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市長定例記者会見(令和7年6月11日)
最終更新日 2025年6月17日
令和7年6月11日(水曜日)11:00~
報告資料
会見内容
1.報告
「飛鳥Ⅲ」 就航!
船内初公開!市民船内見学会を開催します
※敬称略
政策経営局報道課長 矢野:
それでは定例会見始めます。市長お願いします。
市長:
はい。本日ですね、飛鳥Ⅲの市民の皆様のための船内見学会についてご報告させてください。いよいよ飛鳥Ⅲが就航をします。こちら郵船クルーズ株式会社の新しく作られたクルーズ船であります。ドイツの造船所で造られていたのですが、ちょうど開港記念日である6月2日に横浜港に到着しました。当日は市立の港中学校の吹奏楽部が演奏で歓迎してくれたり、あるいは消防のほうで歓迎の放水等も行いまして、盛大にお迎えをしたところであります。横浜市はこの飛鳥Ⅲ誘致させていただきました。飛鳥Ⅱに続いて、Ⅲを誘致させていただきました。この飛鳥Ⅲにですね、横浜の名前が入って、その名前が入った飛鳥Ⅲが世界を周航していただくということになります。営業航海前になりますが、6月28日に市民の皆様向けに見学会が実現することになりました。郵船クルーズ様のご配慮いただきまして、こういった見学会を飛鳥Ⅲとして初めて行うことになります。見学会は、一般枠100名に加えましてこども・保護者枠100名となっています。6月12日の木曜日から募集を開始いたします。現在、飛鳥Ⅱが世界一周クルーズやっておりますが、7月の11日に寄港する予定であります。ですので、7月11日に飛鳥ⅡとⅢが並んで停泊するという結構珍しい状況になります。ですので、この時期にですね、この時に飛鳥Ⅱの歓迎セレモニーも開催予定であります。郵船クルーズさんのほうで開催されます。
【訂正後】横浜市主催で行います
この7月11日の午後にはですね。今の午前の話なんですけど、飛鳥Ⅱが入ってきてⅡとⅢで並んで、Ⅱの歓迎セレモニーやるっていうのが、午前中の話なんですけれども、午後にですね、飛鳥Ⅲの命名式が船内で行われるそうです。郵船クルーズさんのもちろん主催で行われるそうです。はい。そして7月20日にいよいよ飛鳥Ⅲのデビュークルーズが予定されております。こちらはこちらで出港に合わせてその飛鳥Ⅲの出港のセレモニーを郵船クルーズさんのほうでされるそうです。
【訂正後】横浜市主催または郵船クルーズ社との共催で行うよう調整しています
今後もですね、関係者の皆様、市民の皆様と共にこの飛鳥Ⅲ、飛鳥Ⅱ応援してですね。しっかりと港、横浜のにぎわいの創出につなげていきたいと思います。こちらに関する説明、以上となります。
政策経営局報道課長 矢野:
はい、それではこの件のご質問をお受けします。いつものお願いになりますけれども、ご発言の際はお手元のスイッチのマイクのご確認をお願いいたします。ではまず幹事社からお願いします。
毎日新聞 岡:
毎日新聞岡です。お願いします。飛鳥Ⅲへの期待感とか、市における飛鳥Ⅲの位置づけ、この辺についてお考えをお聞かせください。
市長:
はい、ありがとうございます。長年にわたって市民の皆様に愛されている、飛鳥クルーズ、親しまれている飛鳥クルーズの新しい船、新造船でありますので、クルーズポートとなっている横浜にとっても、シンボル的な存在になるんじゃないかなと思います。ぜひですね、多くの市民の皆様と共にこの飛鳥Ⅲお迎えできたことをですね、嬉しく思いますし、今後もこの港町横浜のにぎわいに、この飛鳥Ⅲが貢献していただけることを期待しています。
政策経営局報道課長 矢野:
それでは各社いかがでしょうか。日経さん。
日経新聞 竹内:
日本経済新聞社の竹内です。2点お伺いさせていただきます。今、横浜のシンボル的な存在になることを期待しているという話でしたけれども、経済的な効果などについてはどのようにお考えでしょうか。またもう1点、新型コロナウイルス禍前と比べて、クルーズの就航数自体は少し10%ちょっとぐらい減っているみたいなんですけれども、今後どんどん誘致していって増やしていきたいというふうな思いはおありかお聞かせください。
市長:
外国船のクルーズの寄港数に関しては、ここ10年間ぐらいの数字になりますが、昨年が最高になっていたと思います。
【訂正後】一昨年が最高になっていたと思います
