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最終更新日 2025年5月30日

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令和6年度 保土ケ谷図書館の目標一覧振り返り

保土ケ谷図書館は、以下の目標について特に重点的に取り組みました。この目標一覧は「横浜市図書館ビジョン」の基本方針・取組の方向性に基づき、また「横浜市中期計画」、「横浜市教育振興基本計画」、各区の「読書活動推進目標」等も踏まえて策定しています。(令和7年5月)年間振り返りを公表しました。

基本方針1 未来を担う子どもたちのための図書館

取組の方向性:子どもたちの世界を広げるきっかけをつくります

子どもの本や子育ての本を充実します

取組

  1. 年間資料収集計画に沿って蔵書を構築します。
    ア 社会科学、工学に関する児童書の刷新、充実を行います。(130冊)
    イ 低学年・中学年向けの児童書の物語の刷新、充実を行います。(100冊)
    ウ 絵本の基本書の買い替え、充実を行います。(150冊)
  2. 児童向け企画展示コーナーの運営(毎月)

振り返り

  1. 年間資料収集計画に沿って、次のとおり蔵書を構築しました。

 ア 社会科学、工学に関する児童書を刷新するため、新たに176冊購入しました。

 イ 低学年・中学年向けの児童書の物語を刷新するため、新たに135冊購入しました。

 ウ 絵本の基本書の買い替え、充実を進め、新たに210冊購入しました。

  1. 児童向け企画展示コーナーで、11回展示を実施しました。

触ったり聞いたりと様々な感覚で楽しめる体験や遊びを提供します

取組

脱炭素・GREEN×EXPO推進局と連携し、夏休みの子ども向けイベントを実施します。(8月)

振り返り

脱炭素・GREEN×EXPO推進局と連携し、よこはまSDGs公認ファシリテーターグループの塚本充氏を講師に招き、夏休みの子ども向けイベント『あそんでわかる!カードゲームでSDGs』を8月に実施しました。小学生14人が参加し、カードゲームを通じてSDGsについて楽しく考える機会となりました。参加者からは「とても楽しかった」、「SDGsのことをもっと知りたい」という感想が寄せられました。

取組の方向性:子どもを連れて何度でも行きたくなる環境・施設を整えます

イベントや子育てサポートサービスを充実します

取組

  1. 子どもの発達段階に合わせたおはなし会を実施します。
  2. 子どもの発達段階に合わせた業務体験イベントを実施します。(7月、8月)
  3. 市民団体等と連携し、区民まつりで子ども向けのイベントを実施します。

振り返り

  1. 乳幼児と保護者を対象にした「親子おはなし会」を12回、一人でおはなしを聞ける子どもを対象にした「子どもおはなし会」を22回実施しました。また、読み聞かせボランティアとの協力により「土曜日のおはなし会」を10回実施しました。
  2. 7月に小学生を対象とした「図書館のお仕事体験」を3日間実施し、計25人の子どもが参加しました。図書館の役割やお仕事についての説明を受けた後、実際に窓口で貸出や返却のお仕事をしてもらいました。参加者からは「もっと図書館のことが好きになった」などの声がありました。8月には中学・高校生を対象とした「図書館でボランティア」を実施し、延べ6人が参加しました。返却された本を本棚に戻す、予約の入った本を本棚から探すなどの業務を体験してもらいました。参加者からは「本が届くまでには様々な図書館の仕事がかかわっていることがわかった」などの声がありました。
  3. 10月の区民まつりでは読み聞かせボランティアと連携し、「紙しばいでたのしむ! ほどがやのむかしばなし」と題して、紙芝居の実演を行い、約90人の子どもが参加しました。

積極的に伝えるプッシュ型の情報発信を行います

取組

区役所と連携し、『広報よこはま ほどがや区版』での児童書紹介及び紹介図書展示を実施します。(毎月)

振り返り

区役所と連携し、『広報よこはま ほどがや区版』での児童書紹介を12回実施し、紹介図書の展示も12回実施しました。

取組の方向性:子育て支援施設や学校、地域とそのつながりのなかで子ども・子育て世代をサポートします

同じ世代や、他世代との交流の機会をつくります

取組

子どもの発達段階に合わせたおはなし会を実施します。(再掲)

振り返り

乳幼児とその保護者を対象にした「親子のおはなし会」を12回、一人でおはなしを聞ける子どもを対象にした「子どもおはなし会」を22回実施しました。また、読み聞かせボランティアとの協力により「土曜日のおはなし会」を10回実施しました。(再掲)

学校図書館とともに子どもたちの読書と学びを支えます

取組

区内各校の事情に応じた学校支援事業を実施します。(学校司書研修、レファレンス、教職員向け貸出、学校図書館環境整備)

