回目からエントリーはされてたということですか。

港湾局政策調整部長 林:
エントリー自体はですね、4回目になります。はい。

神奈川新聞 市川:
何年からエントリーされていたかってわかったりしますか。

港湾局政策調整部長 林:
エントリーですね、2021年が初エントリーでございます。はい。

神奈川新聞 市川:
ありがとうございます。

政策経営局報道課長 矢野:
その他はいかがでしょう。よろしいでしょうか。それでは、この件の質疑は終了します。事務局入れ替わりますので、少々お待ちください。
 

2 その他

政策経営局報道課長 矢野:
はい、それではこれより一般質問に入ります。複数ご質問ありましたら、まとめてお願いできればと思います。では、幹事社からお願いします。

朝日新聞 関:
朝日新聞です。まず、日産とのネーミングライツの契約更新について伺います。前回の会見で再検討されるという話がちょっと出てたんですけれども、現在の進捗を伺いたいです。

市長:
ご質問ありがとうございます。現在、日産さんと協議進めさせていただいております。現時点でお知らせできる内容はございませんが、方向性など決まりましたら、ご報告をさせていただきたいと思います。

朝日新聞 関:
わかりました。先週3団体で、マリノスの件でも要望書を日産のほうに送られていると思うんですけれども、その後、日産のほうから何か反応があったりですかそういうところはありますか。

市長:
直接、本市やスポーツ協会、横浜商工会議所に対して、何か例えば書面等々で回答があったという事実はございませんが、我々どもで要望を出し、その日の夜に日産側ですね。日産側から筆頭株主であり続ける。で、今後も地元である横浜市に対して貢献していく。そういう力強いメッセージをいただけたと思います。

朝日新聞 関:
なるほど。ありがとうございます。

政策経営局報道課長 矢野:
それでは各社、いかがでしょうか。NHKさん。

NHK 岡部:
NHK、岡部です。今のマリノスの関係なんですけれども、市長が要望、書類を市が出されて、その日の夜に筆頭株主っていう発表があったと思うんですが、それについては、市長はどのように受け止めていらっしゃいますか。

市長:
はい。ご質問ありがとうございます。地域の気持ちとして、日産側にマリノスの横浜存続について要望させていただきました。その日のうちに、力強いメッセージがありましたので、市民の皆様の安全、ごめんなさい、市民の皆様の安心につながったんじゃないかなというふうに思います。地元である横浜市に対して貢献をし続けていくっていうメッセージは、すごく横浜市におけるマリノスを大切に考えていただいている証左ではないかなというふうに感じました。

NHK 岡部:
売却報道が出たときに、やっぱり市外に行ってしまうんじゃないかっていう心配があったと思うんですけど、やっぱり市長もその辺りすごく懸念されてたと思うんですが、そういう筆頭であり続けると聞いて、率直に市長も安心したとか、そういうところはありますか。

市長:
そうですね。その日のうちに力強いメッセージを発出していただいたことは、繰り返しますが、市民の皆様の安心につながったというふうに思います。地域の気持ちをお届けし、そういったコメントをすぐに打ち返していただいたことに対して、感謝を申し上げます。

NHK 岡部:
今後なんですけれども、市として、マリノスと引き続き連携していきたいとか、そういった意気込みだとか、方針あればお願いします。

市長:
もちろんです。市民の愛着がある、そして市民の誇りである横浜市における大切なプロスポーツチームであります。J1発足時からずっと横浜の象徴として活躍してきてくれたチームですので、今後も市民の誇りであるチームであってほしいというふうに思いますし、市としてもできる支援を行ってまいります。

政策経営局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょう。産経さん。

産経新聞 橋本:
産経新聞の橋本です。日産スタジアムのネームライツ関係なんですけども、再検討を指示した理由が市民との乖離を埋めたいということだったかと思うんですけども、先日、国立競技場がですね、5年で100億円で命名権を販売するということが報道されてまして、あとはその近隣で言うと味の素スタジアムが5年で10億5,000万円っていう値段で今契約してますけれども、日産スタジアムいくらぐらいだったら市民が納得する金額になるとお考えでしょうか。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。国立競技場の報道については、私も承知しております。また、橋本さんが提示された味の素スタジアムや、そのほかのスタジアムでも、印象として、スポーツビジネスの拡大に伴って契約が大型化している印象を持っています。本市の日産スタジアムは2005年に日産がrightsを取得して、権利を取得して、当時としては大型の契約だったんだと思うんですよね。そこから20年が経過しました。これまでの経緯も大切にした上で、今後どういったネーミングライツ、市民のrights、権利と申し上げましたけれども、市民の財産ですので、これまでの経緯も大切にした上で、最適な方法を検討していきたいと考えています。