ですので、横浜港が海外のクルーズにとって価値が上がっている、魅力が高まっているっていう数字なのかなと受け止めているんですが、多くのお客様をお迎えできるクルーズ船ですので、横浜港にさらに来ていただいて、そして横浜に泊まっていただいて、横浜を楽しんでいただけるよう、引き続き取り組んでいきたいなと思っています。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。
港湾局客船事業推進課みなと賑わい振興部長 帰山:
港湾局みなと賑わい振興部長の帰山と申します。先ほどご質問の経済効果についてでございますけれども、客船が着きますと、やはり発着の乗り降りとか、あとは船用品の積み込み等のことでですね、横浜市内でのそういった経済活動を行いまして、経済効果、波及効果も出ております。そういったことで、客船のほうがたくさん着きますと、その分効果が出ると考えておりますので、市長が先ほどお答えしたとおり、これからも誘致のほうは進めていきたいと考えております。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。タウンニュースさん。
タウンニュース 門馬:
タウンニュースの門馬です。よろしくお願いします。6月28日の市民見学会では、一般枠あとは子どもたちの枠を設けてるとのことですけども、一般の方、あるいは子どもたちに、この飛鳥Ⅲのどういったところを見てほしい、感じてほしいとお考えでしょうか。
市長:
港町横浜にこういった大きなクルーズが停まっている、そして横浜から世界に向けて出航していく、そういったことをお子さんたちにですね、記憶として体験してもらいたいなっていう思いがあります。こういった市民の皆様向け、そして子ども・保護者向けのこの見学会をですね、郵船クルーズさんのお取り計らいで開くことができましたので、ぜひ市民の皆様に多く応募していただきたいというふうに思っています。
タウンニュース 門馬:
ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。よろしいでしょうか。それでは、この件の質疑は以上となります。事務局を入れ替えますので、少々お待ちください。
2 その他
政策経営局報道課長 矢野:
それではこれより一般質問に入ります。複数ご質問ありましたら、まとめてお願いできればと思います。ではまず、幹事社からお願いします。
毎日新聞 岡:
よろしくお願いします。まず、市長選についてなんですが、市長は5日再出馬を表明されました。それを受けて立憲のほうが、県連支持を決めましたが、他党への推薦依頼状況とか、その意思決定について状況をちょっと教えていただきたい。
市長:
はい、まず6月5日に私自身の決意を表明させていただいたところであります。6月5日の本会議終了後もなんですけれども、各党の皆様にもよろしくお願いしますというふうにお伝えしたところであります。
毎日新聞 岡:
それ以後は推薦しますよとか、支持しますよっていうふうなお答えっていうのはもらってますか。
市長:
いや特に。
毎日新聞 岡:
ないですか、分かりました。
市長:
はい、ないですね。
毎日新聞 岡:
2期目に向けた政策についてちょっとお伺いしますが、具体的にはこれから検討されるんだと思うんですけど、どの分野に力を入れてやっていこうとか、力点を置く分野があれば教えてください。
市長:
ご質問ありがとうございます。まだ公約については、しっかりまとめなければいけない、検討しなければいけないって思っている時期です。しっかりできた段階で改めて、市民の皆様に対して、記者の皆様に対してもそうなんですけども、しっかりとお話させていただきたいというふうに思います。引き続き、市民の皆様の安全安心な生活を守る、支えていく、市民の生活を支えていくということは大前提にしなければいけないというふうに思っています。
毎日新聞 岡:
続きまして、政策面で三ツ沢公園の件なんですけど、新球技場についてなんですが、この前、議会の委員会のほうで場所を移動しますというふうなこと示されたと思うんですけども、それに至る経緯と、あと併せて、新しいところが規模どれぐらいになるかっていうのがいつ決まるのかっていうスケジュール感をちょっと教えていただきたい。
みどり環境局戦略企画部長 相場:
みどり環境局戦略企画部長相場と申します。まず経緯でございますけれども、三ツ沢公園つきましては、これまで多くの市民の方々にご利用いただいておりますけれども、各施設の老朽化がかなり進んでいることですとか、それからニッパツ三ツ沢球技場につきましては、観客席に屋根がないこと、それからバリアフリーへの対応が不十分であること、こういった課題がございました。このような課題を解決するとともにですね、これまで培ってきた三ツ沢公園の歴史を継承しながら、将来にわたって市民の皆様に愛される公園となるよう、再整備についてこれまで検討してきたところです。令和4年に三ツ沢公園再整備基本構想の案を公表させていただいておりますけれども、構想の具体化に向けて、これまで検討してきておりましたが、関連する事業の進捗状況なども踏まえまして、今回、令和4年にお示しした基本構想案につきまして、その施設の配置案の一定の方向性がまとまったことから、変更したということを市会でご報告したものでございます。
毎日新聞 岡:
今後のスケジュール感。
みどり環境局戦略企画部長 相場:
失礼しました。これから新たに整備をします、球技場の規模ですとか、内容を含めまして、公園のリニューアルの計画を検討します、三ツ沢公園の再整備基本計画としてまとめていきたいと思っております。今後の具体的なスケジュールは現在のところ未定でございますけれども、引き続き検討を進めて、具体化につなげていきたいと思っております。
毎日新聞 岡:
ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
それでは各社いかがでしょうか。朝日さん。
朝日新聞 井石:
朝日新聞の井石です。よろしくお願いします。先ほどの質問で確認なんですけども、議会終了後に各党の皆様にお願いをしたっていう。各党が何を指すのかっていうところで、自民党と公明党にはお願いしたっていうことで、よろしかったでしょうか。
市長:
各党の皆様に対して、私自身ですね、しっかりとこの場に9月以降も、議場の場に戻ってきて、議会の皆様、議員の皆様と一緒にこうディスカッションしていきたいという思いがあります。そこに向けまして、しっかり頑張りますと、よろしくお願いしますというふうにお伝えしたところです。
朝日新聞 井石:
私は個別の政党の確認をしてるんですけども、今、市議会に会派を持っている自民党、公明党さん、自民党さんは佐藤茂団長が応援要請があったっていう形でおっしゃってました。公明党さんはいかがでしょうか。
市長:
9月以降もですね、再び今年度予算執行に努めていきたいっていう思いがあります。今年度予算にご賛同いただいている会派の皆様に支援をお伝えしたところです。
朝日新聞 井石:
では、共産党さんも支援要請の対象であった。
市長:
今申し上げた通りです。
朝日新聞 井石:
日本維新の会の皆さんも同じ。
市長:
今年度予算にご賛同いただいている会派の皆様にお伝えしたところです。
朝日新聞 井石:
分かりました。じゃあ国民民主も含めて、全ての会派にお願いをしたという理解でよろしかったでしょうか。それと各種団体につきましては、商工会議所はお願いしているのか、あるいはJCとか連合、医師会、ここら辺の団体についてはいかがでしょう。
市長:
後援会のほうでこれからどこの団体に応援依頼をするのかということに関しては、話し合われるものっていうふうに承知しております。
朝日新聞 井石:
分かりました。政党のほうにまたちょっと話が戻るんですけども、私もこれまでいろんな選挙を取材してきて、政党に支援要請ということは、度々いろんな首長の方がされてきたんですけども、その時は得てして、次の4年に何をするのかっていう政策協定を結ぶことが前提としてあって、初めて応援の要請ができるんではないかと。政党の側に立ってみても、次の4年に何をするのか分からないのに、空手形で応援してくれっていうふうに言われても困るんではないかと思うんですけども。先ほどのお話だと今後詰めるっていう話でしたが、ここら辺の政策協定のあり方については、どのようにお考えなんでしょうか。
市長:
9月以降今年度予算執行に努めていきたいという思いを先程来述べております。先週ですね、出馬表明したところであります。今後具体的なことについては、詰められていくっていうふうに思います。
朝日新聞 井石:
政策協定は結ぶ前提でお話を進められているということで理解しても。
市長:
今年度予算に賛成いただいた会派に対して、応援の依頼をさせていただくところであります。