振り返り

5月に学校図書館研究会で新単元用の本の紹介をし、21人の教員が参加しました。6月に学校司書研修を実施し、区内の小中学校の学校司書29人が参加しました。レファレンスは34件、教職員向け貸出は1,218冊、学校図書館環境整備は2件を受け付けました。

基本方針2 あらゆる市民のための図書館

取組の方向性:あらゆる人が知識・情報にアクセスできるようにします

本に親しみ、深く知るきっかけをつくるため、幅広い本を収集し、蔵書を充実します

取組

  1. 年間資料収集計画にそった蔵書を構築します。(再掲)
  2. 寄贈図書を活用した蔵書を構築します。

振り返り

  1. 年間資料収取計画に沿って、大人向けの本について次のとおり蔵書を構築しました。

 ア 高額な基本書の買い替えや補充を進め、新たに72冊購入しました。

 イ 参考図書の更新と補充を進め、新たに20冊購入しました。

 ウ 古典や名著の文庫本の買い替えや補充を進め、新たに日本文学を164冊、外国文学を129冊購入しました。

  1. 寄贈図書を新たに1,788冊受入しました。

人と本・情報をつなぎます

取組

大人向け企画展示コーナーを運営します。(毎月)

振り返り

大人向け企画展示コーナーで、12回展示を実施しました。

取組の方向性:居心地のよい、居場所となります

一人でも、グループでも、行きたくなる・滞在したくなる、豊かな空間づくりを進めます

取組

館内環境を向上します。

振り返り

カウンター周辺の利用頻度の低い什器を撤去し、新たに荷物整理台を2つ、椅子付きの記載台を1つ設置しました。

取組の方向性:体験・交流・創造・発信の拠点になります

多様な体験や創造的な活動が行われる場になります

取組

大人の利用者を対象に、図書館の業務についてより深く知ってもらうために図書館ツアーを実施します。(9月)

振り返り

大人の利用者を対象に、司書が館内を案内する「大人向け図書館ツアー」を実施しました。14人が参加し、書架の各コーナーや、普段は利用者が立ち入れない書庫などを巡回しました。参加者からは「図書館が本を分類する際のルールなどを知ることができてよかった」などの感想が寄せられました。

読書と体験や活動をつなぎ、知識を実践したり、深めたりできる環境をつくります

取組

利用者用検索機の使い方講座を実施します。

振り返り

「本の検索機使いかた講座」を、1月及び2月に全2回実施しました。計14人が参加し、司書が参加者の質問や相談にマンツーマンで応じました。参加者からは「なんとなくは使えていたが、細かい機能は全く分かっていなかったので、とても有意義だった」などの感想が寄せられました。

基本方針3 まちとコミュニティのための図書館

取組の方向性:地域の魅力に出会える、まちづくりのプラットフォームになります

地域の特性に応じた、特色ある図書館にします

取組

保土ケ谷図書館懇談会を開催します。(3月)

振り返り

保土ケ谷図書館懇談会は3月に開催しました。

取組の方向性:地域や社会の課題解決を支援します

地域について学び、地域の課題を知ります

取組

神奈川県行政書士会及び区役所と連携し、高齢者向けに相続や遺言をテーマとした講演会を実施します。(2月から3月まで)

振り返り

神奈川県行政書士会及び区役所と連携し、遺言や相続、成年後見といった制度を解説する講演会「今から備える自分のこれから」を2月に実施しました。46人が参加し、地域ケアプラザ職員によるエンディングノートの説明の後、行政書士が老後の備えについて講演しました。講演終了後には、希望者を対象に行政書士による個別相談も行いました。参加者からは「自分でも遺言書やエンディングノートを書いてみようと思うなどの感想が寄せられました。

基本方針4 利用しやすい図書館サービス

取組の方向性:デジタル技術を活用し、いつでもどこでも利用できる図書館サービスを提供します

手続きやレファレンスのオンライン活用を進めます

取組

市立図書館で所蔵のない図書の予約(相互貸借予約)について、一部をオンライン化します。(3月まで)

振り返り

3月18日に、相互貸借(横浜市立図書館で所蔵がない図書を県内の公共図書館等から取り寄せるサービス)のオンライン申請を開始しました。

取組の方向性:図書館機能の拡張と、利便性の高い場所での図書館サービスの提供の両立を目指します

施設・設備の老朽化の状況を踏まえて再整備等を進めます

取組

エレベーターの更新工事に伴う関係機関との調整並びに利用者に向けた広報を実施します。

振り返り

工事開始2か月前から広報に努め、区役所、地区センター、業者との調整を密に行った結果、目立ったトラブルもなく、工事は2月下旬に予定より早く完了しました。

取組の方向性:積極的に情報発信を行います

SNS等の多様な情報ツールを活用した情報発信で、図書館との接点を増やします

取組

ホームページに加え、各種広報媒体を通じて図書館事業の情報発信を行います。

振り返り

イベント・企画事業の情報が、各種広報媒体に次のとおり掲載されました。

  1. 保土ケ谷区役所X(旧・Twitter):3回
  2. 横浜市公式LINE:3回
  3. タウンニュース(保土ケ谷区版):5回

図書館外に出向き、対面でも図書館や本の魅力を伝えます

取組

区役所、市民団体等と連携して、「ほどがや花フェスタ」でブックマーケットを実施します。(5月)

