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タンデム閉塞に対する血栓回収術 手技の検討
最終更新日 2023年5月18日
研究課題名
タンデム閉塞に対する血栓回収術 手技の検討
研究の目的・方法
目的
脳主幹動脈閉塞の10-15%に、頸部血管狭窄もしくは閉塞と頭蓋内血管閉塞を合併しているタンデム閉塞例があるとされます。その治療手技は複雑であることが多いですが、有効な治療手技は確立していません。
今回我々は、ステントリトリーバーと吸引カテーテルおよびPTAバルンを同時に使用することで、迅速かつ安全な再開通を得る、"Coaxial Method of PTA Balloon and Aspiration catheter using delivery wire of stent retriever for tandem occlusions" CoMBAt tandem occlusionsという手技を工夫しました。本手技は、機器を目的外使用するものではなく、通常目的で用いる通常診療です。
本研究では、上記の治療手技を用いて治療介入を行った症例を後方視的に観察し、有効な治療手技が確立していない、タンデム閉塞に対する治療手技について、検討します。
方法
上記の治療手技を用いて治療介入を行った症例を後方視的に観察します。
研究の対象
タンデム閉塞に対し、上記の治療手技で治療を行った患者について、カルテから、患者背景、治療経過、治療予後についての情報を収集します。なお、観察期間は、2020年1月から2022年7月までとします。
個人情報の取扱
本研究で得られたデータは、集計のうえ、発表する可能性がありますが、データを集計する際には個人情報はすべて匿名化し、個人の特定が不可能な形式にして取り扱います。
研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク
本研究は通常診療の範囲内であり、後方視的検討でもあるため、研究による新たなリスクは生じません。
お問い合わせ先
本研究に関するご質問・ご相談等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
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研究責任者(研究への利用を拒否する場合の連絡先)
〒235-0012 神奈川県横浜市磯子区滝頭1-2-1
横浜市立脳卒中・神経脊椎センター 脳神経内科
城倉 健
電話番号:045-753-2500(代表) FAX:045-753-2859
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