朝日新聞 井石:
私と話がちょっと噛み合ってないんであれなんですけども、応援をするにあたっては、天下の公党にお願いをするにあたっては、やはり政策協定なり、次の4年何をするのかって、しっかりとしたビジョンを示して、こうだから応援してくださいっていう形が、本来あるべき形かなと思うんですけども、その点について政策協定を結ぶお考えがあるのかないのか。その点について重ねてお聞きします。
市長:
そういった記者さんのお考えに関しては、そういう考えがあるんだっていうふうで受け止めました。
朝日新聞 井石:
では、市長にはそういう考えはないというふうに受け取ってもいいんでしょうか。
市長:
そういうお考えもあるというふうに受け止めたいというふうに申し上げた次第です。
朝日新聞 井石:
分かりました。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。東京さんから。
東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。公約に関連して1期目の公約の中で達成されていないものもあるかと思うんですけれども、具体的に敬老パスの無償化について、今、地域の総合的な交通サービス検討されているということですけど、具体的に、今どのような検討が進んでいるのか。あと敬老パスに関しては、どのような見通しを市長として持っていらっしゃるのか。2期目にどういった方向性で進めたいかということも含めてお答えいただければと思います。
市長:
これまで議会でいろいろ述べてきたことの要約にはなるんですけれども、いろんな都市で敬老パス使われています。それで70年代の高度経済成長期に多く導入したところが多いというふうに思います。経済も人口も右肩上がりの時は、それでよかったんだと思いますが、今、いろんな都市で財政的な制約を迎えている。一方で、高齢社会どんどんどんどん進んでいます。敬老パスの本来の目的は、多く外出する機会を作ることによって元気になってもらうということですので、まずそのデータを作る。作ることなしに持続可能性っていうのが考えられないっていうふうに判断した。それに関しては、記者会でも議会の場でも申し上げてきたとおりであります。まず、きちんとしたデータを作るというために、お答えなんですけども、今、研究計画を作り、どういったサンプリングがいいのか、どういった評価指標で効果を図っていくべきなのか、いわゆる研究計画を検討しているというふうに思います。
東京新聞 神谷:
その計画というのは、いつ頃、どのようにこう発表というか効果を発表するような予定で。
健康福祉局高齢健康福祉課担当課長 野澤:
健康福祉局高齢健康福祉課担当課長の野澤と申します。はい。研究計画なんですけれども、今、専門部署のほうともいろいろ相談させていただきながら、作成を進めているところでございます。具体的にちょっと今、この時点でいつ頃計画ができますであるとか、またさらに言いますと、その研究計画によりますので、いつ頃、その結果のご報告ができるかであるとか、そういったところ、ちょっとこれからになってしまうんですが、今、鋭意ですね所管局としてですね、あの計画作成を進めているところでございます。
市長:
ちょっとあまりはっきり煮え切らないコメントなんですけど。急いでます。やっぱりしっかりと研究計画を作らないといけないので。
東京新聞 神谷:
それはおそらく1期目の任期中には、まだもう間に合わないってことですか。研究計画とか、そのある程度見通しみたいなのが発表されるのはあと2か月とかではまだ公表はないっていうことですか。
健康福祉局高齢健康福祉課担当課長 野澤:
研究計画もですね。しっかり時間かけて作っていくことが、今後の効果検証にも重要になってくるかと思いますので、ちょっとこの2か月では難しいということです。
東京新聞 神谷:
市長に確認ですけど、やっぱ敬老パス無償化、75歳以上無償化するっても1期目の公約にあったと思うんですけど、それについてはまだ、やれるともやれないと未定というようなお答えでよろしい。
市長:
引き続き検討を進めていきたいなと思っています。
東京新聞 神谷:
分かりました。ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。神奈川新聞さん。
神奈川新聞 武田:
神奈川新聞武田です。先ほど朝日さんの質問と重なるところもあるんですが、6月5日の議会での市長選の出馬表明があって、その後、各会派回られたと思うんですけれども、各会派伺っているところだと、よろしくお願いしますっていう挨拶はあったと。その「よろしくお願いします」の受け止めが単純に出馬しますので、よろしくお願いしますっていう受け止めなのか。あるいは政党によっては、それを支援要請と受け止めて、立民の場合はそれをもって昨日、県連が支持っていう形でおとといですかね表明したと。市長の感覚としては、各党に支援を依頼したっていう形なのか、あるいは挨拶なのかっていう。そのあたりはいかがでしょう。
市長:
支援を依頼している。
神奈川新聞 武田:
支援を依頼している。これは、先ほどの部分で言うと、予算案に賛成している各会派、主要政党の今、全会派が賛成してると思いますけれども、そこの会派に対して、全党支援を要請したっていう。
市長:
まだ応援を、そのどういう形で応援をしていただけるかっていうのは相手が決めることですので、私が言うべきことではないですので、私としては私の思いを伝え、応援をよろしくお願いしますというふうにお伝えしたところです。
神奈川新聞 武田:
立民の場合は前回、党本部で推薦っていう形で大々的に入ると、推薦とその支持だとだいぶまあランクというか、違うよっていうのは一昨日の立民の県連の会見でも累々質問があったようですけれども、そこの部分、例えば市長のほうで、具体的にその推薦を求めるのか、あるいは支持止まりなのか、もう少し別の形になるのか、そのあたりの具体的な話は、どのようにお伝えされたんでしょうか。
市長:
いや特には、オール横浜っていう幅広い支援をいただきたいっていう。そういったことをお伝えしていたところであります。
神奈川新聞 武田:
すると、オール横浜っていうふうな伝え方をして、各党が判断していった。それが推薦ではなく支持だった。
市長:
その場でちょっとオール横浜で、応援をお願いしますっていうふうに言ったかどうかちょっとすみません、失念しましたけれども、先ほど朝日の記者さんからのご質問に答えた通りですね、そういった私自身の思い、しっかりと議場に戻ってきて議論を交わしていきたい。ですので、応援をよろしくお願いしますというふうにお伝えしたところです。
神奈川新聞 武田:
分かりました。先ほど再三ありましたけれども、そうすると、その各党に支援をお願いして、そうすると、逆に各党としては、これまでの当然4年間の判断があって、次の4年間について、じゃあ市長は何をされるんだろうっていうところの、検討がこの次の4年間の部分っていうのが政策協定という形なのか、あるいは別の形なのか。なんだか、市長が公約を示さないと判断しづらいところがあると思うんですけれども、そのあたりは、立民の県連はすでに出してますけれども、ここら辺はある程度。
市長:
そこはもう相手があることですので、私が決める話ではないじゃないですか。こういうこと、こういったことがないが、話が進む進まないとかっていうのもあるのかもしれないですけど、やっぱり私としては先週、営業日で言えば、つい数日前に出馬表明させていただいて、その数日後にですね、今、質問にお答えしている段階だということであります。
神奈川新聞 武田:
分かりました。すみません。あと政策面の部分なんですが、これも従来からある中学校給食の部分が、今お名前出ている各候補の方が、今後デリバリーっていう形じゃなくて、順次自校式を組み込むべきだとか、あるいは金沢区の工場をセンター式に変えるべきだとか。、いろんなご意見ありますけども、まだ政策詰めている段階かもしれないですけれども、現時点で市長のお考えとして、今のデリバリーっていうのが最適だっていうのは、これまで述べられているとおりかと思いますけれども、その先の部分、例えば順次自校式を導入していくっていうのも1つの選択肢なのか、あるいは基本的にはデリバリーでずっと走り続けるっていうのが形なのか、このあたり伺えればと思います。
市長:
デリバリー型の給食を本市26年の4月から行います。今国でも給食の無償化の話とかまで今話が進んじゃってるんですけども、きちんと一番早く市民の皆様に全員給食を提供できるというふうに考えております。また来年度から実際に提供される予定の給食で、試食会やって、92%、満足率、良い、とても良いって評価していただいた。高い評価の割合が92%だったっていうふうなことを議会でも申し上げましたけれども、改善の努力は引き続き続けていかなければいけないとは思うんですが、しっかりと良いものになりつつあるんじゃないかなというふうに思っています。