政策経営局報道課長 矢野:
その他、いかがでしょう。神奈川新聞さん。

神奈川新聞 中馬:
神奈川新聞社中馬です。今のお話と関連をしてですけれども、前回の会見ではこの再検討のスケジュール感についても検討されますということだったと思いますけども、その辺に見えてきたことがあるでしょうかということと、日産と協議中ということですけども、協議中なので細かいことは、かもしれませんが、日産側の反応と言いますか、日産側としては決まったつもりでいたと思うので、その辺のどういう反応だったかというところを教えていただきたいとのが一つと、若干変わるんですが、スポーツつながりで、CSが今週末から始まると思うんですけど、その辺、ご期待というか、受け止めというか、あればお願いします。

市長:
ありがとうございます。日産さんとは既に協議を開始しております。繰り返しで申し訳ないですが、方向性決まり次第ですね、いずれの方向になるにせよ、速やかにご報告をさせていただきたいと思っております。このスケジュール感なんですけれども、2月にネーミングライツが切れますので、しっかりと迅速にですね、交渉を進めていきたいというふうに考えております。2点目のCSに関しては三浦監督がずっと引っ張ってこられたベイスターズが、今回ですね、三浦監督、CS、そして、日本シリーズの後にご勇退をされるということですので、ぜひ三浦体制の集大成として、勝ち抜いてほしいと思います。また、ベイスターズ、マリノスもそうなんですが、ベイスターズが活躍することによって、横浜市民の元気になりますので、市を挙げて応援したいというふうに思っています。

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。毎日さんから。

毎日新聞 岡:
今、先ほどの質問で、日産の反応っていうのは答えられていないと思うのですが。

市長:
はい、すいません、交渉中のこともありまして、中身に関しては、すいません、現時点では回答を控えさせてください。

毎日新聞 岡:
2月にネーミングライツが消えるということですので、悠長にしてられないと思うんですけど、年内とか大きな幅でいいんですけど、どれくらいの範囲で決めるおつもりなんでしょうか。

市長:
可能な限り早く方向性について、市民の皆様にご提示をしたいというふうに考えております。現時点ではそれだけ申し上げさせていただきます。

毎日新聞 岡:
今は交渉の頻度としてどんなもんなんですかね。

市長:
私のほうで2週前ですよね、先々週会見をさせていただいて、その後速やかに事務レベルで協議を開始させていただいております。頻度に関しては対面もあるでしょうし、電話とかもあるでしょうし、その何回、週何回とかという伝えられるものではないと思うんですが、密な連携をしながら交渉を進めていっている最中です。

毎日新聞 岡:
分かりました。ありがとうございます。

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。朝日さん。

朝日新聞 足立:
朝日新聞の足立です。すいません、今、日産のやっぱりネーミングライツに、スタジアムのネーミングライツに関連してなんですけれども、では、1年間、5,000万円という、一旦そう報告していたことについては、白紙に戻しているという受け止めでいいんでしょうか。今ちょっとその現状がどういうことなのかが分からず。

市長:
はい、ご質問ありがとうございます。前回の会見でも申し上げましたが、現在の契約に対してそのままでいくかもしれませんし、変更するかもしれません。市民の皆様の気持ちを汲んで、常任委員会でも大きな議論になったというふうに考えております。ですので、そういった経緯も踏まえながら、丁寧に交渉に今当たっているところであります。

朝日新聞 足立:
分かりました。

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。タウンニュースさん。

タウンニュース 門馬:
タウンニュースの門馬です。よろしくお願いします。自民党総裁選についてです。先日、高市総裁が選ばれて、コメント、メッセージ出されてましたけども、改めて自民党の新しい総裁にどんなことを期待するか、また市長ご自身は高市さんと今まで面会したり、話したりしたことはあったんでしょうか。

市長:
初の女性総裁として、歴史的な一歩を踏み出されたと承知しております。国民の期待は大変大きいと思います。現在、物価高対策や人手不足をはじめ、課題が山積しておりますので、迅速に対応をお願いしたいと思いますし、併せて東京一極集中の是正に向けて地域の声を汲み取っていただきたいというふうに思います。なお、私と高市新総裁の個人的な関係はございません。

タウンニュース 門馬:
ありがとうございます。その上で先日も要請を総務省に提出しましたけれども、特別市に関して、高市総裁、かつて総務大臣も務められていた経験もあるということで、どういうふうに進展させたい、してほしいという期待がありますか。

市長:
東京一極集中の是正に向けた多極分散社会の構築がゴールであります。それによって、日本の発展と安心をつくる目標に向けて、ぜひ高市新総裁には、この東京一極集中の是正の課題に積極的に取り組んでいただきたいと考えています。

タウンニュース 門馬:
はい、ありがとうございます。

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。それでは以上で定例会見終了します。ありがとうございました。


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