振り返り

区役所や市民団体等と連携して、「ほどがや花フェスタ2024」でブックマーケットを5月に実施しました。788人が来場し、約960冊のリユース図書を配布しました。来場者には、読書に関するアンケートに協力していただきました。

図書館を使ったことのない市民にも届くよう、施設や団体等と協力して発信します

取組

  1. 区役所と連携して読書活動推進講演会を実施します。(12月)
  2. 神奈川県行政書士会及び区役所と連携し、高齢者向けに相続や遺言をテーマとした講演会を実施します。(2月から3月まで)(再掲)

振り返り

  1. 区役所と連携して、小説家の天祢涼氏を講師に招き、「胸をえぐる物語を創る 作家の裏話」と題して読書活動推進講演会を12月に実施しました。300人が参加し、講師の語る創作秘話や、質疑応答などを楽しみました。講演終了後には、地域の書店と連携して講師の著作販売やサイン会も開催し、こちらにも90人が参加しました。参加者からは「読書への向き合い方が変わる講演会だった」などの感想が寄せられました。
  2. 神奈川県行政書士会及び区役所と連携し、遺言や相続、成年後見といった制度を解説する講演会「今から備える自分のこれから」を2月に実施しました。(再掲)

基本方針5 柔軟に変化し魅力がいつまでも持続する図書館

取組の方向性:地域で活動する多様な主体と連携、協働・共創します

様々なノウハウを有する、市民、団体、企業等と協働、共創を進めます

取組

  1. ボランティア向けの絵本の読み聞かせ連続講座を開催します。
  2. ボランティア、民間企業等と連携した事業の実施及び調整を行います。
  3. 区役所と連携し、保土ケ谷区読書活動推進会を運営します。(年3回)

振り返り

  1. ボランティア向けの絵本の読み聞かせ連続講座「まずはここから!絵本の読み聞かせのコツのコツ」を11月に全2回で開催しました。絵本の読み聞かせボランティア活動を実施している人や、これから始めようと思っている人が計19人参加しました。読み聞かせに使用する絵本の選び方、読み聞かせのノウハウなどを司書が講義した後、参加者が実際に読み聞かせを行い、司書が講評とアドバイスをしました。参加者からは「他の参加者の読み聞かせや講評を聞くのが楽しく、勉強になった」などの感想が寄せられました。
  2. ボランティア、民間企業等と連携し、「ほどがや区民まつり」での紙芝居読み聞かせイベント、「星天qlayフェス」での司書とのトークベント、「大人のための朗読会『ぱぴるす朗読の扉』」等、11の事業を実施しました。
  3. 読書活動推進会は第1回を5月、第2回を11月、第3回を2月に開催しました。

まちとのつながりのなかで、持続的に地域課題の解決を支援します

取組

  1. 区役所の事業と連携した企画展示を実施します。
  2. 団体貸出及びグループ貸出の利用を促進します。
  3. 区内読書関連施設の相談、連携体制を強化します。

振り返り

  1. 区役所の事業と連携した企画展示を4回実施しました。
  2. 団体貸出は、図書館情報システムの更新に伴い利便性が向上したことをPRしました。その結果、利用団体から蔵書検索が出来るようになったことについて喜んでいただけました。グループ貸出は、学童保育の来館時に声かけをした結果、新規登録につながりました。併せて「子どもおはなし会」への参加を促し、定期利用につなげました。
  3. 7月までに区内で図書施設を有するコミュニティハウス全4館に出向き、現況についてヒアリングを実施しました。また、子育て世代が身近で読書を楽しめる環境を整備するため、地区センター及び区役所と連携し、0歳から2歳向けの「絵本セット」全5種類を各地区センターで借りられるようにしました。

取組の方向性:変化し続ける図書館を支えるため、市の強みである司書を育てて活かします

変化に応じて、必要となる能力を身に付けます

取組

 司書のスキルの継承と共有化のため、研修等への参加を推進します。

振り返り

司書のスキルの継承と共有化のため、「選書実務研修」、「法務基礎研修」、「『行政運営の基本方針』の職員向け講座」、「『やさしい日本語』研修」といった多様な研修に職員が参加しました。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局保土ケ谷図書館

電話:045-333-1336

電話:045-333-1336

ファクス:045-335-0421

メールアドレス:ky-libkocho07@city.yokohama.lg.jp

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