神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。現時点で方式の部分、大阪なんかだとデリバリーやっていて、順次自校式に変えていった、変えられるところから変えていく、校舎の再整備とかタイミングを見てっていうのが現実的な選択肢なのかなと思うんですけど。
市長:
なんでそれが現実的なんですか。
神奈川新聞 武田:
ごめんなさい。大阪のほうで言うと、変えていくとしたら、そういうのが1つの形なのかな。一気に全校で給食室作るのは難しいのかなと思いますけれども、自校式とかあるいはセンター式、一候補によっては金沢区の工場を食缶方式、センター式に変えて、今だと4時間以内っていうのを2時間以内に変えるとか、そういう話も出てますけれども。そういう、選択肢っていう部分は市長のお考えとしては。
市長:
デリバリー方式が今良い数字いただいてますので、9割以上の保護者の方が、試食していただいて、実際のものをですね、試食していただいて、これだったらいいんじゃないかと。約300円で栄養バランスも考えられて、良いんじゃないかという、味的にも良いんじゃないかというふうに評価いただいているところですので、しっかりとデリバリー給食の質っていうものを改善していきたいというふうに思っています。
神奈川新聞 武田:
すみません。最後に。一般的に、デリバリーの部分だと残食の率が高くなるっていう傾向があると思います。今の給食の調べでも、例えば野菜とかだと3割近くとか、前後ぐらい残ってしまってるっていうのが率としては示されている。で、これはいろんな原因があるかもしれないですけれども、好き嫌いもあるでしょうし、その野菜が温かくないっていう部分も、もしかするとあるかもしれない。その現状の部分で保護者さんはそういう美味しいっていう声もあって、当然お子さんからも美味しいって声があると思うんですけれども、理想像としては温かい給食の方が良いよねっていうのは一般論としてあるのかなと思いますけれども、重ねてになるんですけれども、それを将来的に目指すべきなのか。あるいは今の形っていうものを基本的には貫いていくよという考えなのか。
市長:
ご質問ありがとうございます。しっかりとこのデリバリー方式を、来年度、4月から始まりますので、しっかりと準備進めていきたいというふうに思っています。
神奈川新聞 武田:
分かりました。ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。よろしいでしょうか。tvkさん。
テレビ神奈川 今井:
テレビ神奈川の今井です。すみません、ちょっと市長選とちょっと話変わるんですけれども、箱根町と湯原町で宿泊税の導入を進めているということなんですけども。
市長:
宿泊税、うん。
テレビ神奈川 今井:
それについて、横浜市のほうでは観光消費額が最高になったりとかですとか、結構観光が順調というところで、そこに向けた導入の検討っていうのはどうなっているかということをお伺いしたいです。
市長:
現時点で宿泊税に対して特に検討を進めているわけではありませんで、観光施策の推進に向けて、国費とか、民間資金の活用等を進めて、これまでやってきたんですが、今後もですね、今、インバウンドも増えていますので、しっかりと観光施策作っていきたいというふうに思います。
テレビ神奈川 今井:
財源的に、導入した場合ですね、潤うかなと思うんですけど、どうですか。
市長:
まだその試算もしてないですので。分かりませんけど。
テレビ神奈川 今井:
ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょう。朝日さん。
朝日新聞 井石:
朝日新聞の井石です。私も4年前の市長選いなかったので、ちょっと教えていただきたいんですけども、先日、講演会のほうの会合にも出させていただいて、市長コロナの専門家ということで、前回出られたという話をお聞きしました。このコロナの専門家として、横浜市をこれまで4年間取り仕切ってきて、その前半のほうはコロナがまさにいろいろ問題があった時期だと思いますけども、市長の得意分野であるデータサイエンス的に、コロナが他都市と比べて抑え込めたとか、そういう実績としてのエビデンスみたいなところっていうのあるんでしょうか。
市長:
私が就任した当初、コロナ対策として、予防、ワクチンの推進、そして医療提供体制の確保、そして検査の迅速な実施というものを掲げました。それぞれに対して、例えばワクチンですと、私の場合は3回目のワクチンからでしたけれども、2か月間で、いろいろなデータを駆使し、ワクチンの提供体制というものを加速化させて、2か月で40%以上接種率を引き上げました。その結果、どうしても小都市に比べると、大都市のワクチン接種率というのは低めになるんですけれども、機動性が落ちますので。100万人以上の大都市の中で、ワクチン接種率は国内第1位になることができました。医療提供体制への確保については、就任から3か月という、短いと思うんですけど期間で、コロナの専門病院を設置いたしまして、その専門病院は主に中等症の患者を治療する。市内で中等症患者向けに、中和抗体療法を行いましたが、市内患者の中和抗体治療の8割、9割だったかな、かなりの数字がですね、そのコロナの専門病院で行われましたので、医療受給のひっ迫の緩和に大きく貢献をしたというふうに考えております。また、検査体制に関しましては、PCRないし抗原検査っていうことの、迅速的な提供ということをお伝えしたところです。抗原検査をですね、いち早く先導的に確保いたしまして、福祉施設とか医療施設、小学校、保育園というものに早くお配りをして、クラスター対策っていうことに対する貢献は一定程度できたのかなというふうに思います。また、就任当初から、データを早くリリースしたほうがいいっていう思いがありましたので、様々なコロナに関するデータを医療局持ってましたので、それをダッシュボード化して、市民の皆様に早くお伝えするっていう、そういった取組を就任当初行いました。
朝日新聞 井石:
分かりました。私もう1つ不勉強なんで教えていただきたいんですけども、同じ後援会の会合でちょっと聞いてて、びっくりした部分としては、後援会の方が、市長が医者であるという言説が市内に前回選挙で広まったと話をされてて、一方で司会の方が、いやいや、それは市長側が広めたわけではないということで、即座に打ち消しはされていたんですけども、ちょっと4年前いなかったので、そこら辺が、そもそも市長が前提として、医師免許をお持ちなのかどうか、私も確認してないのであれなんですけども。そういう言説が広まったのかどうかっていうのも確認できてなくて。かつ後援会の方がおっしゃってるのと、司会の方がおっしゃっているこの言説がもし広まっていたんだとすれば、それはどこに原因が起因するのかなっていうところの、ちょっと教えていただけたらなと。
市長:
特に承知しておりませんので、コメントはできません。
朝日新聞 井石:
そもそも市長は、医師免許はお持ち。
市長:
持ってません。医療職ではございません。
朝日新聞 井石:
分かりました。ありがとうございます。
市長:
医学部の教授として、医学を行っておりました。医療と医学の違いはお分かりいただけると思うんですけど。医学を専門にしていたと、そういう研究者でありました。
朝日新聞 井石:
分かりました。ありがとうございます。
政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。毎日さん。
毎日新聞 岡:
先ほどの宿泊税についてなんですけど、導入した際の試算をしてみる考えもないですか。
市長:
観光施策の推進に向けて、多様な財源の可能性っていうのは検討はしたほうがいいとは思うんですけれども、現時点で宿泊税について特段の何か検討を進めているわけではありません。
毎日新聞 岡:
今してないっていうのは分かったんですけども、今後のためにもしておいたほうがいいんじゃないかっていう考えはないですか。
市長:
そういうご意見があるということは受け止めましたので。いろいろな財源は確かに国費とか、民間資金とか今まで活用してきたわけなんですけども、多様な財源という観点でより国費を活用するとか、より民間資金を活用するとか、そういったことにもチャレンジしていきたいなというふうに思います。
政策経営局報道課長 矢野:
ほかよろしいでしょうか。それでは以上で定例会見終了します。ありがとうございました。
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